2018/10/17 - 2018/10/23
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Pontakaiさん
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旅行日程の全体は10月17日~23日までの6泊1週間で、釜山、大邱に滞在しました。釜山は初日宿泊だけと帰国日前日に滞在宿泊し、4泊は大邱市内に宿泊しました。
本レポートは18日の大邱市から約1時間半ほどの山間部にある海印寺訪問の報告が中心です。この古刹には仏教経典の木版『高麗八万大蔵経』が特殊な造りの書庫に格納されていることでも有名です。世界遺産に指定されています。
秋色の深まり行く中、お天気にも終日恵まれ爽やかなやや冷たいそよと頬を撫ぜる秋風を受けながら約半日ばかりの境内での滞在を楽しみました。寺への途中1kmほどの山道の木立の中を歩くあいだ岩場の合間を縫って下るせせらぎの音が心地好く、眼には紅葉が鮮やかに映り、高い空のもと大変気持ちの良い散策でもありました。
世界遺産に登録されていることもあり、韓国の人々の人気も高い観光スポットとなっており、混雑を怖れましたが、18日は平日だったせいか、それほどの混雑もなく、(特に大陸からの団体グループとの遭遇がなかったので)静かな雰囲気も味わうこともできました。
珍島島訪問以来約5年ぶりかの相変わらず韓国語が全然分からない危うい韓国の旅でしたが、この海印寺見学は特に問題もなく終えることができました。
旅全体の費用は航空券約1,5万円、宿泊代約3万円、バス代、地下鉄代などの交通費約8千円(Tモニー残あり)、食費約8千円の合計約6,5万円でした。行き先別のバス代などはレポートの中で記す予定です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- チェジュ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の飛行機はJEJU AIR。LCCです。成田⇔釜山直行便、荷物は10kgまで機内持ち込みOKでしたので楽でした。
行きは1154便14:20→16:30着、帰りは10:40発→12:45着1154便
往復ともほぼ満席でした。約2時間の飛行は全く問題なく普通に快適でした。 -
初日(17‐18日)は釜山に泊まり、翌朝18日9:00のバスで大邱へ向かうことにしました。
初日夜に大邱に入ることも考えましたが、初めての地であり、土地勘が夜になると落ちるので、釜山で泊まって、翌日の朝に出発。結果は正解でした。韓国流伝統屋敷の場所が入り組んだ所にあり、夜では容易には見つからないかっただろうなとおもいましたので……
さて、18日は釜山総合バスターミナル(地下鉄NOPO老圃駅)から高速バスで大邱へ向かいます。
予定通り9:00発の直行快速バスに乗れました。ガラガラでした。大邱(東大邱バスターミナル)まで運賃は9,700ウォン(≒970円)です。プリペイドTモニー・カードでも現金でもティケットは買えます。 -
東大邱バスターミナルは地下鉄1号線東大邱駅と地下通路でつながっています。分かりやすいので迷うことはありません。そこから宿泊先のある半月堂駅まで行きます。ハングル文字がすぐ読めないので駅番号を頼りにしていました。
そのひからの韓流伝統屋敷に荷物を預けて、身軽になって海印寺へ行くことにしていたからです。 -
無事荷物を預けてから今度は海印寺行きのバスに乗るために西部市外バスターミナルへ地下鉄123番駅まで行き、そこから出ている海印寺行バスに乗りました。
13:20発のバスでした。運賃は7,100ウォンでした。約1時間ほどでお寺へ通じる登山道入り口に到着です。 -
海印寺への登山路入り口バス停付近です。バスの終点はもう一つ先まで行きますが、こちらから歩いた方が山道を辿って趣があるのでほとんどの人はこちらでおります。歩くのが億劫な人は終点まで行きタクシーで行くということでした。(英語を話せる韓国人のお話し)
入山料か拝観料は直前にバスの中で徴収がありました。3,000ウォンだったかと思います。切符とかはありません。また入場に際して切符のチェックもありません。日本語のパンフレットも見かけませんでした。よく探さなかっただけのことかもしれません。 -
こんあ道標がありますので、ヘインサと書いてある0,9Kmの方に向かって行きます。
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眼では紅葉を愉しみ、耳ではせせらぎの音を聴きながらのんびりと坂道を登って行きます。
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紅葉とまだ残る緑に囲まれて落ち着いた雰囲気の中でおしゃべりするのもまた楽しという光景です。
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のんびり歩き登ること約20分。世界遺産登録の石碑が門前にどーんと置かれています。
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表紙絵と同じ景色の山門です。伽倻山海印寺。青い空、紅色、黄色、黄金色の枝葉が補色関係にあり、とてもきれいに見えました。
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開山者やお寺の歴史についてはたいていのガイドブックなどには記されていますので、ここには繰り返しません。建物は九光楼という入口に近い方に位置する建物です。
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海印覚鐘 中に何があるのかは不学にして分かりません。
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境内の秋色の景色
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八万大蔵経(板殿) この門の奥に大きな蔵のような建物があり、八万枚以上の経文を彫った版木が収蔵管理されています。
その保存管理は風通しの良さ、安定した湿度、温度を保つように砂や塩などを絶妙な塩梅で地べたに何層にも亘って敷き、自然調節がなされているということです。その知恵によって八万枚以上ある版木経文が変形しないで残っているのですが、。 -
殿の中には入れないので収蔵の様子が解説図を用いて示されています。
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殿の建物 長方形□の字形に倉殿(書庫)が並んでいます。
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柵越しに垣間見える並べられた経文版木
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殿内部の一部空間
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世界遺産に登録されるまでは殿の中に入りこのような姿見ることができたということです。
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順序は逆になりますが海印寺の本殿に当たる大寂光殿dえす。大蔵経板殿はこの後ろ側に位置しています。
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建物の屋根の修復中の姿 瓦がすべて剥がされた状態。
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学究台という学び舎にある楡?の巨木、御神木的存在。
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紅葉絵図
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登山道口には地元産のキノコや山菜、野菜などが露店で売られていました。
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帰りのバスの時刻表。停車時刻の直前にならないと切符を売る人が来ません。
こうして見学した後は来た時と順序を逆にして大邱市内に戻りました。ここまでお付き合いありがとうございました。
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