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1.9泊9日の旅の始まり<br />奥鬼怒温泉郷への訪問後一週間後に平熱のプラス2度以上の発熱があり、<br />右下肢足首からふくろはぎ部に紅色の大きな腫れが生じた。かかりつけ医から川崎市立井田病院を紹介され、病名は蜂窩織炎(ほうかしきえん)。皮膚とそのすぐ下の組織に生じる、広がりやすい細菌感染症。<br />治療は6日から14日、毎日、抗生物質を8時間ごと、02:00、10:00、18:00に点滴することである。医師の看護婦への指示は、移動は車椅子、トイレは付き添い付き、安静に寝ていることであったが、入院の翌日7日には熱は下がり、食欲旺盛、暇を持て余した。<br />外出は禁止され、スマホは持ち込み可(窓際では強力)、パソコンでWIFIができる部屋を求めたがそのような部屋はなく、差額ベッド代なしの4人部屋のみであり、することがない。<br />蜂窩織炎(ほうかしきえん)を悪化せないように血糖値の測定とカロリー制限が行われ、病院で提供する三食以外は水以外の飲み物食事は禁止であった。<br />2.「小人閑居して不善をなす」<br />私のような小人物が暇を持て余すと、とかく悪事に走りやすい。悪事とは言えないまでも、話相手は唯一私の年の1/3以下の看護師しかいない。看護士の出身地を聞いて見た。<br />川崎市横浜市等の神奈川県下が約2/3。特に川崎市内看護士養成学校の卒業者が1/2を占めている。その理由は、川崎市内看護士養成学校の卒業生は市立病院などに一定期間以上勤務すると授業料が免除される。<br />点滴は2:00、10:00、18:00の三回行われ、特に2:00の点滴が終了したのちは目が覚めて眠れない。<br />することと言えば、病院内病棟内のあらゆる設備、あらゆる表示、全ての窓からの見晴らしの確認ぐらいしかすることがない。<br />3.建物の構造の特徴<br />設計 山下設計<br />http://www.yamashitasekkei.co.jp/works/projectstory/post-3.html<br />ナースコール アイフォン 写真にあるナースコールで、点滴終了時にナースコールをした。<br />https://www.aiphone.co.jp/corp/casestudies/medical/medical11.html<br />レンガタイル スカラ<br />http://www.scara.co.jp/works/idabyouin.html<br />川崎市立井田病院 <br />https://hospia.jp/hosinfo/1145200050<br />眺望<br />周囲には川崎市立井田病院より高い建物なし。GPS測定値では地上の標高60メートル入院した5F標高100メートル。<br />東西南北には大きなガラス面があり、左右に避難階段、消防車への脱出口を有する。<br />東側ガラス面は駐車場に向いており、ここだけ網入れガラスを使用している。<br />ガラスが厚いガラスを使用して、防音性が高い。救急病院であるにもかかわらず、救急車の音が全く聞こえない。<br />入院中、1:00頃落雷があったがその際大きな音がしたが、西側多摩地区へ落雷があった際には全く音が聞こえない。<br />花火<br />長くからいる看護士に確認したところ、東京ディズニーリゾートの花火が見えるとのことであり、早速、入院中の土曜日の周辺の花火大会の予定を確認し、家族を面会に呼んだ。しかしながら、花火大会は八景島のみであり、花火は見えなかった。<br />空調<br />各病室の入口に温度調節器あり、26℃から27℃で設定。東西南北の非常口付近は23℃に設定<br />5F西側病棟の病室と収容可能患者数<br />夜間の看護士は3人。一人当たりの患者数は17人との表示。<br />従って、51人以下に収容可能患者数は抑えていると推定。<br />4.病室<br />利用した病室は約5メートルX約5メートルの正方形をしており、4人部屋の場合、一人の病室はカーテンで仕切られた、約2メートルX約2メートル。各部屋の中間に1メートルの通路。<br />付帯設備<br />テレビ、冷蔵庫、金庫のセットあり。テレビと冷蔵庫にはテレビカード必須。<br />5.医療費他<br />医療費以外の費用<br />寝間着タオル シャワーの度に替えた。便利。<br />約400円/日<br />食事 消化が良すぎて、すぐに腹が減った。<br />約1500円/日<br />6.レストラン、コンビニ<br />B1レストラン 利用禁止<br />B1コンビニ 無糖のコーヒーのみ購入<br />1Fにコーヒーショップ 利用せず 利用禁止<br />7.懸念点<br />地震発生時の非常用電源と燃料<br />東京湾岸に集中する発電所と送電線が被災し、川崎市内が停電となった場合、非常用電源は当然稼働するだろうが、燃料が何日分用意されているだろうか。<br />東京都のいわゆる東京直下型地震の防災計画では電力の回復は1週間を目標とする。果たして1週間分の非常用電源の燃料は用意されているだろうか。<br />

看護士だけが知っている花火の名所 川崎市立井田病院

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2018/08/06 - 2018/08/14

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kirstiNorge

kirstiNorgeさん

1.9泊9日の旅の始まり
奥鬼怒温泉郷への訪問後一週間後に平熱のプラス2度以上の発熱があり、
右下肢足首からふくろはぎ部に紅色の大きな腫れが生じた。かかりつけ医から川崎市立井田病院を紹介され、病名は蜂窩織炎(ほうかしきえん)。皮膚とそのすぐ下の組織に生じる、広がりやすい細菌感染症。
治療は6日から14日、毎日、抗生物質を8時間ごと、02:00、10:00、18:00に点滴することである。医師の看護婦への指示は、移動は車椅子、トイレは付き添い付き、安静に寝ていることであったが、入院の翌日7日には熱は下がり、食欲旺盛、暇を持て余した。
外出は禁止され、スマホは持ち込み可(窓際では強力)、パソコンでWIFIができる部屋を求めたがそのような部屋はなく、差額ベッド代なしの4人部屋のみであり、することがない。
蜂窩織炎(ほうかしきえん)を悪化せないように血糖値の測定とカロリー制限が行われ、病院で提供する三食以外は水以外の飲み物食事は禁止であった。
2.「小人閑居して不善をなす」
私のような小人物が暇を持て余すと、とかく悪事に走りやすい。悪事とは言えないまでも、話相手は唯一私の年の1/3以下の看護師しかいない。看護士の出身地を聞いて見た。
川崎市横浜市等の神奈川県下が約2/3。特に川崎市内看護士養成学校の卒業者が1/2を占めている。その理由は、川崎市内看護士養成学校の卒業生は市立病院などに一定期間以上勤務すると授業料が免除される。
点滴は2:00、10:00、18:00の三回行われ、特に2:00の点滴が終了したのちは目が覚めて眠れない。
することと言えば、病院内病棟内のあらゆる設備、あらゆる表示、全ての窓からの見晴らしの確認ぐらいしかすることがない。
3.建物の構造の特徴
設計 山下設計
http://www.yamashitasekkei.co.jp/works/projectstory/post-3.html
ナースコール アイフォン 写真にあるナースコールで、点滴終了時にナースコールをした。
https://www.aiphone.co.jp/corp/casestudies/medical/medical11.html
レンガタイル スカラ
http://www.scara.co.jp/works/idabyouin.html
川崎市立井田病院
https://hospia.jp/hosinfo/1145200050
眺望
周囲には川崎市立井田病院より高い建物なし。GPS測定値では地上の標高60メートル入院した5F標高100メートル。
東西南北には大きなガラス面があり、左右に避難階段、消防車への脱出口を有する。
東側ガラス面は駐車場に向いており、ここだけ網入れガラスを使用している。
ガラスが厚いガラスを使用して、防音性が高い。救急病院であるにもかかわらず、救急車の音が全く聞こえない。
入院中、1:00頃落雷があったがその際大きな音がしたが、西側多摩地区へ落雷があった際には全く音が聞こえない。
花火
長くからいる看護士に確認したところ、東京ディズニーリゾートの花火が見えるとのことであり、早速、入院中の土曜日の周辺の花火大会の予定を確認し、家族を面会に呼んだ。しかしながら、花火大会は八景島のみであり、花火は見えなかった。
空調
各病室の入口に温度調節器あり、26℃から27℃で設定。東西南北の非常口付近は23℃に設定
5F西側病棟の病室と収容可能患者数
夜間の看護士は3人。一人当たりの患者数は17人との表示。
従って、51人以下に収容可能患者数は抑えていると推定。
4.病室
利用した病室は約5メートルX約5メートルの正方形をしており、4人部屋の場合、一人の病室はカーテンで仕切られた、約2メートルX約2メートル。各部屋の中間に1メートルの通路。
付帯設備
テレビ、冷蔵庫、金庫のセットあり。テレビと冷蔵庫にはテレビカード必須。
5.医療費他
医療費以外の費用
寝間着タオル シャワーの度に替えた。便利。
約400円/日
食事 消化が良すぎて、すぐに腹が減った。
約1500円/日
6.レストラン、コンビニ
B1レストラン 利用禁止
B1コンビニ 無糖のコーヒーのみ購入
1Fにコーヒーショップ 利用せず 利用禁止
7.懸念点
地震発生時の非常用電源と燃料
東京湾岸に集中する発電所と送電線が被災し、川崎市内が停電となった場合、非常用電源は当然稼働するだろうが、燃料が何日分用意されているだろうか。
東京都のいわゆる東京直下型地震の防災計画では電力の回復は1週間を目標とする。果たして1週間分の非常用電源の燃料は用意されているだろうか。

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