隠岐 島前3島めぐり　２泊３日

2018/09/22 - 2018/09/24

９月の３連休２回目は隠岐諸島、島前３島からなる　知夫里島（知夫村）、西ノ島（西ノ島町）、中ノ島（海士町）、へ行ってきました。日本にもまだ自然いっぱいの美しい場所があったんだなと感動でいっぱいでした。

エリア 隠岐諸島(島根)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス 船 レンタカー タクシー 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

早起きして島根県七類港までやってきました。遠かった。９時半発のフェリーくにがに乗って知夫里島、来居港（１１時半着）２時間の船旅です。事前に知夫里島観光協会でレンタカーを予約していたのでスムーズに観光できました。（３時間、３５００円＋走行距離で計算、ガソリン代後払い）

レンタカーで赤ハゲ山に向かう途中、知夫小学校で村民体育祭が開催されていました。驚くことに若い人たちがたくさんいます。過疎化されてないのか？という不思議。この近くの西谷商店さんでお弁当を購入しました。食事できるところは閉まっている可能性が高いことを観光協会さんからお聞きしたのでお弁当を買って大正解でした。それにしても物価が高いです。仕方ないですが商品に運送料がプラスされています。

小高い場所まできました。透明度の高い日本海の青、大自然の緑、晴天のブルーのコントラストは息をのむ美しさです。離島にはまる理由は贅沢に全部見れることなのかもしれません。

えっ？？？５分間くらいずっとこの状態です。避けてくれない（笑）

赤ハゲ山展望台。うわ～　ほんと美しい景色だわ～　下を見ると牛のフンだらけなのですが・・・

牛のフンは見なかったことにして、車の中でお弁当をいただきます。

カルデラを一望する絶景が広がっています。

国の名勝天然記念物「赤壁」です。少し恐いですが下を覗いてみましょう。

横に牛がいるので足ガクガクしながら下を見ると　ま～美しい。

鮮やかな赤い壁に見とれますが、放牧牛に横から突かれたら奈落の底にまっしぐら（笑）強風で足を滑らせた牛はいないのか？

赤ハゲに薄毛ですか（笑）

もうええって！(⌒∇⌒)

わ～通れません。気長に待つしかないのです。お母さん牛は子供牛をしっかり守っている様子が伺えます。

最後に河井の湧水でお水を汲んでレンタカーを返却します。約３時間の知夫里島ドライブはすっごく楽しかった。たぬき水を飲みながら次の目的地、西ノ島に向かいます。１日目はここで終了です。この後、西ノ島の「民宿味好」さんで２泊します。隠岐料理がとても豪華でおいしい宿です。皆様にオススメします。

２日目は、焼火（たくひ）神社まで送っていただきました。
http://takuhi-shrine.com/
詳しい内容は↑でどうぞ。

足元が悪い山道を登っていきます。私ふーふー言ってます。

お札も色あせています。

海上安全の神　焼火神社　到着！スニーカーでよかったです。くれぐれもサンダルでは行かないようにして下さい。ここは洞窟の中に作られた神社でした。

明治・大正から昭和20年代にかけて毎年のようにイカの大群が押し寄せた「イカ寄せの浜」

干物やさんの入り口の光景。

浦郷港１３時１０分発の定期観光船に乗ります。 浦郷港～国賀海岸(鬼ヶ島・摩天崖・通天橋・天上界)～船引運河～浦郷港、約１時間３０分のコースですが、私たちは途中下船することを先に船長さんに伝えます。

『観音岩』または『ローソク岩』

『通天橋』

『乙姫御殿』

『亀岩』

私たちは、ここ国賀浜で途中下船します。(@^^)/~~~

まずは国賀神社でお参りをし、摩天崖を目指します。

観光船から見えた通天橋を眺めながらトレッキング開始！

上から下へ歩いている人は多いですが、下から上を目指している人は私たち二人だけです。そりゃそうですよね。しんどいです。

登り始めて半時間、あと半時間で摩天崖到着予定です。

予定通り１時間で到着しました。この景色を見ると疲れも吹っ飛びます。

のんびりした風景です。

それでは、摩天崖到着記念ポーズをご覧ください！「く」の字ですか。

では、頑張ったご褒美タイムにしますか。

民宿の女将さんがお昼用に持たせてくれたおにぎりを絶景と共にいただきます。島の人の温かさに触れ、幸せな時間でした。（牛のフンは見なかったことに）

牛の放牧は普通にあるけど、馬の放牧は初めて見ました。

山を下りる途中にも馬たちが。この後、浦郷地区にある民宿まで無事に歩いて帰りつくことができました。おいしい晩御飯が待ってる！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))

３日目。民宿ともお別れを告げ、バスに乗って別府港へ。そして次の目的地　中ノ島（海士町）に、いそかぜに乗って向かいます。アトラクションのようなわくわく感のある乗り物です。

海士町を回る定期観光ツアー10:00～11:40 の1時間40分で菱浦港 ⇒ 隠岐神社・後鳥羽院史跡・資料館 ⇒ 金光寺山 ⇒ 明屋海岸 ⇒ 菱浦港をまわります。体力のある方はレンタサイクルもいいですよ。

鎌倉時代に承久の乱に敗れた後鳥羽上皇は、海士町で19年間過ごされました。

後鳥羽天皇御火葬塚。鳥羽天皇の山陵。崩御された後、京都にご遺骨を納めるために火葬され、その一部が納められています。

行在所跡。後鳥羽天皇は仮御所として崩御されるまでの19年間をここで過ごされました。

後鳥羽天皇崩御700年にあわせて、昭和14年に創建された隠岐神社

金光寺からの眺め

金光寺からの眺め。

明屋海岸のハート岩、キャンプ場があります。さざえをとってお金に変えずにBBQで食べるだけならOKの海岸だそうです。すごくいいなぁと思いますが、車をフェリーに積み往復すると交通費だけで４万円もかかるので島根県の本土の人でもなかなか来れないそうです。

観光を終え、西ノ島の別府港に戻ってきました。１４時発のレインボージェットに乗って七類港に戻ります。約１時間の船旅です。

名前のとおり虹色の高速船でした。

船のお供は、地元のパンを食べながら帰ります。島の大自然と人の温もり、物価は高いけど無駄な物はない人々の暮らし、思い出に残る旅でした。