2018/06/30 - 2018/06/30
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shinkさん
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S7航空でロシアから日本へのトランジットでノヴォシビルスクに日中滞在できるくらいの時間があったのでトランジット旅をしてみた。
成田とノヴォシビルスクの間は7時間のフライトで時差は2時間。時差だけ考えるとタイに行くような感じがある(街の雰囲気は全然違うけど)。
ただ、このノヴォシビルスクとモスクワの間は4時間のフライトで時差は4時間。ノヴォシビルスクからモスクワまで行くと出発と到着が同じ時間なのですごく不思議な感覚がある。行きはずっと太陽に追われている感じ、帰りは夜便なのでちょっとしか寝ていないのに時間はすごい経っているような(実際そうなのだけど)。
ノヴォシビルスクはシベリアの首都という別名がある都会でヨーロッパの空気なのだけど、食べものや空気の乾燥は中央アジアを感じるところがあり、なんだか遠くに来たなあという実感はモスクワにいるときより感じる街だった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
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空港は街の近くにあるので着陸間際には街の様子がよくみえる。かなり大きな街です。
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ということで空港。S7航空の拠点でもあり結構大きい空港です。このほとんど読むことのできないキリル文字に異国を強く感じる。
トルマチェヴォ空港 (OVB) 空港
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空港から街まではバスかタクシー。空港前には白タクの客引きがたくさんいたのだけど、どこ連れて行かれるかわからないので放っておいた方がいい。
バスだとかなり安く街まで行くことができます。色んな種類のバスがあるらしいが、僕が乗ったのはライトバンみたいなバスだった・・。トルマチェヴォ空港 (OVB) 空港
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トランジットは朝8時から夜8時くらいまで。この街はホテルが安かったこともあり、駅前のホテルを予約してアーリーチェックイン。モスクワのホテル料金からすると4,000円くらいでちゃんとしたホテルに泊まれるのは激安だと思える。
あのモスクワやサンクトペテルブルグが異常なのだろうな。。マリンズ パーク ホテル ノヴォシビルスク ホテル
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ホテルの窓からはノヴォシビルスク駅がよく見える。奥に見えるのはシベリアの大河であるオビ川。
ずっと前、飛行機の窓から「こんなところにも人が住んでいるのか・・」と思ったその「こんなところ」にいるのかと思うと不思議な気がする。なにより都会だし。 -
ホテルに荷物置いてちょっと駅へ行ってみることにする。鉄道はモスクワ時間で動いていることもあり、ここだけ別の世界で動いている。
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泊まっているホテルをながめる。駅前で便利だ。今回の旅で駅は使わないけれど。
マリンズ パーク ホテル ノヴォシビルスク ホテル
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シベリア鉄道の拠点でもある駅だが、近郊列車も数多く走っている。ちょうど列車がついたみたいで人が乗り降りをしている。
すごく遠くに来たのに日常はあまり変わりがないのだが、まわりは森に囲まれたこの街で過ごす生活ってどんな感じなんだろうかと思ったりする。 -
鉄道はすごく整備されていて、この先にモスクワがあるのかと思うと気が遠くなる。
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街は街路樹が整備されていて美しいヨーロッパの街並みという感じ。
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Google Mapで目をつけた地元のペリメニ屋。ペリメニカフェ(Пельмень-кафе)というらしい。全然読めない。
ペリメニ カフェ カフェ
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店内は田舎の喫茶店みたいな、ちょっと持て余す空間。指さしと身振り手振りと怪しげなロシア語でコミュニケーションをとってオーダーしてみる。すごい安い。
ペリメニ カフェ カフェ
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ということで本家シベリア料理のペリメニ。水餃子のような感じで、もし絹の道と同じように「包む料理の道」というものがあるとすれば、イタリアのラビオリと広東の小籠包をつなげる重要な道だったんではないかと思える。
そして・・それが日本に来たとすれば、包む料理の極東は長野の「おやき」だな。きっと。ペリメニ カフェ カフェ
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ペニメリのなかは、エルクや牛肉、豚肉といった肉料理。結構食べ応えがあります。
ペリメニ カフェ カフェ
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さて、街歩きを続けていく。こういうどうってことのない風景を旅のあとで思い出したりする。
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このロシアの開拓地図とか、ロシアはこれでいいんですかね。北方四島とか開拓してないことになっているけど。ま、あんま気にしてないのだろう。
ノヴォシビルスクの郷土博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ということでやってきたのはノヴォシビルスクの郷土博物館。シベリアの歴史が石器自体から開拓時代まで転じされている。
ノヴォシビルスクの郷土博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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この建物とか旧共産圏を彷彿とさせる重厚な作り。金色のたまねぎ屋根はノヴォシビルスクのニコライ礼拝堂となっている。雨降りそうだったのでそこまで歩いてないけど。
ノヴォシビルスクのニコライ礼拝堂 寺院・教会
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そしていまどきなかなか見かけない巨大なレーニン像の向こうにはロシアでボリショイ劇場についで大きいノヴォシビルスク劇場がある。
ノヴォシビルスクの国立オペラ バレエ劇場 劇場・ホール・ショー
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この劇場は1945年の第二次大戦末期に作られたもので、戦争しながらシベリアにこんなでかい建物よく作ったなと思える。バレエを見たかったのだが、タイミングがあわず。シーズンは冬がメインらしく、いつか来てみるのもいいのかなあ・・なんて思った。寒そうだけど。
ノヴォシビルスクの国立オペラ バレエ劇場 劇場・ホール・ショー
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公演のなかはポプラの綿毛が飛んでいて美しい緑が印象的。
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いよいよ本当に雨が降り出しそうだったのでランチを食べがてらひと休み。アガト(Агат)という地元のレストランに行ってみた。
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人がぜんぜんいなくてびっくりしたのだが、まずはビール。ストローさして出てくるのが斬新。
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シベリアの森の中だがイクラが安かったので食べてみる。ああ・・カレリアいったときに食べておけばよかった。。
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エルクの肉だったかな?なんかのステーキ。ロシア語だったのであやうい。。
つけあわせにザクロが付いてくるのが北欧に近い感じがする。美味しかった。 -
レストランで食事している間に雨が降って通り過ぎたみたいだ。
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ちょっと疲れたのでホテル帰って休もうかとも思ったのだが、ノヴォシビルスク駅の横にある西シベリア鉄道歴史博物館というところの評判がよさそうだったので行ってみた。
結論としては僕にはよさがあまりよくわからなかった。。西シベリア鉄道歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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こんな感じでジオラマがあったり・・どこだよ!という感じだが。
西シベリア鉄道歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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全体的に記念碑的な博物館で熱烈な鉄道好きには胸が熱くなるものがあるのかもしれないが、僕みたいなふらっときたライト層にはよくわからない感じがあった・・。せっかく来たがすぐに退散。すまん。。
西シベリア鉄道歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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あまりにも眠かったのでホテルに帰ってひと休み。2時間くらいベッドで寝て過ごす。
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で、飛行機乗る前に夕食食べておきたいと思って、すごく眠かったのだが外に出てきた。気になるレストランはあったものの、近場にあったペリメン(Пельмэн)というカフェみたいなレストランで食事。
ラストにペリメニ食べようかと、ちょっと変わり種な揚げペリメニを食べてみた。この旅ですっかり気に入って、家に帰ってからも自分で作ったりしてしまった。揚げたペリメニはお酒がすすむ味だな。 -
ビーフストロガノフも、そんなに高い食材を使っていないがワイルドな地元の味で美味しい。ロシア料理がすっかり口になれてきた頃に帰るなんて残念だ。
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ホテルで荷造りしながら、しんみりと街をながめたりする。この街にまた来ることってあるのかなあ。ヨーロッパいくときに上空を通るときに懐かしく思ったりするのだろうか。
とにかく夏のノヴォシビルスクは美しい街だったのでトランジットで街中に出てみるのがいいと思う。 -
ホテルから空港まではタクシー配車アプリで予約しておいたので、それで向かう。かなり安い。そして快適。いきもこれでよかったかもしれないな。。
トルマチェヴォ空港 (OVB) 空港
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国際線ターミナルはガラガラでほんの数秒でチェックイン終わり。。なんだ、こんなことならもっとホテルでごろごろしていればよかったと思ってしまった。とはいえ、無事にシベリアのトランジット旅も終わり。日本に帰るとします。
旅のおわりってだいたいこんな風にアンチクライマックスにさらっと終わってしまうんだよな。トルマチェヴォ空港 (OVB) 空港
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