２０１８　りんごを買いに長野へ

2018/10/27 - 2018/10/27

サボっていた旅行記を備忘も兼ねてアップしていきます。
毎年恒例の信州リンゴを買いに行く日帰り旅です。
毎年Ｍｕｓｔなのは、共和園芸農協直売所、善光寺、みすず飴。その他は毎年少しずつ訪問場所を替えています。
今年は、アグリ長沼→善光寺→共和園芸農協→萱（昼食）→飯島商店（みすず飴）→小諸懐古園　と盛りだくさんでした。
大好きなリンゴはお店で買っても、共和農協から取り寄せでもいいのですが、でもリンゴが枝がしなるほど沢山実を付けている様子を見るのは良いものです。
秋に信州旅行を考えている方の参考になれば幸いです。

エリア 長野

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

自宅を５：３０に出発し、近所に住む母の友人をピックアップ。
東京外環道路三郷インターから入り、関越道、上信越道を通り、長野まで。
途中上里のＳＡでサンドウィッチ購入し、イートインコーナーで朝食を済ませました。
まず本日最初のお買いものは、長野市内にあるＪＡの直売所「アグリ長沼」へ到着です。

アグリ長沼は９：００開店です。到着したのが、８：４０分位で、開店まで店先に並べてある「家庭用」のリンゴを物色。
時期的に「シナノスイート」「シナノゴールド」を小さな箱に詰めたものがたくさん置かれていました。
少々形がいびつだったり、表面全体の色付きがいまひとつだったりしましたが、とにかく安いしで、ご近所への御遣い物に使えそうな感じでした。
地元の方が、開店前からカートにいくつもの箱を積み上げていましたところを見ると、やはりお買い得なのでしょうね。

店内は、果物（この時は、リンゴと柿）、野菜、キノコや農産物の加工品などが種類豊富に置かれており、購買意欲に火が付きます。
都内で買うととても高い「紅玉」も手頃価格で販売しており、お菓子の材料に大量購入しました。
リンゴは１０種類以上あり買うのに迷うほど。試食が無いので、やはり試食してから買おうということになり、紅玉以外はスルーでした。

野菜もこんな感じで売っています。
そもそもここへ立ち寄ったのは、母と母の友人が「玉ねぎの苗木」を買いたいとのリクエストがあったからでした。昨年ここで買った「玉ねぎの苗木」が良かったそうで、美味しい玉ねぎがたくさん収穫出来たとの話。母たちは、真剣な面持ちで、苗木選びに精を出しておりました。

お買い物の後は、善光寺です。
参道の駐車場に車を停めます。

参道の上り坂を直進。
両脇のお土産物屋さんは帰りにして、まずはお参りを！

途中の蕎麦屋さん。
母の気を引いたのは、「ツルウメモドキ」。
黄色と赤は秋の色ですね。昔は自宅の周辺にも自生しているところがありましたが、最近ではそういったところも全く無くなってしまい残念です。

信号を渡ると質素な感じの提灯が。何だろ？

参道は、ゆるやかな傾斜が続きます。

この時、１０：００過ぎで、まだ人もそんなに多くありませんでした。
以外に少ないなー。

参道の寺社のもみじが紅葉していました。

参道が長い。

参門です。

犬を発見。
両方ともお散歩途中でした。犬種が同じらしく、飼い主さん同士で話が弾んでいらっしゃいました。
かわいいー！

本堂です。
善光寺は無宗派とのことで、仏教徒であればどなたでもどうぞとのスタンスなんだと聞いたことがあります。
早朝ですと、管主さまの「お数珠頂戴」が出来たりと、お寺と参詣者の距離が近い感じがします。

本堂は大きくて立派！

お参りを済ませて、横のお庭でちょっとだけ紅葉狩り。
京都の寺院とかと違い、立派なお庭が無いのが残念かな。

本堂を横から。
本堂内では、胎内めぐりも出来ます。

この奥をずっと進むと大きな駐車場があるらしいです。観光バスはそちらに駐車するらしいですね。
でも参道を楽しみたいので、我が家は正面側の駐車場を使っています。

お参りを済ませ、とりあえず一服しようということになり、
この看板に吸い寄せられ、参道のカフェへ。

「信州　里の菓工房」さんです。
本店は上伊那郡飯島町にあるそうで、こちらはその支店。
栗のお菓子がメイン。
やはり信州の秋と言えば、栗、くるみ。。。

店内はこんな感じでゆっくりお茶やスイーツがいただけます。
セルフ方式でした。

もちろん、物販もしており、
栗あんパン、モンブラン、クッキーなどなど、いろいろ欲しいものだらけ。

信州らしく木を多く使った店内は好感がもてます。

栗きんとんのテリーヌはお買い上げ。
栗大好きな私としては、全品買いたいところです。

やっとオーダーしたものが出来上がり（って、ソフトクリームも結構待たされた。。。）。
私は、栗のソフトクリーム。
確かに栗だが、でも芋に近いかな。。。

母は栗ぜんざい。
ぜんざいは抹茶付だったか、抹茶セットにしたのか。

母の友人は作り立てのモンブラン。
結構大きくて、大人の握りこぶしより大き目くらい。
「もう今年はこのモンブランで十分だわー」とのこと。
「私はあちこちのモンブランを毎週べています」とは言えなかった。。。

参門近くの信州味噌のお店「すや亀」さん。

ここで売っているチューブ入りの「焼きおにぎり用の味噌」が美味しいそうで、毎回ここでそれを購入します。
以前、雑誌の「クレア」のお土産特集にこの店の「味噌ロールケーキ」が掲載されていて、２年くらい前に買う気満々で行ったら既に製造中止となっていて、がっかりしたことがあった。
味噌味のお菓子って素朴さが出て美味しいんですよねー、復活してくれないかなぁー

毎回のお買いものスポット、八幡屋礒五郎。
七味唐辛子のお店です。
表には大きな唐辛子の飾りが下がっています。

七味唐辛子、柚子七味（マイルドで香りが良い）、一味唐辛子がメインですが、最近はハンドクリーム（効きそう！）とか、七味味のおせんべいなども売っています。最近はわざわざここで買わなくてもスーパーマーケットなどで買えるようになりましたが、やはり善光寺に来ると寄り込んで買い込んでしまします。
店内はお客さんでいっぱいでした。

お次は本日のお買い物のメイン「共和農協」へと向かいます。
これは途中のりんご畑で写した一枚。
もいで丸かじりしたい！！

一本の木で何個実をつけるのでしょうね。

１本あれば、ワンシーズン食べるだけあるのかなぁー（ちなみに一日一個以上は食べています。糖質なのにぃ。。。美味しいものは糖質だ！）

到着しました、「共和園芸農協直売所」です。
毎年１１月末に「フジ祭り」が開催され、その時は周辺の道路が大渋滞するとか。

こんな感じでいろいろな種類が袋詰めされて売っています。袋詰めはいわゆる規格外品（不揃いだったり、小さかったり）。
大きいものや贈答用などは在庫があれば１個から売ってもらえるハズです。

奥の方には試食コーナーがあり、販売しているリンゴはほぼ全種類試食できます。
試食は自分で切って皮をむいて食べるスタイルです。食べ比べして、自分の好きな味のものを買えるのがここの良いところ。
今年はシナノスイートの出来がイマイチだったようで、黄色い方のシナノゴールドを中心に買いました。シナノゴールドの方が日持ちも良いですしね。

家庭用にとコンテナ売りもしています。コンテナで買ったものは段ボールに移し変えてくれます。いろんな種類のMIXがあるといいなと毎年思うのですが、それは出来ないみたいです。
りんご好きなら一度は行ってみる価値ありの共和農協です。

あまりお腹は空いていないのですが、
信州まで来て蕎麦を食べないというのもね～ということで、
当初から予定していた、千曲市の「萱」へ。
字のごとく茅葺の蕎麦屋さんです。

千曲の造り酒屋さんがやっているお蕎麦屋さんなので、敷地が広く、とても立派。

店内では、お土産品もいろいろ売っているし、

当然、こちらのお酒や地場産のワインなども売っています。

表通りからはこんな感じ。
杉玉と藍染の素敵な暖簾が目印です。

こちらの主要銘柄みたいですね。「雲山」

天井は梁がむき出しになっていて、それもまたいい感じでした。

店内は満席で20分位待ったかな。
通されたのはお座敷でした。
座敷にテーブル席もあるようでしたので、足がお悪い方でも安心ですね。

母の友人と私はガレットをシェア

母はきのこ蕎麦。
両方美味しゅうございました。
でも、食べ過ぎで、眠くなりそう。。。午後の運転が不安です。。。

食事を終えて酒蔵の方を覗きに行ったら、奥の方に仕込みに使う酒樽がありました。

手前の休憩スペースには巨大な一枚板のテーブルがあって、
うちの母が感激していました。（感激するってことは欲しかったんだろうなー、売り物じゃなくて良かった！）

「萱」の後は、上田のみすず飴を買いに「飯島商店」へ。
写真の奥の方が上田駅です。駅から徒歩3分くらいのところにお店があります。

こんなかわいらしい看板が出ています。

建物はレトロで重厚。

店内も落ち着いていて、店員さんたちも丁寧に接客してくれます。
いつもは、ジャムを冷水で溶いたジュースをふるまってくださるのですが、この日は無かったなー。

ジャムは20種類以上あって、全部試食してから購入できます。
季節限定の物（この時は花梨）や信州らしいリンゴジャムなど、目移りしてしまいます。どれもとてもきれいな色に仕上げてあって、手間を惜しまず作っているのが伝わってきます。
みすず飴とジャムをついつい大量購入してしましました。
みすず飴も、ここでしか買えない作り立ての方が美味しいんですよー！

この日最後の訪問ポイント「懐古園」です。
ここへ来るのは30年ぶりかな。
もう日が傾きかけていましたが、紅葉も見頃になってきていてウキウキ！

駐車場に車を停めて、懐古園（小諸城跡）の中へ。
なぜか有名な三之門の写真を撮り忘れていた。。。
写真の右側が城壁。

歴史がある分、大木が多く、紅葉も見上げる感じです。

石積みの様子。武田氏の築城らしいが、昔の武将たちは、こんな大変なことをよくやったなぁーと感心いたします。城作るなら、灌漑工事でもやれば良かったのにと平和な時代に生まれた私は思うのでありました。

視界が開けてきたら、青空と紅葉が！

この辺りはまだこれから。

夕方近いせいか、人がほとんど居なくてゆっくり紅葉狩りが楽しめました。
翌週が3連休だったので、きっとすごく混むんだろうねー、と話しながら歩きました。

写真の一番奥まで歩きます。

行き止まりのところからは、千曲川が眼下に見えて、
「絶景」でございます。

夕日が差し込んで、いい感じでした。

ダムがあるんだねー。

遊歩道が整備されていてました。時間と脚力があれば結構楽しめるスポットの様です。

こんな東屋もあるし。

菊花展を開催中でした。

地元の方たちの作品です。

小品盆栽もあって、「売り物じゃないのね」と母が言い。。。おいおい買う気なの？

この辺は素晴らしかったな。

この木は色のグラデーションが凄かった。

駐車場へと戻ります。
母と母の友人が今日は楽しかったねーと言ってくれ、一日運転を頑張った甲斐があったと、私自身も嬉しくなりました。

駐車場の紅葉が一番赤かった。大木ではないところをみると、最近、綺麗に紅葉するものを選んでいるんだろうな。
でもやはり「真っ赤な紅葉」は美しいです。日本の秋の象徴ですよね。

つつじも真っ赤に紅葉。

車に戻って、一路自宅を目指します。
ナビは１９：３０着と表示しているけど、渋滞を考えると２１時帰宅かなー。
途中、キノコ汁に入れる豆腐を買うため、三芳のＳＡに寄り、
最終的には、読みが当たって、21時10分帰宅でした。

1日の走行距離は550キロ。
でも母が元気なうちは毎年連れて行きたいなと思います。
来年も行けますように！