備忘録２０１８：１０月の金沢１泊２日　その３　文化得とくパスポートを有効利用　

2018/10/09 - 2018/10/09

金沢２日目。石川四高記念文化交流館の窓口で「文化得とくパスポート」を紹介してもらいました。なんと700円で指定の23施設に入館可能で、有効期間は2日間。利用期間は10月1日から11月4日です。昨日知っていればよかった！さらに５館のスタンプラリーで４館行けば記念品をいただけるとのこと。ならばぜひゲットしたいところ。突然のノルマ発生でアドレナリン噴出！です（笑）

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

石川四高第７代校長溝淵進馬氏の像。威厳のあるお顔にひかれてパチリ。

石川四高記念文化交流館 美術館・博物館

金沢四高記念文化交流館内には、有料の石川近代文学館と無料の石川四校記念館があります。金沢ゆかりの三文豪（泉鏡花、室尾犀星、徳田秋聲）、その他多くの文学家について丁寧に解説されていました。

文化得とくパスポートを使用する前に、簡単なアンケートを書きました。急いでいたので字も乱れがちに。早く回りたい気持ちが先走ってしまい…

定期大の大きさのパスポート。左側は裏面で、施設名が書いてあります。なくさないようにしなければ。まずは１館目クリア！

さて２館目は室尾犀星記念館。迷ったのでかなり時間がかかりました。

室生犀星記念館 美術館・博物館

「旅する犀星　関東編」という企画展示が開催中でした。たいへんな苦労人だったと知り、厳かな気持ちで再度見学。明るい吹き抜けが印象的です。

犀川のほとりでまったり。いやいや、先を急がなければ。

犀川 自然・景勝地

昼食をはさんで今度は東の方角へ。金沢文芸館は残念ながら休館日。残るは２館です。

金沢文芸館 美術館・博物館

浅野川に来ると晴れ間がのぞきました。川面がきれい！

浅野川 自然・景勝地

浅野川大橋は登録有形文化財。アーチのシンプルな装飾が好き！

浅野川大橋 名所・史跡

浅野川にかかる梅ノ橋。渋さが魅力です。

梅ノ橋 名所・史跡

同じく梅ノ橋。自転車と歩行者専用の橋だそうです。

梅ノ橋を渡り切って徳田秋聲記念館へ。３館目です。

徳田秋聲記念館 美術館・博物館

和紙人形シアターが面白かったです。徳田秋聲の筆による５人の女性が、それぞれの短編の主人公。ナレーションに聞き入りました。

こちらから主計町茶屋街へ行きます。

浅野川沿いに渋い建物が連なります。

主計町茶屋街 名所・史跡

徳田秋聲記念館がある川沿いが「秋聲のみち」。

泉鏡花記念館側の川沿いが「鏡花のみち」。

暗がり坂の下にありました。上品、かつ芯の強さが見られる筆遣い。

暗がり坂と名付けられた坂は、階段にも趣があります。

さあ、ようやく４館目の泉鏡花記念館にやってきました。

泉鏡花といえば私の中では幻想的なイメージです。「高野聖」の、主人公を翻弄する謎の美女が気味悪くて妖しくて、想像を超える存在でした。そんなことを思い出しながらの見学でした。

泉鏡花記念館 美術館・博物館

スタンプ用紙には各館のスタンプが４個たまりました。

ご褒美（？）としてクリアファイルと絵ハガキ、しおりのセットをいただきました。

また別のラリーもクリアしたようで大型のクリアファイルもいただきました。クリアファイルは重宝するのでとても得した気分。