香港★元朗へ行こう　久しぶりの村めぐり2　～元朗舊墟～

2018/10/11 - 2018/10/11

この日のお散歩は趣味の村めぐり。
行ったのは元朗の村です。

久しぶりに元朗舊墟、そして気になっていた
元朗駅前の村もちょこっと。
そして大同老餅家でパイナップル果肉入り
パイナップルパンを見つけておやつタイム。
最後の最後に大橋村がまだ存在しているか
確認してからMTRで帰宅しました。

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて、元朗舊墟にやってきました。

墟とは「市」のことで、村民たちが農作物を持って集まり売買した場所でした。康熙8年（1669年）、清朝が遷界令を中止すると、同年錦田進士鄧文蔚が土地を所有し、墟を設置しました。鄧氏はもともと元朗河口西岸にあった墩墟を西邊圍と南邊圍の間の土地に移転させました。これが、元朗舊墟です。

元朗舊墟は錦田、屏山一帯の農産物の集散地で、墟内の長盛街、利益街、酒街の3つの主要街道と、東門、南門の二つの出入り口には、様々な業種の店舗が102軒ほど軒を連ねていました。毎月3、6、9日、つまり旧暦の初三、初六、初九、十三、十六、十九、二十三、二十六、二十九日には墟の日で町は賑わいました。

20世紀初頭になり、元朗の町が次第に発展していくと、元朗涌（旧名水門頭」の川底がふさがり、内陸水運貨物は青山埠頭で荷を下ろしてから、再度陸路で舊墟に送られるようになりました。そのため、1915年新しく墟がたってからは、舊墟は次第にすたれていきました。

ガサゴソ音がするなぁと思ってみたら猫ちゃんたちがいました。

まだ人が住んでいるのかな？

古い建物が少しなくなっているような気がしますが、このあたりの建物はまだ残っていました。

このあたりから利益街。利益街には1900年以前に建てられた建物が数軒残っていて、まるでタイムスリップしたような気分になります。

利益街

利益街

この見上げた風景が好き。

利益街

道の左側は空き家が、右側は普通に人が住んでいるお宅が多いです。

利益街

縫製工場だったようです。

利益街

おめでたい感じがします＾＾

利益街

完全に駐輪場になっているような。

利益街

こういうベランダを見ると、ここから当時眺める景色はどんなものだったんだろう？と想像してしまいますね。

利益街

利益街

〇　同益棧

1899年以前に建てられた建築。香港に唯一現存する清代の宿。

利益街

こちらは取り壊されて壁しか残っていませんでした。

利益街

初めて来たときはこんな風に網で囲われておらずそのままでしたが、数年前からこういう風に網で囲われるようになりました。

レンガが新しいような。修復したのかしら。

利益街

変な感じで修復されちゃってます？

利益街

防火壁が切り取られているような感じ？

利益街

なんか前よりカオスになってる。

中はどうなっているんでしょ。

多分、長盛街。

長盛街

〇　晋源押

「押」は質屋さんのこと。1910年代に建てられた、香港に現存する最古の質屋。

長盛街

そばの小道入ると、古廟があります。

〇　大王古廟

長盛街

長盛街

村だと色々不便なことがあるんですね。

このあたりが南門かぁ。

関公や土地公などがまつられていました。

こういう建物に住んでみたいです。

元朗舊墟から出ました。

そして歩いて元朗の中心部へ。

〇　青山公路元朗段

このあたりの雰囲気も好き…

走っているのは軽鐵です。

〇　大同老餅家

老婆餅を買おうかと思ったんですが…

パイナップル果肉入りのパイナップルパン！のうたい文句に惹かれて（笑）、パイナップルパンを買ってしまいました。

手で割ったのでちょっと不格好な感じになっちゃいましたが、ちゃんとパイナップルの果肉が入っていました。これが正真正銘のパイナップルパンですね。

帰りは朗屏駅から帰ることにして、大橋村がまだ存在しているか見に行きました。

〇　大橋村

良かった、変わりなく存在していました。

おまけ。

帰りにスーパーによって思わず豆腐花を購入。家に帰ってからまたおやつタイム。マグカップは数年前に香港空港でもらったもので、かなりのお気に入り。先日マグカップをコトンと落としてしまい、取っ手が割れてしまいましたが、日本城でボンドを買って、無事に元のように戻りました。