栂池自然園　信州山の花を求めてその２

2018/07/30 - 2018/07/30

山と空と花が織り成す信州美景めぐり。
第二日目は栂池自然園を訪れました。

ここのお目当ては三つの湿原。

エリア 栂池・白馬乗鞍(長野)

• 旅行の満足度: 5.0

栂池自然園へはゴンドラとロープウェイと乗り継ぐ。
二つまとめて「栂池パノラマウェイ」と云ってる。
まず写真の栂池高原駅で切符を買う。
「栂池自然園入場券」と「栂池パノラマウェイ往復乗車券＋入園券」が一枚になっている。　　これには「栂池ロープウェイの往復券」と「栂池ゴンドラリフトイヴ」とがついている。　イヴに乗る時「次の駅で降りないで終点まで行ってください」と声をかけてくれる。　なんかややっこしいけれど一枚あれば自然園まで入場できる。　ややっこしいけれど便利だ。

三つの湿原を見ました。　素晴らしいです。紅葉の時にも来たくなります。
昼過ぎには山に霧がかかってしまいました。
今年は特に気温が高くて山に雲がかかりやすいのだそうです。

最初のゴンドラ乗り場に、今日明日の天気予報と最終到着地自然園の気温が書いてあった。　

なんかややっこしいけれど一枚あれば自然園まで入場できる。　ややっこしいけれど便利だ。
と書いたが、この図を見れば一目瞭然。
今日、お世話になるネーチャーガイドさんはこの図で予定を説明してくれた。

最高の天気。
ただ、ちょっと暑い。　
風景の色が濃い。

ゴンドラは全長4120m、20分、標高差743m と切符の裏に印刷されている。

前に見えるのが八方スキー場。
左ずっと先に見えるのが昨日行った五竜スキー場。
白馬五竜高山植物園っ見える。　

残念ながら山が見えない。
これは「白馬大雪渓」かもしれない。

ゴンドラの終着「栂の森駅」で降りてしばらく歩いてロープウェイ「栂大門駅」へ進む。　駅には花のチラシを売っている。　ガイドさんが説明して下さるから大丈夫。
でも耳に入った説明は脳に留まらずあっという間に消えてしまう。

駅を出発するとすぐ「オオジラビソ」が群生する林がある。
「栂池」の栂はこの木を土地の人が「つが」と呼んでいたから栂池となったという。

今年は実の，紫色の松ぼっくりが大変多くついたという。　例年なら、
この松ぼっくりを付けた木を探すのが大変だというが、今年は付いていない木を探す方が大変と笑わせてくれる。

ガイド歴30年でも初めてと云うのでもう一枚パチリ。
実物はもっともっと紫色に見えました。

ローップウェイ駅「自然園駅」をでるとこの案内標識。

大きな花があるのでパチリ」
こんな大きな花は数年に一度しか花をつけないという。
湿原は低栄養なので毎年花を付ける力がないそうです。

ビジターセンターを通り抜けるとそこが栂池自然園。
赤い屋根の建物は「栂池ヒュッテ記念館」。
懐かしく思う人も多いのではないでしょうか。

また頑張っている花があるのでパチリ。

後ろを振り向くと赤い屋根の栂池ヒュッテ記念館、
そのむこうの黒い屋根の大きな建物がビジターセンター、
その先に見えるのが栂池山荘かな。、

しばらく第一の湿原、みずばしょう湿原を歩きます。
白い花は「ワタスゲ」。
何度も耳に入ってくるので脳に残った。

赤い色が「もうせん苔」。
食虫植物です。

風穴のに雪を見て、風穴からの冷たい空気で遅れて咲いた花と説明があって。

今日の一番お目当ての高層「浮き草湿原」は一段と高い所にある。
地下水が上がらない所にあるから見るためには坂を上らなくてはならない。
暑くてきつい坂。
途中に展望台があって戸隠の山が見えた。

浮島湿原にようやくたどり着いた。

ほら、小さな島が浮いていますよ。

こういう所から浮島を鑑賞します。

木道を通って駅に戻ります。

重い雪にいじめられてもなにくそとへこたれず上に向かって伸びてくるだて樺。
勲章ものね。

栂池まで行って、赤とんぼが珍しかったの？
水芭蕉の葉っぱと赤とんぼが珍しかったのですよ

ヒュッテ記念館が見えてきた。
この角度からみるとひなびていいね。

ロープウェイ自然園駅への途中、とても珍しい花ということでパチリ。
名前は脳に残っていません。

これも珍しいそうです。
名前は分かりません。
申し訳ありません。

駅の売店。

ロープウェイ、ゴンドラと乗り継いて一気に栂池高原駅に降りてきました。
駅前にショップ数店舗。
足湯もありました。
どの方も満足げな顔で休息です。

最後まで栂池にお付き合いいただき有難うございました。

信州の花めぐり三日目もご覧くださいね。