2018/07/26 - 2018/07/31
3位(同エリア282件中)
ぱくちーさん
シルクロードの旅後半は甘粛省です。
予定は
敦煌(鳴沙山、莫高窟)
↓
嘉峪関(嘉峪関、懸壁長城、万里の長城の端っこ)
↓
張掖(丹霞地質公園)
↓
蘭州(蘭州ラーメン)
です。
移動手段は敦煌→嘉峪関はバス、他は高速鉄道にしました。
観光については、莫高窟は入場人数に制限があるということなので、広州から旅行会社に電話をして予約を入れておきました。
(「地球の歩き方」に載っているところです。日本語OKです。)
夏休みなどの観光シーズンは予約を入れておいた方がよさそうです。
嘉峪関は現地入りしてから、やはり「地球の歩き方」に載っている日本語OKの旅行社に出向き、1日タクシーをチャーターしました。
張掖は路線バスを利用しました。
敦煌と嘉峪関は見学場所が郊外なので、旅行社を通した方が賢明なようです。
今回の旅行はかなり長い距離を陸路で移動しました。どこかで列車に乗り遅れたりしたらどうしよう、とか思っていたのですが、結構何とかなるもんです。
一人旅の宿命で麺を食べることが多かったのですが、中国各地で色々な麺を食べることができ、それはそれでいい思い出になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
トルファンから敦煌(というか最寄り駅の柳園)へ向かう列車からの車窓です。
街の近くは緑が広がってます。 -
が、しばらくすると砂漠みたいになります。
-
午後1時05分に柳園に到着。
トルファンと違って、改札は切符だけでするっと通れました。 -
駅前から敦煌行きのミニバスに乗ります。
お金はバスの中で払います。40元だったかな? -
しばらく砂漠の中を走り…。
-
またしばらくすると緑が広がります。
-
2時間半で敦煌に着きました。
-
敦煌も回族が多い地域です。イスラム寺院がありました。
-
敦煌の宿は「敦煌国際青年旅舎」です。上のイスラム寺院から徒歩5分くらいです。
-
手作りっぽいかわいいお部屋です。
そうだ、明日の莫高窟のチケットをお願いした旅行社に電話せねば。
莫高窟の発券に必要なパスポートを受け取りに5時くらいに宿に来てくれるそうです。 -
この時すでに16:00くらい。お昼ご飯を食べていなかったので、食料を求めて近くのスーパーに行きました。旅行社の方が来るまでにおやつを食べましょう。
-
ヨーグルトとレーズン、揚げパンと飲み物を買いました。
西の方はスーパーで売っているヨーグルトも濃くておいしいです。
この後、宿まで来てくれた旅行社の方にパスポートを渡し、さらに30分後くらいに発券された莫高窟のチケットを受け取りました。
莫高窟まではタクシーでも行けますが、自信がないので宿からの送迎もお願いしちゃいました。車代が200元、チケット代が300元(手数料込)です。 -
旅行社の方に「鳴沙山に行きたいんですよねー」と言ったら、「砂漠は暑いから夕方6時過ぎくらいに行った方がいいよ。ここからなら3番のバスでいけるよ」と教えてくれました。
教わった通り、6時くらいに宿を出てバスで鳴沙山に向かいました。 -
着きましたよー。
入場料は120元(2000円弱。結構高い。)でした。 -
ラクダだ!
乗りたい! -
はい、早速ラクダ乗り体験のチケット(100元)を購入しました。
どうやらチケットに書いてある番号のラクダに乗れるらしいです。 -
が、どこを探しても209番のラクダが見つかりません。
係員っぽい方に209のチケットを見せて「没有(いないよ)」と言ったら、空いていた208番のラクダに乗せてもらえました。
正確にはどういうシステムだったのかは未だによくわかりません。 -
ラクダの上から見た鳴沙山です!
市街地からバスで30分もかからないところにこんな砂漠があるなんて、なんてシュールなんでしょう! -
1時間近くお散歩しましたよ。楽しかったです。
この子が私を乗せてくれたラクダさんです。
とってもおとなしいです。 -
続いて月牙泉へ。
ちょうどサンセットでいい感じです。 -
鳴沙山と月牙泉、楽しかったです!
バスで市街地に戻り、夜市に夜ご飯を食べに行きました。 -
ここまでこってりしたご飯が続いていたので、アッサリめのワンタンにしました。
皮がもっちもちで美味しかったです。 -
この夜は月がとってもきれいでした。
明日は朝7:30出発なので、早めに寝ます。 -
おはようございます。
朝早い出発なので朝ごはんはコンビニみたいなお店で買ったポテチとヨーグルトとオレンジジュースです。 -
7:30に宿に送迎の車が来てくれ、莫高窟に向けて出発です。
ちょうど夜明けの時間です。 -
莫高窟…というか、莫高窟に向かう前に必ず見なければならない映像センターに到着です。
-
8:15分スタートの映像を見て、その後シャトルバスで莫高窟に行きます。
送迎の車は映像センターの駐車場で待っていてくれるそうです。 -
2本の映像(莫高窟の歴史と、石窟の内部紹介)を見て、いよいよ莫高窟へ。
-
見えてきましたよー。
-
バスを降りて歩きます。
バス乗り場、広い…。 -
莫高窟内部はガイドさんと一緒でないと入れません。この道の先でガイドさんを割り振られます。行列ができている方は中国語ガイドなので、外国人は行列ではない方に進みます。
私はここで日本人の3人家族(お若いご夫婦とかわいらしい娘さん)と一緒になり、日本語ガイドの方と莫高窟内部に入りました。 -
莫高窟ですよー。
-
このドアの向こうが石窟です。内部は撮影禁止です。
たくさんある石窟の中から、ガイドさんが5つをランダムに選んで(おそらく空いているところを)案内してくれます。 -
莫高窟は4世紀からつくられ始め、その後1000年間じわじわと造られ続けたそうです。
-
私たちは隋、唐、西夏時代の石窟を見学しました。
私は隋と西夏のものがスッキリしたデザインで色がキレイで素敵だなと思いました。 -
これだー。
ザ・莫高窟ですね。
この他に予約なしでも見られる涅槃物や美術館を見学しました。 -
莫高窟、見どころ満載でとっても楽しかったです!
映像センターに戻るバスの中からドライバーさんにグダグダの中国語で電話をし、何とか合流して市街地に帰ることができました。 -
宿に戻ったのが午後1時半くらいだったかな?
お昼ご飯食べに行こーと思っていたら部屋に宿の方が来て「部屋を変わってほしい」と言ってきました。ツインからダブルの部屋に変わってほしいんだって。
私は大きいベッドの方が好きなので、大歓迎ですよ。
急いで荷物をまとめ、新しい部屋に移りました。 -
ちょっと遅くなってしまいましたが、何人かお客さんが入っていたこのお店でお昼ご飯を食べることに。
-
お客さんが一人もいないお店ってちょっと怖いですよね。
複数のお客さんが入っているお店ならボラれたり、あたったりする心配が少ないように思います。 -
昨日ワンタンを食べたのに餃子を注文してしまいました。
美味しかったです。
でも中の肉が牛でも豚でも羊でもないような気がしたのですが。
羊とはちょっと違う動物臭と言いますか。 -
続いて敦煌博物館へ。
-
お、日本語の解説がある。
-
莫高窟の石窟内部が復元されていました。
そうそう、こんな感じです。
石窟内部は写真を撮れなかったので、記録を残せてよかったです。 -
そしてバスで市街地に戻り…。
-
市場とかを見学しました。
敦煌もドライフルーツが豊富です。 -
夜ご飯は宿の近くのとても混みあっていたお店へ。
地元の方で混んでいるお店は間違いなく美味しいはず。 -
このお店は「手抓肉」という茹でた骨付きの羊肉で有名なお店のようです。
それは一人では食べきれなさそうだったので、羊肉の炒め物をご飯にのっけたものを注文しました。
激ウマでした。とにかく肉が美味しかったです。
隣のテーブルのおじさんグループは、山もりの手抓肉をむしゃむしゃ食べていました。美味しそうでした。 -
次の朝。
今日はバスで嘉峪関に向かいます。 -
敦煌から嘉峪関に行くには、バスと鉄道を乗り継ぐよりもバスだけで行った方が早いんだそうです。
-
それでも5時間かかるんだって。
バスターミナルの売店で買った味付き茹で卵を食べて小腹を満たします。
辛そうな名前ですが、さほど辛くありませんでした。 -
街の近くは緑が多く…。
-
街外れは砂漠。
それを2回くらい繰り返して嘉峪関に到着しました。 -
今日のお宿は中国全土にあるチェーン型ホテル、7天酒店です。
1泊200元くらい(3200円くらい)で泊まれます。 -
ベッド大きいー。
-
シャワーの水圧はイマイチでしたが、他はなかなか良かったです。
-
で、この後「地球の歩き方」で紹介されていた旅行社に行き(1路バスで行けます)、翌日の1日観光(ガイドなし)を予約しました。日本語ができる店員さんがいらっしゃったので、ホテルまで迎えに来てもらって高鉄の駅まで送ってもらうように手配することもできました。
ついでに美味しい串焼きのお店も教えてもらいました。 -
美味しい串焼きのお店は、この大きな市場のそばの小吃街にあります。
-
このお店です。
「メガネ」と覚えましょう。 -
羊の串焼き、20本で30元です。
20本1把が最初の最小注文単位のようです。 -
なので羊の串焼き1把と…。
-
野菜の和え物を注文しました。
串焼きはピリ辛の味付けとさくっとした焼き上がりがとても美味しかったです。
和え物はナムルっぽい感じでこちらも美味しかったです。 -
うむ、でもやはり炭水化物も食べたいぞ。近くのお店でじゃじゃ麺を食べることにしました。
注文するごとにお店の方が麺を打っています。 -
じゃじゃ麺ですー。
麺がモチモチで美味しかったです。
9元でした。 -
今日のホテルも朝ごはんがついていないので、市場で揚げパンのようなものを購入しました。
なんだろう、これ。 -
おはようございますー。
8時に車がホテルに来るので部屋で朝ごはんを食べます。
昨日市場で買った揚げパンは薄ーく伸ばした小麦の生地をぐるぐる巻きにして揚げたみたいな感じでした。思いのほか美味しかったです。 -
ホテルをチェックアウトし、荷物を車のトランクに乗せてもらって観光スタートです。
最初の見学地は「魏晋壁画墓」です。
3世紀から5世紀くらいのお墓で、とても保存状態のいい壁画を見ることができます。
写真はチケット売り場です。
ここに壁画のあるお墓があると思いきや。 -
運転手さんに「もう一回車に乗って」と言われました。
チケット売り場を出て車で走ること5分くらい。
だだっ広い荒れ地にポツンと建つ小屋に着きました。 -
何と。
この小屋の左側のドアから入れと。
この先は撮影禁止だったので写真はありません。
警備員さんと一緒に結構長い階段を下りて行き、壁画のある墓室に行きました。
壁画は今から1600年くらい前に書かれたものとは思えないくらい鮮やかで、しかも動物や鳥がとても生き生きと描かれていて素晴らしかったです。 -
壁画も面白かったけど、小さな小屋から階段を下りて貴重な壁画を見る、という状況が面白かったです。
再び車でチケット売り場まで戻り、敷地内の博物館を見ます。 -
博物館には墓室の壁画が復元されていました。
そうです。私は地下でこんな感じのものを見たのです。 -
続いて嘉峪関へ。
「嘉峪関」は街の名前にもなっていますが、元々は関所の名前です。
「嘉峪関」は万里の長城西端の関所なのです。 -
「関所」といっても箱根の関所のように旅人の管理を行っていただけではなく、外敵から国を守る要塞でもあったわけです。
そのため敷地が広大です。 -
チケット売り場から建物があるところは結構遠いですよ。
おおお、ナニコレかっこいい。 -
こういった建物は最近復元されたものです。
元々の嘉峪関は明代(14世紀~)に造られました。 -
城壁高い!
当時の王朝にとって、西や北の民族がどれほどの脅威だったのかがわかります。 -
壁が厚いです。威圧感があります。
-
高さ11mの城壁の上に高さ17mの楼閣が建っているんですって。
-
冬のお天気がいい日だと、この背景に雪を被った山脈が見えるらしいです。
それもかっこいいだろうなあ。 -
コスプレをしたおじさんに「入城証明書」みたいなものを書いてもらえるらしいです。
-
入場したところと逆側の門のところの石畳です。
削られたようにへこんでいるところがあります。
この門をどれだけの人々が通ってきたんだろう。 -
城壁の観光を終えて博物館へ。
観光地に併設されている博物館や美術館はできるだけ見るようにしています。 -
色々な展示がありましたが、万里の長城の各所にある関所の模型が面白かったです。
-
車のところに戻るとちょうどお昼時でした。
嘉峪関のすぐ近くの食堂でお昼を食べました。 -
「麺は無い」というので、ジャガイモ炒めのせご飯にしました。
しまった、炭水化物on炭水化物になってしまった。
でも美味しかったからいいんです。 -
次は懸壁長城です。
急な山に張り付くようにして造られている長城です。 -
こうしてみるとそれほどでもないように見えますが、実際はすっげえ急斜面ですよ。
最大傾斜45度だって。
距離は500mくらいなのですが、登り切るのはなかなか大変でした。 -
でも一番上までいくと、こんなひろびろーっとした景色が見えます!
昔はここで警備担当の兵隊さんが地平線の向こうに目を光らせていたのかなあ。 -
下に降りてきて、全体像を撮ってみました。
左端の方の傾斜、結構すごいよね。 -
最後の見学地は「万里長城第一トン(土へんに敦)」です。
いわゆる万里の長城の端っこです。 -
実は「嘉峪関」と「懸壁長城」と「万里長城第一トン」は一つのチケットで見ることができます。
ですが、ここではカートのチケットを追加購入する必要があります。 -
カートに乗って長城第一トンに向かいます。
-
これです!これが万里の長城の端っこです!
なぜここで終わっているかというと、この先が深い谷川になっていてるのです。 -
長城がどのように切れているか見るために、展望台に行きます。
-
ってさあ、何で床を透明アクリル板にするわけ?
しかも展望台全部透明なんだけど。
逃げ場がないんだけど。
世の中には高いところが苦手な人もいることを理解してほしいわ。 -
透明の床にビクビクしながら撮影した、川の方から撮った長城の端っこです。
なるほど、こうなっているんですね。
本当はもう少し拡大したかったのですが、トルファンの砂嵐のせいでカメラの望遠機能がダメになってしまいまして。
これが限界なのです。 -
おおう?なんかもっと先に行けますよ。
-
えっ。つり橋がある。
これを渡れば対岸から長城の端っこが見えるわけで。
うーん、この雑な造りのつり橋には正直生命の危険を感じましたが、「対岸からの写真」の魅力に抗えず、死にそうになりながら渡ってしまいました。 -
で、命がけで撮った対岸からの写真がこちらです。
ひえー、すごい絶壁。 -
いやあ、4つの見学地、どれもすごく面白かったです。
最後の見学地から直接嘉峪関南駅へ。
ここから次の目的地、張掖に向かいます。 -
嘉峪関から張掖へ向かう列車からの車窓です。
…。
なんかここまでのバスとか列車からの車窓、ほぼ同じじゃない? -
1時間半で張掖に着きました。
-
タクシーでホテルへ。
お宿はここでも7天酒店です。
で、実は私、ここまで来るタクシーの中に忘れ物をしてしまいまして。
フロントの方が私の異変に気付き、話しかけてくれたので、翻訳アプリを使って
「タクシーに忘れ物をしました」
と伝えたら、タクシーの会社に電話をしてくれ、見つけ出してくれました。
隣にいたフロントのお姉さんも翻訳アプリで状況を伝えてくれたり、みなさんとっても親切でした。 -
そしてフロントにはこのような観光案内のプリントが。
ホテル周辺の食堂の紹介、主な観光地への行き方などが書いてあります。
これはなかなか使えそうですね。 -
タクシーの中に忘れたものも無事届き、部屋へ。
建物は少し古いですが、きちんと手入れされていて居心地はよかったです。
ちなみにタクシーの中に忘れたのは「地球の歩き方」です。
この旅の生命線ですからね、見つかって本当によかったです。 -
いろいろ落ち着いたので、フロントのプリントに書いてあった近くの麺屋さんに行きました。
看板に書いてある「手工麺片」がこのあたりの名物なんだそうです。 -
インゲン豆のお浸しも付けました。
中国によくあるごま油と塩と唐辛子で味をつけたものです。
これが美味しいんですよねえ。 -
これがメインの手工麺片です。
きしめんを小さくちぎったみたいな麺を野菜と一緒煮込んだものです。
見た目トマト味っぽくて酸っぱい感じの味がしそうですが、山椒が効いたピリ辛味でした。
美味しかったですよ。 -
せっかくなので街歩きをしながらホテルに戻りました。
ホテルから歩いて10分くらいの明清街へ行ってみました。 -
名前の通り、明・清時代の建物を復元した通りです。
歩行者天国になっていて、なかなかいい感じでした。 -
コンビニっぽいお店で明日の朝ごはんを買いました。
広州では見たことがないお店ですが「生活の家」とか日本語が書いてありますね。 -
おはようございます。
部屋で朝ごはんを食べて、8:40のバスで丹霞地質公園へ向かいたいと思います。
大きな紙コップはお湯で溶かして飲むミルクティーです。
ヨーグルトは広州で売っているものと同じ味になっていました。
スーパーのヨーグルトは東へ向かうごとにだんだんコクがなくなることがわかりました。 -
ホテルをチェックアウトし、フロントに荷物を預けて出発です。
ホテルの斜め向かいにあるバスターミナルから丹霞地質公園行のバスに乗ります。
ポスターとかが貼りまくられているので、ゼスチャーで「ここに行きたい」と言えばチケットを買うことができます。 -
市内だからでしょうか、パスポートはいりませんでした。
-
バスで約1時間。
丹霞地質公園のビジターセンターに到着しました。 -
道路沿いに朝出発したバスターミナル行きのバスが出るバス停があったので、時間をチェックしました。
が、これは全く役に立たないことが後でわかります。 -
では公園内に行きましょう。
この広い敷地をシャトルバスで周るらしいです。 -
チケットは入場料とシャトルバスの乗車券を合わせて75元(1200円)です。
こういうところにしては安いですよね。 -
インフォメーションで地図をもらい…。
-
個人客用入口から出発します。
-
シャトルバスはじゃんじゃん来るのでほぼ待たずに乗れます。
一方通行なので、自分が入った入口の名前を忘れなければ迷う心配はありません。 -
丹霞地質公園には大きな見どころが4つあります。
ふつうにシャトルバスに乗っていると、その4つをもれなく周ることができます。
見どころでバスを降り、そこの展望台で景色を楽しみます。 -
展望台を登ると、素敵な景色が見えてきます。
-
すごーい、ホントに岩がしましまだー。
-
でもなんですかねえ、ここまできれいなしましまだと、私の心の中に真っ黒い考えが浮かんでくるんですが…。
まさか…ドローンとかヘリとかでペンキを撒いて色をつけているとか…。 -
いやいや、そんなことあるわけないです。
心を落ち着けるために売店のヨーグルトを食べます。 -
1つ10元です。
グラニュー糖を好きなだけ入れられます。
手作りっぽくて美味しかったのですが、うーん、やはりカシュガルや敦煌で食べたものに比べるとコクがないなあ…。 -
見学再開。
これは3つ目の展望台から見たところかな?
朝は曇っていたのですが、段々晴れてきて地層の色がくっきり見えてきました。 -
イチオシ
どこまでもシマシマの地層ですよー。
ここまで近づくと、地層そのものがとてもきれいな色であることがわかります。
決して色を塗ったものではないのです。 -
イチオシ
そんな真っ黒な心を持っているのは私くらいでしょう…。
申し訳ありません。 -
これは4つ目の展望台ですね。
展望台、といっても一つ一つがとても大きく、ちょっとしたハイキングくらいたくさん歩きます。
それぞれの展望台で地層の見え方が変わり、色合いも微妙に変わるので、見ていてとても楽しかったです。 -
4つの展望台を見終えてビジターセンターに戻ってきました。
13:00過ぎていたので、お昼ご飯を食べました。
ここでも一番混んでいたお店に入ってみました。 -
「涼皮」に似ている冷たい麺を食べました。
酸っぱ辛い味なのでさっぱりしていて美味しいのですが、いまいちお腹にたまらない…。 -
2時40分のバスに乗ればいいかな、と思い、地質博物館を見ることにしました。
-
おおすごい、恐竜の復元骨格ですよ!
首長竜ですねえ。かっこいい。 -
で、この日は博物館は休館日だったのですが、このバーチャル体験ができました。
丹霞地質公園を上空から見ているようにバーチャル体験できます。
なかなかおもしろかったです。 -
さあそろそろバスの時間かな…。と思い、バス停に行ってみたら、人っ子一人いません。
ここで「ん?待てよ?」と思い、朝バスを降りたあたりに行ってみました。
案の定、バスターミナル行きのバスが…。
どうやら朝、バスを降りる時に「帰りもここから乗るからね!」と言われていたらしいです。
そんな中国語、聞き取れん。
しかもこのバス、満員になったら発車するシステムだったらしく。
(自分の)予定より1時間近く遅い、3時半に丹霞地質公園を出発しました。 -
早く市内に戻れたら大仏寺を見ようと思っていたのですが…。
市内に着いたのが4時半。高鉄の発車時間が5時50分なので、5時くらいには駅に着きたい。
うん、観光は無理ですね。
おとなしくホテルで荷物を受け取り、タクシーで張掖西駅に向かいました。駅まではタクシーで10分くらいでしたが、料金は7.1元でした。安い。(っていうか、広州は初乗りが10元だもの) -
張掖西駅ですー。
-
切符も最後の1枚になりました。
ここから最終目的地、蘭州に向かいます。 -
張掖から蘭州へ向かう列車の車窓です。
ここまでの車窓とはちょっと違いますね。 -
地図を見たら、この列車は青海省の西寧を通るようです。
標高の高いことろを通っているので、雪山や遊牧民の家などを見ることができました。
ヤクとか羊もいたのですが、カメラの望遠機能がイカれていたので、写真に収めることができませんでした…。
でもこの張掖から蘭州までの車窓がこの旅一番の車窓だったと思います。 -
西寧に着きましたー。
去年はここから青蔵鉄道で拉薩に行ったんだよねえ。
チベットも楽しかったなあ。 -
はい、そして蘭州に着きました!
張掖から3時間かかったので、この時もう午後9時過ぎ。
ホテルに急がねば。 -
蘭州西駅はとても大きな駅で、タクシー乗り場もちゃんとしています。
並んでいるとタクシーがガンガン来て、間違えずにメータータクシーに乗ることができます。
蘭州、大きな街だー。 -
駅からタクシーで30分くらいかかったでしょうか。
この日のホテル、イビス蘭州に着きました。
看板が小さいので、うっかり通り過ぎそうになりました。 -
この旅一番の高級ホテルですー。(と言っても1泊400元くらい。7000円くらいです)
-
あら、加湿器なんてしゃれたものがあるわ。
-
それにしてもお腹がすきました。
だってもう夜の10時です。
このままでは空腹で眠れないので、近くの麺屋さんでのっけ麺を食べました。
閉店間際だったらしく、もうこれしかできないよ、と言われたのです。
でも美味しかったです。 -
明けて次の日。
蘭州の人たちは朝ごはんに蘭州ラーメンを食べると聞いたので、街に出ました。
すると、なんと。
ホテルから歩いて5分もしないところに東京にも進出している超有名店があるではないですか。 -
入り口で食券を買い(牛肉麺8元。安い!)、奥のカウンターで食券を渡して麺を受け取ります。
受け渡しのタイミングは周りのお客さんが教えてくれます。 -
はい、きましたー。
本場の蘭州ラーメンです!
これねえ、ほんっとに美味しいの。
すっごいまろやかで薄味なのに、コクがあるんですよ。
うっかり普通にラー油を入れてもらってしまったので、辛くてスープを飲み干せなかったのが心残りです…。 -
では次は黄河を見に行きましょう。
うわ、結構流れが速いぞ。 -
そうだよねえ、ここはまだ黄河にとっては中流域。まだまだ流れは速いのです。
-
橋の向こうに大きな公園があるので、行ってみます。
-
山の上に塔がありますね。
そこまで行ってみましょう。 -
階段をごんごん登っていくと…。
-
途中にお寺がありました。
-
バターランプと旗の色からすると、チベット仏教系かな?
規模はあまり大きくありませんが、素敵なお寺でした。 -
さらに階段を登ります。
-
一番上に着いたー。
-
黄河を上から見下ろします。
頭の中に喜多郎さんのシルクロードのテーマ曲が流れました。
そしてここが今回の11日間という(私にしては)長い旅の終着点。
感慨深いものがあります。 -
さあ、あとはお昼ご飯を食べて帰るだけです。
そうそう、甘粛省はこの「杏皮茶」という飲み物があちこちに売っていて、とても人気のある飲みものなようです。
専門店があったので、買ってみました。
杏ジャムを薄めたような、甘酸っぱくておいしい飲み物でした。 -
15:20発の飛行機なので、14:00くらいに空港に行けば大丈夫です。
11時にホテルをチェックアウトし、路線バスでエアポートバス乗り場に行きました。
このあたりでお昼ご飯を食べて13:00くらいのバスに乗ろう。 -
バスのチケットです。
30元です。 -
バス乗り場の近くにあった、お客さんがたくさん入っていた牛肉麺屋さんに行きました。
食べ比べです。 -
見た目は朝のお店とほぼ同じです。
味はこちらの方が少し塩味が強いかな?あとちょっとスパイシーです。
うん、これはこれで美味しいです。
でも日本人好みなのは朝のお店かもしれません。
ん?結局今回も食事がほぼ麺だな。 -
ちょっと時間があったので、近くの本屋さんをのぞいてみました。
-
おお、かわいい雑貨が売っています。
ラッキー。 -
ねこねこ西遊記の付箋です!
沙悟浄がめっちゃかわいいです。
日本に帰国するときの友達へのお土産にしよう。 -
思いがけずいい買い物ができました。
1時になりました。
空港に向けて出発です。 -
蘭州空港です。
-
さあ、広州に帰りますよー。
-
帰りは東方航空です。
-
さよなら甘粛省。
楽しかったよー。 -
さて機内食は…。
ああ、蘭州ラーメン美味しかったな…。 -
夕方7時過ぎ、広州到着です。
夕日がきれいです。
バスや鉄道でごんごん移動していく旅行は初めてでしたが、名所見学はもちろん、「移動すること」そのものをとても楽しむことができました。
なんか麺とヨーグルトばかり食べていましたが、味の変遷を感じることができ、それはそれで楽しい思い出になりました。
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