新婚旅行でプライド・オブ・アメリカ【4】～ハワイ島コナ散策～

2018/10/06 - 2018/10/16

2018年10月新婚旅行で「プライド・オブ・アメリカ」に乗船してきました。
今回はクルーズ5日目、ハワイ島コナへ。コナではアクティビティに参加せず、気ままな街歩きと、夜はクルーズ内のレストランでディナー。５日目はあまり風景写真を撮っていないので、船内のレストランの感想などを中心に載せています( .＿.)φ


【過去編・続きはこちら】
出発編：https://4travel.jp/travelogue/11413334
マウイ編:https://4travel.jp/travelogue/11414304
ヒロ編:https://4travel.jp/travelogue/11416061
カウアイ編：https://4travel.jp/travelogue/11420986

【船内情報】
アクティビティ＆レストラン情報：
http://4travel.jp/overseas/area/north_america/hawaii/honolulu/transport/10416269/tips/13375894/

エリア ハワイ島(ハワイ)

5日目朝ハワイ島コナに到着。今日も快晴です！

コナは港が小さいため、クルーズ船は着岸できません。写真左下に写っている「テンダーボート」という約100人乗りのボートでカイルア・コナまで移動します。が、これがなかなか厄介なのです！

前日に受け取った船内新聞の「コナの下船手続きについて」。

“7:00～7:45の間に出発されたい方は直接3階中央下船口へ”と書いてあります。逆に”7:45～11:00に出発したい方は整理券を受け取ってください”とのこと。

せっかちな私（妻）は「整理券をもらって下船を待つのはしゃらくせえ！朝早いけど、7:00～7:45の間に出発しよう」と旦那を急かし7:30前に3階に向かいましたが…

なんと数百人の大・行・列！！！4階の客室まで長～い列ができていました。

しかも並んでいる間に7:45を過ぎ、
このまま並んでいても本当に下船できるのか？それとも7:45を過ぎたらチケットを持っている人が優先なのか？下船できたとしてもいつ下船できるのか？下手したら1時間以上このまま立って待つのか？

……などと考えたら、待つのが嫌いな私はイライラがピーク。

「も～ディズニーランドじゃあるまいし並びたくない！整理券がいらない11時過ぎてから下船するっ！部屋戻る！！」と部屋に返ることにしました。

旦那よ、その節はスミマセンでした<(_ _)>

部屋に戻って11時まで寝ようと思っていたのに、今度は整理券を持っている人の呼び出しの放送が10分おきくらいに流れ、めちゃくちゃうるさい。


※結局一番確実な下船方法は「6:30から配布される整理券を一番最初にもらい、7:45に下船する（そのためには6時過ぎには6階にいて並んでおかなくちゃダメ）」のようです…コナでレンタカーなどを予約する場合は、余裕を持った方が良さそうです。ちなみにアクティビティの方は整理券なしで下船できます。

11時を過ぎたので下船。人はずいぶん減りました。

よくよく思い出したら、昔アジアクルーズに乗った時は下船で待たされた時間がもっともっと長かったことを思い出しました。レストランや階段で待たされ、待ち時間が長くて読書をしていた記憶も。他の船と比べればプライド・オブ・アメリカは相当下船がスムーズだと思います。

（ちなみにアジアクルーズでは三崎亜記さんの『失われた町』を読んでました。今回の旅のお供は濱田マハさんの『キネマの神様』です。）


さて、この写真は必ず下船口にある案内板。カイルア・コナからの最終のテンダーボートは17時、とのこと。

いよいよテンダーボートに乗り込みます。ライフジャケットをつけているのは係員。お客は身ひとつで乗船できます。

10分ほどでカイルアコナに着きますが、結構揺れます。

カイルア・コナに到着したのは12時前。

すでに帰りのボートの乗船場には行列ができていました。午前のアクティビティを終えた人が戻ってくる時間なのかな？と思いましたが、そもそもテンダーボートの数が少ないようで乗下船場は常に行列ができていました。

さてコナでは、この海沿い（黄色）のアリ・ドライブを散策します。ABCマート、土産屋、レストラン、ホテルなど何でもそろっています。が、公衆トイレがほとんどありません（レストランには大抵あるが、レストラン利用者しか使えない）トイレを見つけたら必ず入っておくことをお勧めします～。

下船してすぐ右手に見える小屋のようなもの。「カマカホヌ国定歴史建造物」というカメハメハ大王の王位引退後の住居後だそう。

ABCマートを冷やかしながら海沿いを散策します。遠くに我らがプライド・オブ・アメリカが見えました。

アップ写真。逆光なのが残念です。

途中お腹がすいたので、海沿いのサブウェイでお昼。

日本のよりもサイズが大きいので、サンドイッチもレモネードも旦那と半分ずっこ。これはサブウェイからの眺めです。隣には「日本語メニューあります」と書かれたタイ料理屋さんもありました。

私達はずっと「海綺麗～、いい天気～」と言い合っていたせいか、街の写真が一枚も撮っていなかったことにこれを書いていて気づきました（;ω；）

コナ散策について詳しく知りたい方はこちらのサイトがおすすめです。
https://www.alohakumax.com/bigisland/kona.html


コナを歩きながら、海沿いの街のどこかの町に似てるなぁ…と思い返していたのですが、マレーシアのペナン島によく似ていました（多分バトゥ・フェリンギ）。開放的で明るい観光客向けの街の作りがよく似てる！海はハワイ島の方が全然綺麗ですけどね。

旦那が「GeogleMapによると、海沿いに人気のアイスクリーム屋さんがあるみたいよ」というので行ってみました。

その名も″ジプシージェラート”。旦那はコナ・コーヒー、私はクッキー＆チーズケーキみたいなものを頼みました。

お味は、美味しいけどかなり甘かった。リリコイとかベリーとか酸味のあるフルーツにすればよかった…と後悔しました。プライド・オブ・アメリカのプールサイドのアイスクリームの方が美味しく、甘さ控えめで日本人向きだと思います。


余談ですが、本当に美味しいジェラート屋さんは、温度管理のためにジェラートにフタがされている（客寄せのために冷凍ケースに美味しそうに盛られている店より、フタされていて中が見えない店の方が本格派）、とイタリアに料理留学していた友人が言っていました。私としては「試食をすすめてくるジェラート店は大抵美味しい」と思っとります。

アイスを食べて道を折り返し、ぼちぼち港に戻ることにしました。

港のすぐそばには20mくらいの小さなビーチもあります。水着に着替えてテンダーボートに乗り、水着のまま街を闊歩し、水着のままクルーズに帰る人もいました。そしてやはり水着のまま、11階のアロハカフェでご飯を食べる人も。プライド・オブ・アメリカって、クルーズの中でもトップクラスで服装規定が緩い気がします。

帰りのテンダーボードもやはり20分待ち。待つ間も、途中まで屋根がなく日焼けしました。日傘を持ってくればよかった…！

ボートに乗り込み、コナを後にします。白い建物はコナのシンボル、モクアイカウア教会。
さよならコナ！

ボートの中で実は私、
「コナではベストを尽くせたのか？コナを最も満喫する観光は本当に街の散策だったのか?」
と自分に問いかけ「否、ハイキングやシュノーケルでコナの大自然を満喫した方が楽しかったのではないか……」と悶々としてました。

が、旦那は「この町、一番好き～！のんびりできた～！」を連呼していたので、だんだん、まぁいっかという気持ちに。


いつもベストを追いかけてばかりの私と、あるがままを受け止め現状を楽しむ旦那と、なんだか人生の縮図を垣間見た気持ちでプライド・オブ・アメリカに戻りました。

本日のタオルアートはカニ！

船は17：30頃出航。
いよいよ最後の島カウアイに向かいます。この日は、水平線に沈む夕日が見ることができました。

さて、本日の夕食は7階リバティ。フロントで20時から予約しました。

7階リバティは無料レストランですが、コース料理形式で予約制です（空いていれば予約なしでもが入れる）。さらに入り口にドレスコードの規定が書かれています。

【服装規定】
当レストランでは、リゾートカジュアルの着用をお願いしております。半ズボン、Tシャツ、野球帽またはサンバイザー、ビーチウェア、ビーチサンダル、色褪せたデニムはご遠慮ください。

女性：スラックスまたはジーンズ、ドレス、スカートとトップス
男性：スラックスまたはジーンズ、襟付きシャツとつま先の閉じた靴
お子様：12歳以下は、素敵なショートパンツの着用を歓迎します
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色落ちしていなければデニムもOKなんですね。半ズボンはNGとなっていましたが、実際は半ズボンの男性はかなりいました（それしか持ってきてないんじゃなかろうか）

私は用意してきたワンピース、旦那はジャケットと9分丈パンツで、いざ入店。予約レストランはこれが初めてなので期待で胸がいっぱいです。

テーブルに着くと、ウェイターさんが「僕が担当の〇〇です、よろしく～！」と挨拶してくれました。

日本語メニューをもらい、まずは前菜。
旦那はオマール海老のビスマルクスープ。お味はまあまあ普通。

私の前菜はカマンベールチーズフライ。

カマンベールチーズフライって、日本の居酒屋でもよくあるけど、アツアツのチーズがトロっと溶け出して美味しいよね！と期待したのに、あれ…？チーズが溶け出さないし、なんかぬるい。肝心のチーズも、味がほとんどしません。

前菜その２、海老のタルタル。

見た目はフランス料理風…なのに美味しくない。というか味がぼやけていてよく分からない。

私の前菜その２、生ハムとメロン。

これは外しようのない料理でしょ、と思ったら、メロンが固いッ…！全然甘くないッ…！！
美味しいメロンの入荷が難しいなら、甘いパパイヤだって良かったはず。果物の甘さと生ハムの塩気のマリアージュを楽しむ、そういう料理だったはずッ……！！！

旦那のメイン、アメリカンステーキ。

旦那「肉が水っぽくて熟成してない。ソースは焼き肉のたれを不味くしたみたい。」　

私のメイン：仔牛のラグーのタリアテッレ

私：「味がしない。麺が茹で過ぎ…」


ここまで来て、私達は「リバティ」と相容れることができない！と気づき早々に引き上げることにしました。ウェイターさんには「デザートを食べないなんてもったいないよ！」と止められましたが、逃げるように退店。

そして11階アロハカフェに移動。
私はいつものクレープを。旦那はケーキをいただきました。

そして私達は「アロハカフェ最強だね…」「うん、自分で料理も量も選べるって最高だね…」という結論に至りました。

アロハカフェは大衆的なブッフェですが、コンセプトが日替わりで（イタリアン、アジアン、メキシカン等）メニューも毎日変わり、飽きません。ケーキも大抵甘すぎて美味しくないですが、たまにびっくりするくらい美味しいケーキが混じってます。

焼きたてのピザ、目の前で作ってくれるパスタ、時間限定で出現するクッキーやサンドイッチ…ああ、もう一回食べたいなぁ。

ちなみに船内の各レストラン情報はこちらにまとめてあります。
http://4travel.jp/overseas/area/north_america/hawaii/honolulu/transport/10416269/tips/13375894/

「オカエリ！君達ニハ、アロハカフェガオ似合イダヨ」

「明日モ明後日モ、ココニオイデヨー！！」


ハワイアンカフェで腹を満たし、部屋に戻りました。明日は一番楽しみなカウアイ島に上陸です。

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◇◇◇旦那’s振り返り◇◇◇
海沿いの町やビーチ、白い教会が、自分が想像していた"ハワイ"に一番近くとても好きでした。ホノルルに比べて日本人が少ないところも良かった。

クルーズ内のレストランは、やっぱりアロハカフェが最強?( 'ω' )?

【過去編・続きはこちら】
出発編：https://4travel.jp/travelogue/11413334
マウイ編:https://4travel.jp/travelogue/11414304
ヒロ編:https://4travel.jp/travelogue/11416061
カウアイ編：https://4travel.jp/travelogue/11420986

【船内情報】アクティビティ＆レストラン情報：
http://4travel.jp/overseas/area/north_america/hawaii/honolulu/transport/10416269/tips/13375894/

この旅行記へのコメント （2）

• 三峰さん 2018/11/10 16:15:08

  ハワイ島いいですよね

  街を歩く人がニコニコと笑顔だったりしてコナでの散策は私も大好きです。散策の途中にプライド・オブ・アメリカを何度か見たことがあります。写真にも撮りました。傍から見ると豪華で快適そうなんだけど色々あるんですね。テンダーボートでの乗下船がこんなにも大変だったとは！
  
  それにしても海と空の色がきれいなのが羨ましいです。私が行ったときはヴォグがきつくてこんなきれいな景色は見てないんです。火山が落ち着いててラッキーでしたね。

  723さん からの返信 2018/11/11 01:58:19

  Re: ハワイ島いいですよね

  三峰さん様
  コメントありがとうございます！コナは確かに親切で陽気な人が多かったです！
  
  クルーズは、実はそんなに豪華ではなくて3つ星～4つ星のホテルに泊まってる感じでした。
  
  火山が落ちついててラッキーでしたが、本音を言うと3日目のヘリコプターから燃え滾る炎を見たかった気もします。ワガママですね(^^;)
  
  もう一度じっくりコナに滞在してみたいです。