2018夏　シンガポール　トランジット(乗り継ぎ)　11時間観光　動物園&ナイトサファリ

2018/08/10 - 2018/08/13

関空から深夜便でシンガポール経由でマレーシア・コタキナバルへ。
シンガポールでの乗り継ぎが11時間もあったので、シンガポールを観光しました。

どの旅行記を見ても「出国」と「入国」の部分にあまり触れてなかったので、この点を中心に詳説したいと思います。
ちなみに、先にマレーシアに行ってた嫁と息子を追っての旅で、3歳の制御不能のムスコを連れての二人旅。

行き帰りで2回入国して、1回目は動物園、二回目はナイトサファリを見学しました。

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 航空会社: シンガポール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

関西空港からシンガポール空港SQ623便。
23:25発なので、3歳のムスコは爆睡してくれて助かった。
シンガポール到着は現地05:05、つまり日本時間では朝6時。
ムスコは、到着まで機内食も食べずに爆睡。ラッキー!!

ところで、3歳児だと「ベビーカー」は必須です。
普段の生活では3歳だとほぼ使わないと思いますが、旅行となると絶対に必要と実感。
慣れない旅行ですぐにぐずったり疲れて座りたい、眠い・・・抱っこでは無理。
今回は、家にあった、瞬時にコンパクトに折りたためて手荷物で持ち込める「POCKIT」というベビーカーを持っていったが、これが「神」レベルに便利で助かった(笑)。
■機内ではシートにUSBクチがあるので、充電ケーブルを持っていくと便利。

早朝にシンガポールに着いて、まだ寝ているムスコと「ラウンジ」へ。
今回、「プライオリティパス」というラウンジサービスに入会してみた。
JALならラウンジが使えるが、今回はシンガポールエア。1人なら空港ぶらぶらでOKだが、3歳連れなので試しに入会。
チャンギ空港には複数の使えるラウンジがあり、6歳以下同伴無料のラウンジを探してそこで滞在。これはこれでかなり助かった。
オトナだと同伴は27ドル/1名なので、家族単位での利用はあまり価値はないが、子連れだとかなり助かる。
Wi-Fi完備、そして充電OK。コンセントのコネクターもカウンターで貸してくれる。軽食も充分に美味しい。今回、行き帰りで4回利用した。

問題の「入国」と「出国」ですが、
シンガポールへの入国は、機内もしくは入国審査場にある「入国カード」に記入して提出するだけです(ごく普通)。
■パスポートとカード
■乗り継ぎ便の搭乗券(もしくは全日程入った航空会社のeチケット)
が必要です。
入国カードには「シンガポールでの滞在先」を書く欄がありますが、「空白」のままでも大丈夫でした。乗り継ぎチケットをみれば「乗り継ぎ観光」だとわかるのだと思います。

■出国時に必要となる「カードの小片」がパスポートに挟まれているかどうかを確認。コレを無くさないように注意。

入国審査を終えると、そのまま税関をスルーしてロビーです。
(乗り継ぎなので、当然、預け荷物はシンガポールではビックアップしませんから)
けっこうあっけない感じです。

次はシンガポールからの「出国」審査です。
チャンギ空港の「出発カウンター(チェックインカウンター)」へ向かいます。
(ターミナル2でも3でもどちらでもOK。次の出発がターミナル2でも、ターミナル3からでも入国できます)
すでに(乗り継ぎの)航空券を持っているし、預け荷物もないわけですから、チェックインカウンターエリアを素通りして奥へ進みます。
すると、大きな「出国審査場」があるので、普通に並びます。
■パスポートと次の航空券が必要
■パスポートに入国審査時の「小片」があるかを確認。
これでOK。

基本的には入国も出国も「ごく普通」で、何も心配ありません。
意外にこのあたりの「情報」がなくて、多少不安でしたが、ホントに「普通」でした。
■自動化ゲートもありましたが、普通の観光客にはハードル高そう。
■通常の空港では、入国審査前に「手荷物検査」がありまずが、シンガポール・チャンギ空港では「搭乗口」直前で実施されます。

さて、ここからは「観光」です。
空港からの「交通機関」は、バスや地下鉄、タクシーなどありますが、
乗り継ぎ観光で時間がなければ、配車白タクアプリ「GRAB」が最強です。
アジアではUBERが撤退して、GRABがメインです。
アメリカやヨーロッパでUBERの便利さに感動しましたが、基本の操作はGRABも同じです。
アジアでは「タクシーに乗ると確実にボられる」のが常識でストレスでしたが、GRABの導入後は、ほーーーーんとにストレス無し。
UBERと比べて「価格があらかじめ確定している」のもナイス。
シンガポールでも、マレーシアでも、みんなほぼGRABを利用しているという印象です。

■注意点としては、GRABのソフトのダウンロードと基本登録は日本で出来るのですが(絶対しておく)、肝心のクレジットカードの登録が、サービスが実施されていない日本では出来ず、シンガポールなどで行う必要があります。
現金やりとりは意味ないので、クレジットカードの登録は必須。
空港についてスマホ使えるようになったら、まずはGRABにカード登録です(笑)。

GRABの利用については、「シンガポール　GRAB」で検索すると多数のレポートがありますので参考にして下さい。

さて、ラウンジで1時間ほど時間を潰して朝7時頃に「出国」して市内へ。
まずは、GRABで空港から「マーライオン&マリーナサンズ」へ。

GRABではGPSで「現在地」が表示されるが、正確を期すために幾つかの「ピックアップ場所」が表示されている。
空港だと「Door2」とか「Door4」とか空港建物から道路に出る際の扉番号が表示されているので、そこまで移動してBRABを操作して呼んだ方が良い。
車は数分で来るので、必ず現地から呼ぶ。

■GRABは、結構な確率で運転手から、確認のためのアプリ内電話がかかってくるが、無視してもOK。結局は目の前に来てくれる。
■アプリに表示される「車種」と「ナンバープレートの下2桁くらい」を目安にして、近くに来たら「おーい」って感じててをあげるとそばに来てくれます。
■後は行き先含めて一切会話は不要。コチラが話しかければフレンドリーなドライバーだと色々と話してくれます(笑)
■UBERにしてもBRABにしても、車内は「あり得ないくらいキレイで清潔」です。これも「評価制度」のおかげです。
■目的地に到着したら、Thank youで降りてOK。支払いはあらかじめ表示された額が勝手にカードから落ちるし、面倒なチップも一切不要。これが便利。
■しばらくしたら、ドライバーを評価する画面が表示されるので「★」をつけてあげて下さい。まあ、よほど不快な思いをしない限りは「五つ星」をつけてあげて下さい(笑)。妙に辛口になる必要はありません(笑)。

車内はこんな感じです。
変に遠回りとか、ボられるとか無縁です。

早朝にシンガポールに到着した場合、まずは「マーライオンパーク」へ。
大抵の店や施設は10時からなので、早朝の時間はココに限ります。あとは、ホーカーズと呼ばれるフードコートとか。

空港からマーライオン公園まで、GRABで30分ほど、18SGDでした。

そしてシンガポール動物園。
動物園だけは、朝8時半からやっているので、乗り継ぎ観光者には便利。
マーライオン公園から、もちろんGRABで。
30分ほどで25 SGDでした。

マーライオン公園からGRABを呼ぶには、公園近くのホテルまで移動して呼んだ方が良いです。駐車場や車を止めるエリアが近くにないので。

朝イチに動物園に行ったらまずはトラムに乗って「象」のエリアへ。
朝イチに「エサやりタイム」があり、しかも園内の奥にあるのでひとがまだ少なく、運が良ければ「エサやり体験」に参加できます。

■象エリアの近くに「子供向け水遊び」エリアがあります。
これがけっこう本格的でプール並み。小学生中学年くらいまでのお子様がいるなら、絶対に素通りさせてくれません(笑)。
タオルと着替え、水着とかあったら便利です。いや、必須かも(笑)。

動物園は午前中くらいでだいたいOKです。まあ、なんやかんや言っても動物園ですから。お昼は園内やゲート横にあるフードコートが普通に「安くて美味い」。

■園内の飲み物自販機は「2ドル紙幣かコイン」しか使えず、お釣りは出ません。
■給水器がそこそこ設置されているので、小さなサーモスか、むしろ空のペットボトルは一本持っておくべきです。←これ、かなり重要。暑いから!!!

動物園から空港なり、オーチャード通りまで行くには、もちろん帰りもGRAB。
■園の正面玄関を出た「Pick-up/Drop-off B(大きな表示あり)」のエリアからアプリを操作して呼んだ方がよいです。
■オーチャード通りに行きたければ、通りの中心にある「マンダリンホテル(Mandarin Orchard Singapore)」を行き先に指定すると良いです。

我々は、動物園から空港に戻って、次の目的地「コタキナバル」への16時の出発までラウンジでぼーっとしてました。
動物園から空港まで、29SGD 空いていて30分ほどでした。

プライオリティパス　のラウンジについては、普段利用している航空会社があって上級会員でラウンジが使えるならあまり意味はありません。
まあ、今回のようにスポットで他の航空会社を利用する際には便利かも知れませんが、同行者にお金がけっこうかかるので微妙かなぁ・・・・・
1人でアジア圏にいっぱい出張するなら便利かも。

さて、帰りです。
ここからは、マレーシアのコタキナバルからシンガポールに戻ってきたときの「乗り継ぎ観光」です。
シンガポール→関空のSQ618便の出発は「深夜1時25分」
我々は14時過ぎにチャンギ空港に到着しました。19:15開園の「ナイト・サファリ」に行きたかったので、夕方までラウンジで時間を潰します。
(こういう時にはプライオリティパスは便利)

そして、夕方、空港からGRABで「ナイトサファリ」へ。
場所はシンガポール動物園と同じですが、夜しか営業しないエリアにあって入り口も別です。
どうやら、入園時間が、19:15、20:15、21:15などと指定されているようです。
時間のない乗り継ぎ観光客は、あらかじめツアー会社のサイト(検索したらいっぱいある)で、時間指定付きのチケットを購入すべきです。
私は、「Klook」という旅行サイトから申し込みました。
スマホにアプリをダウンロードして、そこにバーコード付きのバウチャーが送信され、現地の機械ににかざすとチケットが発行されます。

ナイトサファリは、まさに真っ暗の動物園を見学していきます。
「トラム」があり、トラム付きのチケットを買うべきですが、トラム乗車の列があまりに混雑してて乗るまで1時間くらいはかかります。
徒歩でも見学できるし、じっくり見れるので、あえてトラムに乗る必要はないかもしれません。
あと、動物は「都合良く出てきてくれません」。
薄いライトに照らされた展示エリアで、動物を「探す」必要があり、しかも、彼らは簡単には姿を現しません(笑)。
3歳児とかだと無理。せめて小学生中学年以上かなぁ・・(笑)。
あと、虫除けスプレーとか必須です。ジャングルですから。

そして、「ナイトサファリ」ではエントランスとあと一カ所でしか飲み物が買えないと思った方がよいです。自販機も無し。
飲み物持参は当然として、何カ所か給水器があるので、小さな水筒や空のペットボトルかあれば良いと思います。なにせジャングルですから(笑)

19:15に入園して、汗だくになって園内をベビーカー押して駆け回り、22時頃にGRABを呼んで空港に向かいました。時間は30分ほど。29 SGDでした。

ところで、乗り継ぎ観光して空港に戻る際、「ターミナル3(T3)」に戻ると良いです。
(ターミナル間移動は、出国審査場通過後にトラムで簡単にできます)
T3の地下3階はスーパーやフードコートが充実していて買い物も楽しめます。
注意すべきは、このエリアは「'''出国前'''エリア(まだシンガポール国内)」なのです。
出国審査場を通って、いったん出国してしまうと、もうこのエリアには戻れないので、出国前に小腹すいたりしたり、お土産買うにはナイスです。

ところで、シンガポールと言えば「チキンライス」
GRABのドライバーの兄ちゃんに「シンガポールで何食べたら良い?」と聞いたら「チキンライス」と即答されました(笑)。
いや、これ、マジで美味いです。私は、空港のフードコートでしか食べれませんでしたが、ココでこのレベル?って感じで美味かった(笑)。市内には有名店もあるようなので、絶対に食べるべきです。「名物に美味いもの無し」は「大間違い」(笑)。

往復の2日、あわせてわずか20時間ほどのシンガポールでしたが、今度はもっとゆっくりと滞在したいものです。

この旅行記へのコメント （1）

• mikaさん 2019/09/16 22:53:34

  乗継観光について教えて下さい

  初めして。
  私もシンガポール航空でシンガポールでの乗継観光をしたいと思っており、こちらの旅行記にたどり着きました。
  すごくわかりやすく説明いただいているので、助かります。
  
  来年2月にパース→シンガポール→成田への帰り道の際、パース→シンガポール19時40分着
  シンガポール翌日9時20分→成田で計画中なのですが、入国はろひろひさんが書かれてらっしゃるように入国カード、パスポート、乗継便のeTicketで入国審査へ行き、預入荷物は何もせずにそのままスルーして大丈夫なのでしょうか？荷物がすごく心配です。。