上海で3泊4日ひとり旅・１日目＝言葉が通じなくて浦東で迷子編＝

2018/08/13 - 2018/08/16

お盆休みを利用して上海に行ってきました。
一人でフラッと海外へ行って無事に帰ってこれるかどうかの実験(?)です。

中国語も英語も話せないのでトラブルも多かったのですが
これから上海に行かれる方の参考になればと思い、書いてみます。

私はガイドブック1冊＆Web（このサイト）を参考にして予定を組みました。
最新のカフェ情報なんかもあるのでWebも絶対活用したほうがいいです。

1日目の教訓は
・ホテルの場所は明るいうちにチェックしておく
・中国語の翻訳アプリをダウンロードしておく
ですかね。。。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩 バイク
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ブッキングドットコム

AM7:00に石川県を出発して名古屋へ。

チェックインカウンターにはオープン前から並びましたが結局1時間待ちました。
中国の飛行機だからか、周りはほとんど中国語を話す人たちばかりでガヤガヤ。

中部国際空港セントレア 空港

中国系の飛行機は平気で時間変更すると聞いていましたが
本当に当然のように14:15出発の飛行機が14:15案内開始になりました。笑
お知らせのアナウンスがかかるまで不安でキョロキョロしてしまった。

前の座席に座っていた男の子が窓に頭をくっつけた格好でぐっすり寝てて、
帽子が落ちてきたので拾って渡したら「シェシェ」って言われて嬉しかった！
初中国語会話！

名古屋→中国というルートなので、最初は日本列島の上を飛びます。

大きな橋が目に入ったのでとりあえず撮影。
後から調べたら瀬戸大橋だったみたいです！でかい～。

それにしてもびっくりしたのはこれ！
中国に近づくにつれ、さっきまで青かった海がだんだん茶色に(；´Д｀)
さすが中国。

【プチトラブル(1)】

空港到着！

うっかり機内で入国カードをもらいそびれてしまい、
空港に置いてあるかと思いきや1枚もなく、
係員のお姉さんにヘルプしようとするも割り込まれ…。

そしたら運良く補充されたので
（私が困ってるのを見て補充してくれたのだろうか？）
なんとかなりましたが、
言葉が通じないとこのくらいのことでも時間かかりますね。

そしてリニアにチャレンジ！

中国語が話せないのでチケットを買うのにも緊張しましたが、
だいたい人差し指を立てれば1枚ということは伝わるので、
あとは片道ということをカタコト英語で話せば伝わりました。よかった。

ついでに近くにあった銀行窓口で換金。
市内のATMのほうがお得って聞いたんですが面倒だったのでつい…。

こちらも日本円とパスポートを見せればOKでした。
15,000円を出して884元くらい。

ということで中国での初買い物はリニアのチケット。
（嬉しくて写真撮る。）

せっかくのリニアだったけどこの時間帯は最高速度ではないので301km。

普通の新幹線くらいの乗り心地でした。
他にも外国人のお客さんがいっぱいいて速度表示の写真撮ってました。

すでに夕方だったのでこの日は夜景を楽しむだけの日に決定。

ホテルにチェックインせずにそのまま外灘に直行。
（それがこのあとのトラブルにつながるんですが）

地下鉄で南京東路駅まで行って、そこから徒歩。

エヴァ発見。

外灘到着～。

（この1日前に外灘の看板が崩れて歩行者直撃
っていうニュースを見て焦りましたが…）

まさに上海っていう景色ですね。
いい具合に日も暮れてきました。

ガイドブックで見て気になっていた外灘観光隊道を使って
向かいの浦東に向かいます。

ここのチケット売り場はすごくガヤガヤしていて
大声を張り上げるご家族とかもたくさんいて
THE・中国！って感じでした。

色んな施設との複合チケットがあるみたいでしたが
無事に片道だけのチケットを購入。

肝心のトンネル内の画像はうまく撮れなかったので省きますｗ
でもすっごくキレイでした！

そしてとりあえず中国感を楽しむために、適当に夜景を見ながら歩きます。
この浦東のギラギラ感とスモッグ、いいですね～！

この辺は新宿っぽい。

W LOVE SH.

“幸せになるためには初心忘れるべからず”？

ガイドブックにも載っている有名な4大タワーですが
全部に登るのは金銭的に辛いので、
直感で（というか高さに惹かれて）上海タワーに。

ちなみに遠くから見ると密集してそうですが実際に歩くと
それぞれのタワーはそれなりに距離がありました。
スニーカーでよかった。

上海中心 現代・近代建築

【プチトラブル(2)】

リニア、隊道と合わせて本日3回目のチケット売り場。
言葉が通じなくても人差し指を立てれば
１名分のチケットが買えるということをすでに学んでいますｗ

ただ、ここはセキュリティが厳しくてパスポートが必要でした。

しかも！

チケット購入後に係員さんに止められ、
どうやらスーツケースが持ち込みNGということで
一旦預かってもらうことに。

警察犬まで出てきてびっくり(；´Д｀)

ここでも言葉がわからなくて時間を食いました。
警備員の方々すみません。。。

高速エレベーターで118階の展望台へ。

（エレベーターまでの道のりには
世界の超高層ビルについての展示や説明があったんですが、
中国語なので全然分からずｗ）


こちらが外灘側の長めです。幻想的。

こちらは東方明珠電視塔側。

先ほど歩いてきた高層ビル群が真下に！

スモッグの影響や、後ろの方々がガラスに写ったりするので
キレイに撮れませんでしたが(；´Д｀)

しかも高層過ぎてかえって下に何があるのかがいまいち分からないという。笑

夜景ってもう少し低い階のほうが案外キレイなのかもしれないなと思いました！

でも話の種にもなるし登ってよかったです！

【大トラブル(1)】

そんな風に1人で夜景を楽しんでいた私は
ここからこの日最大の（むしろこの旅行最大の？）
トラブルが発生することを知りませんでした。


タワーを降りた時点で21時過ぎくらい？
上海の地下鉄は早い時間で終了すると聞いていたので
そろそろ帰ろうと思い最寄り駅に行くと…

私の前の前に並んでいた人の順番のときに券売機がエラーに！

ここで列に並んでいた人たちが一斉に諦めて散り散りになりました。


ということで私も列を離れて次にどうするか考えることに。

疲れたのでフードコート的なところで牛ナントカ麺を注文。
（このあとトラブルが来ることを知らないのでまだ余裕があった）

メニューの写真が小さくて何か分からなかったんですが、おいしいものが出てきれくれてよかったｗ

お腹も満たされたところで、
隣の駅まで歩いていくことにしました。

Wi-Fiのデータ制限をおそれて
地図アプリも何も使わずに感覚だけで歩いていく私。
（景色も楽しみたかったし、歩くのも好きなので）

さっきの券売機がエラーになった駅に
「世紀大道口」っていう出口がありまして、
行きたかった駅がまさに「世紀大道駅」だったので
この出口からまっすぐ歩けば駅につくんだろうなという
安直な考え。笑

で、結論を言うと迷子になりました。笑


迷子っていうか歩いてきた道は覚えてるのですが
目的の駅がどう歩いても見つからない。

この写真のおじさん何回も見た。

雨まで降ってくる。

えぇー…。

もうどうしようもないと思って
とりあえず最初の駅まで戻ることに。

もしかしたら券売機が直ってるかもしれないし！

…と思ったんですが、構内の人がまばら。

券売機のほとんどが終了してて、
嫌な予感がしつつも1台だけまだディスプレイが光ってるのを見つけて
ヤッターと思いながら走っていったんですが
駅員のお姉さんにNo!と突っぱねられてしまいました(T_T)

気づいたら22時をまわっていて地下鉄はすべて終了してたみたいです。

【※この辺から写真を撮る元気もなくなってたので文章ばかりになりますすみません※】


しょうがなくまた歩く。

助けてカルティエくん。


ホテルまでは徒歩50分くらいかかるみたいで、
スーツケースを持ったまま
深夜に知らない道をそれだけ歩くのはちょっと怖い…。

ということで、もうぼったくりでもいいやと思って
タクシーを呼び止めることに！

1台とめてみるも、
ホテルの資料を見せたところ「No」の返事。

あれ？

しょうがなく別のタクシーをとめて
もう一度同じように資料を見せるもまた「No」の返事。

あれ…？

妥協してホテルじゃなくて最寄り駅を伝えてみるも
やっぱり「No」

4台に断られました。
なぜ？！
駅ですら運んでくれないって一体…。

さすがにこの辺で
ちょっとやばいかな？と思い始める私。

このバカ高いタワーがなんだか街の冷たさを感じさせます。
（さっきまでキャッキャ言いながら登ってたのに）

最後の最後の手段として
歩いている人に話しかけてみよう！となりました。

あやしい人だったら困るので
ホテルの警備員さん？らしき二人組に
「エクスキューズミー」とたどたどしく話しかけてみたところ、

「がｄりｇはういｒぎゃえあｆｈ？」

めっちゃ中国語で返されたー(T0T)

身振り手振りで「このホテルに行きたいんです」と伝えたものの
その返答がまったく理解できない。

お二人とも色々相談しあって色々と話してくれるんですが
どう頑張っても私の頭では理解できない。

途中スマホで筆談ぽくしてくださったんですが
それでも分からず、本当に申し訳なかったです。

これ以上ねばっても迷惑かなと思って
お礼をいって去ろうとしたそのとき！！

バイクに乗ったタンクトップ姿のおじさんがさっそうと登場！！
笑！

警備員さんたちの会話を聞いていたんだと思いますが、
「乗ってく！？」とさわやかに聞いてくれました。

しばらく中国語で何かをやり取りしてくださってましたが
当然私には理解できず、
少なくとも金額だけ確認しなくては…と思って
ハウマッチ？？と聞いたところ「60！」との答え。

タクシーにしては高いのかもしれませんが
60元という金額自体は全然払えるということで
このおじさんに頼ることにしました。

警備員のお二人にはセンキュセンキュー！！とめちゃくちゃお礼を言いました。
ただ、バイクに乗るときに見たお二人の表情が全く笑ってなくて、
ちょっと不安に。

結果的にこのおじさんは怪しい人ではなく、
私を目的地までしっかり送り届けてくれました！！！！

ホテルが見えてきたときの私の感動と言ったらありません。


正直、道中「このまま人気のないエリアに入ったら殺されるな…」とか考えつつ
何かあったときに備えて周りのムービーを撮ったり
すれ違う車の運転手さんに視線を投げてみたりしてました。笑


お金を払った後に「ハグ＆キスプリーズ」って言われたんですが
ノーサンキューって言ったら笑って帰っていきました。


本当は異国の地で1人でバイクに乗ったりしないほうがいいと思いますが、
でも正規のタクシーが誰も送り届けてくれなかったホテルに
このおじさんは私を運んでくれたんです。
しかも中国語も英語もできる素敵さ。

感謝感謝。

12時をまわってからホテルにチェックイン。
日本語が通じなかったのですが何とかなりました。

（スタッフさんが「デポジット」を日本語でどう伝えようかすごく迷われてましたが
デポジット（＝保証金）分かります！と伝えたらほっとされていました。）


とりあえずそんな感じの初日でした。

ホテルのレポなどはまた別の記事ですることとして、この日は終了です！

朝7時に自分の家を出てから夜12時のホテルチェックインまで色々あった…。