2017/12/08 - 2017/12/08
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RAINDANCEさん
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沖縄県南西部、八重山列島の島である竹富島を訪れました。八重山の伝統文化と美しい海を抱くこの島は、八重山の中心地である石垣島から約6kmとアクセスが良いこともあり、多くの観光客が訪れる人気の離島となっています。
★石垣島から高速船で竹富島へ。水牛車、自転車、徒歩と色々なスタイルで島の見どころを巡る。
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎八重山そば
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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八重山列島の石垣島から、竹富島へ足を延ばしてみます。竹富島は、石垣島から南に6kmほどの離島です。島へ向かう高速船乗り場へ。
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石垣港からは、色んな船が出ているので迷ってしまいます。
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港には、石垣島の英雄・具志堅用高さんの像。
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時間がちょうど良かった、八重山観光フェリーの「ちゅらさん2」へ乗り込みます。
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ちゅらさん2の船内。
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フェリー乗り場では、フェリーと併せて竹富島名物の水牛車観光を申し込むことができました。
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10分ほどの航海で竹富島に到着。
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全島が西表石垣国立公園に含まれる竹富島。
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申し込んでおいた水牛車の送迎バスがお出迎え。
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水牛車観光「竹富観光センター」のオフィスへ。
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水牛車の順番が来るまで、ここで土産物を見たりして待機。
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私たちを引っ張ってくれたのは、この「川平ちゃん」。
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ゆっくりと、ゆっくりと、国の重要伝統的構造物群保存地区となっている集落の通りを進みます。
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水牛たちはみな、曲がり角では壁に当たらないように内輪差を考慮して、きちんとアウトコースから曲がってくれるんです。
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琉球石灰岩による石垣。
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南国の花。
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こうして、島の集落をゆっくりと巡ります。
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この家は、伝統的な飾りで観光客を楽しませてくれてます。
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30分弱の周回を終え、センターへ戻ってきました。
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水牛車のあとは、島内の中心部を少し歩いてみましょう。
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いわゆる神社です。竹富島では。神社の拝所を御嶽(オン)と呼ぶそうです。(他にも呼び方あり)御嶽は神聖な場所で、地元の人以外がむやみに入ってはいけません。こちらは西塘御嶽(ニシトーオン)、首里王府に仕え首里城城壁修復を手がけた「西塘」の屋敷跡が御嶽になったのだそうです。
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鐘楼らしきものもあります。
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「赤山公園」にやってきました。
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この公園に建っているのが「なごみの塔」。昭和28年(1953年)、集落の方々によって建てられた連絡用の塔だそうです。現在は、老朽化のため天辺に登ることはできません。
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立ち入り禁止手前の途中まで登るとこんな風景。
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写りこんでいる人物を含め、実に長閑な眺めです。この塔は、国の登録有形文化財に指定されています。
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散策続行。「Tシャツとお土産の店」?
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食事処も点々とあります。
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ここも沖縄なのでシーサーが。
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家によって多種多様。各家を守ってます。
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うなぎ犬?
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こちらは「安里屋(あさとや)クヤマ生誕の地」。
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安里屋クヤマは、竹富島に伝わる古謡「安里屋ユンタ」に登場し、18世紀の琉球王国に実在した絶世の美女だそうです。この島で生まれ、才色兼備で、言い寄る役人もうまくあしらい、生涯独身だったといいます。歌になるほどのスゴイ女性だったのでしょう。
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あちらこちらの石垣に咲くブーゲンビリア。
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島バナナが栽培されてます。
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こちらは民宿。
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島の民家に住むようなステイが出来そうな民宿です。
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民宿の隣にある「こぼし文庫」。随筆家の岡部伊都子さんが、小中学生のための図書室を作って島に寄贈したものだそうです。
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こちらは「喜宝院蒐集館」。
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日本最南端のお寺であり、民俗資料館でもある...そうです。
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お寺なので鐘楼があります。
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資料館の入場は300円。無人の集金皿に置きます。
様々な民族資料が集められた資料館。 -
「竹富島の生活用具」は国有形民俗文化財に登録されているそうです。
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通貨の歴史。
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沖縄では、本土の通貨も歴史の一部なんですね。
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再び集落内を散策。
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こちらはBARの様です。
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で、たどり着いたのがこちら「そば処 竹乃子」。ここでランチタイムといきましょう。
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八重山そばの人気店です。少し順番待ちして着席。
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八重山そば。
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八重山そばと炊き込みご飯のセット。
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島とうがらしで作ったお店のオリジナル香辛料「くちゅ」。販売もしています。
今回の石垣~竹富島旅行では、計3店で八重山そばを試しましたが、ここが一番美味かったです。 -
徒歩での観光はここまでにして、ここからは自転車を借りてビーチへ向かいます。こちら「新田観光」にて…
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自転車をレンタル。
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では、チャリツーリングへLet's go!
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「西桟橋」にやってきました。お出迎えありがと。
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きれいな海です。曇っててもしっかりエメラルド。
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こちらが桟橋。昭和13年(1938年)に造られた島で最初の近代的桟橋とのこと。
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国の登録有形文化財。向こうに西表島が見えます。
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次に向かったのが「コンドイ浜」。
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八重山屈指の美しいビーチとして知られています。
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いやー美しい!曇っててもこれ。泳ぎたくなる衝動に駆られます。
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さらに海沿いをサイクリング。おや?何が「ならぬ」のか?
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なるほど、こういうことでした。
かつて、星野リゾート「星のや」がこの島に進出する際には騒動があったそうです。星野リゾート側は、ホテルのために森を伐採したものの、建物は伝統的な建物に似せるなどして、なんとか開業にこぎつけたようですが、その際に集落の意見が分裂したしこりは今もまだ残っている様です。 -
今さらに、コンドイ浜にリゾートホテル建設の話があり反対運動が起こっています。長野県の妻籠宿をモデルに島の人々によって昭和61年(1986年)に制定された「竹富島憲章」、その昔ながらの集落形態を守っていこうとする戦いは今も続いています。増えすぎる観光客に、入島制限や入島料などが検討されているらしいい。
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「皆治(カイジ)浜」に来ました。
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「星砂浜」としても知られています。
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コレです。星の砂は原生生物である有孔虫の殻だそうです。
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潮の流れが速いので遊泳は禁止です。
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主要なビーチを見終えたところで集落へ戻ります。
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自転車を返却し、こちらの商店へ。
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水牛車の通り道の店です。
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手作りアイスキャンディーをGet、1本百円でした。
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帰りの高速船まではまだ少し時間がありますので、もう少し集落を巡ってみます。こちらは「旧与那国家(よなぐにけ)住宅」。
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主屋は大正2年に建てられており、伝統的建造物群保存地区の住宅として、重要文化財建造物となっているそうです。
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続いてやってきたのは、仲筋井戸(ナージカー)。
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今も澄んだ水が湧いてます。
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水道が引かれるまでは、この井戸が島の貴重な水源として生活を支えてきました。そしてこちらが「水道記念碑」、井戸の近くに建っています。
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井戸の近くには、牛の鳴き声が由来とされる見張り台「ンブフルの丘」。
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村の消防団。
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六山のひとつとされる仲筋御嶽(サージオン)。
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村御嶽のひとつとされる清明御嶽(マイヌオン)。
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...と、ブラブラしているうちにバスの時間。
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高速船が出る港へ。「てぇどぅん かりゆし館」。
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ここでも、高速船まで少し時間があるので、港に隣接するビジターセンター「竹富島ゆがふ館」へ。
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ゆがふ館。「ゆがふ(世果報)」とは、世界の幸せや素晴らしいことという意味らしい。
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休憩&展示スペース。
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竹富島の自然・暮らし・文化などを知ることができます。
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高速船に乗って石垣島へ戻ります。
八重山列島の中心地である石垣島から近い、八重山の美しい自然と伝統的で素朴な文化が味わえる小さな離島ということで、アクセスの便利さも相まって大変人気となっている様です。その一方で、小さな島にかなり多くの観光客が訪れることから、島本来の魅力を保てる様にうまくバランスが取れるのかどうか...少し心配ではあります。
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