2018/08/02 - 2018/08/10
585位(同エリア813件中)
TOSHIさん
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集合時刻が15:00と書かれていましたが、14時過ぎに横浜港大桟橋に到着したところ、すぐにシャトルバスの乗車整理券をくれました。しばらく待たされた後、チャーターバスでベイブリッジを渡って大黒埠頭へ運ばれました。停泊している巨大なMSCスプレンディダが右手に見えると、車内のテンションは上がりましたが、その後厳しい環境下へ。ここは仮設テントなので已むを得ないこととはいえ、パスポートを預けて代わりにクルーズカードを受け取るチェックイン手続きをしているテント内には冷房設備がないのか、高温多湿の厳しい空間。冷風機と扇風機だけで対処できるはずもありません。パスポートのコピーを既に携帯していたので比較的早く進めましたが、それを知らない方々がコピーをする列も待ち時間が長そうでした。
冷たいウェルカムドリンクを飲み干し、船に向かって進みます。乗船口までのバスも出ていたのですが、歩いて近づき気分を盛り上げました。しかし半端なくデカいので、すぐに写真を撮らないと全景が入りませんよ。
乗船するとすぐ、陽気なクルーとの記念撮影ゾーン。撮影しないと先に進めません(もちろん購入は任意)。その先にあったクルーズカードにクレジットカードを登録するActivation Pointという端末(カウンターではやってくれません)の前の列が比較的短いように思えたのでならびました。が、不慣れで失敗する人が続出し、なかなか進みません。自分の番が来ても、我が家のメインカードはICチップ非搭載なので拒否され、別のカードで登録しました。家族のクルーズカード分を1枚のクレジットカードから支払う選択画面も出ました。
避難訓練が16:45からとの予告放送が聞こえたので急いで11階(Deck11)前方の部屋に入り、救命胴衣を手にクルーズカードに記載された集合場所(ASSEMBLY STATION)へ。大混雑でしたが、船内スタッフが着用の範を示してくれました。
そうこうしているうちに、夕食の指定時刻(17:30)が近づき、カードに記載された6階のレストラン(VillaVerde)へ。7階から階段で降りるルートが案内されてはいますが、最も船尾に近いエレベータなら6階レストラン前に直接行けます。18:00の出港はレストランの窓から眺めました。
後で知ったのですが、14:15から乗船説明会がシアターであったらしいのです。ということは、もっと早く大桟橋に到着していても構わなかったのでしょうし、その方が余裕を持って乗り込めたのかも知れません。
今回は室蘭・青森(夕刻からねぶた祭)・ウラジオストクと寄港し(石巻は台風の影響で断念)、自由に楽しめるクルーズでした。私たちはエクスカーション(寄港地ツアー)を事前に公式サイト内の専用ページから予約したのですが、ちょっと油断をすると人気コースは満席になってしまうので早い対応が必須です。
その寄港地ツアーですが、ちょっとしたドキドキがありました。部屋に届いたチケット(正しくは家族3人分)が青森ねぶた祭以外1人分しか無く、すぐにEXCURSIONオフィスへ駆け込みました。最初に対応した年配の日本人スタッフは「今夜にはお届けします」。室蘭寄港前夜になっても届かないのでレセプションに電話したら、届けるとは言わず「来てくれ」。カウンターへ行くと、担当してくれた別の日本人スタッフが「printedとなっているので二重発行はできない」と丁寧に説明してくれたものの、発行済みとなっているチケットの在り処は判らないとのこと。「順次届けているはずなので待ってほしい」との言葉を信じて待っていたところ、翌朝、寄港地ツアーの集合数十分前に客室係が「Good morning!」とにこやかに持って来ました。外国人スタッフはのんびりしているのだろうと察しはしますが、寄港地ツアーに参加できないのではないかとドキドキしてしまいました。
日本の各港では下船後、たくさん待機しているタクシーに乗り込み市街の中心部へ向かい、そこからレンタカーを使うという方々もいましたし、ねぶた当日すら下船しないでバルコニーで日光浴したり、スタッフとの会話を楽しむのが好きだという方もいました。
https://youtu.be/s_oe8Yn4r6A
ウラジオストク入港時は真っ暗でした。横浜よりも西に位置しているのに時間帯は日本よりも1時間早いので、夏でもなかなか夜が明けません。興奮して目が醒めてしまった私は、左舷にある部屋のバルコニーからウラジオストクの街を、Deck16の右舷側からは金角橋と明けゆく空の美しさをカメラと眼に焼き付けました。明るくなると接岸している左舷側が賑やかに・・・。「百万本のバラ」も聞こえてきます。あれ?サビの部分は日本語だ!
https://youtu.be/XOurs4dUrzo
客船ターミナルの展望台では、歓迎式典が始まりました。女性ドラム奏者による音楽隊や、ロシア語でのカチューシャ、民族衣装での踊り、コサックダンスなどと続きました。
https://youtu.be/OIRNJQrni9Q
https://youtu.be/u9mccPwZHa8
https://youtu.be/EVfMIl-7i1Y
https://youtu.be/ltzW4Nyl94g
埠頭に来た見物客を取材しているメディア関係者もいるようでした。その後ニュースで知ったのですが、今回がMSCスプレンディダの初入港だったとのことですから、納得の大歓迎でした。客船ターミナルのInstagramでも「美しい船が到着した。ウラジオストク史上最大の客船は19時(モスクワ時間12時)まで私たちの埠頭に滞在する」と発表されていたそうです。
下船すると客船ターミナルに隣接しているウラジオストク駅へ徒歩で向かえます。改札などがないため、そのまま跨線橋からプラットホームに下り立ちました。反対側に建つクラシックな駅舎を通れなかったのが残念ですが、モスクワから9,288キロメートルというモニュメントなどはしっかり撮影し、いよいよ列車に乗り込みます。
定刻10:40にホームをすべり出たノスタルジックな列車は、すぐ地下区間に入ります。三方に斜面が広がるウラジオストクの海岸寄りに駅があるからでしょう。
https://youtu.be/t5Ak1Zjhp7Q
トンネルはほどなく抜けてさらにゆっくりと市街地を進みますが、気がつくと埠頭のあった湾とは逆側の海沿いに出ており、海を左手に眺めながら風光明媚なところをややスピードを上げながら快走します。
https://youtu.be/OQf-7SMZTQ0
https://youtu.be/bwlsxrabMgk
https://youtu.be/u0csrOU4sc8
そのうち風景は海水浴場や避暑地のおもむきに変わり、スプートニク駅等を通過してほどなくウゴリナヤ駅に停車しました。
https://youtu.be/6eNRcLFiI1I
駅舎は建て替えられたのか、Wikipediaで予習したものと異なり近代的でした。駅前にはモスクワまであと9,255Kmの表示がありましたから、33Km進んだことになります。50分弱の乗車でしたが、体験にはちょうどよい乗車時間でしょう。1週間かけてモスクワまで旅をする元気はとてもありません(笑)トイレもなかなかキビシいものでしたし・・・。
https://youtu.be/ucAnMQqRirA
迎えに来た観光バスに乗り込み、出発です。一般道の舗装は若干荒れており、結構揺れます。しばらく走ってアンティーク自動車博物館へ連れて行かれました。クラシックカーよりもむしろソ連製の戦車や航空機に眼が行きましたが、ひまわり畑の下に防空壕のようなものがあり、ロシア人のおじさんに手招きされるままに穴の中へと進んでいくと、暗い部屋の正面にはスターリンのモノクロ写真と暗号でも打ち込むのかと思われるタイプライター&ランプ。勧められたウォツカも美味しかったのですが、睡眠薬でも入っていてこのまま秘密結社に拉致されるのではないかという妙な気分になりました・・・。が、無事壕から出てくると、日本ではあまり見ない砂糖の結晶とともに紅茶を勧められ、そばの実を肉と一緒に炊いたものやピクルス的なものも振る舞われました。紅茶は普通に美味しかったです。
その後片道3車線の高速道路を一路ウラジオストクの中心部に向けて戻っていくのですが、車内では日本人向けのおもてなしなのか、ズンドコ節や猫踏んじゃったの歌が繰り返し流されました。市街地に近づくに従って、平日にもかかわらず渋滞です。金角橋を渡って到着した高台にあるマリインスキー劇場の前から眺める斜張橋の金角橋を含めた景色は美事でした。さらに中央広場へは容易に到着しませんでしたが、街並が魅力的で全く飽きませんでした。
中央広場からはゆっくり周辺を散策したかったのですが、ロシアでのお土産はここでしか買えないと思い、3階建ての土産物店へ。ところがこの店は狭く、階段での上下階の移動すら難儀する大混雑で、思いの外時間を要してしまいました。やはりマトリョーシカが1番人気で通路も進めないほどでしたが、定番のデザインの他に歴代大統領が次々に登場する変わりマトリョーシカもありました。私たちはこの他に蜂蜜なども購入しました。
そんなわけで時間が無くなり、中央広場付近で記念写真を撮って船へと戻ることにorz
埠頭へ戻ると、テントが立てられ、さまざまな土産物が売られていました。KGBのバッジやロシアの美人が自ら纏って勧めてくれたショールも気になったのですが、結局またマトリョーシカデザインのキーホルダー5個をバラマキ土産用に購入しました。ドルもユーロも使えませんが日本円ならいいよと言うことで、千円札を1枚。お釣りがルーブルで来ることを期待したのですが、バックはありませんでした…。
船に戻って夕食を済ませ、部屋のバルコニーから別れを惜しみました。おびただしい数の見物客が客船ターミナルの展望台だけでなく駅の跨線橋にもすずなりになっていました。
https://youtu.be/ZYN3SrBcVH8
https://youtu.be/3Ka6mHxdOZU
https://youtu.be/npj6WjTNXRA
私は感激して「スパシーバ(ありがとう)、ロシア! パカー(じゃあね)、ウラジボストーク!」と叫んでいました。発音や使い方が正しいかどうかは全く不明です。
台風と鉢合わせする危険性が高いことにより、津軽海峡から太平洋側へ抜けて石巻へ寄港することは断念し、ピョートル大帝湾を出た後日本海を南下し、2日間の終日航海で北朝鮮の東、竹島の東、対馬の南、五島の東を抜けて鹿児島の大隅岬を回り、四国沖・紀伊半島沖を進んで横浜へ帰港する航路変更が発表されました。残念でしたが、安全のためですから文句を言っている人はいませんでした。一人につき50ドルのシップボードクレジットがお詫びのしるしとして返ってきました。
https://youtu.be/cYCrFejFUKs
総括:9日間の船旅は、おおむね満足いくものでした。バルコニー付きの部屋も、スーツケースが置けないのではないかという当初の予想よりもベッドの足元に余裕があり、なんとか快適な生活空間は確保できました。以前泊まった飛鳥2の同等の部屋より若干広いかも知れないとの実感でした。
特に、6階船首側のシアター(7階から入場すると2階席)で連日催されるショーは、フレンチカンカンあり、オベラカルメンのダイジェストあり、マジックショーありで楽しませるプロ集団を感じさせました。最終夜のショー(ディスニーシーでかつてやっていたミスティックリズムに似たもの)も思わず息を呑むクオリティであり、お別れのイベントは感動的でちょっと涙が滲みました。
また、船内で随時撮られる写真をある程度購入するつもりなら、フォトショップで2百数十ドルのパッケージを購入すれば、20枚まで追加料金が不要でお得でした。それ以上に、プロのカメラマンが船内各所でプライベートフォトを何十枚も撮影してくれ、それも含めた20枚を選ぶことが出来るのです。我々夫婦も高齢の母も、今となっては写真館に撮りに行くことはありえませんが、今回はノリノリでポーズを決めました。知り合いに出会う可能性が低い空間であることも、少々大胆にさせるのかも知れません。そして出来上がった写真を見て、皆感動の声を上げました。ポートレイト写真を美しく撮るのが本当に巧いカメラマンでした。家内に改めて惚れ直しました。
さらに、夕食時の指定レストランや客室係のスタッフは固定なので、日に日に親しくなり、皆笑顔も素敵でした。朝食のルームサービスも前日に注文票をドアノブに掛けておけば持って来てくれます。朝食や昼食は、セットメニューが好みの方は5階のLa Reggiaがおすすめです。ビュッフェオンリーでも大丈夫です。好きなものを好きなだけという派には14階のボラボラ・パゴパゴがおすすめです。ドレスコードが面倒になった高齢者グループはフォーマルナイトの翌日から指定レストランには姿を現さずビュッフェに入りびたっていたようです。ドリンクパッケージはさほど飲みまくらない我々には割高感がありますが、ビュッフェでは無料の飲み物が簡単に手に入るという大きなメリットがあります。ただ、ドリンクパッケージ付きのプランを代理店を比較して見つけるのもお得なのかも知れません。また、別途1日あたり一人12ドル、チップとしてサービス料が加算されることも承知しておくべきなのですが、これらが含まれたプランも提供している代理店があるので、そういうものを見つけられれば最もお得だと言えます。今回はジャパネットクルーズで申し込んだ方たちがそのようでした。ジェラートまで無料だったそうです。
屋内外のプールも心地よいのですが、船が進むと屋外は風が吹き抜けるために意外に寒さを感じるものです。そんな時温かいジャグジーが私たち夫婦のお気に入りでした。海水なので、最後はシャワーが必須です。運動嫌いの私がダンスやストレッチに参加したのも非日常の船上ならでは。
MSCクルーズのお土産は、高級志向でなければザ・プールショップやキッズショップが実はオススメです。フリース製のスタジャンはかなりの売れ筋のようで、着用している人がみるみる増えていきました(笑) 私はオリジナルポロシャツを手に入れましたが、いずれもサイズの在庫が限られているので、欲しいなら早めの方が良いと思います。チョコレートやペン、ネックストラップもよく売れていました。
ただ、日本発着クルーズに参入したばかりなので已むを得ないことなのでしょうが、レストラン等はヘタな英語でもなんとかなるので問題は少ない一方で、細かい確認を要するセクションにはもう少し日本語対応スタッフがいてほしかったというのが偽らざる感想です。
最終日の下船は、ジャパネットクルーズを第1陣に、添乗員付きの団体から始まりました。JT○クルーズ経由の申込みでありながら個人扱いの我々は、1時間以上遅くシアターに集合となりました。自由な旅行を好む我が家でも、クルーズの場合は添乗員付きを候補に入れることも考えたいと強く思いました。また、大黒埠頭では仮設テント内どころかテントの外の炎天下に長時間並ぶこととなりました。高齢の母を日陰で休ませては迎えに行くという対応が必要でした。テント内の入国管理担当官の人数バランスも当初悪かった気がします。進行状況を見て外国人専用窓口が1つ日本人用に変更されたので、少し進むようになりました。
結論として、以前乗った飛鳥2と比べて当然ゴージャスさは劣りますが、それを補って余りあるカジュアル船ならではのエンターテインメントの充実、そして外国旅行の緊張感を適度に味わえる若干の英語力を必要とする船内は、多くの皆さんにおすすめです。日本発着クルーズの経験を積めば、MSCクルーズはさらに過ごしやすくなるのではないかという期待感が持てました。
https://youtu.be/ZyyFqhsaPXk
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
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横浜港大桟橋からシャトルバスに乗り込みます。
右奥のベイブリッジの向こうにこれから乗船する予定のMSCスプレンディダが! -
大黒埠頭の仮設テント内でチェックイン
冷房もなく、熱中症になりそう・・・ -
船内でまずクレジットカードの登録
ICチップ非搭載は不可、ご注意を! -
乗船し部屋のバルコニーから横浜ベイブリッジを望む
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部屋内観
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Deck16からの絶景
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船内中央の吹き抜け
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或る日のディナー
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シアターでは船長ほかスタッフの紹介
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青森ねぶた祭は高くなった桟敷席から
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大迫力!
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青森港では沖舘埠頭に停泊
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ウラジオストク、と書いてある
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金角橋の夜明け
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素敵なウラジオストク駅舎
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初入港歓迎式典
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客船ターミナルと鉄道駅が隣接
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モスクワまで9,288粁標
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ウゴリナヤゆきに乗車予定
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来た!
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乗務員室、的な表示?
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トイレ内観
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ウゴリナヤ駅に到着
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モスクワに33Kmだけ近づきました
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ここでウォツカを呑まされました(笑)
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マリインスキー劇場
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見送りありがとう!
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航路変更の告知
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お別れイベント
-
ただいま、YOKOHAMA!
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