平成30年5月19日　岩船寺・浄瑠璃寺行

2018/05/19 - 2018/05/19

季節外れの備忘録。
私の旅行記を読んでくださった皆様、ありがとうございます。
今年の初夏の頃、会社の友人に誘われてこの歳（53歳）になって初めて定期観光バス（半日）で旅しました。

エリア 木津・加茂(京都)

時刻を担当している私の勘違いで一時間早く着いてしまい、奈良県文化会館の前のベンチで時間つぶしをしているところに、鹿さんが来ました。
奈良をいっぺんに好きになったんが、この鹿です。
鹿と人間が共に生きている空間。
奈良の大らかさがそれに輪をかけているようで、不思議な空間です。

南山城にある岩船寺さんです。
失礼ながらまったく存じ上げませんでした。
奈良から30分ほどですがここは京都府。
バスガイドさんもここは奈良（大和国）の影響が濃いですって力説していました。
この日も天気に恵まれてよかったです。

紫陽花の咲く前の初夏のころで、緑が鮮やか。
樹々に守られるように三重の塔がそこにあり、思わずさぶいぼが出ました。
なぜ、ここにこのようなお寺さんがあるんか。
興味はつきません。
先ごろの台風で被害はなかったんでしょうか。

阿字池越しの本堂。
夏には蓮の花が咲くんかなぁ。
やはり仏様はしかるべきところに鎮座されて、人々の祈りや願いとともにあるんが本来の姿だとこの時、肌身で感じました。

本堂でお坊様の講話を聴いていたら、時間がなくなりばたばたしました。
慣れていません。
見るべきものが多いのですが、見きれませんでした。

岩船寺、浄瑠璃寺付近は当尾（とうの）って呼ぶそうで、勉強不足で全く知りませんでした。
来年の気候のええ時期に、ゆっくり一日かけて散策しよう。

次は浄瑠璃寺です。
岩船寺もそうでしたが、思ったよりも小さな門です。

横長の本堂。
このなかにおられる仏様もすばらしかった。

本堂前から池越しに三重塔を望む。
浄土式庭園とか言われるそうですが、理屈とかでないこの雰囲気。

浄瑠璃寺の三重塔。
岩船寺とまた違う趣き。

三重塔から本堂を望む。
ええなぁ。

浄瑠璃寺の本堂入り口にいた猫。
後頭部がかわいい。

短い旅を終え、帰路につく。
近鉄奈良駅までは、ほんの三十分ほどでしたが車窓の風景を見ながら充実感につつまれていました。
日本にはほんとうに素晴らしいところがたくさんある。

岩船寺参道での購入品です。
梅干100円。うすい豆200円。
どちらもおいしかった。
特にうすい豆は新鮮で、何回も豆ごはんでいただきました。
今の季節はなにがあるんやろうか。
そういえば、ガイドさんが春になると観光どころではなく、タケノコ一色で人が来ると言ってたなぁ。

今度はどこ行こうかな。