2018/11/03 - 2018/11/03
1988位(同エリア6057件中)
夕焼番長さん
2018年10月2日から2019年1月13日まで、来年(2019年)が没後450年にあたるブリューゲル(父)の作品を世界中から集めまくった大展覧会がここ、ウィーン美術史博物館(KHM)でやっているというので、現地の友だちと一緒に行ってみました。
これから行こうと思われてる方に参考になればと思います。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
友だちとの待ち合わせは、2018年11月3日(土)の15時半。
ブリューゲル展開催中は、いつもは月曜日定休のKHMが閉館日なしやってるのですが、それでも週末は混むだろうと予想してこの時間にしました。
開館時間はいつもどおり、10時~18時で木曜のみ21時までやってます。
入場時間指定のタイムスロットチケットが20ユーロで、いつでも好きな時に入れるチケが30ユーロ・・・ 日本円で4,000円です?! 強気だなぁ(笑)
でも、絶対に事前にネットでチケを買っておくべきです。
とくにスケジュールが変わりやすい旅行者の場合は高くてもフレキシブルチケをゲットしておいたほうが精神衛生上、いいと思いますよ。美術史美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
展示会場はこんな感じです。
正面から入って、クリムトの天井画がある大階段を登った先が入口です。
ここらへんって、もともとブリューゲル一家の作品が展示されていたエリアだったんじゃないかな?
タイムスロットで入場時間帯が決まってる場合は、早めに行っても入れないので、指定時刻まで常設展を見ていればダイジョブです。
(ブリューゲル展のチケ代には常設展の入場料も含まれてるので)
入口と出口は決まっているのですが、特別展会場内は行き来できるので、混雑してる部屋をスキップして、あとから戻ってくることはできます。
一度、会場に入ってしまえば滞在時間の制限はないので、閉館までいてもOKです。
ただし、いったん特別展会場を出て常設展に行ってしまったら再入場はできません。
ちなみに2枚の「バベルの塔」があるのはいちばん左角奥の第17室です。 -
会場を入ると「bruegel」ってサインが掲げられた壁一面に彼の作品がずらーっと展示されていて圧巻です。
-
有料のオーディオガイド(日本語はなし)がありましたが、会場入口横に解説ブックが無料で置いてあります(こっちも日本語版はない・・・)
でも、これがけっこう詳しくて、これを読みながら鑑賞するとよくわかりました。 -
とにかく、めちゃくちゃ人がいます。
この時点で16時くらいですが、たぶん早い時間はもっとすごいんだと思います。 -
写真を撮っていいのかギモンに思う方もいるかもしれませんが、KHMでは他の海外の美術館同様、フラッシュや三脚を使わなければ撮影は自由です。
でも、この特別展だけは借り物も多いので、一部作品には撮影禁止のマークがついてました。 -
この作品は、わざわざ額縁から外して展示してました。
-
どんな画材に描いているのか、真横から見ることができます。
-
絵画作品のほかにも、ブリューゲルの細かい描写を拡大図でみせたり、ブリューゲルがキャンバスを制作した道具や
-
色のつくり方とか、作画方法なんかのテクニカル面も強調されて展示してます。
-
油絵だけでなく、エッチングや素画なども展示されてて、同じ作品をいくつも制作して売りさばく、ブリューゲル家のビジネス手腕もうかがえます。
-
こんなのとか・・・
-
なんだろ? この独特の「ヘタウマ感」
-
ヒエロニムス・ボスの影響がよくわかる初期の作品も多数。
-
こんな超シュールなモノを描き込んでる先駆性っていうか、変態性がすごいなぁって思う。
-
途中まで見てて気がつきました・・・
-
今回、世界中に現存しているブリューゲル(父)の作品のうち、約半分を集めて一挙公開するという触れ込みでした。
名付けて、「一生に一度しかない展覧会」
とくに絵画にいたっては、約40点のうち3/4の30点を展示していると!
でも、よく考えたら、もともとKHMってブリューゲル作品に関しては世界一の所蔵数を誇っていて(たしか絵画は13点?)、だから今回展示している絵画30点のうち半分は常時、ここで見れるモノってことです。
さらに展示されているエッチング作品のほとんども同じウィーンのアルベルティーナにあるモノを移転しただけ。
・・・なんか、まんまとだまされた気分(笑) -
でも、さすがにこれは「一生に一度」かも?
2枚の「バベルの塔」を同じ部屋で見られるって・・・ -
大きなほうは常時、KHMに展示してますが、こっちのほうはロッテルダムの美術館所有。
最近、日本にも来てすげぇ話題になってましたよね。 -
無料の解説ブックには絵の中に何が書き込まれているかとかも説明しているのでおもしろいです。
-
これでもぜんぜん人がいない状態だそうです。
ピーク時には絵がほとんど見えないくらいらしい(爆)
でも、ちゃんと立ち止まって好きなだけ鑑賞できるからいいですよね。
日本なら「止まらずに歩いてください!」って、警備員に怒鳴られるから。 -
約2時間・・・ じーっくり堪能したあとはKHM、いや、オーストリアの至宝で門外不出の作品っていわれてるコレにご挨拶です。
フェルメールの「絵画芸術」
絶対に貸し出しをしないために、ウィーンに行かないと見れません。
それにしても、「Vermeer」って発音が難しくて、ぜったいに一発で通じたことがありません(爆)
オランダ語のとおりに「フェルメール」と言っても他言語圏では理解してもらえなくて、いろいろ試した結果、どっちかというと「ヴェァメァー」って感じでいったほうがわかってもらえる気がします。 -
最後はKHM内のカフェでメランジェ。
ここ、以前は老舗のゲルストナーがプロデュースしてたけど今は手を離れたらしい。
「世界一美しいカフェのひとつ」って、世界一なのか何んなのかわかんない評価をされてるみたいですが、とりあえずノーブルな気分にはなれます。カフェ (美術史美術館) カフェ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
この旅行で行ったグルメ・レストラン
ウィーン(オーストリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ウィーン(オーストリア) の人気ホテル
オーストリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
オーストリア最安
355円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
23