2018/09/16 - 2018/09/16
119位(同エリア246件中)
あおしさん
「石岡のおまつり」は正式には常陸国総社宮例大祭と言われ、9月15日を中心に3日間行われ、例年40万人ほどの人が集まります。
なんでも埼玉県の「川越祭」、千葉県の「佐原の大祭」と並ぶ「関東3大祭り」の1つとか。
正直「浅草三社祭り」とか「秩父の夜祭」の方が大きなお祭りのような気もしますが・・・
中日の9月15日、この「石岡のおまつり」に行ってきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
東京から常磐線で約1時間半ほどで、午後3時過ぎに石岡駅に到着。
駅前はもうお祭り気分まっさかり。石岡駅 駅
-
とりあえず市内中心部へ歩いていきます。
おみこしがやってきました。 -
わっしょい、わっしょい、男の人たちの掛け声が勇ましい
-
また、山車もパレードの出発点に向かっています。
山車の上には、2mほどの有名な神々や武将などの人形が乗っています。
この山車の人形は「弁財天」。七福神の中の神様。
それを各町の人たちが大声で掛け声をかけながら、囃子や太鼓で行進します。 -
この石岡の町には昭和初めの「看板建築」と言われるレトロな商店が結構残っています。
関東大震災以降昭和初めに作られた商店などの建物で、西洋風だったり、和風だったり。 -
看板建築の先駆けの「十七屋履物店」。
現在も履物店として健在。
ちょうど山車がやってきました。 -
看板建築の中で秀逸と言われる「すがや化粧品店」
ギリシア風の洋風の建物。 -
銅板張りの正面がおしゃれな久松商店
-
和風の「福島屋砂糖店」。
土蔵造りの建物ですが、売っている商品はなんとセーラームーンとかドラゴンボールなどの「フィギュア」。なんともミスマッチ。 -
この「石岡のおまつり」で、特徴的なのが、「幌獅子」です。
獅子舞のうしろに移動式の小屋が付随した珍しいものです。まち蔵藍 名所・史跡
-
獅子の方は踊っていたり、小さなお子さんに「かみついたり」。
かみつかれたお子さんは泣いている子もいました。そりゃ、怖いよな・・・ -
夜が更けてくると大通りを山車が12台続いての行進・移動が始まります。
この山車の行進はお祭りのメインイベントです。
この山車は「聖徳太子」です。 -
それぞれの町内の人たちが掛け声をかけながら、山車を引っ張っていきます。
この山車は第16代天皇とされる「仁徳天皇」。 -
「桃太郎」の山車です。
ちょっと顔が怖い・・・ -
「八幡太郎」「八幡様」こと源義家。
鎌倉の鶴岡八幡宮、京都の石清水八幡宮をはじめ、全国の八幡宮の神様です。
平安時代の武将で、源頼朝のおじいさんのおじいさん。
まだ武士の地位が低かったころ、「天下一の武勇の士」と貴族たちからも称賛され、武士の地位向上に大きな役割を果たし、後世武士たちから「神様」として崇められました(黒人初のメジャー・リーガー、ジャッキー・ロビンソンみたいな感じかな)。
徳川家康の「家」、その後の徳川将軍たちの「家」もこの源義家にあやかって、つけたものです。 -
初代天皇の神武天皇もやってきました。
-
武将たちは総じて質素な感じでしたが、一番華やかで美しかった弁財天。
昼間も見ましたが、夜になると一層美しく見えました。 -
戦前はこの人の名前を知らなかったら、「非国民」扱い。
「七生報国」「大楠公」楠木正成です。 -
源義経が愛した「静御前」。
義経はいないのに、なぜか静御前だけがいるのは? -
「天神様」こと、学問の神様、菅原道真。
全国の天満宮の神様です。
小さな町のお祭りなので、浅草三社祭りや秩父の夜祭に比べると規模はやや地味でしたが、なかなか華やかなお祭りで楽しめました。
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