2018/10/26 - 2018/10/26
186位(同エリア576件中)
motogenさん
- motogenさんTOP
- 旅行記391冊
- クチコミ1件
- Q&A回答3件
- 438,632アクセス
- フォロワー44人
『遠州横須賀街道ちっちゃな文化展』に来ています。
最初は何だろうと思った文化展ですが、意外とこれが面白くて、足取り軽く歩き回っています。
その続きです。
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
昔からの建物が並ぶ街並みには、割烹旅館まであった。
この地に客があるのかと考えてしまうが(いらぬお世話か?)、有名作家が逗留しても似合うような建物だ。 -
中ではミクストメディアと呼ばれる不思議な絵画が展示されていて、これが伝統日本家屋の薄暗い部屋にあると、幻想的な気分に浸ることになる。
凄い絵画だ。
しばらくじっと見守る。 -
町中に学生たちが現れた。
横須賀高校の下校時間となったらしい。
女学生というものは、何と楽しそうに歩くものか!
と横眼で眺めながら、 -
小石の置物を路上で売っている店をひやかし、
-
陶磁器を眺め、
(食器は割れないプラスチックで良い、という私のような不埒な者が鑑賞しては失礼だろうが) -
立ち止まったのは、またまた木彫りの職人さんの面前で、
今は針金の海老造りに取り組んでいて、完成した海老が天井から吊るされている。 -
机の上には、細かな細かな彫刻作品が陳列されていて、お値段が4~7万円。
制作に要する日数が10日というから、不通の人だったらやってられないお仕事だ。
これだけで食べていけるとは思えない。
そんな尊い職人さんに、制作の仕方などを聞けるのが、この文化展の良さだ。 -
そしてまたも、鳥居があって、奥にあるのが三熊野神社。
三熊野神社大祭 祭り・イベント
-
神社の前に『三熊野神社大祭』を紹介する展示場。
なんとこの小さな町に、13台もの屋台があって、祭は無形文化財になっている。
留守番のおばさんに話を伺うと、祭りの起源は横須賀藩が参勤交代時に、江戸の神田から分家したものだと言うではないか。
神田は道路事情で屋台から神輿に変わってしまったが、昔の屋台の形式がこの町に残っていて、 -
神田の祭には、この町の人たちが招待されるらしい。
総彫りの屋台、山車人形、天幕、鍋蓋・・など、伝統ある文化財を維持していくのは大変だろうが、この町で育った子供は大の祭狂いになるといい、多大な負担にも文句は言わないのだそうだ。 -
見るからに古民家らしい古民家があった。
その中に上がらせていただく。
外観と違って室内は端正で、汚い足で汚してはいけないと、遠慮がちに歩くような部屋だ。 -
照明を落とした奥の部屋に、
-
黒光りした漆塗りのつづら箱が置かれていて、
-
中をのぞくと、銀色に輝く異世界が見えた。
これは何だ! -
もう一つのつづら箱の中は、赤い異世界が瞬いている。
古民家と前衛芸術の組み合わせ・・
良く考えられている。 -
そんな別世界があると思えば、お菓子と雑貨を並べた大衆的な店もあり、
(地元の人が自宅の前や庭先で、臨時の商売をしているようだ。) -
ここでは美術高校の講師の先生が、油絵を展示していた。
-
単純な構図、単純な色彩、
それなのにこんな見事な絵になるのか・・
塗料の匂う鼻先から、遠くから、何度も何度も観察し、
「こんな絵が描けたらいいな・・」
と話を聞いて勉強する。 -
このガレージでは、スケッチ風の絵だ。
良く見れば、鉛筆で走り描きしたような作品なのに、その線が生き生きと躍動していて、
う~ん! とうなってしまう。 -
「何気ない線なのに、こんな立体感ある絵になるなんて、さすがはプロですね・・」
と話しかけると
「素人の暇つぶしですよ。自分の子を幼い頃から描き続けていて、その子は今中学生・・」 -
と応えてくれたのは、 ピンクのシャツが良く似合うお母さん。
「この町の文化展への出品は無料で、食事やら飲み物も提供され、それで、私なんかでも参加できて・・」
「申し込むと、会場に空きがあれば抽選で・・」
「参加資格は、『独自なのもの』、それだけです。」
この文化展への理解が深まってきた。
この町の地域起こしのアイデア、なかなかのものだ! -
地元の人は自由に販売所などを開くことができるようで、ここはメダカの販売所。
メダカにもたくさんの種類があることが分かったが、 -
まさか、町中を流れる小川で捕ったメダカではないだろう。
-
ここは手芸のフリーマーケット。
全て右端に座っているお婆さんの作品で、お歳は90を超えると聞いて、
通りかかったお客さんは足を止めて、お婆さんと握手しながら購入している。 -
香ばしい匂いがしてくると思ったら、大判屋さんだ。
人だかりがしている。
1つ100円と良心的な価格で、学校帰りの高校生も並んでいる。 -
ハロウィンが近いためか、カボチャの提灯を眺め、
-
往年の美人女優たちの写真にうっとりし、
-
飛び込んだ家には水彩画。
フランスの港に停泊する漁船や、小型・中型の船が、こと細かく描かれている。
真似をして描いてみたいけど、こんなに精密な絵は、無理だ。
尋ねると、一つの作品に2カ月はかけているとのこと。 -
作者は三重県のおじさんで、観光協会から頼まれて、紀伊半島のジオパークの絵葉書を作ったことが、地方新聞に紹介されていた。
橋杭岩、古座の一枚岩、那智の滝、神倉神社の大岩、花の窟・・
こんな絵を描きながら旅かできたら、素敵だろう。 -
「二胡コンサート」や「琴と尺八コンサート」「JAZ&POPSライブ」「ふれあいコンサート」など音楽会場もあり、
「うまいもん市」「きものでおさんぽ」のポスターも見え、
古民家とマッチした、遠州横須賀の文化展でした。 -
まだまだ見ていないエリアもあるけれど、4時を過ぎると人通りも少なくなってきた。
提灯に灯がともる夜も綺麗だとういけれど、 -
駐車場に戻って、歩いた町をもう一度空から眺め、帰ることにします。
近くにこんな素敵な町があったとは、
大発見の日となりました。
https://youtu.be/mkKb0xzQa_8
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 遠州横須賀街道 ちっちゃな文化展・・って何?
0
32