天橋立、舞鶴　カモメと遊ぶ旅

2018/08/24 - 2018/08/25

義理の母を連れ添っての　私の還暦記念も兼ねての家族旅行です。
子供たちが大きくなる中で　最近は息子たちも旅行には付き合ってくれることも無くなり　夫婦二人と義母を誘っての日本三景を見るドライブ旅行に行きました、
前日までの台風の荒れ模様も去って　台風一過の夏の終わりの晴れ間の中での旅行でした。
30年ほど前に　一人で訪れた思い出の場所でしたが、日本三景の天橋立は綺麗な松林で、途中に立ち寄った福井の三方五湖は綺麗な景色を見せてくれました。

エリア 天橋立・宮津(京都)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 2.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

三方五湖は台風一過の後を受けて　五つの湖が青空と緑の木々を写して輝いていました。

三方五湖を見渡すレインボーラインの展望台にはリフトとケーブルカーで登ることが出来ます。

見渡す景色の中で　昨今の日本を襲う集中豪雨の爪痕を見る所もあり　崩れた山肌を見ると心が痛みます。

展望台の丘には　多くのモニュメントが置かれています。

大きなカブトムシやカマキリ　それにメビウスの輪など　ちょっと統一性のないモニュメントの数々に　「？？？」という気も

福井県が生んだスター　五木ひろしのモニュメントに置かれたボタンを押すと　五木ひろしの代表曲「ふるさと」が流れます。

展望台から見下ろす日本海は綺麗な青い海を見せていますが、福井県は原発銀座　「もんじゅ」や「大飯原発」「高浜原発」などの原発施設が眼下に点在していますが　山に隠れて目にすることはできません。
ちょうど　当日は福井県全県と周辺の自治体で原発事故を想定した避難訓練の真っ最中、何も事故が起きず平和な時代が続くことを願っています。

ポンポン狸のモニュメントにちょっとはしゃいだ家内でした。

天橋立の入り口には　智恩寺という臨済宗妙心寺派の寺院があります。
「切戸の文殊」、「九世戸の文殊」、「知恵の文殊」とも呼ばれる。 奈良県桜井市の安倍文殊院、山形県高畠町の 大聖寺などとともに日本三文殊のひとつとされ　知恵が授かると言われるお寺です。

日本三景と言われる　天橋立は丘の上から「股覗き」で見る景色が有名なのですが、3キロほど続く松林を歩いたりサイクリングをして渡ることもできます。
旋回橋を渡って　歩くと1時間ほど、自転車だと20分ほどで走り抜けられます。昭和天皇を始め多くの著名人がお手植えした松が浜辺に見られます。

浜辺からは舞鶴湾を見られます。

松林を抜けて対岸まで渡るとそこからは周遊船で戻ります。

周遊船の廻りには50羽近いカモメたちが戯れて　餌を求めてきます。
慣れているカモメたちは　船の運航時間15分ほどの時間を頭上を飛び回り楽しい時間を過ごせます。

カモメたちはカメラを向けるとポーズを取ってくれているようです。

松原からほど近い　北乃屋に宿泊しました。

料理は舞鶴湾や日本海で取れる海の幸が多く　京都料理独自の出汁がとれた逸品でした。
お土産の売店には　天橋立のせんべいなどがありましたが　お隣の丹波地方の名産　黒豆の商品も多くありました。　

25日朝方の松原は　雲の切れ間から差す日差しに　この日の天気を予感させてくれます。　天気予報では35度近い真夏の天気になるとのこと。

日本海を左に見る　国道178号線の車窓は　切り立った日本海特有の断崖と青いエメラルドブルーの海が　沖縄の海を見ているかのようです。

舞鶴は軍港の街
舞鶴市役所の隣には煉瓦つくりの倉庫群
中はレンガ博物館として　舞鶴の歴史を見せてくれます。
日露戦争時の東郷大将の遺品や記録や　太平洋戦争の終戦時に満州やシベリアから帰還した日本兵たちの記録も見られます。

煉瓦博物館の中には　旧日本海軍の多くの歴史が展示されています。
ここの一番のお土産は　海軍カレー
今の自衛隊にも引き継がれていると言う　金曜日はカレー曜日という歴史が見えます。

舞鶴港は　神奈川の横須賀　広島の呉　長崎の佐世保と並ぶ日本有数の自衛隊の主要港。港には多くの艦船が係留されています。

機雷掃海艇に巡洋艦　護衛艦　ヘリ空母　イージス艦など見ていると胸がわくわくします。

日本海フェリーの基地でもある舞鶴港には　大きなフェリーも停泊していました。大きな旅客船もいて　海の街であることがわかります。

最大級のヘリ空母　「ひゅうが」も停泊していました

日本の防衛の要「ふゆづき」「みょうこう」のイージス艦も見る事が出来ました。　映画にも使われたイージス艦を目の前にすると　この船が能力を発揮することのない事を祈るばかりです。

しかし　やはり　感動ものです。