絶景！キルギス(1) カザフスタン/アルマティからビシュケクへ

2018/08/10 - 2018/08/15

お盆時期を狙って、成田ー仁川ーアルマティの特典航空券を約１年前に予約しておきました。
具体的な日程を組む際に悩んだのは、アルマティからどのようにキルギスへ入るかでした。
キルギスへは、西側の「コルダイ」か、東側の「ケゲン」国境を陸路で越えるか、あるいは飛行機でビシュケクへ飛ぶかのいずれかになります。
陸路を選択すると、夜に仁川からアルマティに到着し、翌朝キルギスへ出発となるので、アルマティを見る時間が取れません。
逆に空路を選択すると、キルギス到着は夜になるので、到着日にキルギス（ビシュケク）観光はできないこととなります。
実質4泊の日程で効率よく回るにはどうしたらいいか、計画を作っては変え、最終的にアルマティで滞在時間が取れる空路を選択しました。
アルマティではシンブラックへ行くことにしました。

■日程 2018.08.10ー08.15
D1）08/10 成田ー仁川ーアルマティ
D2）08/11 アルマティービシュケク
D3）08/12 ビシュケクーナリン（タシュラバット）
D4）08/13 ナリンーイシククル湖（パノラマ）
D5）08/14 イシククル湖（スカスカ）ーブラナ遺跡ービシュケクーアルマティー仁川
D6）08/15 仁川ー成田

■フライト
＜08月10日＞
成田13:20→仁川15:50（OZ101）
仁川18:20→アルマティ21:55（OZ577）

＜08月11日＞
アルマティ18:00→ビシュケク18:55（KC109）

＜08月14日＞
ビシュケク19:55→アルマティ20:45（KC110）
アルマティ23:10→仁川+07:50（OZ578）

＜08月15日＞
仁川09:00→成田11:20（OZ102）

■費用
成田⇔アルマティ 62,000マイル+8,980円（アシアナ航空/ANA特典ビジネス）
アルマティ⇔ビシュケク US$270.62（エア・アスタナ/ビジネス）
手配ツアー 2泊3日 US$410/人（JKS Kyrgyz Travel）
カザフスタンホテル（ジュニアルーム）8,968円/泊
アンバサダーホテルビシュケク（ダブル・スタンダード）US$111.94/泊

エリア アルマトイ(カザフスタン)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: エア・アスタナ アシアナ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

日本とキルギスの位置関係です。
直行便はないため、インチョン経由でカザフスタンのアルマティまで飛び、アルマティからキルギス入りすることになります。

■１日目 8月10日（金）
仁川行きに乗り込むところ。
機材は、２階建てのエアバス380でした。

２階席のフルフラットになるシートです。
仁川まで２時間半のフライトなので、フラットにする機会はなさそうです。

離陸後、この辺りで機内サービスの開始。

ステーキを選択。
なかなか美味しかったです。

仁川の乗り継ぎで、搭乗時刻を見て愕然。
（上から2番目）
18:20→21:20に変更です。
もともとの乗継時間は２時間半なので、5時間半待たなければなりません。

特にすることもないので、アシアナラウンジで過ごします。
アルマティ便以外にも遅れているものがあり、ラウンジは込み合っていました。

ようやく搭乗です。
しかし、出発したのは22:00過ぎでした。

機材はA330-300です。

離陸後、すぐに機内サービスの開始。

サラダが出てきました。
内容的には成田ー仁川間のものと一緒です。

本日２回目のステーキです。
日本時間では23:00頃、胃に重たいです。

一眠りしてようやく到着。
空港からホテルまでは4,000テンゲでした。
空港を出るとタクシー乗り場がありますが、オフィシャルだと主張する女性が二人、左右に分かれて立っています。
右側の女性は、服装や雰囲気から白タクとつるんでいる偽オフィシャルと判断し、真面目そうで身なりの良い左側の女性に行先を告げたところ、4,000テンゲでした。
他の方の旅行記には市内まで3,000テンゲとも書かれているので、4,000テンゲはぼられたのか、深夜料金なのか、判断できません。

ホテルカザフスタン（ジュニアルーム）。
昨日、自宅を出てから17時間かかってようやく到着。

ホテル カザフスタン ホテル

部屋が２つに分かれていましたが、それぞれの部屋が狭く使い勝手が悪いです。
遅い時間なのに、周辺では音楽がガンガンにかかっていました。

■２日目 ８月11日（土）
写真は部屋からの眺め。
清々しい朝ですが、体がだるい。
結局、昨晩ホテルに着いたのは02:30頃。
日本時間では05:30なので、普段起きる時間です。
ぐっすり眠ることができず、４時間程うとうとしたところで目が覚めてしまいました。

ホテル カザフスタン ホテル

とりあえず朝ごはんを食べます。
野菜とパンは充実していましたが、他に食べたいと思うものはなかったです。

10:00過ぎにホテルをチェックアウトし、まずはメデウへ向かうバスに乗ります。
バス停はホテルカザフスタン前の道を渡った場所にあり、人が集まっているので迷いませんでした。
情報はこちらから→「アルマティ案内」
http://www.kz.emb-japan.go.jp/jp/about-kazakhstan/almatyguide.pdf

12番のバスが到着。
待っていた人が一斉に乗り込みます。
車内は通勤電車並みの混雑でした。
メデウまで150テンゲ/人。（80テンゲと書いてあるものもあります）
帰りのバスも同じ値段でした。
地元の人はICで支払っているので、正規の運賃が分かりません。

メデウ⇔シンブラックとさらにその先の3,200mの山頂まで、ゴンドラの往復料金は3,500テンゲでした。
バーコードを入口にかざして入場します。

メデウで乗り継ぐように説明しているものもありますが、正確には、終点のメデウスケートリンクの１つ手前のバス亭からゴンドラが出ています。
（人が降りるのと、進行方向左側にゴンドラの駅があるので分かります）
終点まで行くと、6,7分歩いて戻る必要があるので、シンブラックを目指すのであれば終点まで行く必要はありません。
私達は分からずに終点まで行ってしまい、時間を無駄にしました。

http://www.shymbulak.com/
↑このホームページから事前購入すると15％引きですが、決済画面の言葉が分からないので断念しました。

シンブラック行きのゴンドラです。
この後、２度乗り継ぎをしましたが、混んでいたのでゴンドラを降りたらすぐ次のゴンドラに並び、ともかく山頂を目指しました。

山頂に到着。
3,200mだそうです。
確かに少し歩きまわると息苦しかったです。
目の前に見えるのは氷河なのか、万年雪なのか、よく分かりませんが感動もの。

それにしても、市内から１時間半足らずで3,200mまで登ってこれるのは、すごいと思います。

すぐ脇にはリフトがあり、冬はスキー場のようです。

山頂駅の脇に「3200BAR」があったので、ビールを購入。

少し寒かったものの、一気に飲み干しました。

バーの内部は、なかなか良い雰囲気です。
ゆっくりしたかったのですが、帰りのゴンドラの混雑加減が分からなかったので、早々に下ることにしました。

山頂駅からの眺め。
すっきり晴れていると、アルマティ市内を見渡せるそうです。

この急こう配をスキーで下るのは、相当怖いのではないかと思います。

ゴンドラは、急角度で一気に下っていきます。

下を見ると工事をしていました。
付け替えでしょうか。

下ってきたゴンドラ乗り場。

その周辺の景色。

ゴンドラを乗り継ぐ周辺には、飲食店があります。
「combi１」と「combi２」の乗り継ぎ場所にあったレストランは、のんびりしていて良さそうでした。

さて、また下りゴンドラに乗り込みます。

切り立った岩肌。

再びゴンドラを乗り継ぎ、シンブラックへ。

シンブラックに到着。

鷹を観光客の腕に乗せて、写真を撮るサービス。
この後、周辺の人からお金を徴収していました。

シンブラック周辺は、飲食店が多いですが、

周辺では、お弁当を広げて家族でくつろいでいる人も多かったです。

最後の区間になるメデウ行のゴンドラに乗り込みます。

周辺の景色。

帰りのゴンドラは、人が少なく２人で乗れました。
窓からスマフォだけ外に出して写してみます。

シンブラックーメデウ間で、一番谷間の深い場所。
下を覗くと足がすくみます。

メデウスケートリンクです。
この脇を抜けると、まもなく終点。

帰りのゴンドラが空いていたので、14:00頃に市内へ戻ってきました。
何故か、途中でバスの乗客全員が降ろされます。
こんな時に、ホテルカザフスタンは背が高いので、目印になります。

ホテルカザフスタンのロビーです。
預かってもらった荷物を受け取り、エクスペディアのオプションで予約した空港送迎を待ちます。
しかし、約束の15:30になっても現れません。
仕方ないのでホテルの空港送迎を利用しました（5,000テンゲ）。

（追記）
送迎キャンセルは、1か月以上して返金処理されました。

アルマティ空港に30分ほどで到着。

アルマトイ国際空港 (ALA) 空港

飛行機は沖止めのため、間近に飛行機を眺めながら移動。

遠くに大型機が見えてきました。

特徴的な外観は、イリューシンのように見えます。
バスから降りて写真を撮ろうとしたら、ジェスチャーでダメと言われました。

エア・アスタナの方は、いくら写しても注意なし。

キルギスのビシュケクまで１時間弱のフライトですが、それほど高くなかったのでビジネス席にしました。

シャンパンを２杯飲むうちに、着陸態勢に入ります。

キルギスの大地。
この辺りは農地が広がっています。

到着後、ガイドさんと合流。
今日の空港送迎と明日以降の２泊３日は、ガイドさんと行動を共にします。

マナス国際空港 (FRU) 空港

アンバサダーホテルビシュケクにチェックイン。
広々としていて快適でした。
後でガイドさんに教わりますが、ここは日本人率が高いとのこと。
JICA関係者がよく使うそうです。

ぐずぐずしていたら真っ暗になってしまったので、21:00頃ホテル最上階の「Times Bar」で夕食にします。
バルコニーの雰囲気が良いバーですが、この日は風が強くお勧めできないとのことでした。

アンバサダー ホテル ホテル

まずはビールで乾杯。

シーバスを焼いたもの。

ピラフのように見えますがリゾットです。
この他にサラダ、ボトルワインを頼んで4,000円弱でした。
明日は08:30に出発なので、早々に就寝。

後の旅行記
絶景！キルギス(2) タシュラバットとナリンの景色
https://4travel.jp/travelogue/11390423

絶景！キルギス(3) 蒼いイシククル湖（パノラマ/スカスカ）
https://4travel.jp/travelogue/11390425