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2018年8月の終わりは、どうやら旅先で迎えることになりそうだ。<br />25日に北海道を離れて以来、18きっぷの旅を続けてきたが、これを書いている30日午前7時の時点で、何故か沖縄に居る。<br /><br />そもそも、今年は平成最後の夏だから、ということで、某航空会社の某チケットにてやって来たのだが、早くからの手配であったため、そのチケットの行き先に関しては、国内で最も夏らしい沖縄、そして、前年の9月に引退を発表し、いよいよ引退間際の時期になってきた平成の歌姫、安室奈美恵のことでもネタにしつつ(特にファンではないのだけれど、嫌いでもない。今も某動画サイトで氏の音楽を聴きながらこれを記している…。)、チャラい旅行記に仕上げよう、等と企んでいた矢先、翁長元沖縄県知事死去のビッグニュースが飛び込んできた…。<br /><br />沖縄の基地問題、これは特に沖縄に所縁のない者がとやかく言うべきではない、非常にセンシティブな問題な訳で、私もここで政治的発言をしようなどと目論んでいる訳ではない。ただ、やはり、沖縄のために、政府と闘いながらも妥協点を図りつつ、平和的な解決を目指した氏の苦悩を思うと、どうしてもそんなチャラい旅行記を書く雰囲気にはなれなかった。<br /><br />いや待てよ、安室氏にしたって、幼い頃から沖縄で育ち、基地問題を体感しておられたことだろうから、氏のネタを扱うことを”チャラい”と一蹴してしまうのには問題がありそうだ。昭和の歌姫が美空ひばりなら、まさに平成の歌姫は安室奈美恵なのだろう。一時代を築き、そして平成の最後の秋に引退。生まれは昭和かもしれないが、まさに活躍した時代は平成初期から末期、今や四十路を迎え、若い頃とはまた違った魅力を振りまきつつ、引退に向かって最後の日々を走り続けている氏に敬意を表しつつ、本題に移ろうと思う。<br /><br />丁度私が訪問中にも、翁長前知事の辺野古埋め立て承認の撤回に関する議論が高まっていて、政府と対決姿勢を見せている報道を拝見しつつ、その日私は、沖縄戦の激戦地、嘉数に足を運び、ここの展望台から普天間飛行場を眺めていた。時折爆音を響かせつつ、ヘリが往来している。私の訪問時は見られなかったが、これが問題児の象徴、オスプレイなこともあることだろう。北東側から南西側にかけて、道路沿いに普天間飛行場を迂回するように歩いてみたが、少し高台にあるためか、周囲の米軍キャンプと比較すると、直近からは全く滑走路の様子などを確認することが出来ない。住民の方の立場で考えると、何も見えない中で爆音だけが轟いている光景が日常な訳で、それは非常に恐ろしいことだと改めて驚愕した…。<br /><br />飛行場の北東側に宜野湾市普天間地区のメインの市街地があり、ここには普天満宮という素晴らしい洞穴を有する沖縄らしいお宮さんがあり、ここの風情が最高に素晴らしくて、一観光客としては、そんな素晴らしい施設のすぐ脇に、恐ろしい軍用飛行場があることに果てしない違和感を感じた。この天満宮以外にも、付近には沖縄らしい泉なども点在していて、本当に米軍は住民の生活のすぐ脇で、ある意味利己的な狼藉を働いている、としか言いようのない光景だった…。<br /><br />沖縄の基地問題は勿論、日米安保とは切っても切り離せない問題であり、政府の圧力も半ば強制的な雰囲気に包まれている。翁長元知事は、天国からどのようなお気持ちで未来の沖縄を見つめているのか…。現時点ではまだ新知事が誰になるかは解らないが、普天間の辺野古移設問題に関しては、やはり知事選の最大の争点となることであろう。あと少しで沖縄を離れることになるが、今回の旅で得た知見をこれからも大切に、今後も北の大地から、南の島のことを思って過ごす決意を表明しつつ、今月の”月記”を締めさせて頂くこととする。

2018年8月・雑感4

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2018/08/30 - 2018/08/30

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ケロケロマニア

ケロケロマニアさん

2018年8月の終わりは、どうやら旅先で迎えることになりそうだ。
25日に北海道を離れて以来、18きっぷの旅を続けてきたが、これを書いている30日午前7時の時点で、何故か沖縄に居る。

そもそも、今年は平成最後の夏だから、ということで、某航空会社の某チケットにてやって来たのだが、早くからの手配であったため、そのチケットの行き先に関しては、国内で最も夏らしい沖縄、そして、前年の9月に引退を発表し、いよいよ引退間際の時期になってきた平成の歌姫、安室奈美恵のことでもネタにしつつ(特にファンではないのだけれど、嫌いでもない。今も某動画サイトで氏の音楽を聴きながらこれを記している…。)、チャラい旅行記に仕上げよう、等と企んでいた矢先、翁長元沖縄県知事死去のビッグニュースが飛び込んできた…。

沖縄の基地問題、これは特に沖縄に所縁のない者がとやかく言うべきではない、非常にセンシティブな問題な訳で、私もここで政治的発言をしようなどと目論んでいる訳ではない。ただ、やはり、沖縄のために、政府と闘いながらも妥協点を図りつつ、平和的な解決を目指した氏の苦悩を思うと、どうしてもそんなチャラい旅行記を書く雰囲気にはなれなかった。

いや待てよ、安室氏にしたって、幼い頃から沖縄で育ち、基地問題を体感しておられたことだろうから、氏のネタを扱うことを”チャラい”と一蹴してしまうのには問題がありそうだ。昭和の歌姫が美空ひばりなら、まさに平成の歌姫は安室奈美恵なのだろう。一時代を築き、そして平成の最後の秋に引退。生まれは昭和かもしれないが、まさに活躍した時代は平成初期から末期、今や四十路を迎え、若い頃とはまた違った魅力を振りまきつつ、引退に向かって最後の日々を走り続けている氏に敬意を表しつつ、本題に移ろうと思う。

丁度私が訪問中にも、翁長前知事の辺野古埋め立て承認の撤回に関する議論が高まっていて、政府と対決姿勢を見せている報道を拝見しつつ、その日私は、沖縄戦の激戦地、嘉数に足を運び、ここの展望台から普天間飛行場を眺めていた。時折爆音を響かせつつ、ヘリが往来している。私の訪問時は見られなかったが、これが問題児の象徴、オスプレイなこともあることだろう。北東側から南西側にかけて、道路沿いに普天間飛行場を迂回するように歩いてみたが、少し高台にあるためか、周囲の米軍キャンプと比較すると、直近からは全く滑走路の様子などを確認することが出来ない。住民の方の立場で考えると、何も見えない中で爆音だけが轟いている光景が日常な訳で、それは非常に恐ろしいことだと改めて驚愕した…。

飛行場の北東側に宜野湾市普天間地区のメインの市街地があり、ここには普天満宮という素晴らしい洞穴を有する沖縄らしいお宮さんがあり、ここの風情が最高に素晴らしくて、一観光客としては、そんな素晴らしい施設のすぐ脇に、恐ろしい軍用飛行場があることに果てしない違和感を感じた。この天満宮以外にも、付近には沖縄らしい泉なども点在していて、本当に米軍は住民の生活のすぐ脇で、ある意味利己的な狼藉を働いている、としか言いようのない光景だった…。

沖縄の基地問題は勿論、日米安保とは切っても切り離せない問題であり、政府の圧力も半ば強制的な雰囲気に包まれている。翁長元知事は、天国からどのようなお気持ちで未来の沖縄を見つめているのか…。現時点ではまだ新知事が誰になるかは解らないが、普天間の辺野古移設問題に関しては、やはり知事選の最大の争点となることであろう。あと少しで沖縄を離れることになるが、今回の旅で得た知見をこれからも大切に、今後も北の大地から、南の島のことを思って過ごす決意を表明しつつ、今月の”月記”を締めさせて頂くこととする。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
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