2018/09/14 - 2018/09/18
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_yama_san_さん
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2018年9月中旬に
福岡→韓国乗り継ぎ(仁川)→ウズベキスタン(タシケント)
の道のりで友人2人と5泊6日の個人旅行をしてきました!
ブハラ、サマルカンド、タシケントの三都市を巡って、こうしとけば良かったと思ったことや、旅の思い出等をまとめたいと思います。
旅の思い出を綴る前に、まずこのその①にこの旅を通して学んだ現地の情報を、そして次のその②にオススメスポット等の情報をざっとまとめておきます。
あくまで私の時はこうだったというだけの情報で正確性はイマイチなので、私の友人達のようにこれからウズベキスタン旅行を考えている方に「ふーん、そうか」程度に参考にしていただければ幸いです。
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【学んだこと】
①出入国について
ウズベキスタンへの入国にあたって、よく他の国で書かされる入国カードの様なものの記入は一切ありませんでした。私の隣のインド人らしき団体には入国カードが配られ所持金などの記入をしていたので、もしかしたらビザの必要な国はカードの記入が必要でビザが不要な国はカードの記入も不要になったのかもしれません。
出国の際には一般的な手続きの他に、滞在中の宿泊証明の提出が求められました。友人も私もそれぞれチェックされたので、グループであっても一人一人チェックされるようです。宿泊証明はチェックアウトの際に泊まったホテルが出してくれるので、レシートと間違えて捨てたりしないようパスポートなどと一緒に保管しておくといいと思います。
基本的にタシケント空港の手続きは物凄く遅いので、最低でも2時間以上前には空港にいた方が良いです。私の時は搭乗の際にチケットを確認するだけの作業にすらかなりの時間をくい、出発が20分ほど遅れました。
②ネット環境について
私達はイモトのWi-Fiを借りていたのですが、正直あまり繋がりませんでした。途中で会った旅慣れた方は現地のSIMカードを買っていたのですが、その方も電波がろくに繋がらないと嘆いていたので基本的に電波環境が良くないのだと思います。
それでも各ホテルのフリーWi-Fiは基本的に繋がりましたし、事前にGoogle翻訳のアプリでロシア語と英語、日本語、maps.meのアプリでウズベキスタンの地図をダウンロードしていたのでそこまで不便は感じませんでした。
③列車について
私達はタシケント→ブハラ→サマルカンド→タシケントと列車で移動しました。
私は英語がからきしなので、列車の手配は友人がadvantourという現地の旅行会社にネットで申し込みをしてくれました。
基本的に英語のメールでのやりとりになり、支払いは入国時のタシケントの空港にadvantourの方が来てくれたので、その方から全ての切符を受け取りドルで支払いました。
旅行会社を通さずに鉄道会社のホームページからも買えるようなのですが(その場合は半額くらいの値段)全てロシア語?表記で私達には意味不明だったので断念しました。
当初は全て高速列車であるアフラシャブ号で行く予定だったのですが、最も移動距離の長いタシケント→ブハラ間のチケットが取れず、急行列車的位置付け?のシャルク号で6時間かけて行くことになりました…。
タシケント→ブハラ間には飛行機の国内線もあり、1時間ちょい程度で着くので時間の都合がつけば飛行機でもいいと思います。(私達の移動日は土曜日で夕方の便の飛行機しかなかったので少しでも早い時間に着くシャルク号にしました。他の曜日は確か午前中の便があったと思います。)
シャルク号の評判が悪い(遅い、暑い、密集していて不快)ことと、席がバラバラになったこと、なんだか死ぬ程うるさそうなインド人の集団と同じ車両になったことから車両入り口で切符の確認をしている車掌にVIP車両にアップグレードできないか聞いたところ、今日はVIPに空きがあるので1人10,000スム(1,500円程度)で可能との返事だったので、車掌にお金を支払いVIP車両にしてもらいました。
VIP車両は個室のような作りで足をあげてダラダラくつろぐことができ、横になってウトウトしている間にブハラに着きました。通常の席よりだいぶ疲れが少なかったので、移動時間が長い場合はVIP車両にするのもいいと思います。
列車の駅に入る際にもパスポートと荷物検査があります。ブハラ土産のナイフを手荷物に入れたままでも通れたので、正直何を持っていたら弾かれるのかはイマイチ不明ですが、混み合う時にはそれなりに並ぶので列車の出発30分前には駅に着いておいた方が無難です。
出発間際に列車に乗ると入り口近くの荷物を置くスペースに空きがなく、座席上の網棚にスーツケースを乗せないといけなくなったりもするので、もしも列車が来ていたらさっさと乗り込んでしまうが吉です。
④タクシーについて
白いタクシーは基本ボッタクリなので乗るなら正規の黄色いタクシーがいいです。
観光地や駅に止まっているものもボッタクリが多いので、やり取りが面倒なら少し歩いて車道を流しているのを止めるのがオススメです。日本と同じような感じで地面と水平くらいに手をあげると止まってくれます。確かだいたい15~20分くらいの距離で1,000スム(150円程度)でした。
⑤両替について
空港の両替所や銀行、大きなホテルだとホテル内にある銀行で両替が出来ました。
クレジットカードがほとんど使えない(使えてもスキミングの被害が多いらしい)ので、あらかじめ使う分のお金と予備のお金をドルで持って行き、一定額程度を必要な都度両替しました。日本円からスムへの両替ができるところもあるのですが、ドルに比べてレートがかなり悪いのでできればドルで持って行った方がいいです。
ウズベキスタンの紙幣であるスムはかさばるうえに国外への持ち出し不可で使いきらねばならないため一度に大量の両替はオススメしません。私達はだいたい1万円ずつくらい両替していました。
⑥持ち物について
・帽子
過ごしやすいとされている9月中旬に行ったのですが、それでも日差しがキツくて帽子は必須でした。日傘も持っていっていたのですがさしている人もほとんどおらず、モスクなどでも周囲の人の視界の邪魔になる事もあり帽子しか使う事は無かったです。
・除菌シート
これはもう本当にキレイキレイを持って行っておいた方がいいです。キレイキレイというか除菌シートを。とりあえずブログ等を読んだ限りだとめちゃめちゃみんな腹を壊していたのでキレイキレイを持参し食事の前に手と食器を拭くようにしていました。携帯用を2袋持って行っていたのですが湿度が低いせいで一瞬で乾き、全然足りませんでした。4袋程度はあると良いと思います。
・胃薬
これももう必須。とりあえず毎食後大正漢方胃腸薬を飲みたまに日本のコンビニで買ってきた干し梅を食べる死ぬほど胃を労わる生活をしていました。歯磨きの時もミネラルウォーターを使う徹底ぶり。その甲斐あって?か私も友人達も誰一人腹を壊さずに旅を終えられました。
・リップ・ハンドクリーム
本当にもうカサカサになります。日本の冬でもさして乾燥は感じていなかったので特に何も持って行かなかったのですが、カカトと唇がもうカッサカサでえらいことに。持っていけば良かった…。
・水に流せるティッシュ
基本的に小学校とかにある粗悪なトイレットペーパーを一度ふやかして乾かしたような紙なので、多少不快ですが普通に使えます。ただ、場所によってはひどい紙のところもあるようなので、水に流せるポケットティッシュを2、3個持って行くと安心かもです。
⑦治安について
ブハラ、サマルカンド、タシケントの三都市を回った限りではウズベキスタンの治安は凄く良かったです。私は福岡在住なのですが、正直福岡よりウズベキスタンの方が確実に治安がいいです。夜中や物凄い裏道などは分かりませんが、夜9~10時くらいなら子供達が普通に自転車に乗っていたりして、安心して道を歩く事が出来ました。
アジア人が珍しいのかウズベキスタン人が皆フレンドリーなのか、基本的に昼夜を問わずめちゃくちゃ絡まれますが、「どこの国から来たの?これからバーで踊りに行くから一緒に踊ろうよ!(コミカルな動きで踊り出す)」みたいな愉快な絡まれ方で『ヤンキーにカツアゲにあう』的な絡まれ方はしないので大丈夫です。別に踊りに行かなくても笑顔でサンキューと別れられます。
ただ、皆良い人ですが目が合うと相当な確率で話しかけられ記念撮影とかが始まるので、そういうのが苦手な場合は必要な時以外はあまり周囲と目を合わせない方がいいと思います。
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