【思い立ったが台湾吉日2018-2】台湾の車窓から…最後の"普快車"に乗り台湾を半周

2018/08/30 - 2018/09/02

2018年3月に医師国家試験に合格、4月より研修医として働き始めました。職場に特段の不満があるわけではないのですが、手術室に缶詰めの状態が続いたこともありストレスが爆発(笑)。幸い、有給を使っても支障のない科でしたので、ありがたく頂戴しまして突発的に台湾へ行ってきました。

5月にキャセイのMUFGカードを発行したこともあり、航空会社はキャセイを選択。公式サイトから購入できるパッケージ「キャセイホリデージャパン」を使いました。


*旅行日程
2018/8/30：NRT→TPE, 台北泊
2018/8/31：台北から高雄へ普快車の旅, 高雄泊
2018/9/01：高雄観光、高鐵で台北へ, 台北泊
2018/9/02：TPE→NRT, 帰宅

エリア 高雄(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2018/8/31(星期五)

台北からおはようございます。ホテルの部屋からの眺めです。良い天気で何より。

コスモス ホテル 台北 ホテル

朝食会場はレストラン。

コスモス ホテル 台北 ホテル

色がアレですが…

コスモス ホテル 台北 ホテル

朝食を済ませチェックアウト。列車に乗って台湾を半周します。

台北駅 駅

切符は前日に駅の窓口で購入済み。列車は時刻通りの運転のようです。

台北駅 駅

自強418次
台北9:45→台東14:09

本当は1本後のプユマに乗りたかったのですが、今回の旅行自体が直前予約であることもあり満席。プユマとタロコは無座(立席特急券)の販売も無いので、1時間早く台北を出るはめに。。。

台北駅 駅

台湾の車窓から。

たまにこういう廃線跡が目に入るのですが、すごく気になります。。

左手には海を臨む車窓。

花蓮に到着。乗客の大半はここで下車。

花蓮駅 駅

車内の様子です。

朝、台北駅で購入した臺鐵便當が昼食です。一番安いやつ、60元でした。

御開帳。またしても色がアレですが、ウマい！

車内でのんびりしていると台東に到着。

台東駅 駅

ここで2時間の待ち合わせ、しばしの撮り鉄タイム。

台東駅 駅

"親子車廂" ファミリーカー的な車両がくっついてました。

台東駅 駅

留置線にはプユマが。愛知県の日本車輛生まれです。

台東駅 駅

お宝車両(？)は車庫の奥に…

台東駅 駅

アメリカ、日本、韓国の車両が行き交う不思議な空間。

台東駅 駅

駅前はこんな感じ。旧市街とは距離があるため、駅前は送迎の車がたくさん。

台東駅 駅

そして、タクシーの嵐。

台東駅 駅

アイスを食べながら小休止。普快3672次を待ちます。数日前の豪雨で土砂崩れがあり運転状況が気になっていましたが、無事に運転されるようで良かったです。

台東駅 駅

英語表示は"Ordinary"です(区間車は"Local")。

台東駅 駅

普快3672次：台東16:00→枋寮18:21

入線して来ました。前回は3671次に乗ったので、今回は折り返しの3672次に乗ろうという魂胆です。

台東駅 駅

R125号とインド製客車3両編成です。この8月は日本製客車が運用に入っておらず少々残念でしたが、これはこれでアリです。

台東駅 駅

クーラーも付いておらず、扇風機が回る車内。かなりくたびれています。

台東駅 駅

乗客は十数名。定刻通り、台東駅を出発しました。

窓が開くのが、いいんですよね～

台東駅 駅

郵便列車の役割も兼ねているようです。車掌さんが各駅の駅員さんに手紙を手渡していました。

このインド製客車は(一応)自動ドアが付いているんですが、調子が悪く、開けっ放しで走行するシーンも！

太麻里駅に停車。ここに限らず、電化に向けた工事が各所で始まっていました。

太麻里駅 駅

台東方面の自強号と行き違い。

金崙駅 駅

ここでも工事。

金崙駅 駅

夕日がうっすら見えました。豪雨を心配していたので、回復傾向で良かったです。

大武で少々の停車時間。

大武駅 駅

ここで10人ほど降車。普快車に乗るツアー客のような印象を受けました。

大武駅 駅

枋野信号所です。客扱いは無く、行き違いのための停車です。

山間の秘境駅としても有名で、ケータイの電波も圏外。静かな時間が流れます。

台東方面の自強号が通過し、こちらも発車です。

暮れなずむ海を眺めながら、ラストスパートです。

終点、枋寮に到着。ここでも工事が行われており、元のホームは取り壊されて新しいホームになっていました。

枋寮駅 駅

間髪入れず乗換です。自強374次で高雄を目指します。

枋寮駅 駅

枋寮から1時間、目的地の高雄に到着です！

台北～高雄、高鐵で行けば2時間の所を10時間ほどかけて移動しました。こんな旅も、アリですよね。

高雄駅 駅

デッキには"無座"の方々がたくさん。

高雄駅 駅

反対ホームには、これまた日本車輛製造のEMU800形が。

高雄駅 駅

駅を出て路線バスでホテルに向かうのですが、駅前が工事中でわかりにくい…

高雄駅 駅

案内に沿ってバス停へ。60系統か248系統のバスを待ちます。

高雄駅 駅

10分ほど待ってバスに乗車。

"台湾銀行"バス停で下車。

少し歩いて、本日のお宿"高雄国賓大飯店(高雄アンバサダーホテル)"に到着！さすがの門構えです。

公式サイトから個別手配で、1泊朝食付き8000円ほどでした。

アンバサダー ホテル カオシュン ホテル

お部屋はこんな感じ。広さ、清潔さともに十分すぎるくらい十分です。フロントも多少の日本語ならOKで、ありがたい限り。

アンバサダー ホテル カオシュン ホテル

水が無料なのもGood。

アンバサダー ホテル カオシュン ホテル

バスタブもあり。嬉しい～

アンバサダー ホテル カオシュン ホテル

最寄りは168系統のバス停。MRT駅からのアクセスが今一つなのが難点でしょうか。

愛河 滝・河川・湖

バスに乗って六合観光夜市へ。台北の夜市に比べて人が少なく、回りやすい印象を受けました。

六合夜市 市場

まずはこちらのお店「方記」。

六合夜市 市場

名物は水餃子！近くのセブンイレブンで買ったビールと共に。

これがウマい！

六合夜市 市場

続いて、台南の有名店「度小月」。

六合夜市 市場

名物の担々麺！

小さなお茶碗ほどの大きさなので、ペロッと食べられます。途中で豆板醤で味を変えるとますますウマい！

六合夜市 市場

最後は、ガイドブックにもよく載っている「荘記」。

六合夜市 市場

名物の海鮮粥。ダシもちゃんと出ててウマい！

以上、ごちそうさまでした～～

六合夜市 市場

帰りもバス。高雄のバスは「前乗り、後ろ降り」ですが、ICカード(i-PassやEasy Card)利用時は降車時もタッチせよ、とのことです。
タッチしないと、次回乗車時に余計に運賃が引かれてしまいます。

愛河を見つつホテルに戻り、就寝。

台湾でもオタク趣味をしつつ、のんびり列車の旅が定刻通りにできて満足です。

愛河 滝・河川・湖

この旅行記へのコメント （2）

• scout50さん 2018/09/05 17:22:16

  切符の買い方についてお伺いします

  この鉄道の旅ですが、切符は乗車駅の台北から最終降車駅まで通して購入されたのですか？
  
  この区間はこの特急電車という風に指定するのでしょうか？
  
  

  m205-88さん からの返信 2018/09/05 18:43:56

  RE: 切符の買い方についてお伺いします

  台北駅の窓口で、列車を指定して購入しました。我々は漢字が書ける民族ですので、列車番号と乗車区間を書いた紙を渡せばその通りに発行してもらえます。今回は、台北→台東(自強号)、台東→枋寮(普快)、枋寮→高雄(自強)というように別々の乗車券を購入しました。
  
  また、台鉄のホームページから予約していく方法もあります。プユマやタロコといった速達タイプの自強号は人気が高く、早めの予約がおすすめです。