2018年6月　マドリード6連泊の旅　その③

2018/06/18 - 2018/06/25

スペインには見どころが多く点在していて、ツアーでは効率よくいろいろな町をめぐるものが多いのですが、6泊8日のスケジュールで欲張って忙しい旅をするよりもあえてマドリードだけに6連泊してみました。
バルセロナやアンダルシアも魅力的ですが、思いきって別の機会に。

6月18日　到着日　ホテル周辺で夕食とお散歩
6月19日　セゴビアへワンデイトリップ
6月20日　午前中は王宮とその周辺 ←　この旅行記
　　　　　午後はプラド美術館とソフィア王妃芸術センターをたっぷりと
6月21日　トレドへワンデイトリップ
6月22日　終日徒歩でマドリード市街を観光
　　　　　ティッセンボルネミッサ美術館とソローリャ美術館にも
　　　　　夜はフラメンコ鑑賞
6月23日　旧市街の教会巡り、お土産購入など
6月24日　帰国日　朝から空港へ

エリア マドリード(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5

ホテルの朝ごはん。
今日もたくさん食べて出かけます。
プラド美術館は午後がすいているという情報があったので朝は王宮から。

王宮前のオリエンテ広場
6月なのでお花がいっぱい！！
ホテルからは歩いて10分かからないぐらい。

王宮に到着しました。
オープン前に並べば待たずに入れるということで人の列を探します。
正面左手に入り口があるのですが、そこは団体専用で、個人の場合はアルムデナ大聖堂に面している南側にチケット売り場があります。
予約している人と予約がない人で窓口が分かれているので注意。

フェリペ4世の騎馬像

アルムデナ大聖堂側に回ってきました。
10時オープンなので、9時40分頃に来ましたが、すでに20人ほど並んでいます。

正式名はサンタ・マリア・ラ・レアル・デ・ラ・アルムデナ大聖堂
ネオクラシカル様式
完成は意外と遅く1993年だそうです。

朝から並んだので意外と早く入れました。
現在の王宮はフェリペ5世の命により1764年に再建されたもので、カルロス3世からアルフォンソ13世までが実際に住んでいました。

中に入ると絢爛豪華な大階段があります。

イタリアの画家によりフレスコ画が天井に描かれていますが、この天井はとても高い位置にあります。
昔は馬車で大階段を上がって行ったので、この空間は広く天井も高いとか。

王宮はここまでしか写真撮影が許されていません。

この先に王座の間や饗宴の食堂があるのですが、見学できる部屋は一部です。
写真集のようなものは売っているので、それを購入するのも良いかもしれません。

次にお隣のアルムデナ大聖堂にやってきました。
カトリックの大聖堂なので無料で入れるのですが、宝物展示室や展望塔は入場料が必要です。
でもなかなか眺めが良かったので時間が許せば登ってみることをおススメします。

こんな彫刻も間近で見ることができます。

遠くにはマドリードの市街まで。

こちらは無料の教会内部です。

王宮とアルムデナ大聖堂をゆっくり見てしまったので、お昼時間になってしまいましたが、プラド美術館に行って中のカフェでランチ休憩をとることにしました。

王宮からは少し距離があるので地下鉄を利用。

白いテントのところが入場券売り場なのですが、事前情報どおり昼過ぎはガラガラ。
ツアーのお客さんはほとんどが午前中にプラドに行くようです。
ここで3館共通チケット（パセオ・デル・アルテ）を購入

ここも写真撮影は禁止でしたが、4時間ぐらいかけて途中カフェで休憩しながらスペイン絵画を堪能しました。
国別や作家別にわかりやすく展示されていて、ガイドも見やすかったです。

プラド美術館の後に、ピカソのゲルニカを見にソフィア王妃芸術センターにも行ってしまいへとへとです。
でも、翌日トレドに列車で行くので、乗り場確認のためにアトーチャ駅にも立ち寄りました。

噂どおり植物園のような駅舎

駅の構内に生ハムで有名な「エンリケトマス」のカウンターがありました。
ホテルに戻ってから食事に出かけるのも疲れてしまうので、ここで夕食。
ハモンベジョータとチーズがたっぷりのサラダと同じくハモンベジョータのサンドイッチ。
生ハムミュージアムにも惹かれましたが、ここの生ハムサンドは最高！！
アトーチャからオペラまで再び地下鉄で戻り、また明日にそなえます。