2018/10/28 - 2018/10/29
120位(同エリア275件中)
かわらくださん
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紅葉と温泉を楽しみに、秋田・岩手を一泊二日でドライブしてきました。
本当はこの旅行、6月に計画していたのです。仕事が立て込みすぎてしまったために10月になってしまいました。でもその結果、紅葉を満喫することができました。塞翁が馬、ですね。
今回のドライブにはNexco東日本がだしている「東北観光フリーパス」を使いました。このフリーパスは土日前後の平日も使えるので、途中の乗り降りが何回かあれば十分元が取れます。
では初日の様子から。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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出発は日曜朝6時半です。到着地の天気は雨の予報。残念ですが、自然にはかないません。出発しましょう。
ルートは常磐道を選びました。東北道の日光方面への混雑を回避するのが目的でしたが、茨城にも「ひたち海浜公園のコキア」というキラーコンテンツがありましたね。忘れてました。
コキアに向かう車列と友部JCTで分かれて、そのまま北上。四倉PAで本日2度目の休憩です(1度目の友部SAの写真は撮り忘れました)。
ここまで来るとSA/PAでも紅葉が見られました。四倉パーキングエリア 道の駅
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続いて3回目の休憩は南相馬鹿島SA。仙台まであと少しですが、いわきから相馬までは片側1車線の対面通行なので、気が張って少々お疲れです。無理せず休憩します。2車線工事がそこここで実施されていますが、完成は当面先でしょう。震災の爪痕もまだまだ残っていることが、車窓からもわかります。一日も早い復興をお祈りします。
南相馬鹿島SAのセデッテ鹿島は、パンやお弁当がお安く買えてお得です。ついつい手を伸ばしそうになりましたが、お昼ご飯をしっかりいただくために今は我慢です。
セデッテは相馬地方のことばで「連れて行って」という意味とのこと。確かにまた立ち寄りたくなる施設でした。セデッテかしま 道の駅
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正午前に、仙台に到着。お昼ご飯はこちら「伊達の牛タン本舗 東インター店」にしました。お店自体は東京駅にもありますが、せっかく仙台を通過するので。こちらの店舗は高速インター降りてすぐそば、駐車場あり、という条件を満たす点がGood。
店舗内は広いですね。団体旅行の受け入れもしているようで、弁当とおひつ、お茶がセットされているテーブルが多数ありました。
いただいたのは極厚芯たん定食。ほくほくでおいしかったです。ただこちら、テールスープと麦飯はセットですが、とろろは別なのですね。当然セットに含まれていると思い込んでいたので、そこがちょっとオーダーミスでした。伊達の牛たん本舗 東インター店 グルメ・レストラン
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再び仙台東インターより高速へ。仙台北部道路から東北道へ抜けて、長者原SAへ到着。最後の休憩。ここからカーナビは築館ICーR4ーR398を示しますが、Google Mapは長者原スマートICー広域農道ー県道17号のルートを示しています。選んだのはGoogleコース。カーナビの案内を無視し高速を降りました。結果としてはこちらが正解。到着予想時刻が20分ほど短くなりました。道も快適で文句はありません。
R398に入って寒湯番所跡を過ぎると栗駒山への本格的な上りが始まります。幾度となくヘアピンカーブを曲がり進みますが、曲がるごとに紅葉の色づきが鮮やかに。長者原サービスエリア 道の駅
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峠を越えて秋田県に入ると、雨がパラパラと。本降りになる前に小安峡大噴湯を見物しようと思いましたが、駐車場へ入る車の列がすごいこと。宿からも歩ける距離ですが、そのまま車を走らせて、10kmほど先の三途川渓谷へ向かいました。
三途川渓谷 紅葉
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三途川渓谷にはちょっとした駐車場とトイレ、自動販売機があります。それ故なのか誰もいません。貸し切り!の気分です。こんなにきれいなのに、皆さんこちらまでは来ないのですね。
4年前、日本海側から鳥海山経由で小安峡を目指したときに偶然みつけて以来のお気に入りスポットです。 -
次に向かったのは泥湯温泉の先にある川原毛地獄。途中の泥湯温泉から硫黄泉の匂いがしてきます。
川原毛地獄 名所・史跡
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手前の駐車場に車を置き、少々道路沿いを歩くと到着です。
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湯沢市が設置した「危険」の看板がそこここにあります。雨も本降り。遊歩道もありましたが、遠巻きに見物することにしました。
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三途川渓谷からは大湯滝経由でここまで来られます。道々地獄がたくさんあるとのこと。元々霊場だったのですね。
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三途川に向かう歩道が見えます。傘さして歩いている方がいますね。頑張るなぁ。
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かつては硫黄を採掘していたとか。
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雨が激しくなってきました。雲の流れも速く、風も冷たいです。ちょっと早いですが、宿に向かうことにします。
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大噴湯まで戻ってきたら雨がやみました。しかも、先ほどまで沢山いた駐車場待ちの車がすっかりいなくなり、駐車場もガラガラ。ラッキー!ということで、車を止め、小安峡の遊歩道を降りて大噴湯へ向かいます。
小安峡 紅葉
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河原まで降りてきました。すでに湯気が立ち上ります。こちらはあまり硫黄泉の匂いがしません。小安岳の向こう側斜面とこちら側斜面ぐらいの地域差なので、温水の質は同じようなものだと思いますが、意外に違うのですね。
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崖の岩の裂け目から湯が吹き出ています。蒸気でめがねが曇ってしまいました。
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渓谷沿いに歩道は進みますが、ほどほどの場所で国道への登り道になります。
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国道に戻りました。歩道を駐車場へ戻ります。途中の紅葉。いい色です。
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川原湯橋です。小安峡の紅葉写真といえば、ここですね。大噴湯の湯気がすごくて、いい写真は撮れませんでした。でも満足です。
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本日のお宿、元湯くらぶへ到着です。4年前もこちらにお世話になったので再訪です。
お部屋はメゾネットタイプの「どうだん」。紅葉の時期なので空いていないだろうと思っていたのですが、30日前でも無事予約できました。たまたまキャンセルでも出たのでしょうか。ラッキーでした。小安峡温泉 湯の宿 元湯くらぶ 宿・ホテル
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お布団はすでに敷いてあります。気兼ねせず、のんびりできます。
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温泉は素晴らしいです。内湯、貸し切り風呂、大浴場と堪能しました。冷たい夜風と暖かいお湯が絶妙な加減でエンドレスに入っていられそう。
ただ、残念だったのが料理。味は問題ありません。季節の名物食用菊など特徴もあり楽しくいただけました。問題は配膳。一気出しの配膳はかまわないのですが、着座と同時に陶板と鍋の固形燃料を付けられてしまうと、先付けや刺身を食べる間がありません。ちょっと間を置いてほしかったです(後から考えれば、そのようにお願いすれば良かったのでしょうね)。それともう寒いので、しめが冷たい稲庭うどんなのはどうかと。 -
さて、2日目。朝風呂朝ご飯をいただき出発です。厳美渓から平泉を回ります。R398から県道282号で栗駒峠へ。朝から降っていた雨もやみ青空が見えてきました。
この辺はもう紅葉が終わってますね。
さてR342を一関へ出発、と思ったら通行止めです。災害復旧工事で須川高原から麓まで時間規制中で次の通行可能時刻は10時からとのこと。交通整理の方に、「R397から奥州市方面へ迂回した方がいいでしょうか?」と訪ねたところ、「あと30分もしないで10時になるから、待っていた方が早い」との回答。ありがとうございます。なお、休日は規制していないとのこと。事前リサーチ不足でした。須川高原 自然・景勝地
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待ち時間をつかって、プチ散策。といっても外気温5度で風がビュンビュン。自ずと足が温泉の湯気が出ている方に向かいます。
岩手側にある須川高原温泉。こちらも硫黄泉。露天風呂があります。無料の足湯も。手を浸すとちょうど良い湯加減。でも手を湯から出すと体温を奪って逆に冷えてしまいました。一度浸かったら二度と出られないかと思い、足湯はやめです。 -
少しだけ(5メートルぐらい)、源泉のほうへ登ると神社がありました。お社の脇からも温泉が湧いています。
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実にいい感じです。
そうこうしているうちに10時。10時半には再び通行止めになるため、迅速に出発です。 -
つづら折りを下り続け、道の駅 厳美渓へ到着。紅葉がいい感じで紅葉していました。
道の駅 厳美渓 道の駅
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せっかくなので、厳美渓まで歩いて散策。道の駅からだと10分ぐらいです。ここは谷をまたいで団子が輸送されることで有名。空飛ぶ団子、見てみたかったですが時間も限られていましたので先に向かいます。
厳美渓 自然・景勝地
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昼前に平泉へ到着。中尊寺の公営駐車場へ車を止め、お昼ご飯をいただきに、徒歩10分ぐらいの地水庵へ。
道路からはお店が良く変わらなかったので、徒歩で向かって正解です。
お店の入り口には「大人のそばや」「二人でやっているので時間がかかります。急ぎの方は出直してください」との張り紙が。中へ入ると先客が4組ほど。メニューは粗挽きの「古代そば」と中粗挽きの「せいろ」の2種類にそばがき等のつまみが少々。古代そばをいただくことにしました。
オーダ後到着した3組ほどで満卓。次に来られた方は「1時間近く待ちになりますがよろしいでしょうか」と言われており、皆様引きかえされていました。
1時間かぁ、と思っていたら本当に提供まで50分ほどかかりました。すりおろしたわさびに、ネギ、塩が薬味でつきます。そばの丈は少し短めですが、味は悪くなかったです。地水庵 グルメ・レストラン
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中尊寺に引き返し、金色堂を目指します。
中腹から平野が見えます。芭蕉が「兵どもが夢の跡」と詠んだのはこんな眺めでしょうか。中尊寺 寺・神社・教会
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参道途中の紅葉。
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金色堂は撮影不可でしたので、代わりに能楽堂です。こちらも風情があって素晴らしいです。
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拝観のをすませて帰途につきます。
14時半出発。一関で給油して21時前後に自宅に到着しました。東北道が事故で通行止めのため、帰りも常磐道経由。休憩は南相馬鹿島、中郷、守谷の各SA。走行距離は1000km弱でした。途中のSA/PAで食事しようかとも思ったのですが、結局自宅まで走りきってしまいました。
少し強行軍だったかもしれませんが、楽しい紅葉狩りの旅になりました。
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