2018/08/01 - 2018/08/10
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ママブー♪さん
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去年に引き続き、今年も戦没慰霊に同行させていただきました。
今年は中国東北地方、大連から牡丹江に向かい、以後陸路で延吉、長春、瀋陽に移動して帰国の10日間でした。
黒竜江省にいる間は東寧、四道嶺、東京城、青溝子に向かいました。
中国と一言に言ってもとにかく大きな国で、地域によって色々とカラーが違うという事を知り、今回は戦没地を巡る旅だったので、辺鄙な場所にも出向かなくてはならず、持ち物などで結果的に良かったというものが多々ありました。
殆ど一日中バスでの移動で、私が行った場所への道はどこも悪路でバスの車内でお尻が痛くなるほど飛び跳ね、ペットボトルの水を飲むことすら困難というとても大変な旅でした。
高速道路の走行途中に立ち寄る公衆便所は本当に泣きたくなる程の悪臭と汚さ・・・毎回めげる程でした。
皆さん遺族の方なので高齢の方ばかりにも関わらず、とてもお元気で、毎日大変な距離の移動の中でも明るく元気に旅を続けられ、無事に帰国しました。
何よりもの救いだったのはいく先々で飛び込みで決める食事の良さ。
田舎の料理やその土地ならではの物を添乗員さん、通訳さん、そして現地ガイドさんが三人で店に交渉に行って決めて来てくださる店はどこもとても美味しくて食事が楽しい旅でした。
中国でも開発途上な場所に行くなら・・・
・公衆トイレ利用時のマスク←臭い対策(あまり役には立たないがそれでもないよりはマシ)目潰しに合う臭さ(O_O)
・トイレットペーパー(ほぼレストランなどもローカルな場所ではない)
・ウェットティッシュ、除菌ペーパー
・ゴミ袋(スーパーなどの袋で充分)
・長距離移動の時のお尻クッション(機内用枕を代用でも良いと思う)
・ペットボトルの水、ペットボトルカバー
・割り箸、使い捨て紙皿などあれば便利かも??
・洗濯洗剤・使い捨て歯ブラシ(悪路、悪地での靴の掃除や衣類の洗濯)
・マイタオル(スポーツタオルとか)
ホテルによってはタオル、シーツ交換なしの所あり
・たすき掛けできる貴重品袋、鞄(トイレ対策)荷物は汚染で置けない
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- 観光バス
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初日は皆で靖国神社で参拝をしてから成田空港近くのホテルに向かいました。
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ホテルはシンプルですが寝心地の良いベッドでした。
成田東武ホテルエアポート 宿・ホテル
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このホテルはドラッグストアもあり、コンビニ、土産物屋なども入っており充実しています。
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シンプルなバスルームですがバスタブもあります。ノズルタイプのシャワーヘッドだったので助かりました。
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朝食はバフェでした。いろんな物があり日本を出る前なので海苔や鮭、納豆などもありとてもよかったです。
和食も洋食もありました。 -
ホテルを出て出発までラウンジで少しだけのんびりして出発です。
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大連行きのANA便です
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窓側の席ではなかったのですが、久しぶりに窓から写真を撮ってみました。
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プレエコにアップグレードされたので助かりました。広々とした通路でしたしやはりボーイング787は快適です。
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座席との間隔も広い上に足置きのステップもあります。
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機内食は熱々のカツ丼でした。 でもまぁ・・・ちょっと食べる程度で。 味は悪くなかったです。
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無事大連に到着です。
入国審査を受けて、別切りのチケットでトランジットです。 -
空港内はそこそこ綺麗でしたしトイレも荷物をおけるくらい綺麗でした。
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次のフライトまで5時間以上あった上にディレイでだいぶ待たなければならず、チェックインができるまで空港内で待機です。
本来なら湿度のない過ごしやすい気候と聞いていた中国東北地方ですが、とにかくこの日は異常気象で暑くて湿度も高く、エアコンの効きがイマイチの場所できつかったです。 -
お昼はチェーン店なのですが、李先生というお店に。
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品数はそこまで少なくないのですが同じものをテーブルごとにオーダーしようとしたら欠品ということで私たちのテーブルは蒸し鶏を。他のテーブルは豚のチャーシューみたいなものを。
ぴり辛キュウリが美味しかったです。 -
牛肉麺の麺は少々生っぽくてNGでしたが牛肉はクセがなくてとても美味しかったです。
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いよいよ時間になりチェックインすることに
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予定では中国南方航空と聞いていたのでスターアライアンスからスカイチームか・・・と思っていたのですが。
チェックインの時はカウンターは確かにそうでした。なのでDL・・・と私が提示したマイル番号を入力してくれていて、チケットの下にも表示されていました。 -
国内線のエアサイドにあるBusiness Travel Loungeに行きました。
冷蔵庫に冷えたドリンクと乾き菓子がいくつかおいてあります。 -
ゲートのあるフロアの上の階なので窓越しには外の様子が見えます。
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ディレイのため、疲労が見え隠れしている皆さんを見兼ねて、ローソンが入っていたので何かないか?と探しに行って見つけたトランプ。2元でした。
それを使って椅子で退屈そうにされている皆に声をかけて七人でトランプをしました。ババ抜き、ジジ抜きをやって盛り上がった頃、無事に搭乗です。 -
するとバスで移動した場所の飛行機は・・・あれ?山東航空って書いてある!!
なんだこれ・・??
スカイチームなの???と思いながらタラップを上がると・・・ -
狭い飛行機です。
チェックインの段階で座席指定など一切なく割り当てられた席に座りました。
そして国内線は持ち込みでもライターは不可ということで結構没収されていました。 -
飛行機の中はなぜか窓の上に、子曰く・・・と孔子?のお言葉が・・・
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機内食は鳥の揚げたものでしたが油臭くて無理でした。
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イチオシ
暗くなった頃、下に牡丹江の町が見えて来ました。
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牡丹江の空港です。
ここで現地ガイドと会ってホテルに向かいました。牡丹江・海浪空港 (MDG) 空港
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ホテルの一階ロビーです
牡丹江金県国際大酒店GOLDEN DOME INTERNATIONAL HOTEL
牡丹江市景福街181号 -
やたらと派手なホテルでした。一応4つ星とか・・・
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ロビーは7階です
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売店も併設しています
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なんだか一応豪華なんですが・・・
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エレベーター前のパブリックスペースは広いけど薄暗い・・・
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部屋は20階でした
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なんだかお洒落な?
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部屋もそこそこ広いので一人で使うのはありがたかったですが・・・
あれ?シーツも枕もしわしわ・・・ -
いっちょ前に部屋からシャワールームがガラス張りで見えるなんか変なつくり?
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そしてシャワーブースとバスタブが分かれているお洒落なんだけど水道水をひねると流しの中から何故か小蝿が飛び上がってくる!
バスタブに湯を張ると茶色い水、シャワーは誇りくさい水・・・
当然トイレは流れが弱く、ペーパーはゴミ箱に捨てるのはわかっていますが、それでも大変流れが悪く・・・ -
いっちょ前に食器はあるしポットもある。水も部屋に毎日2本は補充されています。
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ガイドに手配を頼んで皆に夜食が配られました。
でもなんとなく抵抗があって食べずに葬りました。 -
翌朝、部屋からの景色です。
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晴天のようです。
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朝食会場は7階です。
一応バフェなのですが。。 -
どれもこれもダメでした。大好きなトウモロコシは水分を吸いすぎてパンパンに腫れており、味も素っ気もなく・・・ 肉は味付けは悪くなかったんですが、とにかくどの料理もなんだか盛り付けも汚らしい感じがNGでした。
この日の朝はゆでたまごしか食べませんでした。 -
通訳さんがトウモロコシ粥が美味しいと言っていたのでとってみましたが、一口でアウト!
口に合うものがなくて先行き不安でした。 -
一応4つ星だそうですが牡丹江での滞在はお勧めできないです。リネン類が汚すぎるので。
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一応立派なホテルなんだけど・・・とにかく部屋の悪臭と取り替えていないシーツやタオル類・・・最低でした。
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ホテルは牡丹江の駅がすぐの場所でした。
これだけ駅が近ければ汽笛の音がしても仕方がないと思っていたのですが、最初の夜も次の夜もいつまで運行しているのだろう?と思うほど大きな音で汽笛が聞こえ、それでなかなか眠れなくて困りました。
途中で石炭工場などを見たので、いまだに汽車が通っているのか?と思っていたのですが、二日目の朝に皆さんに聞いても全く音など聞こえないと言われ、高齢者だから聞こえないのか?と思っていたら、通訳さんが汽車ではなく電車だし、ベルや汽笛など全く聞こえないと言われて・・・
私が聞いたあの汽笛の音はなんだったんだろうととても不思議な気持ちになりました。 それが最終地の瀋陽でも同じような汽笛が聞こえてなんだかちょっと怖いというか、何かが私に知らせようとしているのか??と思ってしまいました。 -
街にはたくさんこの様なバイクがたくさん見られました。
電動バイクなどもあり、ガイドの話では自転車と同じ扱いなので免許もいらないし歩道を通っても良くて危ない乗り物だと言っていましたが、スクーターなのに自転車と同じ扱いなんて・・・と驚きました。 -
東京城駅です
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郊外だけあって東京城周辺はのどかな感じでした。
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次の移動場所までにトイレをということで通訳について行った場所はホテルのトイレでした。お金を払って借りる様になっていました。
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ここではまだ綺麗なトイレでしたがとにかく各地のトイレに入りましたが・・・
もうそれだけが苦痛でした。
1人がうっかりティッシュを便器に落としたものだから拾わなくてはならず、思わずひと騒動 捨ててあった割り箸を見つけ、うまく釣りのようにすくったと笑って一安心 -
ホテルと言ってもこんな感じ・・・
こういうところじゃなくて良かったけれど、滞在先のホテルも見た目は綺麗だけどなんだかこんな感じだな・・・とシーツを見て思いました。 -
あちこち工事している場所も多く黒竜江省はインフラ整備がいまいちでした。
道も悪いし高速道路もガタガタでバスに揺られるのに相当の忍耐がいるほどでお尻が痛くてとみなさん辛そうでした。 -
牡丹江を眺めながら黒竜江省内を西へ東へ移動します。
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野戦病院跡に向かいます。
バスはいたって普通なのですが・・・ -
大陸仕様?とにかく座席の間隔が狭いのです・・・移動するのも大変で・・・。
このバスで延吉までお世話になりました。
ドライバーさんは日本語もわからない方ですが、お礼を言うとうん、うんと笑顔で頷いてくれる素朴な方でした。どのドライバーもクラクションをよく鳴らすのが大陸の方の悪い癖ですかね? -
ここは残っていました。しかし近くに公安があるため、この場所に留まっていることはできません。
一応どういう目的で渡航しているのかは大方わかっているということでしたが、国同士で了承されていない事なので、靖国、慰霊、等のワードは一切禁止です。
今回の旅はあくまでも日中友好訪問、公には追悼の旅ではないことになっています。そういったことを承知して遺児の方は参加されています。
なのでこの場所でお父様を亡くされた方だけ降りて、写真だけを写してすぐにバスに乗り込みます。
皆は車内からその様子を見て、心の中で手を合わせました。 -
写真を撮っていると公安の人が出てきたということで急いで車内に戻って出発です。
当然、廃墟になった場所で観光バスを止めて写真を撮っていたらおかしいと思われますからね。 -
街の中心地と少し離れたところではこんなに違います。
貧しいような建物ばかりで人影はあまり見ませんでした。 -
石炭が積まれている場所があったので初日の夜の汽笛の音には疑問すら持ちませんでした。
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鏡白湖という幅300mから6キロ、ながさ45キロにも及ぶものすごく大きな湖を眺めながら次は青溝子という場所に向かいました。
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のどかな郊外です
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行こうと思った場所はなんと鏡白湖の橋をかける工事中でこれ以上いけませんでした。
この先の場所で戦死されたお父上のために向かった場所でしたが、無念の断念で手前で手を合わせてきました。 -
そしてこの細い道をUターンできるところまで3キロくらいバックでずっと下がってくださったドライバーさん。切り返しができたときは皆で拍手でした。
ドライバーさんも観光とは違う場所へ行くのですからなかなか大変です。有り難いです。 -
皆で残念だったねと話しながら、そろそろお腹が空いた頃になり添乗員さんと通訳さん、ガイドさんが途中の道すがら降りてレストランと交渉です。
この日はなかなか15人を突然受け入れてくれる店がなくて苦戦しましたが4~5軒目でOKが出て無事に食事にありつけることに。 -
この旅は朝から夕方までほとんどバスの中で過ごし、長距離移動が続きます。
途中のトイレ休憩と食事、そして目的地で数分間の短い慰霊訪問以外は下車しません。
そんな中で皆が唯一楽しめるものが美味しい食事でした。
ホテルの食事は流石に微妙でしたが、行く先々で選んでくださる店はその土地の郷土料理を取り入れた食事をあえて選んで下さり、この地で眠るお父上の供養の気持ちを込めて美味しくいただきました。
そう言う面では添乗員さん他、中国人の通訳さんやガイドさんには本当に感謝でした。 -
この店は衛生的でした。 消毒済みの食器が出され、安心して食事ができました。
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この店で私は本場の中国料理の美味しさに開花してしまいました。
東北地方は木耳の栽培が多く、美味しい木耳料理がたくさん出て、私は大好きなので嬉しかったです。 -
ニラ玉もニラに甘みがあり、田舎の野菜は無農薬だとのこと。確かに野菜の味がして美味しいものばかりです。
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この地域は米の産地でもあり、日本米の種類らしいのでとても美味しいとのことでした。私は米を食べないので手をつけませんでしたが、ファミレスなどの米はほとんど中国からのものだそうで、ここら辺の地域の米が日本に入っているそうです。
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麻婆豆腐は何回かこの度の途中で食べましたが、各地で味付けがいろいろとちがいます。
ここの麻婆豆腐は味噌味が混ざったような味付けでした。美味しかったです。 -
キノコの炒め物
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椎茸の炒め物
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もやしの炒め物
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豆と豚肉の炒め物
豆が甘くて美味しかったです。 -
鶏一羽の煮込み料理でした。
中国人の友達が見たら、これは地鶏の煮込みだね!と東北地方でよく食べられる料理だと言っていました。
うっかりクチバシを取ってしまって焦りました。笑 -
思わず取った足・・・ これは中国人の友達が前に私に勧めてくれて足はコラーゲンがいっぱいで美味しいと言うことで、私も美味しいと思ったので久しぶりに食べました。
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ナスの炒め物・・・ナスはあちこちで食べたのですがどこも美味しくて甘くて毎日よく食べました。
そんなわけで渡航前は心配していた食事のこと・・・なんて言うことはない。毎日美味しくて美味しくて・・・持参したお煎餅などはほとんど手をつけずに持ち帰りました。 -
湖にいる淡水シジミですかね?巨大です。
流石にこう言うものは食べませんでしたが、トライしてみたいですね。 -
高速道路のインターはETCがありました。
各ブースに料金所があるのですが、ほぼ人がいません。 そしてクラクションを鳴らすと奥から係が歩いてきて手続きをすると言う感じでした。
後でわかったのですが、勝手に一箇所のボックスに集まって井戸端会議をしているようでした。なのでクラクションでお知らせしてきてもらうような方式みたいでした。 -
高速道路は道が悪く、ペットボトルの水を飲もうとしても揺れてこぼれてしまうことがあるほどの道でした。
一見綺麗な印象のサービスエリア・・ -
だけどトイレは悲惨です。
綺麗場所はほぼなく、ドアも閉まらないような場所で、山積みになったテッシュが目に入り、その臭いと汚い便器に吐き気すら起きるほどでした。
だんだん慣れてきたのですが、それでもトイレに行くのが嫌なのでなるべく我慢していました。 -
四道嶺は野戦築城隊所属のお父上が戦死した場所でした。もうその場所はここらへんだろう・・というくらいしかわからず辛うじて四道と書いてある場所を見つけて写真を撮りました。
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この地域は本当に田舎でなぜ観光バスが来たんだ??と住民は不思議そうに眺めていました。
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とても古い家がたくさんありました。
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手を合わせたいところを皆、我慢していかにも観光風に写真を撮ったり少し歩いてバスに戻る・・・こんな感じで今日の行程を終えました。
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爆弾処理場だった場所などもバスの中から案内を聞きながら眺めて通りました。
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この地に関係のある人は車内から写真をたくさん撮っていました。
そう簡単に来れる場所ではありませんし、皆さん高齢です。次に来れればいいんだけど・・・と話しながらも自信がないと話される人は多かったです。 -
無事、牡丹江に帰って来ました。
ホテルで30分ほど休んでロビーに集合は夕飯の場所です。 -
店構えはなかなかです。
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パネルメニューから選ぶ店が多かったです。
もちろんチョイスは通訳さんたち。 -
大きな店はだいたい個室になっている形が多く、大声で騒いでいる部屋もありましたが基本的にはプライベートが保てます。
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ピーマンのひき肉詰め
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ジャガイモの千切り。
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豆と豚バラ肉の煮物
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ここの米は粟が入っていました
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白湯スープのような?春雨入りのスープ
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ここでもまたナスが。
調理法や味付けが店によって若干違うので飽きずに食べられます。 -
青物の炒め物
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豚肉?酢豚みたいな味付け
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木耳と白菜
皆大満足でお腹一杯になってホテルに戻りました。
長時間のバスの移動なので何もしないのに凄く疲れます。
毎日早寝してしまうのですが、私は夜中の汽笛の音で何度も目が覚めてしまいます。 -
翌日は牡丹江の東に位置する東寧という場所に向かいます。
沿海部にあたりその北側はロシア(旧ソ連)のウラジオストックに近い場所だ。
街並みが違うとガイドが言っていたから少し楽しみでした。
それにしても前日まで35度という蒸し暑い気温の中での移動だったのに、今朝は一気に25度まで下がり、ジャンバーを羽織っている人がいるほど。
体感温度は21度くらいの涼しさだった。
それでも昼近くにトイレ休憩に寄った時は風は冷たかったが、日が射しているのでそこそこ暑かった。
暑いと劣悪な公衆便所の臭いはなお一層強く・・・私を苦しめました。 -
午前中3時間ほど走ってようやく東寧のインターに到着です。
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東寧要塞は第二次世界大戦の最後を迎えた地であり陥落させた中国の英雄や日本が敗戦を迎えた場所として、当時の日本の司令室や野戦病院の再現、ほとんどが中国の武勇伝が伝えられている博物館がありました。
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この日は雨が降っていたので雲行きが怪しかったです。
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辛うじて日本に関係する碑が建っていました。
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この奥に要塞があるとのことで、ここでお父上を亡くされた姉妹は階段800段もある場所を登るとおっしゃって添乗員たちと向かって行きましたが、結局土砂降りになりしかも少し前にあった豪雨で階段が崩れて上がれないと言うことで手前で手を合わせたそうです。
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私たちは博物館に入りました。
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今日のお昼は・・・皆がそろそろ味噌汁が飲みたいと言い出していたので、それを考慮した店らしいです。
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いやぁ・・・安いのが素晴らしい!一食いい値段な方なのでしょうが600円前後です。
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豆腐の厚揚げの麻婆豆腐みたいなもの
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大学芋の様な飴で絡ませている揚げたもの。美味しくてハマりました。
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キノコの炒め物
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ここのナスはニンニクが聞いてて美味しかった!
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味噌汁が飲みたいと言っていた皆さんを考慮してグツグツ煮込んだような味噌汁風・・・スンドゥブですな。
北朝鮮に近い場所ということもありここら辺では朝鮮料理も食べられるみたいです。ハングル文字で店の看板などが表記されています。 -
汁の中はこんな感じで春雨が入っていました。
この後、ホテルに戻りしばらく休憩をした後、夜は会議でした。 -
ホテル内でこの地に眠るお父上やそのほか戦没者の追悼のための慰霊祭を部屋で行いました。 これはその地の外部に漏れてはいけない事なのでひっそりと迷惑をかけずに皆で黙祷を捧げ、追悼文を読み皆でふるさと、や里の秋を歌い故人を偲びました。
そして皆で涙した後、夜の食事に向かいます。
悲しい出来事を忘れてはいけないという気持ちがこの会議を行う度に改めて思いましたし、去年のロシアもそうでしたが戦没者の慰霊巡拝は家族にとってはどれだけ重要な事なのか考えると、私も仕事以上に協力したいという気持ちになりました。
身内や親戚にそう言った戦争経験者やその家族など、興味がある方は厚労省の慰霊巡拝事業の案内や、財団法人日本遺族会のサイトを覗いて見てください。
新聞などでも呼びかけているようですが戦後73年も経ち、だんだん参加者も少なくなってきたと話していました。 -
これも馬鈴薯でんぷんでできたような酢の物でした。
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キャベツの炒め物やイカのフライかと思いきや、なんらかのキノコのフライ!笑
でも美味しいんです。 -
炒飯もここで初めて出ましたが美味しかったです。シンプルイズベスト!
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湯葉をクレープのように上に乗ってるひき肉やネギなどを挟んで食べます。
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これも湯葉の料理でした。
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麻婆豆腐ですね、だいぶ辛かったです。
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カシューナッツではなくピーナッツ風のナッツと鶏肉の炒め物
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卵とトマトの炒め物です
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お供物にお供えしたスイカを出してもらいました。
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これもお供えしたものです。
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次の朝、ホテル移動日ですが珍しい光景を見ました。
結婚式の花嫁さんをおんぶして車に乗せるところでした。
ハルピン生まれの友達に聞いたらおんぶはきっとお姫様抱っこができなかったからおんぶになったのではないか?ということで、結婚式場までは足をつかず汚さずに行くという風習があるそうです。
北京在住の通訳さんはこんなのを見たのは初めてだと言っていましたが、東北地方では珍しいことではないという事でした。 -
途中バスが花嫁さんを乗せた車とすれ違いましたが、車は皆同じ感じに飾られるんですね。
私たちは今日から吉林省に向かいます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ateruiさん 2018/08/19 21:50:10
- tanosikuみられました
- 初めまして
父が満州に行っているので
細かく見させていただきました
説明が分かりやすくて
楽しく読むことができました
もうだいぶ当時のものはなくなっているのですね
また見たいところで時間かけられない
もどかしさも御気の毒です
雪隠(トイレ)確かに
近くのウラジオストクに行ってきたんですが
駅や空港でさえも和式だったり
紙がなかったり
また雪隠探しに時間かかったり大変でした
私も何時かは満州地区
で父の足跡を辿りたいと思ってます
ありがとうございました
aterui
- ママブー♪さん からの返信 2018/08/19 23:32:27
- Re: tanosikuみられました
- ateruiさん、初めまして
訪問、またコメントありがとうございます。
この旅行記を書くにあたり、相当悩んで言葉を選んだのですが、どうしても書いていくうちに数日前のことだったのですがまたあの時の思いが溢れてきてしまい、失礼はないか?とヒヤヒヤしています。
去年は厚労省の依頼でウラジオストックに戦没慰霊に同行させていただきました。
その時とはまた土地も違うこともあり大分趣が違い、日本と中国の関係など、当時の満州国だった時の色々な話を同行者様が親御さんから聞かされた話として私に教えてくださり、苦しくも開拓団で満州に渡った時の話など昔にタイムスリップするような錯覚さえ覚えました。
皆様 ご高齢でありながら元気にお出かけくださいましたのでもし機会がありましたら、是非おとづれてみてください。
もうしばらく帰国までの経緯を書いていきますのでよろしくお願いします。
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