旅人気分で札幌味だより　181

2018/09/27 - 2018/09/27

旅に出ると、観光はもとより『食』に対する興味も尽きることがありません。
旅先では頑張ってしまう『食』も、こと地元となると、案外億劫で面倒なためいつも好きなお店にばかり…となっています。
引き続き、今年も少しチャレンジしてみようと思います。
地元でも旅先気分で『食』を楽しんでみます。
札幌発私の『食』案内(いつものお店から初めてのお店まで）、よろしければお付き合いください。

エリア 札幌(北海道)

• 同行者: 友人
• 交通手段: タクシー

友人が行きたいを連発していた「エルムガーデン」は1946年に開業し、2005年春まで続いたエルム山荘が前身。
中央区南13条西23丁目にあります。札幌では伏見と呼ばれる地区。
藻岩山の麓に位置します。

今日はちょっとリッチにランチです。

「入口」。

脇には花が浮かんで。

1000坪以上の広大な日本庭園を持ち、北海道の四季を愉しめます。
入口を入って庭を眺めながら、店内へ。

いただいたのは、「季節の会席」。

「店内」。

「店内」。

さ～て、乾～杯！

本日の献立。

先付。
このポッコリした器、好みです。

「黒トリュフの茶碗蒸し」。

前 菜「盛り合わせ」。

「きたあかり饅頭」。
上に乗ったお味噌とわさびがぴったり。

「唐黍すり流し」。

「牛ほほしぐれ煮」。

「豆乳葛豆腐」。

ここで、日本酒に替えました。
飲み比べのできる、ペアリングコースを。

左から、
①　高砂酒造　国士無双　純米　開拓魂
②　上川大雪酒造　きたしずく　純米
③　北の錦　北斗随想　純米吟醸

右から①～③。

エルムガーデンの日本庭園を眺めながら、庭を舞台にした野舞と呼ばれる芸者の舞踊
が楽しめます。
舞は12:30、13:30の２回。
こちら1回目。

椀 物「愛別舞茸と海老進丈の清汁」。

焼 物「秋味と栗のグラタン仕立て」。

中 皿「秋刀魚ときのこの菊花おろし」。
さっぱりして、いい感じ。

強 肴「鴨ロース燻製と香味大根の重ね盛り」。

「店内」。

野舞2回目。

食 事「有機栽培米 こしひかりと愛媛県産 真鯛の胡麻だれ
　　　 香の物 大根の梅漬け / 牛蒡燻製の醤油漬け / 野沢菜の漬物
　　　 出汁茶漬け 土瓶の真鯛出汁 胡麻 / 大葉 / 糸海苔 / ぶぶあられ」。

真鯛は最初は胡麻だれにつけて、次はお茶漬けにしていただきます。
が、私はお腹いっぱいで食べられず。
これは、友人のお茶碗です。

甘 味「豊作甘味盛り合わせ」。
デザートも5種類もあって…。

もうだいぶ引けてきました。

ごちそうさまでした。
食後は庭へでて、見学できます。

こちらは先程野舞をしていた舞台。

赤い太鼓橋もあります。

小さな滝も。

こちらは「山荘」。
夜のみの営業。

「山荘」入口。

小川が流れています。

お庭を見て、橋を通って、戻ります。
池に傘が映って。

なかなか楽しめました。
高級感あり、お庭が楽しめ、コスパの良いお料理がいただけで、大満足でした。