シベリア鉄道でハバロスクからベロゴルスクへ

2018/08/21 - 2018/08/26

4人１室の快適な寝台列車に揺られ、広野に落ちる夕日を眺めながら、かつて、終戦直後に起きた悲劇に想いを馳せた。森林伐採、第２シベリア鉄道の敷設など、極寒の中で粗食に耐えながらの重労働で、旧ソ連に強制抑留された６０万人の中、６万人もが祖国日本の地を踏めなかった。犠牲になられた方々の冥福を祈らずにはいられなかった。

エリア ハバロフスク(ロシア)

• 交通手段: 鉄道 レンタカー 徒歩 飛行機

愛想の良い寝台列車の車掌さん。１車両に１人車掌さんがついていてのおもてなし。ありがとうございました。

愛想の良い食堂車のお姉様。２０両も連結している割には食堂車が１車両だけ。しかも１／３はキッチン。いつ出かけてもお客さんは数人いるかいないか。営業が成り立つのか他人事ながら心配。

閉店ではないのに利用者がありません。スタッフは事務処理をしていました。

別れを惜しむ見送る人、送られる人。１室４人で使用するコンパートメントタイプ。
１つの車両が複数の個室に区切られ、個室内は向かい合わせに座席が設置されている。就寝時は２段ベッドに。車両の片側が通路となっており、その通路から個室に出入りする。今回は１室を２人で使用したので、ゆったり。４人分の料金さえ払えば１人で使用も可。お菓子や飲み物を持って、他室訪問も意外と楽しい。

シベリア鉄道車窓からの広野に沈む夕日には見とれます。

２０両もの列車を牽引する頼もしい機関車です。

シベリア鉄道寝台列車内。４人部屋を２人で使用したので快適でした。もちろん、２人で４人分の運賃を支払っています。

行き交う列車。

広野が続きます。

ながーいホームをひたすら歩きます。

列車に乗り込む人たち。

お世話になった車掌さんともお別れです。