高山陣屋と食べ歩き

2018/11/03 - 2018/11/03

高山朝市と高山陣屋を見学し、飛騨牛のお寿司などを食べ歩き♪
豆腐ステーキが有名な国八食堂でランチをしました。

エリア 飛騨高山・古川(岐阜)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

高山陣屋の前で解されている朝市。
テントの下でお姉さん達がお餅やリンゴ、漬物などを売っている。
輪島の朝市の方が活気があるな。

全国で唯一現存する代官所、高山陣屋。

そんな貴重な建物ならば、とりあえず見ておきたい！と朝一で出かける。

入場料を払ってすぐ、玄関。幕府の直轄寮だったので、葵のご紋がお出迎え。

枯山水は波模様。可愛い。

敷地内の井戸。

建物に入ってすぐ、内側にも波模様。
火事よけのゲン担ぎ？と思ったのだけど、それにしても派手。

「青海波（せいがいは）」といって、徳川の世が海の波のように終わり無くどこまでも無限に続きますように、と願ったものらしい。

庭に面している白州。

中はすごく広い。
高貴な場所は町民長屋とは比べ物にならない程天井も高い。

風通しもよく、足元が冷たい。火鉢があっても、絶対寒いに違いない。
雪深い場所のようだけど、冬はどうやって生活していたんだろう。

雪深い場所のようだけど、冬はどうやって生活していたんだろう。

こちらは御白州。いわゆる裁判所。
「おしらす」という呼び名の通り、普通は白い石が敷き詰められているけど、高山は海がなく、白い石が手に入らないので河原の石を敷き詰めたんだって。
さらに雪深い地域なので、冬でも使えるように、室内に設置されたとのこと。

拷問道具が展示されていて、当時を想像すると恐ろしいことこの上ない。
冤罪の人もたくさんいたんだろうなぁ…。

釘隠しのウサギさん。
長い耳で民の声を聴き、良い国にしていこうという心構えなのかな？

畳の縁がゴージャスなお部屋。こちらにも青海波。落雁みたいでかわいいなぁ。

火事よけのお守りかな？かわいらしい。

お風呂場。
綺麗好きだったのね。

中世は厳しい階級社会。身分によって使えるお部屋やトイレ、玄関までも異なり、畳の縁でさえ階級によってわざわざ変えてある。仕事が細かいよ。

大広間。公式の会議等で使われていたお部屋。3つあるけど、もちろん身分によって座る位置も決まっていた。

以前、こちらの場所で名人戦の対局が行われたとか。

女中部屋。
畳の淵もないし、朝日が差し込み寝坊しないようにと雨戸もなかった。ひどい！

トイレ。

男性用のトイレ。

お庭も綺麗。

世が世なら、こんな場所に足を踏み入れることなんてなかった。
現代まで残してくれた岐阜県にありがとうと言いたい。

年貢を治めていた蔵の屋根。板が重なっていて、不思議。

ちょうど張り替え作業（と呼んでいいのかな？）を行っている最中のようで、↑は板が綺麗だけど、↓は所々黒くなっている。

高山陣屋近くの「陣屋だんご」。
甘くない醤油味で、食感もお餅に近くて美味しい！
1本80円というお手頃価格もうれしい。

だんご屋さんの裏手には剣豪山岡鉄舟の像。
10代のころ、お父さんの仕事で飛騨に住んでいたんだって。

昔ながらの街並み。
お花がたくさんあって、気持ちいい。

お得な3種盛（1000円）。左から竹炭塩、生姜醤油、飛騨牛軍艦。
色んな味が楽しめて良い。
お皿が煎餅になっているのも、ゴミが出なくていいね。

こって牛のトロさしにぎり。2貫で1000円。
口に入れるととろける。飛騨牛バンザイ！

人気のわらび餅「いわきの早蕨（さわらび）」。
黒蜜ときな粉なしでも甘くて美味しい！
とってもプルプル！

飛騨高山まちの博物館。
無料の施設ということで、何気なしに入ってみたら意外と広い。
高山の歴史や祭り、文化などを学べる資料がたくさん並んでいた。
時間がなかったのでさらっと回ったが、じっくり見たかったな。

国八食堂・鉄板焼き豆腐（380円）。
外側カリカリ熱々の豆腐。
しっかり目の味付け。お豆腐でこんなにご飯が進むとは。

国八食堂・ホルモン（450円）。
ジュージュー言って、いい香り！
コリコリ！しっかり濃いめの味。ご飯がすすむ！

国八食堂・イカ焼き（1130円）。
ネギ塩。屋台のイカ焼きの上位版。めっちゃ美味いやつ！
テーブル上の全てがご飯泥棒！