バンコク　アナンタラサイアム　ガーデンテラスルーム

2018/08/30 - 2018/09/04

バンコクへは年に数回行くようになってしまっています。
短期間しか休みが取れなので、コストパフォーマンスを考慮すると消去法でバンコクとなってしまうのですが、それ以上に魅力があって飽きることがありません。
・・・といっても目的はあまり無くてフライトマイルを稼ぐこととのんびり休養するだけです。
今回は一度泊まってみたかったアナンタラサイアムホテルのガーデンテラスルームに滞在することが主目的でした。
はるか２０年以上前、リージェントバンコクのカバナルームとして憧れだった部屋です。
当時は予算が足りなくて、ただ憧れるだけでしたが、今は随分とリーズナブルとなって私でも予約可能になっていました。
リゾートまで足を延ばすことなくバンコクのど真ん中でゆったりと寛げるホテルルームは貴重です。

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0

ANA849便はスワンナプーム4時半着。
とりあえずタクシーで向かいます。今回は370バーツの請求。真っ当なドライバーさんでした。
ロビーで尋ねるともう部屋はスタンバイしているとのこと。嬉しいです。
アナンタラサイアムには以前宿泊したことがあります。
クラブレベルでしたが、ビルディング内で普通のホテルルームでした。
今回予約したのは８室しかないガーデンテラスの部屋の一つです。
ロビーから1階上がってプールのある中庭の脇の通路を通ってアクセスします。

ここが今回宿泊した部屋の入り口になります。

238号室でした。
8部屋あるうちの中央にある部屋です。

ホテルの配置図です。
ガーデンテラスルームは逆L字形に並んでいます。
分かりにくいかもしれませんが、右半分のメインの2つの棟とは別になっています。

部屋のベッドからの眺めです。
芝生、蓮池、プールを寝っ転がりながら楽しめます。
プールサイドのデッキチェアからも似たような情景が得られますが、ここは空調が効いていますので、やせ我慢せずにずっと居られます。

部屋自体は特別なものではありません。
かなり古い建物ですが、手入れは行き届いています。

バスルームは充分な広さ。お湯の供給も問題はありません。

ウオークインクローゼットの使い勝手も良好です。

何といっても部屋から直接中庭に出られるのが最高です。テラスで寛ぐこともできます（少々蒸し暑いですが）。
この中庭は今や周囲の高層コンドミニアムやホテルに囲まれてしまっていますが、創業当時は空が広がっていたことでしょう。

都会のど真ん中ですが、騒音は気にならないレベルですので、リゾート感があります。
リゾート感ならアナンタラリバーサイドもありますが、この部屋の特別感には敵わないと思います。
リバーサイドみたいな「どぶ臭さ」とは無縁ですし。

ガーデンテラスルームはもちろんクラブカテゴリーですので、メイン棟7階にあるカサララウンジを利用できます。
私は朝食とイブニングカクテル（pm5時～8時）を欠かさず利用しました。
カナッペ類は多いとは言えませんが、軽めの夕食にはなってしまうレベルは確保されています。
私はビール（もしくはシャンパン）、ワイン、ウイスキーを一通りたしなむので、それだけで酔っぱらってしまって夕食に出かけることはありませんでした。

朝食はメインレストランで品数豊富なブッフェも選択できますが、以前に利用したとき混雑していたので、カサラ一択にしました。
卵料理は一通りオーダーで作ってくれます。

その他は種類は多くは無いですが、私には充分な内容です。

フルーツはマンゴーがあったのが高得点です。

パンやジュース類もまあまあの取り揃えです。
なにより利用者が少なくてゆったりと朝食がとれることが魅力です。

ホテル滞在中は食事のほかにはジムでのトレーニングが私にとって重要です。
普段も週に5日はジム通いと3日のテニスをルーチンにしているので、そのペースを旅行中も崩したくないのです。
もう還暦に近いのですが、腹が出ている体形はどうにも我慢がならないタチなもので（別にマッチョを目指してはいません）。
ジムは利用者は比較的少なくて、心おきなく利用できました。

丁度全米オープンの時期だったので、テニス観戦しながら走れました。
普段から6キロのランをルーチンにしていますが、ここは空調がきつめなのであまり汗をかかずに楽にこなせました（というか、日本のジムの室温は高すぎで私は苦手）。
このホテルにテニスコートがあったら最高なのですが、あいにくスカッシュコートしかありません（リバーサイドとサトーンにはテニスコートがあります）。

プールは滞在中1度しか入りませんでした。
泳ぐのはあまり好きではありません。
デッキチェアは満席になることは無いようでした。

もちろん街歩きもしました。
特に行きたいところは無かったのでネットでテニスショップを調べてトンローまで行きましたが、日本のテニスショップに比べるとかなり貧弱な品揃えでつまらなかったです。

帰りがけにサイアムのセントラルデパートの前で屋台料理のイベントをやっていたので昼食を買いました。
といっても、ここで買ったのはジュースとデザートのみ。

セントラルのロビーでエバー航空のイベントをやっていて、そこの台湾料理の弁当を買ってみました。

部屋に持ち帰って食べましたが、この豚角煮の弁当が激ウマでした。

ちなみに翌日はセントラルエンバシーのイータイでエビ入りビーフンが美味しそうだったのでオーダーしたのですが、見た目より美味くは無かったです。
旅先での食事の選択は難しいものです。

最終日、フライトは21時45分で、レイトチェックアウトをリクエストしましたが、難しいとのことで交渉で14時まで部屋を使わせてもらうことになりました。
そのあとはお隣のグランドセンターポイントホテルにあるラリンジンダスパの2時間半コースを予約しました。
アナンタラスパはちょっと高かったもので。

グランドセンターポイントホテルのロビーは立派です。
リッツカールトンになる予定もあったとか。

ラリンジンダスパはホテル棟とは別のエレベーターでアクセスします。

施術ルームはなかなか立派なものでした。
ここのスパはおススメです。

スパのあとはお土産を買ったりして時間を潰していましたが、夕方から激しいスコールとなりました。

タクシーは渋滞で時間が読めないので、BTS+エアポートレイルリンクとしたのですが、ホテルの前の歩道が川のようになってしまっていて、スーツケースを運ぶのが大変でした。

鉄道は勤め帰りの人たちで混雑していましたが、余裕をもって空港に到着出来ました。

日本に近づくとちょうど台風21号が接近していて上空は積乱雲が列をなしていました。
揺れは大したことはなく、普段とは異なる空の情景でした。
（その後台風21号は関西に多大な被害をもたらしました。被災者の方々にはお見舞い申し上げます。）