2018/06/18 - 2018/06/25
696位(同エリア2653件中)
陽菜さん
スペインには見どころが多く点在していて、ツアーでは効率よくいろいろな町をめぐるものが多いのですが、6泊8日のスケジュールで欲張って忙しい旅をするよりもあえてマドリードだけに6連泊してみました。
バルセロナやアンダルシアも魅力的ですが、思いきって別の機会に。
6月18日 到着日 ホテル周辺で夕食とお散歩
6月19日 セゴビアへワンデイトリップ ← この旅行記
6月20日 午前中は王宮とその周辺
午後はプラド美術館とソフィア王妃芸術センターをたっぷりと
6月21日 トレドへワンデイトリップ
6月22日 終日徒歩でマドリード市街を観光
ティッセンボルネミッサ美術館とソローリャ美術館にも
夜はフラメンコ鑑賞
6月23日 旧市街の教会巡り、お土産購入など
6月24日 帰国日 朝から空港へ
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
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-
大好きなホテルの朝食!!
このホテル、本当に2つ星なのかと思うほど朝食も充実しています。
ほとんど毎日同じですが、ワッフルが出てくる日があったり、フルーツの種類が変わったりはします。
スペインやポルトガルでは朝食に甘いデニッシュ系のパンがよく出てきますが、備え付けのトースターでゴマやクルミの入ったハード系のパンを焼くこともできて嬉しい!! -
生野菜も種類は少ないけれど毎日いただきました。
キャベツ、きゅうり、トマト、オリーブなど
手作りのフルーツや野菜のゼリーが出ることも。 -
ハムやチーズやサラミのコーナー(どちらも3種類ずつ)
もちろん生ハムもあります!!
さすがスペイン
トーストしたパンに生ハムを挟むと日本で食べるのより断然美味しいサンドイッチができます。 -
ホットミールはじゃがいもと玉ねぎの入ったトルティーヤとスクランブルエッグと写真には写っていませんが、ベーコンやソーセージ
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そしてコーヒーはLAVAZZAのマシーンが置いてあってエスプレッソでもカプチーノでもアメリカンでも。
フルーツもカットしてはいませんが、キウイ・プラム・バナナ・スイカなどがありました。
ヨーグルトやドライフルーツも十分にあって本当に毎朝が楽しみ!! -
今日は旧市街とローマ時代の水道橋が世界遺産に登録されているセゴビアに行きます。
マドリードからは鉄道又はバスで行けるのですが、バスの方が旧市街に近いところに止まるということでバスを利用しました。
まずはメトロでMoncloaに行きます。
地下鉄にはこの先もきっと乗ると思うので新規のメトロカードに10回分をチャージ。
マドリードのメトロは2017年11月からすべて紙のチケットではなくICカードにチャージするシステムに変わっています。
ICカードは後日精算できないのでせめてたくさん使いましょう。 -
メトロのホームと車両。
Moncloaは3号線の終点です。
バスターミナル「Segovia」の標識をたどって、バス会社「La sepulvedana社」の緑色のブースでバスの往復チケットを購入。
往復の場合、帰りの時間が読めない時はどうするんだろうと思っていたら、帰りのバスの時間は空欄のままで往復チケットが買えました。
往復で買う方が安いのでお薦めです。 -
無事バスに乗れました(^^)/
スペイン語はまったく話せないので、あらかじめ 出発日・出発地・降車地・片道か往復か・直行便希望などの単語を調べて紙に書いておき、窓口ではその紙を渡しただけ。
窓口のお姉さんが往復チケットを発行してくれて「9:15 9番乗り場ね。そこのエスカレーター上がって」と英語で言ってくれた時間がすでに9時10分だったのですが、何とか間に合いました。
あとは車窓を楽しみながら1時間ちょっとでセゴビアのバスターミナルに着きます。 -
セゴビアバスターミナル
大きなスーツケースを入れるスペースもあるので、宿泊する方も大丈夫です。
ここに「La sepulvedana社」のブースがあって帰りのバスの時間が表示されています。
帰る時はもう一度ブースの窓口に往復チケットを見せて時間を確定してもらう必要があります。
私は知らなかったのでいざ乗る時にチケットを見せたら「時間が入ったチケットに変えてきて」と言われて急いでブースに戻りました。
こういうことって意外と下調べをしても書いてないんですよね。
細かいことですけど大事です。 -
往復チケット
復路の時間が決まると帰りだけのチケットに交換してくれます。 -
バスを降りて旧市街に向かって歩いていくとすぐに見えるのが「サン・ミリャン教会」です。
ロマネスク初期(12世紀)にアラゴン王アルフォンソ1世によって建てられました。 -
サン・ミリャン教会前の道
旧市街へと続いています。 -
案内板の奥に美しい回廊の柱頭が見えます。
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そしていきなり見えてくるこの光景!!
(午前中はこちら側は逆光になるので、この写真は帰り際に撮ったものです)
紀元1世紀頃に接合材はいっさい使わず、石を積み重ねるだけでこんな凄いものができてしまうことに驚かされます。
高さは約29メートル全長は728メートル、アーチの数は166個
15キロ以上離れたアセベダ川の水を町まで引くために作られた水道橋、これを見るだけでセゴビアに来る意味がありますね。
この手前の広場は「アゲソホ広場」です -
水道橋の左側に観光案内所があり、その脇の階段から展望台に上がって行くことができます。
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階段を上がったところから見た水道橋の反対側(アルティジェリア広場側)
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展望台への道
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セゴビアの建物にはこのように壁面に異なった模様があります。
漆喰の壁に書かれた模様で「エスグラフィアードアード」というそうです。 -
こちらはまた別の模様のエスグラフィアード。
町のところどころに案内板があって日本語で書かれたものもありびっくりします! -
町の中心部に出るにはいろいろな道があるのかもしれませんが、あえて城壁沿いのようなこんなのどかな道を歩いてみました。
人通りは少ないのですが、治安は良さそうでのんびりしています。 -
ちょっと遠回りなのかもしれませんが、この道景色も良くて好き!!
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のどかだなあ。
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マヨール広場前までやってきました。
1768年に完成した後期ゴシック建築の大聖堂に入ってみます。
この大聖堂は「カテドラルの貴婦人」と呼ばれているのだとか。
優雅ですね。 -
カテドラル内部
礼拝堂の装飾
下の絵はキリストの降架でしょうか。 -
主祭壇だけでなくこういった礼拝堂の装飾ひとつひとつが豪華です。
建物自体は後期ゴシック様式ですが、装飾はルネッサンス美術に分類されているとか。
でも司祭席と回廊はフランボワイヤン様式だとも書いてありました。
建設期間が長かったり、戦闘で破壊されて再建されたりしていろいろな様式が見られるのかもしれませんね。 -
こちらはシンプルな色合い
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天井の装飾
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赤や緑が使われているのもスペイン風のような気がします。
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こういった宗教的な絵画や彫刻を見るたびにもっと世界史や美術史の勉強をちゃんとしておけば良かったといつも思います(反省)
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カテドラルを後にして、またエスグラフィアードの美しい壁面を見ながら「アルカサル」に向かいます。
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セゴビアのアルカサルは13世紀初めに築かれ、ディズニー映画「白雪姫」のお城のモデルになったそうです。
こちらは正面からの眺めですが、ウォルトディズニーが白雪姫のお城のイメージを固めたのは、反対側から見上げたアルカサルだとか。
内部を見学した後に行ってみようと思います。 -
アルカサル(広場)入り口
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たくさんの観光客がお城に向かっています。
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アルカサルの手前は公園のようになっていて見晴らしが良いです。
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違った角度から
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誰の像だったっけ?
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さあ中に入ります。
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中は博物館のようになっていて中世のお城でお約束の甲冑や騎馬像があります。
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鎧が重そう!
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中庭のこんな植え込みが可愛い!
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中庭から。
漆喰の壁面の装飾が美しい。 -
踊り場(見晴らし台?)への出口
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可愛い柱ですが、敵が攻めてくるのを見張る場所でもあったんですね。
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アルカサルからの眺め
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中庭の植え込みは上から見るとこんな模様になっています。
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高台にあるアルカサルから下を眺めて。
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近くから塔を眺めてみました。
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アルカサルを出てから道沿いに少し下るとこんな標識があります。
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この階段を下りて行くと階段すらないような道があり・・・
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小さなせせらぎのような川の上にかかっている橋を通ります。
さっきアルカサルの上から見えた道路に出て反対側に渡って見上げると。 -
ウォルトディズニーが見て白雪姫のお城のイメージをかためたアルカサルが見えます。
もう少し離れて横に移動した位置の方がベストショットだとは思ったのですが、登りの道のことも考えてこのあたりで満足しました。 -
マヨール広場まで戻る道に「サン・エステバン教会」があります。
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13世紀に建てられた後期ロマネスク様式の教会で6層に積み上げられた美しいアーチ窓がある塔は「塔の女王」と呼ばれているそうです。
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聖書を持つ聖人の像
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そろそろお腹がすいてきたので、ランチのお店を探します。
マヨール広場周辺にはたくさんカフェやレストランがあって、ランチにはカスティーヤ地方の名物である「フディオネス」という豆の煮込みを食べたかったのですが、スペイン人のランチタイムが平均で14時ということで、まだレストランはオープンしていませんでした。
仕方ないので、休憩を兼ねて先にお茶をしてしまいます。 -
「ポンチェ」というスポンジ生地にカスタードクリームを挟んだセゴビア銘菓。
ガイドブックに載っていた「リモン・イ・メンタ」という小さなお店です。
たくさんの種類のお菓子があってどれも美味しそう。
中でコーヒーと共にいただきました。 -
小さいお菓子なのにけっこうお腹も満足してしまいましたが、13時半にレストランがオープンするとのことだったので入ってみます。
このホテルの中に入っている「El Hidalgo」というお店です。ホテル エル イダルゴ ホテル
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中世の貴族の館をそのままレストランとしてつかっているこちらのお店。
私の好きなBSNHKの番組「2度目のマドリード」で見て是非入ってみたかったので。 -
オープンと同時に他のお客様も入ってきましたが、すいているうちに写真を撮らせてもらいました。
ランチタイムには一品料理だけでなく、簡単なセットメニューもあります。 -
2階はレストランとしては使用していないようですが、雰囲気があって素敵!!
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念願のフディオネスとグラスワイン。
カスティーヤ地方は内陸なので海に面していません。
なので、保存できるこんな食材が主流なのでしょうか。
豆をソーセージといっしょに煮ています。
味は素朴な感じですが美味しい(でも量が多くて全部は無理)
直前にお茶してしまったので、セットメニューにしなくて良かった! -
この豆は街中でもたくさん売っていました。
セゴビアの名物なんですね。 -
もうひとつのセゴビア名物「コチニージョ(豚の丸焼き)」
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帰りは城壁沿いではなく平坦な道を通りました。
スペインのポストは黄色です。
とても可愛い!! -
帰りのバスチケット
Hora というのは出発時刻のことです。
これだけ歩き回ってまだ14時45分なんですね。
16時頃にメトロのMoncloaに戻ったのでブランド店がたくさんあるサラマンカ地区をうろうろして(何も買わずに)ホテルに一旦戻りました。
ちょっと休憩。 -
今日もまたマヨール広場
昨日と反対側の入り口です。 -
少し時間が早いのでうろうろ。
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何度見ても美しい広場です。
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有名な「メゾン・ド・シャンピニオン」で軽めの夕食。
オリーブオイルと香辛料だけなのになんでこんなにキノコが美味しくなるの?
日本だとエビを一緒に入れてアヒージョにするんだけど、シャンピニオンだけでこの味が出るのはすごいと思う。 -
マヨール広場から近いのでホテルに帰る前に「プエルタ・デル・ソル」にも来てみました。
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人気の「クマとヤマモモの木」
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カルロス3世の騎馬像
自治政府庁の前にあります。 -
ソルからは放射状に道が延びていてマドリード周辺のどこに行くにも便利です。
オペラ駅からも直線距離で10分かからないぐらい。
早朝や深夜に裏通りを歩くのは気持ちが悪いので、ホテルからまずはソルに出て目的地までの大通りを通る(あるいはその逆)という行き方をしていました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
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