北海道地震　親へ救援物資輸送弾丸日帰り

2018/09/07 - 2018/09/07

9月6日早朝、先に起床した愛方が北海道で大きい地震あったみたいだ！と言う声にテレビを見ると・・・。

宮城で津波の大震災を経験した春道は親に電話してみた。

音質こそ電波が混み合っているのかガサガサして悪かったがすぐにつながった。

怪我は被害は？怪我は無い。被害も茶だんすがどうとかこうとか・・・。よく聞き取れない・・・。うちに切れた。

無料通信アプリもすぐに行かないのか。既読にならんし・・・。

しばらく経って無料通信アプリで、スマホの充電が無くなりそう。電池で充電出来るスマホの充電器が欲しい。と。
しかし、大手宅配業者のホームページでは、やはり北海道集荷停止となってる。

色々と気になったが最悪の状況では無いようなので普通に仕事に来た。

妹も、とある地域の道民だがライフラインの寸断が多数あると無料通信アプリで連絡があった。

気になる・・・。大丈夫かなと。

両親ともに健在だが、色々あり両親は離れて暮らしているため、両方の地域ともに停電だということが時間が経ってわかった。

そうなると携帯の充電切れる。モノが買えない。ガソリン買えない。と震災時を思い出し、年老いたのにはきついだろうといてもたってもいれなくなり、春道の上司に北海道へ行かせて欲しいと伝え、快諾してもらえたので、愛方を連れ、地元宮城でテッシュや水、カップ麺、電池、携行型携帯充電器など購入し青森へ。
青森のコンビニでおにぎりやパンなど賞味期限の短いものを購入。

深夜、0：00青森フェリーターミナル到着。
まわりには災害時の緊急応援だろうか、他府県ナンバーの救急車。他府県ナンバーの電気設備工事車両などが乗船待ちをしていた。
2：00の青森～函館フェリーに車と乗船。

5：50函館着のフェリー甲板から到着20分前の5：30。あたりは明るくなっているとは言え、函館の街並みがおかしい・・・。停電しているようで街灯も点いていないのがフェリーの上からでもわかる。

6：00に下船し、車道へ出ると案の定、信号が消えている・・・。
震源地から遠い函館も停電て・・・。
コンビニも休業。ガソスタも休業。青森フェリー乗船前に満タンにして正解。
高速道路の通行止めは、一日近く経って区間も狭まり、震源地近辺だけとなったが一般道で向かう。

180キロ走行した、伊達市で開いているガソスタに入る。ガソリンのメーターは1目盛りしか減っていなかったが、あの大震災時は給油量の制限もあったし、携行缶なんてもので予備を持つ事もあったが、今日このスタンドでも『いくらも入らないと思うけど満タンで』と伝えると、20リッターまでなんで。と言われた。
まぁ想定内。
このあと親もとへ向かう道中のスタンドはことごとく大行列！！！ひどい所だとキロ単位で並んでいた。

なんとかお昼前に母親のところへ到着。
本当に無事だった。
無料通信アプリでは、携帯を電池で充電できるものが欲しいとだけ言っていた。心配かけまいと遠慮するタイプなので、本当にそれだけかと心配だったが、家の片づけを少しするくらいでまったく問題なかった。一安心。
買ってきた物資を渡したが、ちょっと現在の街の状況が逆に普通で、予想していた建物倒壊とか窓が割れてとか、道路が波打ってるとかが無く、停電で信号が点いていない、ガソスタに行列、スーパーに行列と言った程度で、電気さえ復旧すれば何日かで普通の環境にここらへんはなりそうだと感じた。
ライフラインも水道、ガスは地震後も不便なく使えていて、停電だけが丸一日続いたが、わたしが到着する3時間前くらいに来たようだ。
信号が止まってる関係で、そこらで事故も目撃したので、落ち着くまで車は乗らないように伝えて母親宅を後にした。

13：30　父親のところも行ってみる。
ここはまだ電気が来ていない地域のようでラジオで情報を取っていた。
怪我もないようだし、車の電源から携帯に充電している。どこも出ることもないし、ガソリンも満タンだという。
こちらも一安心。
よかった。

春道の上司に無事にあえて確認できて片づけも終わったので帰ります。と連絡。

14：30　さあ函館に向かおう。。。

途中、任務遂行を果たしたのでご褒美に国道37号線稀府あたりで朝採れモロコシ食べる（写真無し）（笑）

森町あたりはまだ停電。道の駅も休業。信号も消えている。

大沼。信号ついている。ラッキーピエロでチャイニーズチキンバーガーゲット！

ハセガワストアで焼き鳥弁当買おうとしたが、店は営業していたが焼き鳥弁当完売との事。。。

しょうがないので
再びラッキーピエロ～

函館港近くのラッキーピエロでご飯物購入。

まさかのラッキーピエロはしご（笑）

20：15函館～青森フェリー乗船

0：30青森ターミナル到着

4：00帰宅

と言う 日付はまたいでいるけども、仙台から北海道車とフェリーで日帰り弾丸プチ見舞い旅です。

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 旅行の手配内容: 個別手配

函館到着40分前の海上

黒い雲・・・。

気分も乗らない天気。

ザッーーーと強い雨が降っている・・・。

こんな雲があちこちに・・・。

函館山サイド

電波塔にライトが点いてない？

フェリー甲板からフェリーターミナル近辺

建物の照明や
街灯すらついていないようだ。

船内に戻り下船準備

停電しており信号も10個に1個くらいしかついていない。

後から聞いた話では100パーセント供給できないから、50パーセントくらいしかない電力を分配？していたような具合に調整していたかららしい。

電柱が倒れてとか、電線が寸断されてと言うような物理的な衝撃ではなかったよう。

そんなん知らないので、心配になりながら駒ヶ岳眺めながら、4時間くらいかけて母親のいる町へ向かう。

いいアピールだし、面白いけど、最近のおかしな天候や地殻を考えると、風で飛んでったら非常に危ない。と言うモノの見方になってしまう・・・。

初めに書きましたが、両親ともども無事が会って確認できたので、帰りは少し観光気分♪

大沼のラッキーピエロ森町赤井川店

地震の影響でしょうか

全メニュー提供は出来ておらず一部のメニューでの営業の様です。

しかし、途中のコンビニやドラッグストアでも遠目に見て思いましたが、停電続く暗い中、来たお客さんの要望に出来る範囲で応えるようにしていた姿勢をすごく見ました。
店員さんだって普通に仕事出来る状況なのかな？とか考えると頭が下がる。

行きで寄ったセイコーマートさんも自家用車のバッテリーを店内に引っ張り、電気を店内に入れて簡単な調理をしていて、わたしが暗い店内に入店していくと、オーナーさんらしき方が、「ごま塩おにぎりのみですがよければどうぞ」とおっしゃって下さり、両親用に買ったついでに私と愛方の分も購入させて頂いたが、すごく美味しかった。いろんな意味で。

ここラッキーピエロさんもだな。

少ないメニューながら頑張っていた。

写真はガラナオンリーの自販機

ミルクコーヒーオンリーの自販機

ちなみにガラナ2本ミルクコーヒー2本自宅用で購入。

入店前の儀式

中の様子

店内で食べる人よりもテイクアウトの方が多いようです。

場所柄、わたしたちのようにこれからフェリーに乗る人や函館を名残惜しんで道内の他地域へ戻る人などでしょうか。
店内は比較的空いていました。

鉄板のチャイニーズチキンバーガー購入。

すぐ車内で

まずは感謝のキッス♪

かぶりつく！

ガラナと記念撮影

フェリー内で食べる焼き鳥弁当を買いたくて、店内の照明も点いていたので、余裕かまして入店したハセガワストアにウキウキ入っていくとまさかの売り切れ。。。
オーー！ノーーー！

しょうがないので
フェリーターミナル近くのラッキーピエロへ
港北大前店です。
まさかのはしご（笑）

ここでは船内用として、チーズかつ丼、普通のカツどん、チャイニーズチキンのり弁のエル

弁当購入個数3つ　人員2名ですがなにか？

船内ディナー　その1

船内ディナー　その2

食ったら出航です。

一抹の不安が晴れてよかったですが、わたしの身内よりも、現在も大変な思いをしている方々もいるでしょうし、何より何百年間も起きなかった平和な山間の家並みを尊い命を一瞬に奪い去られた方々にはご冥福をお祈りいたします。

某ニュースで亡くなられた方のご遺族がインタビューにこう応えてらっしゃいました。

生まれてからずっと生かせてもらったこの場所で死ねて母も本望だと思います。と。

強いなー道民は。

青森到着まで仮眠

9.6（木）仙台　20：30出発
9.7（金）青森　0：00到着
9.7（金）青森　2：00出航
9.7（金）函館　6：00到着
9.7（金）札幌　11：30到着
9.7（金）登別　14：30出発
9.7（金）函館　18：30到着
9.7（金）函館　20：15出航
9.8（土）青森　0：30到着
9.8（土）仙台　4：00到着


走行距離1208キロ　燃費18.4キロ

まさかの仙台から北海道への日帰り車旅は疲れました。
土曜の本日は朝から通常通り仕事です。

当たり前の日常、当たり前のライフライン、当たり前にいるもんだと思ってる家族。

宮城で震災を経験したがあれからもう7年。

今回、行ってきて当たり前と言う環境は毎日ずっと必ず続くものじゃ無いと改めて思った。

不測の事態への準備するモノ。
当たり前にいる家族への感謝。
相手がいて自分がいて目を見て言えるうちに沢山のありがとうを言っておかないと。
後悔しないように。


今回の件は、個人的主観も入っています。
気に障れた方は申し訳ありませんでした。

最後まで読んで頂き有難う御座いました。

この旅行記へのコメント （4）

• nimameさん 2018/10/19 09:06:32

  行動力は凄いですね（＾＾）

  初めまして・
  この度はnimameの旅行記に訪問＆良いね、有難う御座います。
  今読ませて頂いて、凄い行動力！決断が早いですね・
  お父さん・お母さんの地域は被害が比較的少なかったみたいで、やはり自分の目で確かめると安心感が違いますよね。
  親御さんも息子の顔見て、普段より余計に嬉しかったと思います♪
  本当に普段の普通の生活がとても有難いですよね・・
  nimameの居る網走も40時間停電、でも不思議と前に家点いているのに、我が家は真っ暗！！
  何で！！
  隣の話ですと古い家より、新しい家が配線が違い早いとか？？
  良く意味が解りませんが、今回は本当に慌てました。
  早速ポータブルのストーブ買いましたよ（笑）
  これからも宜しくです。　nimame

  ワルイチョッパーさん からの返信 2018/10/19 21:34:31

  Re: 行動力は凄いですね（＾＾）

  初めましてnimameさん♪
  
  こちらこそ旅行記にイイネとあたたかいコメントありがとうございます！
  
  いい年になったのに、未だにまともな親孝行もしていないうちにいかれてしまっては後悔しきれないので行って来ました（笑）
  
  nimameさんの地域でもおよそ二日間停電でしたか…。
  
  私は東日本大震災の時には5日停電を経験しましたが、この時代に電気が無く情報が取れないのは非常に不便ですよね～。
  
  また、季節によって備えて置くものの優先順位も変わってきますしね。
  
  nimameさんも比較的早く元通りの普通の生活に戻ることが出来て良かったですね！
  これからもお身体に御自愛されて楽しい旅を続けて下さい。
  nimameさんの旅行記も楽しみにしております。
  
  ワルイチョッパー
  

• nekochanさん 2018/10/11 05:13:25

  本当にお疲れ様でした。

  ワルイチョッパーさん　はじめまして。
  
  わたしの旅行記にいいねありがとうございました。
  9月7日はすごい一日でしたね。
  わたしはたまたま夫と実家に帰っていて地震にあいました。
  実家では母が一人で住んでいるものですから、そういう意味では実家にいたときに地震でよかったと思いました。うちはマンションで停電のため断水してしまい、夫に水を汲みに行ってもらったりしました。
  買い物に行ったスーパーの前で人が順番に並んでいることなどにドイツ人の夫は感動していたようです。
  ワルイチョッパーさんは、宮城で震災を体験されたのですね。そのときのご苦労を思うと本当に胸が痛みます。それでご両親のところにすぐ駆けつけられたのですね。
  ワルイチョッパーさんがおっしゃるとおり、当たり前という環境は毎日続くものじゃないですね。水と電気で本当に思いました。
  そして感謝の気持ちを大切にしたいと強く思いました。
  
  これからもご家族を大切に。そしてよい旅をお続けください。
  

  ワルイチョッパーさん からの返信 2018/10/11 22:28:17

  Re: 本当にお疲れ様でした。

  nekochanさん はじめまして。
  
  こちらこそあたたかいコメントありがとうございます♪
  
  息子が大震災で大変な思いしたのに対岸の火事のように見てて、自分の状況と照らし合わせてないから、携帯の充電無いとか困るんだよ（笑）
  と叱って来ました（笑）
  
  そういう風に言えるのも「無事」だったからですよね。
  
  昨今の異常的な気候や災害に備えていても、人間のあがきなんてたかだかしれているのでどうにもならんこともあるかもしれませんが、その時のためにも、身内を含めた、大切な人にも後悔のないように接していようかな。と年齢を重ねるごとに強く思う今日此の頃です。
  
  nekochanさんも、ご家族とともに御身体にはご自愛下さり、これからも良い旅をお続け下さい。