小学生の娘とバリ　その４　レンボンガン島ツアー

2018/08/12 - 2018/08/19

小学校5年生の娘と夫婦でレンボンガン島一日ツアーに参加しました。
マングローブの林を小舟で回った後、シュノーケリング、島内観光というスケジュールでした。

エリア バリ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

娘が生まれる前に、主人とバリ島に来たことがありました。
ジンバランビーチ沿いの小さなホテルでの苦い思い出。
それは海に入ったとたんに荒波で足を取られて転倒、波にもまれて太ももを思い切り砂（砂利）で擦りむいてしまったこと。

バリの西側のビーチは波が荒くて海遊びが出来ない！
ということで、近くの島まで遠征してビーチで遊ぶことにしました。

レンボンガン島はバリ中心部にある港からスピードボートで30分のところにある小さな島で、綺麗な砂浜と穏やかな波で海遊びを楽しむことが出来ます。

ツアーのドライバーさんが朝ホテルまで迎えに来てくれました。
彼は日本の農家に出稼ぎに来ていたことがあり、日本語が堪能でした。
途中渋滞に巻き込まれながらも無事に港に到着。
船の出発を待つ人でいっぱいです。

レンボンガン島へは毎日多くの人が遊びに行くようで、港にはたくさんのツアー会社（掘っ立て小屋）が並んでいます。
お土産屋さん、レストランもありました。
トイレは有料です。2000ルピーだったかな。

レンボンガン島だけでなく、他の島にも行けるようですね。

船の出発まで時間があったので、近くをお散歩。
バリにはこんな犬が、やはりこんな姿勢でまったりしているのをよく見かけます。

ガイドさん曰く、野良犬ではなく誰かの飼い犬なんだそうです。

レンボンガン島へ向かう船に乗船中。
ビーチエントリー！！
桟橋はありません。
じゃぶじゃぶと海につかりながらの乗船です。
ポケットに電気機器など入れていると水没の危険があるので要注意です。

船室は4人掛けの椅子が2列。
満席でした。
途中、２階のデッキに出ることも出来たようです。

船を降りる時もやはり桟橋はありませんでした。

船を降りたら、トラックに乗ってビーチクラブに向かいます。

沢山のピーチクラブが並んでいて、その裏にはこんな舗装されていない細い道が。
南国ローカル気分が一気に盛り上がります。

お世話になったビーチクラブのＬＯＡ。
温水シャワーもありました。

ビーチクラブの前。
砂浜がとても狭いです。温暖化で海面が上昇したのでしょうか。
狭い砂浜ながら、娘は砂遊びに興じていました。

ツアーではまず、マングローブの林へ出かけます。
ビーチクラブから歩いて裏の川へ移動、そこから漁師さんの漕ぐ小舟でマングローブの林に入っていきます。

マングローブの林の隙間を縫うように小舟でどんどん中に入っていきます。
特に目的地もなく、ある程度入ったら来た道を戻るだけ。
ガイドさんがあれこれ説明してくれるのかと思ったけど、何のトークもなくただ写真を撮ってくれただけでした。
ちょっと期待外れ。

マングローブの林から戻ると、カヤックやSUP（スタンドアップパドルボート）で参加していた人たちが戻ってきました。
皆さんにまじって娘もSUPでしばらくビーチで遊びます。

マングローブツアーの次はシュノーケリング。
ビーチ前からボートで数十メートル先に移動して海に入りました。
水深５～８メートルのところで、サンゴやお魚がよく見えました。
ガイドさんが菓子パンをくれたので、魚を餌付けすることが出来ました。
素早く餌を手から離さないと、手を魚にかじられますよ。

シュノーケルの後は娘のたってのリクエストでバナナボートをやりました。一人１０万ルピー。いや～、スリル満点でした。

お昼はカレー、ナシゴレン、魚の蒸し焼きから選べるのですが、カレーが美味しかったです！どれもピリ辛で娘はちょっと食べにくかったみたいです。

お昼の後はしばらく遊んでから、島内ツアーに出発です。
まずは塩を作る工場から。
以前は塩づくりが盛んだったようですが、今現在はほとんど行われていないようです。
井戸を掘ると塩水が出るので、それを釜で煮詰めて塩にするのだそうです。
お土産に手作りの塩もいただきました。

次はイエローブリッジ。
隣の島に渡る橋です。
かなりの交通量ながら、大勢の観光客が橋のたもとで写真を撮っていました。

島内の移動はトラックの荷台に屋根と椅子を付けたものだったのですが、（写真左）、道路には車よりスクーターがたくさん走っています。狭い道路を何十台ものスクーターが走っているのは圧巻でした！
レンボンガン島では小学生くらいの子供も平気でスクーターに乗ってました。

レンボンガン島で一番有名な場所、デビルズティアーズ（悪魔の涙）です。写真ではわかりにくいですが、海面からかなりの高さがあります。
崖に荒波が打ち付けられると、プシューッと霧が吹き出るのです。結構な迫力でした。
この辺りには露店のお土産物屋さんがありました。
黄色くてフレッシュなバナナを買ったのですが、灰汁が強くて食べられません。
ガイドさんいわく、飾り用のバナナだそうです。
そんな物でもニコニコと売ってくれるたくましいバリのおばちゃんたちにやられました(^-^;。

最後は高台のパノラマポイント。
本島のアグン山がよく見えます。
ここに、娘と同じぐらいのアクセサリー売りの女の子がいて、娘の髪飾りをちょうだい！とジェスチャーしてきました。たくましいですね～。もちろんお断りしました。もしあげていたら、次の日には売り物になっているんでしょうね(^^♪。

この下に見えるビーチが帰りの船の乗り場になっています。
ちゃんと桟橋のある船着き場ですよ。

帰りも行きと同じ船で、同じように満席。
船を降りるときはまた腿まで海水につかりました。

帰りの車で、ガイドさんがバリのことや自分のことをいろいろお話ししてくれました。ガイドさんはお父さんが早くに亡くなったので、自分が働いて弟さんを大学に進学させ、めでたく日本の車メーカーに就職させたのだそうです！自分は勉強より人を相手にするのが得意だから大学はいいんだ、と素敵なお兄ちゃんなのでした。
観光はバリの基幹産業で高給が狙える職業。
ガイドさんも優秀な人材が集まっているようです。