アメリカ国立公園巡り 2018/9 グレイシャー国立公園 その1 プロローグのLAとカルガリー

2018/09/15 - 2018/09/16

アメリカの国立公園が好きで回っていますが、モンタナ州のグレイシャー国立公園は以前から訪れたいところでした。

本当は体育の日の連休で行くことを計画していたけど、9月の敬老の日に振替休日をくっつけられたので、前倒しで行くことに。

もともと持っていたKUL-TYO-LAXのチケットを変更してLAX-YYC（カルガリー）を追加。いざ出発です。

エリア カルガリー(カナダ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: エアカナダ ANA

元々は体育の日の連休前日からの羽田発深夜便で取り敢えずのLAまでの航空券だったのですが、8月末にとる筈だった夏休みが延期にさせられ9月に、更に延期に...なったので敬老の日の連休に休日出勤の振替休日2日くっつけて5連休とすることが出来ました。直前の変更だったので、愛用の羽田発深夜便NH106番ではなく、成田発夕方便、それも2本ある夕方便のうち遅い方のNH6便になりました。

この便、777ですがエコノミークラスは横10列の国内線的詰め込み仕様なんです。それはキツイなと思いつつアップグレードポイントによるアップグレードは、空席待ちでは有りましたが実際の空席よりキャンセル待ちをしている人の方が少ない、「降りてくる」状態。

しかしチェックイン時はまだ確定せずやっとゲート通過時にビビッーとなってアップグレードとなりました。

しかし単に搭乗券差し替える筈なのに10分以上待たされてもまだ手続き中。最後の乗客な感じで搭乗しましたが、この間晒し者状態です...

かなり待たされたけどやっと搭乗券もらえ、搭乗です。

ドアの前で本日のシップを一枚。

気流が悪くかなり長い時間シートベルトサインが付いていてついウトウト。
ふと起こされてアミューズが置かれます。

1食目の食事は洋食の魚をお願いしましたが、、、何故か和食の前菜が出され、洋食のはずだけどと指摘したら、間違えたと。しかも代わりがもうないのでこれを食べてくれと...
しかもそれならいっそ和食にするかご飯と味噌汁を出してくれた方が良いのだが有無を言わさずコーンスープとパンを出されますが、流石に無頓着な私でもなんだか強烈な違和感。
パンにバターを塗ろうにもナイフがなくその旨伝えると持ってきたのはフォーク3本。和食の前菜は美味しかったので良いんですが、もうなんか笑うしかない状態。

でメイン「 鱸のソテー セープ茸バター バルサミコソース へーゼルナッツの香り」がデン、と置かれます。

ちょっとパサパサしていてお味はイマイチだったかな？

デザート。
これはなかなか上品で、美味しかったです。

なぜか、見たいと思うような映画は一本も無く、気がついたら2食目の機内食。

今度は最初からメインが「鰤幽庵焼き」の和食をお願いしました。

ちょっとたりないと思い「 栗と根セロリの大きなラビオリ、椎茸のソテー、野菜のうまみソース」も頼んだけど、あんまり好きではない椎茸メインな感じだったこともあって、あまり美味しくは感じなかった・・・

デザートにフルーツをいただきます。

今回はずいぶん南寄りのルートのようです。

LAX到着。最近はLAXはアメリカのゲートウェイとしてよく使っているので帰ってきた感がつよいです。

いつもの定点観測

ESTAの機械を操作すると、いつものあなたの乗って来た便はこの便ですか？という表示が出なくて、印刷されて来たのは屈辱的な×印が付いたレシート。

通常は簡易なキオスクを利用できるのにビザが必要な国からの人で混雑するレーンに回らなくてはいけません。具合が悪いことに上海とか香港からの便が少し前についており混雑に拍車がかかっています。結局イミグレ抜けるのに1時間も普段より多くかかってしまいました。

イミグレのオフィサーに聞くと航空会社からの乗客のデータに入っていないためはねられた、との事。しかし後日ANAに確認するとANA側は送っている、、、との事で真偽のほどは不明...

カルフォルニアのイメージ通りの抜けるような青空にLAXのシンボルの旧管制塔が映えます。いつも夕方着くNH106便を利用するのでこの青空はちょっと感動もの。

しかし空港で段取りが悪く、イミグレで余計にかかった1時間に加えてもう1時間ロスしてしまいます。

lotC行きのシャトルバスに乗り、シティバスターミナルで降りてセンチュリーシティー行きのバスに乗ります。正確には最初6番のバスに乗り、
Culver City Transit Centerで3番のバスに乗り換えます。

この辺りのロードサイドの商業施設は50～60年代的なオールドファッションな形状の看板を設置しているところが多く、飽きません。

建物も古いものを活用しているところが結構あります。

センチュリーシティーとは、ビバリーヒルズの隣でセンチュリーとは21センチュリーフォックス社のスタジオなどがあることからも分かるとおりいわゆるハリウッドのスタジオがあるところです。

バスを待つのに案外時間がかかってしまいましたが無事センチュリーシティー近くのバス停で下車し、ややハイソなモールに入ります。

カッコいいデザインにしているつもりなんでしょうけど、あまりに慎まやかというか格好つけすぎて、アップルストアですという自己主張が皆無なため、分かりにくいので目の前を通ったのに素通りしてしまいましたが、ここが目指すアップルストアです。

ここに来た理由はiPad miniが故障（とまではいかないけどビデオを写している時時々接続不良になる）なため交換しに来たのと、丁度iPhoneをなくした後だったので、新しいのを買うかどうか物色する事。

しかし空港でイミグレで１時間、その後も１時間無駄にした結果、予約の時間にも１時間遅れてしまい、キャンセルされてしまいました。

うーん、ここに来た第一目的が失われてしまったけど、折角なので新しいiPhone買ってしまえということでiPhone8を購入。Xと迷ったけどXの後継機種が発表され予約販売が始まりつつあるタイミングで10パーセント安くなりお得感が出たので...

アップルストアは大体どこも同じつくりですが、テーブルの特定のところに手を置くと、センサーが反応してテーブルの平面からコンセントがもちあがる仕掛けとかがあって面白かったです。。

本当はもっとモールを物色したかったのですが、時間がないので空港に戻らざるを得ません。

普段あまり買い物意欲はないのですがアメリカに来ると買いたいものがたくさんあるのが不思議です。

バスを乗り換えたバス停の前にハンバーガー屋があったので、バスを一本遅らせてそのバスが来るまでの間に夕食を食べることにしました。

バスで順調にLAXに戻ります。

夕焼けに映えるLAXのタワー

具沢山のスープの他、枝豆とかのつまみならあります。

ラウンジからは飛行機も見られてますが、日も暮れてきました。そろそろ搭乗時間です。

カルガリーまではA319

搭乗。カナダのエアラインなのでアナウンスされたサポートしている言語として英語、フランス語の他およそ母語としている乗客がいなそうなアラビア語がありましたが、北アフリカ出身のクルーの方がいたのかな？

搭乗率は2割ほどとガラガラ。
大丈夫か、エアカナダ、とちょっと心配になります。

ドリンク飲んで、ウトウトしてたらもう降下開始な感じ

カルガリー到着！カナダに来たって実感します。

ムース(ヘラジカ)に飛び立つカナディアングースと雰囲気を盛り上げてくれます。カナダは北欧的な感じのおしゃれなデザインが多い気がしました。

バッゲージクレームエリアにもカナダ来たんだ！という演出。
カルガリーの空港は新しくて気持ちがよく一つのターミナルにまとまっているのは便利です。ただし、その分歩く距離がながく、端っこの国際線ターミナルに着くと、反対側のレンタルカーセンターまで、まあ歩くこと歩くこと。

その代わりレンタルカーセンターはターミナルから横断歩道一つ隔てているだけの立地で楽チン

レンタルカーセンターには、各社のカウンターが並んでいます。もう12時前で最終便の時間なので人もまばらでしたが。

ミッドサイズ指定したはずだがあてがわれたのはフルサイズっぽい大きさの日産アルティマ。
ここではカウンターで鍵を渡されるスタイル。

私がついた日時点で、カルガリーから北へ行ったカナディアンロッキーは既に雪模様だったそうですが、今夜はカルガリーでもみぞれ混じりの雨が降っています。気のせいなのかそんな気候のせいなのかは定かではありませんが町が全体に暗くこの道で合っているのかなどやや不安になりましたが、今宵のお宿、スーパーモーテル８カルガリーエアポートに到着。

他のホテルの敷地の裏にあり、暗い中入口も分かりづらかったけど（日本の分譲住宅他のように最低限の接道部分を引っ張って来て、裏の敷地につなげている感じで、こういうのカナダでもするんだとちょっと驚き）、敷地に入って仕舞えばやや建物の古さは目立つものの普通のホテルでした。

翌朝出発時。これは駐車場からおもての別のホテルを見たところ。

カルガリーから、目的地のグレーシャー国立公園へは３時間の距離。したがって9時にカルガリーを出れば途中休憩やお昼を食べても13時には着く計算ではありますが、まずは向かったのはカルガリー動物園。

ここはパンダがなんと4頭もいて、ウリの一つになっています。

私はパンダ至上主義のいわゆるパンディストではありませんが、素直にかわいいと思います。

北米の針葉樹林で空輸された笹を食べるパンダ...

4頭のうち1頭は活発に動き回ってくれました。
2頭が大人、2頭が子供らしいのですがどっちがどうかもうわからないくらいに大きくなっていました。

レッサーパンダもいます。

こちらもかわいい

ユキヒョウは神々しいくらい美しかったです。

ここは、さすがというかカナダの動物を集めた一角が充実しています。
これから国立公園に行くけど動物が見られても遠くからしか見られないんではないか、と言うわけでまずは動物園で近くで見ておこう、との魂胆です。

メスばかりで全然「ビッグ」なホーンを持っていないビッグホーンシープ

こちらは立派な角を持ったドールシープ

フクロウの羽毛、樹皮に見事に擬態しています。この写真はズームしていますが遠目には全くわからないくらい。

北極圏にしかいないジャコウウシ

バイソン

北極圏に居るカリブー。去年原野を疾走するカリブーを見たのは感動しました

グリズリーは大きな個体ではなかったこともあってそれほどスケールは感じず・・・

ブラックベアの方が熊らしく格好良かったです。

オオカミは観察窓のすぐ近くにいたので迫力有りました。

カルガリー動物園に行った理由の一つとして、ロスで目的が達成できなかったのでカルガリーのアップルストアに行くことにし開店時間まで時間調整をしたかったら。

しかし本末転倒というかもうとっくに開店時間を過ぎる時間まで、予定よりカルガリー動物園で時間を過ごしてしまい、改めて市内南部のチヌークセンターのアップルストアに向かいます。

アイパッドは無料で交換してくれることになったのですが、在庫がその店には無いが市内の別のアップルストアには有るということで、在庫を確保してもらった上でそちらに向かうことに・・・

移動の前にホットドッグでお腹を満たしました

市内北西部のマーケットプレイスのアップルストアへ

マーケットプレイスのアップルストアの店内

無事新品のアイパッドに交換してもらえました

カルガリー市内を行ったり来たりして無駄にしてしまい15時近くになってしまいました。
何しているんだかと思ってしまいましたが、やっと南に向けて車を飛ばすことにします。