6度目の上海　1日目

2018/09/18 - 2018/09/21

上海は、平成24年8月以来6度目。
お嬢は平成19年1月以来4度目。

昔の上海はそこそこ高級なレストランでも安くて美味しい。雑貨も豊富でお気に入りの街だった。
日中間がややこしい雰囲気になり、中国と中国人のイメージがすこぶる悪くなって、すっかり遠のいてしまったが、何となく久しぶりに上海に行くことにした。
以前ほどの割安感はもうないと諦めているが、新しい上海も面白いことがあるかなと期待している。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: 中国東方航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

☆マロウドインターナショナル成田

今回はいつもの成田ゲートウェイではなく、マロウドにしてみた。
宿泊代金はマロウドの方がゲートウェイより200円ほど高いが、マロウドの方が空港に近い。

駐車料金の無料期間がマロウドは10日以内に対し、ゲートウェイは15日以内と長い。
我が家は10日以上のケースが多いのでゲートウエイを利用することが多い。

☆マロウドインターナショナル成田

成田ゲートウェイや成田ビューと同様に、ここも中国人の利用者が圧倒的に多い。
エレベーターで一緒になると「ああ、やっぱりな」と思うことに遭遇する。

エレベーターや地下鉄で我先に乗り降りするのは中国人100％かと思っていたら、今回の上海ではそうでもない人もいたので、徐々に変わりつつあるようだ。
最も、あと100年はかかるだろう。

☆シャトルバス

6時代のバス以外は予約はいらないと前日にフロントで確認していたが、8:10発のバスはほぼ満席になった。荷物が下に入らなくなって、スーツケースが3つほど運転手の横に置かれていた。

▽成田T2＜Cカウンター＞

前泊せずバスで来るお嬢とはＣカウンター前で待ち合わせ。
長蛇の列が出来ていたので、フライングで列に並んだ。半分ぐらい消化したところでお嬢が登場。
お嬢のバスが遅れたら、最先端で「お先にどうぞ」をやる覚悟だったのでほっとした。

▽成田T2

免税店に行くマダムとお嬢とは87番搭乗ゲートへの道のりの途中にある東京西川のブースで待ち合わせ。
ところが、約束の時間になっても２人はやってこない。

MU272便のファイナルコールとアナウンスが流れているのに、お嬢とマダムは電話にでない。
やっと繋がったと思ったら、向こうの方からチンタラ歩いている２人が見えた。

▽成田T2

2人に急げと促して先に搭乗ゲートに向かっていたら、3人のフルネームが流れてきた。
JALの地上職が名前を連呼しながら探していた。

何度か見たことがあるシチュエーションだが、まさか我が家が当事者になるとは、・・・。

▽MU272便

何とか無事に乗れた。
チェックインしているので余程のことがない限り出発はしないだろうが、パリで搭乗口で居眠りしていたら乗り損ねた人の話を聞いたこともある。

我が家とは関係ないはずだが、扉が閉まってから滑走路まで進むのに30分もかかった。

1日目　9月18日（火）　昼

【MU272便：かつ丼】

中国東方航空は初めて乗ったが、CAは思いっきり感じが悪い。
ブランケットを持ってきてと頼んだだけで嫌な顔をされた。
ただし、機内食のレベルは結構高い。

▽浦東T1＜タクシー乗り場＞

T1のタクシー乗り場は空いていると聞いていたが、見事に人がいない。
あまりにいないので間違っているのかと不安になる。

手配係の人もラフな様子で怪しげな雰囲気が漂っている。
バンコクやホーチミンの方が近代化されている。
上海ってもっと都会のはずだったのに。

《AMAZON:プリペイドSIM（中国本土と香港で7日）2GB×3枚 3,540》

香港のSIMなら、上海でもgoogleが繋がるらしいので、香港制しか選択の余地はなかった。
音声電話機能はないが、LINEが使えたので何の支障もなかった。
ただし、サクサクとは動かないのでイライラする。

▽タクシー 195元

高速道路の黄陂南路出口で渋滞にはまったが、それ以外は順調だった。
空港から市内まで約200元と聞いていたが、まさしくピッタリ。

☆花園飯店

11年前に隣の錦江飯店（楠南楼）に泊まったので、その時に三越に来たことがある。
と言っても、大きな庭とシュッとしたビル以外、ほとんど覚えていない。

オークラ ガーデン ホテル ホテル

☆花園飯店＜1009号室＞

フロント嬢がトリプルルームと言うので３ベッドと期待したら、2ベッド＋エキストラベッドだった。

☆花園飯店＜1009号室＞

エキストラベッドを入れてもスーツケースが２個広げられるので、広さは十分だった。
壁や天井にクラシックホテルらしさはない。いたって普通の部屋。

☆花園飯店＜1009号室＞

陜西南路駅方向に高層ビルが見える。
でっかいのがiapmだろうか。

☆花園飯店＜JCBプラザ＞

JTBに間借りしているのか、JTBに外注しているのか、台北やパリのJCBプラザもこのタイプだった。

JCBプラザの目的はレストランを3軒予約してもらうため。
ホテルの中国人コンシュルジュよりJCBプラザの日本人スタッフの方が話やすいと思ったから。

第1希望の喜粤8号は予約がとれず残念だったが、瑞福園と鮮墻房は今夜と明後日に予約がとれた。
予備に考えていた小南国 正大広場は、予約を受けていないレストランらしく、早めに行けば席があるとの情報を得た。

4軒も電話してもらって非常に助かった。
旅先でのJCBプラザは頼もしい存在だ。

《花園飯店：5万円×567.3元＝2,836.5元》

クレジットカードのキャッシングが一番いいとわかっていたが、そんなに変わらないと思って安易にホテルで両替したが、失敗だった。

レストラン等でカード払いした時のレートを見ると595.2元だった。
約5％も違った。

▽タクシー 21元

当初予定よりホテル到着が遅れた上に、出かける準備やレストラン予約に思わぬ時間がかかってしまい4時半になってしまった。

瑞福園の予約が6時しかとれなかったので、田子坊は明日以降に変更してもよかったが、とりあえず行ってみようってことにした。

《田子坊》

Ｒとマダムは6年前に来ているが、お嬢は初めて。

田子坊 博物館・美術館・ギャラリー

《東景記＠田子坊》

何の予備知識もなく偶然みつけたブティック
デザインや生地感はお嬢とマダムの好みと一致したが、衝動買いするにはちょっと高い。

《田子坊》

田子坊の中はちょっとした迷路

《Woo＠田子坊》

Wooは前回見つけた高級ストール専門店
前回は上海のいたる所にあったが、今回はここと大丸で見かけただけだった。

出発前はコスパは悪くないとその気でいたマダムだったが、ここのスタッフのグイグイ来るセールスに購買意欲がいっきになくなった。
6年前は、どちらかと言うとお高くとまった感じの接客だったのに、販売方法を180度変えたようだ。

《田子坊》

田子坊は目的をもって地図片手に歩かないと、同じような所を無駄に歩き回ってしまう。
時間があったら、もう一度来てもいいなと言いながら結局来ることはできなかった。

▽タクシー 16元

夕方に泰康路でタクシーをつかまえるのは無謀だった。
空車のタクシーが全く来ない。
徐家匯路まで歩いて、乗車拒否にあいながらも何とかゲットできた。

1日目　9月18日（火）　夜

【瑞福園】

6時10分頃に到着。
まだ6時なのに店内は9割方埋まっていた。
空いている席は予約席ってことだろう。

瑞福園酒家 地元の料理

【瑞福園】

1杯108元の大間蟹を食べるつもりだったが、入口に蟹はいなかった。
9月下旬から蟹シーズンだと聞いていたので、何とかなると思っていたが…。

写真付きメニューと持参した資料を見ながら悪戦苦闘。
その間、オーダーは決まったかの催促は一切ない。
お店の人たちもかなり忙しそうで、それどころでなかったのかも。

【瑞福園：龍井茶 12元、青島純生 14元】

今回行った3軒のレストランの中でビールもお茶も一番リーズナブルだった。
特にお茶は特筆もの

【瑞福園：花雕酔草鶏 32元】

鶏肉の紹興酒漬け
鶏肉好きのお嬢が大喜び

【瑞福園：紅焼肉 68元】

上海名物の紅焼肉
日本の豚角煮とはちょっと違う。
これもとても美味しかった。

ほとんどのテーブルにこれはあった。

【瑞福園：萕菜肉絲羹 32元】

豆腐のスープ
3人には多すぎて、食べても食べても全然減らない。
あんかけ風で優しい味。

【瑞福園：蟹粉豆腐 68元】

大間蟹の代わりにはならないが、とりあえずオーダー。
今まで食べた蟹粉豆腐の中で一番おいしかった。

【瑞福園：肘菜面筋 28元】

大きな麩がゴロゴロ入って驚いた。
中まで味がしみ込んでいて絶品

しかもめちゃくちゃ安い。これは、食べなきゃ損

【瑞福園：合計 260元】

1人約1,500円と嘘のように安い。

【瑞福園】

瑞福園はかなり期待していたが、期待していた以上にいい店だった。
安くて美味しいと評判通りの店だった。
ここはおススメ。

《百盛》

パークソンはホーチミンにもあるので、我が家的には馴染みがある。
トイレを借りに入ったので、ついでに地下のスーパーをチェック

最終日にここで土産を調達するつもりだったが、こじんまりし過ぎて品数がない。

パークソン (上海店) 百貨店・デパート

《巴黎春天》

本命のiapmに行く前にプランタンもチェック
最終日にここのLILLIAN BAKERYでパンとエッグタルトを買う予定にしていたが、肝心の店が見つからない。

上海巴黎春天百貨（プランタン）　 百貨店・デパート

《環貿iapm商場》

iapmは陜西南路のランドマーク的存在
昔あった襄陽服飾礼品市場の跡地らしい。
iapmは初めてだが、襄陽服飾礼品市場には来たことがある。
ちょっと怪しげなニセモノ市場
あまりの不気味な雰囲気に数分で退散した記憶がある。

IAPM Mall ショッピングセンター

《環貿iapm商場》

例によって1階はナショナルブランドばかり
下に行くとスーパーがあったので、こちらをチェック。

パークソンと比べると広さは数倍あるが、商品は日本製と欧米製が多い。
マダムが好きなのは品質の高いローカルもの。

【鹿港小鎮＠環貿iapm商場】

疲れたのでコーヒーブレイク
ここに鹿港小鎮があるのはリサーチ済み

鹿港小鎮は前々から知っていたが、入ったことはない。

【鹿港小鎮：鹿港奶茶1号(熱) 26元×3】

メニューによると一押しのミルクティー
ただし、ホットは珍しいらしく何度も念を押された。

【鹿港小鎮：２品雪花氷 33元】

２品雪花氷はピーナッツ、マンゴー、ココナッツの中から２つを選ぶ商品
ピーナッツとマンゴーを選んだが、出てきたのはマンゴー、ココナッツ。

間違っているよと言うと一旦下げたが、ココナッツはプレゼントだということになった。
そんなに食べれるかと思ったが、マンゴーとココナッツはすこぶろ相性がよく、一緒に食べたらかなりいける。いっきに完食してしまった。
台湾で食べたかき氷と同じものと思っていたが、雪花氷は食感が全く違う。

【鹿港小鎮：２品雪花氷 33元】

そもそも一番たべたかったのが、ピーナッツ。
マンゴー＆ココナッツの衝撃にかすんでしまったかと思ったら、ピーナッツはやっぱり美味しかった。

【鹿港小鎮：合計 111元】

店のミスのお陰で、ピーナッツ、マンゴー、ココナッツの雪花氷を食べることができてラッキーだった。

▽陜西南路駅 服務中心

交通カードを買おうと思って1号線の陜西南路駅サービスセンターに行ったら、ここでは売ってないと言われた。
9時過ぎだったからか、サービスセンターに人がおらず、たまたま居合わせた風の駅員だったのでどこへ行けば売っているのか訊いたが会話が成立しなかった。

10号線か12号線のサービスセンターへ行けば売っているのだろうか？

《全家 長楽路店：農夫山泉天然水1.5L 3.8元×2本≫

ホテルの裏にあるファミリーマートで飲み水を確保
花園飯店の水道は飲めると書いてあるが、そんな度胸はない。

☆花園飯店＜ロビー＞

調度日本人女性スタッフがいたので、交通カードはどこで買えるのか教えてもらった。
陜西南路駅の場合、有人販売はやっておらず自動販売機になるそうだ。
自動販売機にはカード決済のみのタイプと現金決済が可能なタイプがあるようで、少々ややこしそうだ。

隣の黄陂南路駅ならサービスセンターで買えるみたいなので、明日の朝にでも行ってみることにする。
中国人スタッフが交通カードのホームページで調べてくれたので間違いないだろう。

オークラ ガーデン ホテル ホテル

☆花園飯店＜1009号室＞

今夜のディナーに考えていた喜粤8号がダメになって予定がかなり狂ってしまったが、それなりに充実した1日だった。
安くて美味しかった瑞福園のお陰かな。

明日はエストに行くので、早起きしなくちゃ


●6度目の上海　2日目
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