2018夏　長岡花火の大迫力に感動でした！

2018/08/02 - 2018/08/02

初めて長岡花火に訪れました。正式名称は「長岡まつり大花火大会」。
花火が打ち上がる場所の広さ、花火の大きさ、迫力、どれをとっても壮大で、素晴らしかったです。
人口27万人の長岡市。2日間の花火に100万人以上の方が訪れるそうです。

長岡花火といえば「正三尺玉」が有名です。重さ300㎏の玉が、高さ600mまで上がり、直径640mもの大花火が開きます。お腹に響く轟音とその花火のスケールの大きさは大迫力でした。

長岡花火は、戦時中の空襲で亡くなられた方々への慰霊、戦後の復興、平和への祈り、への想いを込めて、戦後から始まったそうです。その理由から開催日は毎年8月2日と3日の2日間と決まっています。
そして、今や長岡花火の代名詞ともなりつつある「フェニックス」は、2004年の中越地震の復興を祈願した花火でもあります。

そのようなメッセージが込められている花火大会だからでしょうか。
大迫力で壮観な花火が他とは違うようなものに感じられ、余韻が残る花火大会でした。

エリア 長岡・寺泊(新潟)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: びゅうトラベルサービス

今回はJRびゅうのツアーで行きました。ツアーと言いましても新幹線の自由席のチケットと河川敷の席がセットになっているだけのもので、どの新幹線に乗るかは個人の自由です。
花火の有料席は旅行会社が押さえていたり、個人で購入するときは抽選だったりしますし、車で行くと大渋滞にはまるので、びゅうが押さえている席に新幹線で向かうのが簡単だと思い、申し込みました。

チケットです。
15:33発の新幹線に乗りました。早めに駅に行き、並びましたので、自由席には余裕で座れましたが、並んでいる間に列はだいぶ伸びていて、座れない方も大勢いらっしゃいました。
新潟駅の新幹線ホームがこんなに混雑しているのを初めて見ました。

長岡駅には25分程で到着しました。
ホームから下りたところに、花火の模型がありました。

びゅうのツアーの受付に向かいます。
アオーレ長岡にびゅうツアーの受付が用意されています。

受付で有料席のチケットをいただきました。

花火大会のプログラムもこちらでいただきます。

プログラムの裏には会場の地図が詳しく描かれています。私たちが座るのは「びゅう席」です。

アオーレ長岡の前は、屋台が出ていました。
こちらで焼きそばを、それからアオーレ長岡のセブンイレブンで飲み物と食べ物を購入しました。

駅前から信濃川の河川敷の会場まで歩いて35分くらいです。青色のチケットを持っている人はこちらから入ります。会場へ向かう途中、「びゅうの会場はこちら」と案内が所々にあり、とても分かりやすく会場へ向かうことができました。

土手の上から見たところです。青色のブルーシートが敷かれているところが「びゅう席」です。足を伸ばして座れるくらいの広さは確保できました。カメラの三脚は、座高よりも高くならないようにすれば使用できました。ブルーシート下の草が、シートを突き抜けるのか、シートの上は結構チクチクしました。携帯の座布団を持っていって良かったです。
びゅう席の前方はマス席です。マス席は最大6名までなのですが、大人6名が入ると結構狭そうでした。

後方の土手の斜面に設けられているのは「ベンチ席」です。こちらは階段状になっていますので、前の方を気にせずに見られそうでした。
他には、椅子席やテーブル＆椅子の席もありました。
次に長岡花火に行くのであれば、私はこちらのベンチ席に座りたいと思います。足元は広いですし、前の方の頭も気になりませんし、マス席のような花火への近さはありませんが、ワイドで見ることができそうな席でした。

こちらが8月2日のプログラムです。線を引いたところが、素晴らしい花火ばかりの中でも特別に見たい花火です。

花火が上がる前に買ってきたご飯をいただき、花火開始の30分前頃にトイレを済ませて、準備万全です。

最初にサプライズとして、中越高校の甲子園出場を祝う花火が上がりました。
そして、長岡花火大会の主旨に沿い、3発、白一色の慰霊の花火が打ち上がりました。
その後は、プログラムに沿って、どんどん花火が打ち上がります。ほとんどがスターマインなので、とても華やかです。

どんどん打ち上がります。色もとても綺麗です。

色が変わっていきます。

小さな花がたくさん咲いたような花火も綺麗です。

「天地人花火」です。
NHK大河ドラマで直江兼続の生涯を描いた「天地人」の曲に合わせて花火が上がりました。ワイドな空間にいろいろな花火が打ち上がり、とても壮大で大迫力でした。

「天地人花火」はとても見応えがありました。

「天地人」の曲に合わせて打ち上がる花火は、華やかさに加えて、重厚感があるような感じがしました。
曲とのタイミング、花火の大きさ、打ち上がる高さ、どれをとってもとても素晴らしかったです。

信濃川の右岸にいましたが、若干、風下のようでした。
どんどん花火が打ち上がるので、最後は少し煙に隠れるようになってしまいました。

こちらも煙で少し霞んでしまいました。

どれもとても素晴らしい花火でした。

煙が少し残念ですが、こればかりはその日の運ですので、仕方がありません。

花火の色が綺麗です。

向かって右側の方が煙で見えにくくなっていました。

小さく散る花火も綺麗でした。

このような花火を「錦冠」というそうです。この花火が一番好きです。とても綺麗に流れ落ちていました。

こちらもとても綺麗です。

ピンク、黄、赤、緑、青などの色がついた花火が一斉に上がるのも綺麗でした。

どんどん打ち上がります。

単色も綺麗です。

こんな風に流れる花火は華やかで綺麗です。

大きな線香花火のようで綺麗です。

フェニックスです。
フェニックスの前に煙が流れるのを待つ時間が設けられました。

フェニックスは2㎞にもわたるワイドな花火です。

フェニックスは、平原綾香さんの曲「ジュピター」に合わせて、花火が打ち上げられます。

壮観で、見入ってしまいました。

どんどん打ち上がるので、煙で見えにくくなってしまいました。
フェニックスが終わった時には、会場で大きな拍手が起こりました。
とても壮大な花火でした。

その後もスターマインが続きました。

色がとても綺麗です。

錦冠が綺麗です。

その後に上がった正三尺玉は、写真に収められませんでした。ナイアガラの滝の後ろで上がった3発の正三尺玉はとても大きくて、音が体に響いて、すごい花火でした。

子どもがいる私たちは帰宅のことを考え、正三尺玉3発が上がった8:40を最後に、会場を後にしました。フェニックスが終わった後に席を立つ方も結構いらっしゃいました。
花火は21:10頃まで続きます。

歩きながらも時々見える花火でしたが、音がすごかったです。会場での轟音とは異なり、建物に音が反響して、バリバリと振動して、すごい音でした。

花火大会は続いていますが、同じように駅に向かっている方も大勢いました。
それでも、花火終了後よりも少ないので、花火会場から駅まで、35分くらいで普通に歩いてくることができました。

駅前は車道を歩くようになっていて、乗る電車ごとに歩く列が決められていました。新潟行きは一番左です。花火はまだ続いていましたので、人混みも想像していたより酷くなく、スイスイ進みました。
後ろを振り返ると、真正面に花火が見えました。

長岡駅前の新潟駅行きの列です。
前の方に続いて進みます。ぐるっと回って、裏の入口から入り、どんどん歩いて行くと、そこは新幹線のホームでした。改札を通らずにホームに出られ、混雑知らずの流れでした。
流石にホームは大勢の人でしたが、ちょうど来た新幹線に乗ることができました。長岡から燕三条までの1駅は座れず、大勢の方が降車した燕三条駅から新潟駅までの1駅は座ることができました。新潟駅には22時前に到着できました。子どもがいるので早めに到着できて良かったです。

大迫力の花火に圧倒された長岡花火大会でした。
初めての長岡花火でしたので、びゅうのツアーで簡単に出かけることができて良かったです。
次回はぜひベンチ席で見たいと思いました。