2018年夏休み9連休中たった1泊2日の岡山城巡り　③最後に岡山城＆後楽園だけ見て、今年の夏休み旅行は終了

2018/08/12 - 2018/08/13

夏休み1泊2日岡山城巡りもあっという間に最終編・・・ってもう季節は師走ですがこのままじゃ岡山旅行記が締まらないので勢いで書かせて頂きます。

最後、津山から岡山戻って岡山城だけ見て帰ろうと思ってましたが、セット券があり時間にも余裕があったので隣の後楽園も見てきましたので、その辺を合わせてまとめてみました。

そんな感じで、岡山旅行記最終編ご覧頂ければと思います。

エリア 岡山市(岡山)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー JALグループ JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ホテルズドットコム

津山から岡山へ戻る途中にある亀甲（かめのこう）駅の駅舎。名前そのまま。顔だけに目を奪われがちだが、屋根も亀甲柄しているらしい。
手前にある幟には「たまごかけごはん」の文字。どうやらたまごかけごはん発祥の地を名乗っているらしい。言ったもん勝ちの世界なんかな。

亀甲駅 駅

岡山到着。西日本名物、線路に垂直なベンチ。これで酔っ払いも安全ってか。

岡山駅 駅

市電に乗り換え。
市電のある街っていいよね。と同じセリフを何度も言っている私。

岡山駅前停留場 駅

2系統あるうちの、こちら東山線が目的の岡山城へ行く路線。表には桃太郎の似顔絵。そういや桃太郎の銅像見てないなぁ～。

路面電車 (岡山電気軌道) 乗り物

岡山駅から3つ目城下停留所にて下車。
岡山城。岡山後楽園口と書いてあり、間違えようがありません。

城下停留場 駅

停留所からは、秘密（ではない）の地下道が通っておりまして

城下停留場 駅

下へ降りると、そこは「しろちか」なるスペースが広がっており、こんな噴水も。

案内に従い進んでいきますと、川の右岸の奥に見えてきたのが岡山城。
橋を渡った左側が後楽園の緑。

兎にも角にも今回の目的岡山城へ。
岡山市って、後楽園の方がメジャーで、あんまり城っていうイメージ無かったけど、意外と立派な天守。

廊下門から城内へずずずいーっと入ります。
ここから先しばらくはすしざんまいならぬ城三昧となりますので、興味の無い方は20画像程飛ばして先へ進んで下さい。

岡山城は戦火でほとんどの建物を焼失したとの事ですが、唯一戦火を免れたのがこの月見櫓。名前は月見と風情がありますが、中は武器の貯蔵庫の使用されていました。

表書院には60を超える部屋あったそうで、その区画割りというか間取りが記されてました。こういう案内、今まで観てきた城では初めてで、好感が持てます（上から目線）。

表書院より天守を見上げる。
ホントこの日もいい天気ですんげぇ暑かったです。

表書院の中庭にあった泉水を復元したもので、実際発掘したものは地下に保存されているとの事。
泉水とは庭に造られた池の事で、自然の物を利用したり、人工的に水を引いて作ったものがあり、ここは備前焼の土管で給水していたそうです。

所々、地下へ降りる階段などが設置されていて

階段下りた所には、発掘調査で見つかった昔の石垣が展示されていたり、400年前からの土層の断面をそのまま剥ぎ取って展示していたりして中々の充実っぷり。岡山城結構やります。

それでは不明門をくぐって本殿・天守へ。

烏城公園 (岡山城) 公園・植物園

くぐった先には美しい天守が・・・と思いきや、何やら夜用のイベントの準備らしく城の前にはなにやら人工的な飾り付けがされていて、ちょっとというか相当興覚め。
まぁ、ボランティアの人達に罪はないんだけどさ～。

烏城公園 (岡山城) 公園・植物園

なので、人と飾りが入らんようにこの角度から。
烏城の名の如き黒い城。これだけ立派な城なのに何で知名度低いんだろ。
多分隣の後楽園が、知名度持ってっちゃってるんだろうな。

烏城公園 (岡山城) 公園・植物園

城だけで良かったのだが、隣の後楽園とセット券（560円）でちょっとだけ割引との事でついつい購入。とりあえず天守のてっぺんまで登ってみる。

烏城公園 (岡山城) 公園・植物園

当然、隣にある後楽園はまるっと見る事ができます。

この岡山城を築いたのが宇喜多秀家。
宇喜多秀家と言えば関ケ原では西軍の主力として戦うも、同じ豊臣一門の小早川秀秋の裏切りで壊滅、八丈島へ流刑となり、そこへ小早川秀秋が城主として納まったという次第。

烏城公園 (岡山城) 公園・植物園

鯱なめの後楽園。

烏城公園 (岡山城) 公園・植物園

鯱なめの・・・特になし。
鯱の右にある建物は岡山県庁。

私の横では、トランシーバー持ったボランティアの若者が、下の配置を細かく指示しておりました。この季節、岡山城では夏の烏城灯源郷なるイベントが開催されており、その1つ灯りのアートとしてキャンドルアートが飾られていたそうな。暑い中ご苦労様。

烏城公園 (岡山城) 公園・植物園

城内各階の展示をサラッとなめて、岡山城見物は終了。
ちなみに日本百名城スタンプは、岡山城入場券売場の所に設置されております。

烏城公園 (岡山城) 公園・植物園

橋を渡った向こうは後楽園。
城巡りが目的とは言え、やはり日本三名園の1つだから見ておかないとね。一応これで日本三名園制覇です。

橋から見る岡山城天守はなかなかの美しさ。
川に浮かんだボートは邪魔だけど。

橋を渡り、烏城門と呼ばれる南門より園内へ。こっちはどうやら裏門らしい。

門の先には緑が広がる広大な庭園。
完成したのは岡山城築城より後の1700年

園の真ん中にあるのが唯心山。約6mの築山で園内を一望できるとの事。後で上ってみます。

蘇鉄畑。城の近くで結構見かけるイメージ。

流店は中央に水路を通し、中に美しい色の石を配した建物で、かつては藩主が庭周りした際の休憩所として使用された場所ですが、今は外国人観光客の休憩所として使用されております・・・と言いたくなる位、外国人観光客多し。

岡山後楽園 公園・植物園

唯心山に登って園内を見渡してみる。
奥に見える建物が、後楽園の中心的建物の延養亭と能舞台。

岡山後楽園 公園・植物園

別の方向も見渡してみるが・・・何か見所が多いんだか少ないんだかよくわからんなぁ～。日本庭園って見て回るの案外難しい。

岡山後楽園 公園・植物園

庭園の向こうに岡山城が見える風景。
他にも庭園内色々見所はあるんだろうけど、個人的には、城が見える場所が一番のビュースポットになってしまうな。

と、園内を巡っていたら、なにやら怪しい雲が接近中。
雨に降られる前に避難しておくかという事で、後楽園から撤収します。

とりあえず城巡りの目的は達成したんでね。もう十分です。
岡山駅に向かいます。

城内から見るより、後楽園側から見る方がいいね。
あいかわらずスワンボートは邪魔だけど。

しろちかから電停停留所へ。
「電車のりば」の文字がなかなかの昭和スタイル。

市電に乗ってアッという間に岡山駅到着。
どうやら雨は降らずに済みそうな感じ。

岡山駅前停留場 駅

岡山駅地下通路にて。
今回の岡山城巡りで唯一行けなかった鬼ノ城。
ホントここ、車じゃないと行きようがないんだよね。
どなたか車のある方、私をここへ連れて行って下さい。

昨日に引き続き、岡本太郎作レリーフ「躍進」
旅行記冒頭で、桃太郎の銅像見てないなぁ～。なんて言ってましたがこんな所にありました。

岡山駅東口前広場 公園・植物園

飛行機の時間までまだ若干余裕があるので、どこかで軽くお茶でも。
駅ビル内は人が一杯だったので、西口抜けたANAクラウンプラザホテル建物内にあるカフェへ。

ザ・コーヒーバー グルメ・レストラン

アイスコーヒーと思っていたのですが、桃の文字が目に入ったので桃のドリンクなどを飲み、今回の旅を振り返る・・・なんて事はせず、ただただiPhoneの充電するのみ。

ザ・コーヒーバー グルメ・レストラン

飛行機の時間も近づいてきたので、バスに乗って空港向かいます。

発車10分前に乗り込んだが、結構な数の席が埋まってました。
窓側は空き無し状態だったので、仕方なく最後部の通路に面した席に。

30分程で岡山空港到着。失礼、岡山桃太郎空港到着。

岡山空港 空港

何か最近恒例となってきた、地方からの帰り便の出発遅れ。
もう40分位では不満言わない、無駄に経験をしてきた自分がここにいます。

岡山空港 空港

40分遅れで進むムーディーな雰囲気のJAL機内。
それに伴いアンニュイな機内サービス・・・なんてものはありません。

時間盛り返す事無く40分遅れで羽田到着。
まぁ無事に帰るのが目的なので、ネチネチと文句を言うのは止めよう（多分、今後も知らないうちに言ってる可能性有）

という事でようやくと言った感じで岡山旅行記終了。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港