2017/02/20 - 2017/02/23
6位(同エリア42件中)
しにあの旅人さん
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ヨーク大聖堂日本語パンフレット
2017年2月20日-22日 ヨーク
ヨークの旧市街は、ほぼ完全に保存された城壁のなかにあります。何回か下りますが、城壁の上を歩いて一周できます。
この街の中心はヨーク大聖堂。日本語パンフレットも用意されていました。大聖堂の身廊(中心の大ホール)はイングランド最大で、シロナガスクジラの大人が5頭入るそうです。
とパンフレットに書いてありましたが、シロナガスクジラがどのくらい大きいか分かりません。まあ、超大きいということですね。
ホテルはNovotel York Centre.
このホテルは城壁の外にあります。かなりひろい駐車場があり、レンタカーで旅行する場合には便利です。駅にはちょっと遠いですね。タクシーを使いました。
2日目には日帰りで、「嵐が丘」の舞台ハワースを訪れます。
その後いよいよロンドンです。長くなるのでメアリー・スチュアートの話、ロンドン塔、ウエストミンスターは3に回します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
大聖堂周囲の芝生の庭には、もうクロッカスが咲いていました。
この庭で、犬を連れた日本人の若いカップルが散歩していました。住んでいるのですね。私たちも遙か昔、フランスの地方の大学都市に夫婦で住んでいたことがあります。共に上品な落ち着いた町です。あの頃を思い出しました。 -
踏まれないように印がついています。芝生にクロッカスを植えると、春浅いころ真っ先に花が咲いて、ヨーロッパの長い冬の終わりを告げます。春を待ち望む人々には特別の花なのです。そして他の花々が陽気に咲き、芝刈りをせねばならないころには、ひっそりと姿を消して、邪魔になりません。
-
正面です。観光客で大混雑です。奇跡的にだれもいない。
-
けれど、大聖堂東側には、こうした人通りのない小路が続いています。その雰囲気は、この町の代々の住人の静かな常識的な生活によって、築かれたのだとなつかしく思いました。
21日、ハワースに日帰り旅行です。
エミリー・ブロンテ「嵐が丘」の舞台です。 -
往復にはブリットレイル・イングランド・フレキシ-・パスを使います。イングランドを1ヵ月間に3日だけ使えるパスです。4、8,15日使えるものもあります。個別に区間切符を買うよりはるかにお得です。
写真は表紙。 -
切符本体です。名前、パスポートナンバーを記入、サインします。
使い始めの日に自分で日付を記入し、最初の駅でスタンプを押してもらいます。使う3日間の日付をその日に書き込みます。スタンプ以外全部使う本人が記入します。
さてヨークの駅での珍騒動。
エディンバラからヨークに来るときは、予約番号で切符を発行してもらいました。今回も同じだと思っていたので、駅のインフォメーションに行って、これを示して、チケットを出してほしいと頼みました。
相手は中年の女性。「OK, これで列車に乗りなさい」
「? 切符に換えてほしいのですが」この押し問答を何度か繰り返し、やっと気づきました。
「これがチケットなのか!」
「そうですよ」女性ニッコリ。
となりのカウンターの係の女性も、
「ブラボー!」拍手もおきました。おひまなのか、おせっかいなのか。
苦労したチケットなのに、検札の車掌さんは、ちらっと見ただけで行ってしまいました。人畜無害の「JAPAN」だからか?でも見てほしかったな。
列車は、ヨーク→リーズ(Leeds)乗り換え→キースリー(Keighley)と進みます。遅れなし。順調。
さて、キースリーからハワースはバスなのですが、バス停が分からない。駅の切符売り場の女性に聞いてみました。すると彼女は、わざわざ売り場から出てきて、駅の外まで我々を連れてきて、
「あそこを右に曲がって5分で左に見える」と教えてくれました。
よく分かりましたが、切符売り場は彼女一人でした。
親切身にしみました。
帰りも彼女が売り場にいたので、挨拶しました。こぼれるばかりの笑みでこたえてくれました。
人とのふれあい、これこそ旅の醍醐味。 -
ハワース。
キースリーからバスで20分ほどです。ヴィジター・インフォメーション・センターからもらった地図をスキャンしました。
バスを降りると緩い上り坂がブロンテ牧師館まで続きます。
この地図にあるように、公衆トイレはバス停の近くと、牧師館の裏手のパーキングだけです。 -
牧師館には日本語パンフレットがありました。
小さい建物に観光客がいっぱいでした。建物前のテラスに出るとほっとします。
「エミリーが犬を調教したのはここかな」妻です。
なにそれ?
「飼っていたボクサーをしつけるために、腕にタオルを巻いて、犬にゲンコツを食らわしたんだって」
お、エミリーもなかなかやるじゃん。 -
ムーアの散策に出かけます。
ヴィジター・インフォメーション・センターで地図を買いました。50ペニーです。1ポンドの半分です。大変役に立ちました。
4コースが紹介されています。10キロ3時間半、8キロ2時間半、3.2キロ2時間、2キロ1時間。
2時間コースを選びました。 -
牧師館の右手からスタートしました。矢印が私たちのコース。
歩き始めると、牧師館がこの村の高いところ、丘の上にあることが分かります。集落は道の右手に固まっています。そしてそれを囲んで低い丘が続いています。
妻から一言ありました。
「私って、いつもこういう風に会話で登場するけれど、たまには地の文もやりたい」
はい、どうぞ。
嵐が丘はヒースクリフとキャサリン二世代にわたる恋物語なのですが、舞台廻しを除くと、アーンショウ家とリントン家しか出てきません。
恋する人間の頭の中は恋人でいっぱいの状態を表現しているとも言えますが、でもやっぱりアダムとイヴか!イザナギ、イザナミか! と突っ込みをいれたい。
ところが、エミリー・ブロンテとその家族が暮らしたハワースに来てみると、エミリー・ブロンテは、ひとつのテクニックとして二つの家の恋愛だけを描いたのではない、と思えてきます。
それは南仏に行くと、ゴッホの糸杉がけっして画法でああまでねじ曲げられたのではない、忠実に写しとったのだと理解できるようなものです。
ハワースは寥々として広く、空漠としておりました。そしてハワースの暗く長い冬、エミリーは、シャーロット、アン、そして唯一の男兄弟であるブランウエル以外の誰と、刺激的で、心みたされる会話を楽しむことができたでしょうか。エミリーにとって、彼女の兄と姉妹だけが、心通わす生きている人間だったのでしょう。
ハワースと周りのムーアを歩けば分かります。物語の構想を練るとき、アーンショウ家とリントン家だけでいいのです。ここにはそれしかありませんから。
この姉妹は絵を描いたり詩を書いたり、そして、想像上の国を舞台に物語を作って楽しんだそうです。
そこから「嵐が丘」、シャーロットの「ジェーンエア」、アンの「アグネス・グレイ」が生まれてきたわけです。
父親のブロンテ氏は牧師でした。牧師という職業が彼女たちのおかれた特別な地位を示唆していると思います。決してお金持ちではない。けれど教養は誰にも引けを取らないというプライド。
エミリー・ブロンテはわずか30年の生涯のうち、この牧師館を出た日々はそう多くはありません。ランカシャー、ベルギーの寄宿生活の後は、ハワースに引きこもってしまいます。
それはキャサリンに裏切られたと思ったヒースクリフがどこかに出奔して、もどってきてからも出奔先のことなどおくびにも出さず、ひたすらキャサリンを愛し、嵐が丘にこだわり続ける姿と重なります。
キャサリンがエドガー・リントンと結婚する決心を、この物語の語り手で、使用人のネリーに告げ、そのおしゃべりの中で夢の話をします。
「天国は我が家みたいな感じがしなかった。(略)天使たちが怒っちゃって、私を放り出したの。ヒースの茂る荒野の真ん中によ。この嵐が丘のてっぺんに。わたし、うれしくて泣きながら目を覚ました」(引用は新潮文庫版鴻巣友季子訳「嵐が丘」より)
ヒースクリフが出奔するのは、この二人の話を陰で聞いたからです。
聞かれていることを知らず、キャサリンはエドガー・リントンと結婚するのは、アーンショウ家の当主にいじめられるヒースクリフを救うため。ヒースクリフと結婚することは落ちぶれることだ、と言います。ここでヒースクリフは出て行ってしまいます。あとを聞かずに。
しかしながらキャサリンは続けます。ヒースクリフを愛していて、彼は自分以上に自分であり、二人の魂は同じものだと。
ヒースクリフがあんなにいじめられなかったら、天国よりも嵐が丘がよかったように、エドガーと結婚する必要はなかったと。エドガーへの愛、森の木の葉のようなもの。ヒースクリフへの愛、地の中にあって変わらない巌にも似ている、とも語ります。
そのヒースクリフへの愛の描写はそのままハワースの景色のようです。背の低い草に覆われた丘陵地帯。雲が出た、と思うまもなく霧に包まれ、木でさえ低くねじ曲がっている。・・・そうだった、「ひねこびた」という言葉をこの小説で覚えたのだった。
そういうハワースをエミリー・ブロンテはヒースクリフという男に仮託して描いた小説だったのですね、「嵐が丘」は。
このなだらかな丘に囲まれた、人影もないハワースこそが、エミリー・ブロンテの王国だったのです。そこには、世界のどの町のどの社交界の人々よりも、快適で、刺激的な、エレガントな会話を楽しめる兄姉妹たちがいたのですね。 -
地の文、夫に戻ります
最初から曇り空でした。だんだん西の空が暗くなってきました。 -
Lower Laithe Reservoirです。なだらかな起伏が幾重にも重なる丘のかなたから、灰色の霧が流れ寄せてきて、あっという間に景色は色を失い、私たちも黒い影になってしまいました。
雨滴が降るというより流れています。
寒い。
引き返すことにしました。 -
ムーアらしい枯れ野原です。
嵐が丘にはヒースクリフが嵐の野原をさまよう描写がありますが、
「何を食べたらそんな元気が出るのだろう」と妻。 -
私の出で立ち。東京近辺の真冬、2月のイギリスの町中で寒いと思ったことはありませんでした。でもムーア歩きには不十分でした。
ときどきムーアから出てくる人たちに会いました。皆さん、ハイキングにしては重装備でした。キャラバンシューズや長靴、防水のきいたヤッケです。
傘はだれももっていません。吹きさらしのムーアでは役に立たないのでしょう。
シェパードを連れている人もいました。大型犬でもお腹まで泥だらけでした。ムーアの中は泥んこということですね。
冬のムーアは、雨対策、関東の低い山歩きくらいの装備が必要なのでした。
捲土重来を期してハワースを引き上げました。 -
2017年2月22日-3月1日 ロンドン
ホテルはNovotel London West
ちょっと問題のあるホテルでした。改め口コミで紹介したいと思います。
ロンドン到着翌日、ガイド付きはとバスに乗ります。大都市をぐるっと一回りするツアーを、勝手にはとバスと呼んでおります。知らない都会をとりあえずざっとつかむにはこれが一番いい。 -
まずロンドン塔。時間がないので中には入りません。
タワーブリッジに行って、ロンドンにきたという証拠写真をとります。
ロンドン塔もちゃんと入っている。急いで戻ります。30分で戻らないと。 -
テムズ川をわたり、議事堂の写真スポットへ向かいます。
18世紀末に林子平が「海国兵談」で、「隅田川の水はテムズ川に通ず」と言っています。それを私たちは逆に見ています。 -
バッキンガム宮殿にやってきました。幸い女王陛下はいらっしゃったので、衛兵の交代がありました。
ガイドさんから、衛兵は広場を背にして右の方から行進してくるので、
スプールロードの付け根がいいカメラスポットと聞きました。人混みをかき分けてたどり着きます。
待つことしばし、 -
やってきました。
-
本隊通過。
-
行っちゃった。
-
次はトラファルガー広場。
-
ライオンにも逢えた。三越のライオンの元祖がこれかな。
この日のツアーはここで解散。
二人になってまだまだ行きます。 -
パーラメントスクエアー。
-
チャーチルや、
-
ガンジーさんなど、彫像がいっぱい並んでいます。
この日はここで限界。ホテルに戻ります。
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この旅行記へのコメント (12)
-
- 前日光さん 2020/07/27 23:03:37
- ここに行けなかったのが、心残りでした!
- こんばんは。
ハワース、エミリ・ブロンテの住んだところ。
このヒースの荒野を実感しなかったなら、「嵐が丘」を本当に理解したとは言えないのでしょうね。
私は「嵐が丘」を読む時期が早すぎて、ただ字面を追っていただけだったのだと思います。
もうすぐ中学生という、小学6年の春休みに、なぜか手元に「嵐が丘」があって、訳も分からずに読んでしまったのです。
ヒースクリフ、キャサリン、エドガー・リントン、アーンショウ家、リントン家等々、
わがままキャサリン(と、子どもの目には映った)のどこにヒースクリフは、そこまで惹かれちゃったのか理解できない部分が多々あり。。。
人間についてはほとんど分からなかったのですが、ただただ心に残ったのは荒涼たるヒースの野、スコットランドで初めてヒースを手にしたとき、それを持ち帰ってしまいましたが、もしかしたらヤバかったのかな?
この旅行記のムーアらしい枯れ野原の写真、素敵だわ~(~o~)、雨に霞んだ感じが味わい深いです。
「嵐が丘」、もう一度読み返した方がいいですね。
たぶん子どもだったときに分からなかったものが、少しは分かるようになったかも。
by妻(まだその言い方ではないようですが)さんの、文学オタクぶりがさすがです(^_^)v
お二人とも海外生活を経験されているのですね!(しかもフランス!)
だったら言葉も通じるし、いろんな点で海外には詳しいことでしょう。
私は英語がダメなので、海外は。。。と思っていたのですが、このムーア散策だけはしてみたいなぁと思ってしまいました。
現在、海外にはますます行けそうにありませんがねぇ(-_-;)
前日光
- しにあの旅人さん からの返信 2020/07/28 07:49:02
- Re: ここに行けなかったのが、心残りでした!
- おはようございます。
小学生6年で嵐が丘は早かったですね。源氏物語を18歳国文科女子大生が読むようなものですかね。By妻がそうだったのですが、小娘に何が分かったかと言っております。
私はこの旅行のために初めて読みました。もっとおどろおどろしいものを想像していたのですが、そうでもなかった。
70過ぎのじじいですから、抗体ができていたのでしょう。
嵐が丘はもう一度行ってみたい。次は最低2泊、ヤッケと長靴を持って、まる1日ムーアを歩いてみたいと思っております。
- しにあの旅人さん からの返信 2020/07/28 09:10:37
- Re: ここに行けなかったのが、心残りでした!
- 「朝ご飯ですよ~」と声がかかり、中座しました。今朝は納豆でした。
ムーアの荒涼感がいい。私たちは何もない荒野が好きなのです。変わった趣味だと言われます。
ハワースのムーア最高。北海道同道142号線の羨古丹(うらやこたん)という海辺の寒村もよかった。
スコットランドの北、ハイランドの北のドンつまり、北大西洋(北海かもしれない)に面したあたりにも行きたい。エジンバラ出身のイギリス人(本人によるとスコットランド人らしい)は「人の行くところではない」と言いました。
レンタカー以外移動の手段がないので、運転ボケの前に早く行かないとは思うのですが、このご時世ではねえ。
昨日のテレビで、イギリスでワクチンの目処がついたと言っていました。イギリスでは9月から接種開始、日本は来年そうそうだとか。本当だといいのですが。
-
- kummingさん 2020/03/09 21:38:37
- 元祖、文学探訪の旅♪
- 聖地巡礼なんぞと銘打って、やたらアニメの里が増殖中の昨今、しにあの旅人さんご夫妻こそ、元祖!
歴史探訪の旅に留まらず、ブロンテ姉妹の生誕地を辿る旅♪
3番目の末っ子も作家だったのですね。「嵐が丘」「ジェインエア」若い時に読んだものを歳を重ねて再読すると、大体“あの頃、何読んでたんだ?”というくらい、読後感が違うもの。
奥様“地”の解説にて、目から鱗、の思いです♪
ノーベル賞とったチャーチルの「The War 」でしたっけ?死ぬまでに読んでみたい。
さて、これから始まる暗黒時代(←私の、です!)の為にとっておいた、へそくりを、一気読みしております(笑)
とうとうミラノ、ヴェネツィア、封鎖T_T
先週、チャットでrefund についてやり取りした時、”It’s open you can visit, everything is going as usual “
と答えたイタリア人、今頃電車で避難中?
私もフライトは手数料無し全額返済、trenitalia ともう一ヶ所は継続審議中、
それから、たびレジに記されてる現地領事館に質問メールしたら、ちゃんと律義に返信来ました!3回も!
何やってんだか(-。-;
- しにあの旅人さん からの返信 2020/07/28 09:35:41
- Re: 元祖、文学探訪の旅♪
- 情報交換。
イタリアはどうなさいますか。
来年はとても無理だと思っています。ワクチンができたら再来年か。
東洋人に対する人種偏見の後遺症が残ると言われていますが、どう思われますか。私は、イタリア人の性格から言って、多分大丈夫だと思っています。そんなに執念深くない。
むしろ、経済が疲弊して、そこからくる人心の荒廃が怖い。南イタリアはコロナ前から、貧しかった。あれがもっと貧しくなると、どうなるのでしょう。
たびレジはこなくなりました。現地の大使館や領事館も、日本人がくるはずがないので、出すのをやめたのでしょうか。
カタール航空からはバンバン宣伝メールが来ます。今はかわいそうだけれど、即削除です。
- kummingさん からの返信 2020/07/28 11:44:40
- あれからはや、4~5ヶ月(;O;)
- お久~でございます♪
5ヶ月も前のコメントへのお返事、ありがとうございます♪
やはり思ってた以上に律儀な方でした、しにあの旅人さん(^o^)
改めてこのブログ再読して、初めて地、担当された奥様同様、私も弱冠高校3年の夏休みに、受験勉強そっちのけで、谷崎潤一郎訳と与謝野晶子訳の源氏物語を読んだ事を思い出し(笑)動機は、何だかよく分からない?モヤモヤ感、1番知りたい逢瀬の中身、夜中に訪問して御簾の中で行なわれる行為への、飽くなき興味?
ウブな乙女心故の不純な動機(*_*)
イタリア、遠くなりました~
夏のバカンスに向けて、EUは諸外国との渡航制限を緩めてますが、日本側が入国時の14日間自己隔離を義務化しているので、イタリアもそれに対応しているらしい!
てことは、イタリアで入国時2週間の自主隔離、帰国後日本で2週間?旅行本体の2週間と合わせて1ヶ月、必要になります。
イタリアの経済的ダメージによる人心荒廃も懸念材料ですが、しにあの旅人さん同様に、私もイタリア人忘れっぽい説、根に持たない説に賛成(^^)
なので、この日本側の渡航制限、入国時の自己隔離、が解除されない限り、海外旅行は夢のまた夢?
直近では、まずベトナム、タイとの往来、それもビジネスや特殊事情(日本在住とか家族とか)に限っての制限付き渡航許可を交渉中で、次が台湾、中韓……との情報もあり、日本政府として多分まだ諦めきれないオリンピック目指して、来春位迄に徐々に開国に向かう予定なのでは?と、邪推している所ですが。
後は、感染者数増やしたくない作戦、検査しない方針やめないと、永遠に世界から不安視されるぞ、日本国!
旅行の計画、妄想旅行すら出来ない日々がこんなに切なく辛いものだとは(;O;)
ワクチン誕生9月説、そして日本にも、世界中にもワクチンが行き渡るその日まで、航空券ぽちっ、は自粛ですか~(T_T)
各航空会社から1年有効、何度も変更可能、無料変更可能、等甘い囁きが届く昨今、前回のキャンセル手続きで懲りた私も、今のところ、自重しております。
実はそのキャンセル手続きで、1年有効のバウチャー対応を2~3件持っているので、ムダにしない為には来春の実施が望まれます♪
しにあの旅人さんにおかれましては、緊急事態宣言解除直後、寸暇をぬっての奈良路探訪、実現出来て良かった~
無事のご帰還も、重ねてお喜び申し上げます♪
そのブログアップも、楽しみに待ってま~す(^o^)
とてもとても長~くなりましてm(_ _)m
また、どこかで情報交換、近況報告、出来たらお願いしま~す♪
-
- メディアさん 2018/09/26 20:58:20
- はじめまして
- ハワースを堪能されたのですね。
お写真を懐かしく拝見いたしました。
ハワースの町やムーアを楽しむなら夏がいいですよ。
とても楽しい時間を過ごすことができます。
私が初めてハワースを訪れたのは夏でした。
その時はハワースへ行けたことで満足でしたが
帰国してからシャーロット・ブロンテが嫌がった
冬のハワースも見てみたくて、
今度は年末にハワースへ行きました。
冬は明るい時間が短くて観光に適しているとは言えませんが
そんな気の滅入る季節も含めてハワースの本当の姿を見ることができました。
観光客でにぎわう楽しいハワースは
ブロンテ姉妹が見た町の姿ではありません。
彼女たちの残した小説と、彼女たちの人生のどちらにより惹かれるのか、
私はまだ答えを出せずにいます。
- しにあの旅人さん からの返信 2018/09/27 16:39:31
- Re: はじめまして
- コメント有り難うございます。
冬のハワースは雪でしたか。「嵐が丘」にも雪のハワースが出てきたと思います。
ハワースにはもう一度行きたい。1泊して1日中ムーアを歩いてみたいと思っています。夏は家を空けられないので、4月ごろでしょうか。雪のムーアは魅力ですが、私たちの体力だと、雪の荒野を歩き回るのはもう無理ですね。
私にはあの荒涼とした風景が魅力です。「嵐が丘」はあの風景なしには成立しないと思っています。つまりハワースに実際に行ってみないと、あの小説は理解できないのではないでしょうか。
-
- skyeさん 2018/08/20 18:09:38
- 雨降りはつらいですね^^;
- こんにちは♪
荒涼とした景色からは、まさに嵐が丘やジェーンエアの吹き荒ぶ風を感じられました。
ヒースクリフの名にある、ヒース花盛りの晩夏訪問希望ですが、ひと度荒野に足踏み入れ、途中雨降り出したら小説世界さながらながら散策は厳しそうですね…毎度身軽な格好ばかりなものでf^_^;
雰囲気伝わる画像、参考になりました。ありがとうございました(´∀`)
- しにあの旅人さん からの返信 2018/08/21 08:24:53
- Re: 雨降りはつらいですね^^;
- 写真が気にっていただけて幸いです。この頃はブログを始める気はなかったので、写真が少なくて困りました。
晩夏でも装備は十分になさってください。普通の旅行のいでたちと違うのが困りものです。特に足回りが。次回は長靴を持って行くか、現地で買って捨てていこうかと思っています。問題はサイズがあるかですね。私は足が小さいので。
山登りではないので、ドロ対策の長靴の方がいいかもしれません。
-
- セレンディップさん 2018/08/15 10:27:11
- ハワースで
- 同じ地図を購入しました! 2時間コースの途中で引き換えされたんですね? 自分が行きたかったけど行けなかった場所の写真を拝見できて嬉しいです。
それから奥様の嵐ヶ丘への想いにも感動しました。エミリーが着想を得たというTop withensなんて遥か遠くにあるのに彼女はよく散歩したそうですから、本当に淋しい場所と狭い人間関係の中で小説が生まれたのでしょうね。
- しにあの旅人さん からの返信 2018/08/18 05:38:45
- Re: ハワースで
- コメントありがとうございます。
ハワースのムーアはもう一度行ってみたい。
できれば1泊して、完全装備でやってみます。前回の経験では、観光案内所のルート以外のところか人と犬が飛び出してきました。あっちこっち、まる1日かけて歩いてみます。
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