2018/09/01 - 2018/09/01
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mirilinさん
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いや、今に始まったことじゃないんです。旅行の時に「親の敵を取りに行くのか?」ってなぐらい歩くのは。
でも、リスボンは歩道がほぼ石畳、そして坂道…てこともあって、いつも以上に足に来たのでしょう。
相方に「正気の沙汰ではない!」と怒鳴られてしまったのです。
まあ、前日まで「ポルトガルはキャンセルかも~」といいながら、扁桃腺炎で10日も寝込んでいたのに、寸暇を惜しんで歩き回る私。怒鳴られて当然とも言えますが(笑)
でも、その相方も、ブツブツ言いながらも、次々現れるフォトジェニックな建物や、美しい街並みなどに、気が付けば私より先を歩いていて…
毎日何万歩という歩数を歩き倒し、「明日はのんびりしよう!」と誓うも、また歩き倒すという有様。
二人合わせて100歳を余裕で超えるという私たちを、こんなに歩かせてしまう、魅力あふれるポルトガルの街。
歩き倒したのは、リスボン、ポルト、アヴェイロ、コスタ・ノバ。どこも素敵な街でした。
そんな素敵な街の様子、今回は珍しく時系列で振り返ってみたいと思います。
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9/1(土) 歩き倒しの旅2日目は、朝9:30にリスボン サンタ・アポローニャ駅からIC721(特急)でポルトへ。ポルトには12:39に到着。
ポルト初日は、高台のバイシャ地区を中心に攻めてみました。
その前半です。(後半は近日公開予定です)
本日の歩数 14,235歩 5,409m
- 旅行の満足度
- 5.0
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昨夜は早寝をしたこともあり、まだ外が暗いうちに目覚めたのですが、時計を見れば既に6時。
日本なら、この時期の6時はもう十分明るい感じですが、窓の外の雰囲気は朝4時といった感じで、レスタウラドレス広場のオベリスクも、まだ煌煌とライトアップされています。ヨーロッパの朝は遅いですよね~ -
朝8時半にチェックアウト。大きい荷物はホテルに預かってもらって、2泊分の身の回りの物をリュックに詰めて、ポルトに向かいます。
前日に下見をしていたこともあり、とてもスムーズにサンタ・アポローニャ駅に到着。
まだ出発まで30分もありましたが、列車は入線していて、車内を見ると既に座席で読書している人もいます。
私たちも、別にやることもないので、列車に乗っちゃおうということになったのですが… -
ここで大きな問題。この駅のホームには乗車位置を知らせる表示がありません。普通「1号車乗車口」といった看板とか表示がありますよね?それがないんです。
で、チケットを見ると私の座席は81号車の23番。いや、さすがに車両が81も繋がっているはずもなく、いったいどこにその車両があるのか、想像もつきません。で、どうやって見つけるのか…
ホームを歩いて列車の入り口にある表示を見る以外は無いのです。
だから、乗客は皆ホームを大きな荷物を引きずってぞろぞろと歩いています。すごい騒ぎです。
私はポルトへの往路は早割を使って1等車を予約していたので、車体に書かれた大きな「1」の字を目印にして、比較的早く車両を見つけることができました。
入り口の横に小さく貼られている「81」これが車両番号で、椅子の絵の横の小さな数字が座席番号です。
でも、始発だからよかったものの、そうではない場合は、なかなか大変なんじゃないかと、帰りが心配になりました。 -
車内は、さすが1等車だけあって、ふかふかのシートが1-2列というゆったり仕様。乗り心地はとてもよかったです。
残念ながら、イタリアのitaroや、台湾の新幹線のように、無料の飲み物・スナックサービスはありませんでしたが… -
列車は約3時間でポルト・カンパニャン駅に到着。 まずは、ホテルに向かいます。
ポルト滞在中のホテルは、パターリャ広場にある、「クォリティ・イン・ポルト」
ホテルまでは国鉄で1駅のサン・ベント駅が一番近いのですが、事前の情報で坂道を延々登らないといけないとのことだったので、地下鉄で向かうことにしました。ポルトカンパニャン駅 駅
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ホテルの地下鉄最寄駅は、カンパニャン駅から3駅4分のポリャオン駅。ポリャオン駅からホテルまでは平坦な道を7~8分程とのことです。
カンパニャン駅の地下鉄駅は地上駅で、国鉄カンパニャン駅を抜けた先、隣の建物にあります。ポルトカンパニャン駅 駅
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地下鉄駅からポリャオン駅へはどの線に乗っても着くので、来た電車に乗ればOKです。車内もすっきりしています。
あ!でも、乗車券「アンダンテカード」を買うのには、ちょっと苦労しました。
自動販売機の数が少ないので、長蛇の列になっているし、買い方も複雑です。私たちはオタオタしていたら、駅の係員のおっちゃんが手伝ってくれましたが、皆苦労してました。 -
ポリャオン駅の通路には、爽やかなアズレージョがありました。
ここにあるポリャオン市場をイメージした図柄のようです。 -
地下鉄の階段を上がり、まず目に飛び込んできたのが、壁面全体がアズレージョで装飾されたアルマス礼拝堂。
このアズレージョはエドゥアルド・レイテという芸術家の作だそうです。
キャー(≧∇≦*) ポルトに着いたのね~ とテンションMAXアルマス礼拝堂 寺院・教会
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いやー これぞポルトガルですよね~
と、地下鉄の階段を上がったところで足を止めてるわけにはいきません。
とりあえず、背中の荷物を下ろさなければ。
ということで、アルマス礼拝堂を左背にサンタ・カタリーナ通りをパターリャ広場方向へ直進です。アルマス礼拝堂 寺院・教会
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サンタ・カタリーナ通りはポルトで一番賑やかなショッピングストリート。
いろいろ気になるお店がありましたが、とりあえずホテルを目指します。
この写真は、サンタ・カタリーナ通りにあるアール・ヌーヴォ-様式の内装で有名なカフェ マジェスティック。
滞在中に一度は行きたいと思ったのですが…カフェ・マジェスティック カフェ
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いつも大混雑で、断念。
入口で店内の写真だけ撮って退散しました。 -
パターリャ広場側から見たサンタ・カタリーナ通り入口です。
この入口の両側にあるお店、角の装飾がなかなかユニークなんです。 -
右側のお店は男性の胸像が向かい側を見つめ
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左側のお店は、女性の胸像が向かい側を見つめていて、男女がお互いを見つめ合ってる感じになっているんですよ!
これは偶然なのか、意図したものなのか…面白いですよね。
面白いといえば、この左側のお店の窓をよく見てみると・・・
窓という窓に、イケメンの写真が貼ってあるではないですか。ブラインドか日除けに描かれた柄なのかもしれませんが、なんと3階の窓はウエディングドレス姿の女性の写真になっていました。遊び心満載の店ですね。 -
そして、じゃーん!
現れました「サント・イルデフォンソ教会」。そのファサードは、1万枚のアズレージョで飾られているとか。
これが窓から見えるって言うので選んだホテルですから、ホテルはすごそこのはずです。サント イルデフォンソ教会 寺院・教会
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この教会のアズレージョは、1932年の作だそうで、ジョルジェ・コラソという人の手によるものだそうです。
サント イルデフォンソ教会 寺院・教会
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ポルトガルの教会はなぜアズレージョで飾られているんでしょうか?
他国ではあまり見かけないと思うのですが・・・ -
教会を背に見た図です。ピンクの建物が、今日から2泊3日お世話になるホテル「クォリティ・イン・ポルト」。確かに、教会の真ん前、パターリャ広場に面して建っていました。
観光列車が写っていますが、レトロなトラムもホテル前に停留所があります。
ホテルについては口コミに書いているので、詳しくはそちらで…
とてもいいホテルでした。レジェンダリー ポルト ホテル ホテル
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ホテルにチェックインし、ちょっと休んでから街歩きに出発です。
ポルトの旧市街は、「ポルト歴史地区、ルイス1世橋およびセラ・ド・ピラール修道院」として世界遺産に登録されています。
今日は、その世界遺産の歴史地区の北側に広がるバイシャ地区を中心に攻める予定です。
ホテルを出て「サント・イルデフォンソ教会」を右手に見ながら曲がると、長い坂道が現れます。これが例のサン・ベント駅からホテルまでの坂道です。
ただ、坂の街横浜在住の私たちには、あまり気にならない坂道でした。「1月31日通り」と言うそうです。
坂を下ってまた登った遥か先には、ポルトのランドマーク、グレゴリス教会が見えていますね。1月31日通り (31 デ ジャネイロ通り) 散歩・街歩き
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坂の途中で振り返ってみると、こんな感じで「サント・イルデフォンソ教会」が見えていました。
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ホテルを出て5分ほど、坂を下りきったところにあるのが、国鉄「サン・ベント駅」
特急が発着するカンパニャン駅よりも立派な、威風堂々とした外観です。
ポルトガル人建築家ジョゼ・マルケシュ・ダ・シルバによって、フランスのボザール様式の影響を受けて設計されたそうです。サン ベント駅 建造物
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そしてこのサン・ベント駅、実は外観なんてどーでもいいんです、私には。
だって、駅ホールの壁じゅうが、見事なアズレージョで飾られているんですから!
そう、ポルトで楽しみにしていた一つです。
\(@▽@)/ワーイサン ベント駅 建造物
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この駅は、20世紀の初めに修道院の跡地に建てられたそうで、ホールの壁を飾っているアズレージョは、先ほどの「サント・イルデフォンソ教会」のアズレージョ作者でもあるジョルジェ・コラソが制作したものとのこと。「20世紀のアズレージョで最も著名な創作の一つである」とウィキペディアに書かれていました。
駅に入って左サイドのアズレージョはこんな感じ -
右サイドのアズレージョ。アップにしてみてみると…
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この下段のアズレージョは、セウタ攻略時のエンリケ航海王子を描いたものだそうです。騎手を従え、剣を握り締めて勇ましく立っているのが、ポルトガルの英雄「エンリケ航海王子」です。
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アズレージョで描かれているのは、ジョアン1世のポルト入場やセウタ攻略など、ポルトにまつわる歴史だそうです。
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アズレージョの壁はもちろん美しいのですが、天井も、アズレージョに柔らかな日差しを届ける大きなガラス窓も美しいのです。
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ポルトワイン用のぶどうを摘んでいるのでしょうか?
勇壮な図柄がらばかりではなく、かつてのポルトの生活風景なども描かれていました。 -
アズレージョの中に、こちらを見ている美女を発見。
なんか照れちゃいます。
(#^.^#) エヘッ -
忘れちゃいけません。ここはれっきとした現役の駅ですから、大きな時計と列車の発着案内もちゃんとあります。
そして、乗降客と見物人で、いつもごったがえしています。
素敵な写真を撮るなら、早朝がオススメです。 -
そしてアズレージョの壁の向こうは…
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ごく普通の列車のホームです。
でもヨーロッパの「どん詰りホーム」大好きです。
ちなみに、リスボンのサンタ・アポローニャ駅からポルトカンパニャン駅までの切符があれば、ひと駅先のこのサン・ベント駅も追加料金なしです。
結局、ポルトカンパニャン駅に行くには、地下鉄よりここからの方が断然便利で早いので、地下鉄には先ほどの一度しか乗りませんでした。 -
駅前には、こんな可愛らしい街灯がありました。
「美女と野獣」に出てくるキャンドルにちょっと似ていますね。
何げに下の鉄柵も可愛らしいデザインです。鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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サン・ベント駅を出て、さらに3分ほどまっすぐ進むと、右手にとても開放的な広場が現れます。
ここは「リベルターデ広場」
正面の時計塔のある建物が市庁舎ですから、ここがポルトの中心地といった感じでしょうか。とにかく広場を囲む建物が豪華なんです。
正面の騎馬像は「ドン・ペドロ4世」だそうです。
ちなみに、こんなにゴージャスな広場ですが世界遺産地区ではありません。リベルダーデ広場 広場・公園
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左側の建物は、先ほどのサン・ベント駅の設計も手がけたポルトの建築家「ホセ・マーケス・ダ・シルバ」の設計による 「A Nacional(1919-1924)」という保険会社の建物だったそうです。派手ですよね(笑)
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右側の建物も同じく「ホセ・マーケス・ダ・シルバ」の作だそうで、1922年に建設された「Bank of London and South America」という銀行の建物だそうです。
それにしても、ここまで塔のように高く積み上げる必要あったんでしょうか?
ちなみにこの建物の近くに、世界一豪華なマクドナルドがあったらしいのですが、こんもりとした木に隠れていたようで、見落としてしまいました。 -
広場の奥正面にある市庁舎は、建築家「コレイア・ダ・シルバ」によって設計され、1920年に建設されたものだそうです。正面の時計のある塔は、70メートルの高さがあり、180段の階段があるそうです。
ちなみにこの市庁舎のある場所はリベルターデ広場ではなく、「ウンベルト・デルガード将軍広場」という名前だそうです。ポルト市庁舎 散歩・街歩き
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リベルターデ広場には、こんな青年が立っていました。
これは、今では見られなくなった新聞売りの記憶を銅像で残しているそうで、「マヌエル・ディアス」(って誰や?)の作品とのこと。
青年の持っている新聞には、ちゃんと表も裏も記事が書かれているんですよ~
(逆光でちゃんと映らなくて残念)
とてもリアルで、写真を撮ったら「はい!チップ」って言わるんじゃないかと思っちゃいました。 -
固まっちゃってる新聞売り君に別れを告げ、さらに道をまっすぐ進みます。
ま、正面に立派な教会と塔が見えてますから、迷うことなく進めます。
でも、ここからはご覧のとおり上り坂です。 -
ハマっ子だから坂道は慣れてると豪語していたのですが、この日はヨーロッパのくせに、気温40℃!天気予報では27℃っていってたのにぃ…
ドバイ以来の40℃という気温の中での坂攻めに、ゼーゼーハーハー。湿度がないからなんとかしのげましたが、流石に体力を消耗します。一応病み上がりですし… -
坂を登りきってたどり着いたのは「グレゴリス教会」。1749年に建てられたバロック様式の教会です。
そして教会に隣接するこの威風堂々とした塔は、高さ76mでポルト一の高さを誇っているランドマーク「グレゴリスの塔」。この塔には255段の階段を登って上がることができます(有料です)。
旅先では高い所に登ってその街を俯瞰するのが醍醐味だと、塔とか展望台とかにはいつも必ず登るのですが、今回ばかりは気温40℃で坂道を歩いた後だったし、病み上がりで体力ももう一つ自信がなかったこともあり、塔に上がるのは見送ってしまいました。どんな景色が広がっていたのかなぁ…クレリゴスの塔 寺院・教会
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教会の内部はドーム型になっているのが特徴的です。
イタリア人建築家ニコラウ・ナソーニによって建てられたそうです。 -
祭壇も壁も天井も薄いピンク色で、柔らかな雰囲気に包まれています。
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祭壇正面の女神様は、なかなか活発な雰囲気です。ちょっと珍しいですよね?
まるで踊っているようです。 -
色鮮やかなこんな女神像もありました。
よく見ると足元のいろんな顔(首)が、ちょっと不気味ですけどね… -
塔に登りたかったな~と恨めしく眺めていたら、レトロな市電がやってきました。この塔の前にも停留所があるようです。
トラムには、後で絶対乗ろう!と心に決めて、次なる目的地「リブラレア・レロ」へ歩みを進めます。だって歩き倒しの旅ですから(笑)
長くなってきたので、後半戦は次のブログ「ポルト初日の巻②」で!
後半戦はこちら:https://4travel.jp/travelogue/11406620
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