ドイツ旅行①ノイシュバインシュタイン城

2018/09/30 - 2018/09/30

ミュンヘンのオクトーバーフェストに合わせて、日帰りでノイシュヴァンシュタイン城に行ってきました。

エリア フュッセン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

オーストリアのインスブルックから早朝バスでミュンヘン経由、ノイシュヴァンシュタイン城へ日帰り旅行（夜はミュンヘン宿泊）。

城のツアーチケットのネット事前予約が、満席？なのか出来なかった為、朝一番で城の麓のチケットセンターで並んで買おうと朝3時半にインスブルックのホテルを出発。

しかし、バスが1時間半も遅れた為、フュッセンに到着したのは10時半…。

写真はフュッセン行きの鉄道から。バイエルン・チケットを購入しました。

ノイシュヴァンシュタイン城のツアーチケットの当日購入は、常に長蛇の列で数時間待つこともあるという噂。今はオクトーバーフェストの時期でミュンヘンへの旅行者も多いし、ノイシュヴァンシュタイン城も影響を受けて激混みかもしれない。

「この時間だと、もう今日は城内に入るのは無理かも」という半ば諦めモード。

しかし、フュッセンでラッキーなことにチケット購入が出来ました！

麓の村のチケットセンター以外でも購入出来るんですね。駅に隣接する観光ショップ（？）で買いました（写真はそのカウンター）

ツアーは13:30から。チケットはツアーの90分前に受取りが出来る点、麓のチケットセンターと仕組みは同じ模様。

値段はネット事前予約時で見た13ユーロに手数料1.8ユーロと更に2ユーロがかかって計16.8ユーロ。1.8ユーロは事前予約でも支払うので良いですが、2ユーロは何の2ユーロだろう・・・。そして、学生料金は適用出来ませんでした（涙）

もしかすると、麓の村まで行っても混んでおらずスムーズに13ユーロでチケットが買えた可能性もありますが、3.8ユーロで確実にツアーを押さえられるなら高くは無いです。

チケットを受け取るまでの間、フュッセンをお散歩。特に事前勉強していなかったので、何が見どころか分からず・・。静かで落ち着いた町でした。

麓の村行きのバス停はフュッセン駅の横にあります。73番と78番線ですが、78番線の方が頻度が高いです。時間帯によっては1時間に1本くらいなので、可能なら事前に調べていた方が良いです。

このバスもバイエルン・チケット対応です。

バーンホーフ通り (フュッセン) 散歩・街歩き

月～金の時刻表

土曜の時刻表

日曜の時刻表

麓の村に着くと、目の前にノイシュヴァンシュタイン城が！

麓の村までバスで到着した後、お城までのルートは①バス、②馬車、③徒歩の3つのオプションがあります。今回はマリエン橋を通るバスのルートで行きました。

フュッセンでツアーチケットを買えたは良いものの、90分でお城まで行くにはフュッセン→麓の村、麓の村→お城までを効率的に行く必要があります。

麓の村→お城へのバスは20分に1本らしく（実際にはもう少し間隔は早かった）、ちょっとギリギリでした。

バス停まで迷ってしまったのも一因です。麓の村→お城へのバス停はフュッセンからのバスを降りた後、アルプ湖に向かって北西に10分程度歩いた場所にあります。

バス停に向かう途中、チケットセンターの横を通ります。

あれ、想像していたよりも全然人が少ない＾＾；

今日は空いている日だったのでしょうか。事前予約は満席だったのに。

この時、時間は13時過ぎくらいでしたが、掲示板に予約可能なツアー時間が16:55と書いてありました。

バスは10分程度でお城の北側、マリエン橋の横のバス停で終着。

先にマリエン橋に行こうか迷いましたが、なんだかんだギリギリだったので後回しに。

少し歩いて行くと目の前にノイシュヴァンシュタイン城が現れます。綺麗～

入り口まで来てみると、修繕中！

正面入り口のオレンジ色の門が見れずにがっくり。。。

裏側も張りぼてみたい・・・。

ツアーは5分おきで1回50人程度のようです。

夫と入場までの待ち時間に、来場客数と収入を試算してみました。

1日平均8時間の営業とすると12回×8時間×360営業日×50人＝173万人の来場客。1人13ユーロ×173万人＝2,250万ユーロ！日本円だと30億円くらいでしょうか。1つの施設で30億円って、なかなかです。

後でネットで見てみると、来場客数は年間150万を超えると書いてあったのであながち外れて無さそうです。

お城の中は写真は撮れませんが、彫刻などが立派な一方で意外と地味な内装でした。ヴェルサイユやバッキンガムのようなキラキラ系では無いです。

ルートヴィヒ2世の中世への憧れがたっぷり詰まっているらしいです。

高校の世界史の授業で、変人という印象を持っていたルートヴィヒ2世でしたが、意外と勉強家（好きなことに対してですが）であることが分かりました。

写真は中庭です。

お城の中から見えるアルプ湖。ホーエンシュヴァンガウ城が右端にちょこっと映ります。

クライマックスのマリエン橋からの眺め。

ツアー前に後回しにしたマリエン橋でしたが、ツアー後に行ってみると長蛇の列！！！ツアー前は空いていたのに。。。

30分ほど並んで、人混みの中からパシャパシャ撮りました。あまりの込み具合に夫とツーショットを撮る気にはなれず。

それにしても、列を無視して勝手に先に入っていく人が少なからずいてがっくりです。

マリエン橋から見てお城は南側にあるので、お昼前後は太陽の光を全面に受けたお城が、真っ白に輝きます。本当に綺麗。

よくパンフレットで見るような正面アングルの美しい写真は、ヘリコプターや目の前の山の急斜面から撮っているようで、素人には無理。マリエン橋が素人にとってベストな絶景ポイントのようです。

日帰りでしたが、十分に楽しめました。

マリエン橋 建造物

この旅行記へのコメント （2）

• Pメテオラさん 2018/10/05 22:16:45

  皮算用のセンスこそユニークと喝采です

  作者さまが、途中で行なった収益計算。眼前のお城の風景にうっとりするばかりではなく、こういう発想をする方こそ、ユニークなセンスの方だと心より喝采です。作者さまの発想の延長線上に、ルートヴィッヒ2世と、このお城があるような気がしました。王様は、意外と勉強家、というコメントのように、結局、130年前の浪費がめぐりめぐって、いま年収30億円もたたき出していることをチェックできる、その着想に再度、拍手！

  ロンドンうさぎさん からの返信 2018/10/11 18:53:17

  Re: 皮算用のセンスこそユニークと喝采です

  コメントありがとうございます♪初めての投稿ですが、読んで頂き嬉しいです。皮算用は旅行先の観光施設でよくするので、自分にとって普通のことなのですが、「ユニーク」と表現して頂き逆に目から鱗でした(^^)