8月、、先月に引き続き雨が多かった。<br />いくら雨季とは言え、このように毎日のように降るのは今までになかったことだ。日本の梅雨のようにしとしと降ることも多かったし、たまに激しい大雨もあった。チェンマイから北上してチェンライに行く国道が大雨で寸断され不通になってしまったのも、ここ7年で初めての出来事だった。

Chiang Mai生活102（8月）

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2018/08/01 - 2018/08/31

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エリア

チェンマイ(タイ)

7月は雨が多く、夜明けに日の出を見ることが少なかった。8月に入り、多少雨量も減ったか、雲間から久々の日の出。
チェンマイプロムナーダというショッピングモール内にあるイミグレーションに行った。
90日ごとに提出しなければいけない90日リポート(TM47)はネットでも手続き出来るが、今回はもう一つ、タイから国外に出る時に取っておかないといけない、リエントリーパーミット(TM8)の申請もあったのでイミグレーションへ出向いた。
チェンマイ空港隣にあるイミグレーションの建て替えがそろそろ完成するらしく、ここしばらくウチからは便利な場所にあったイミグレーションが、また遠い不便な場所に戻ることになることを知った。
庭に比較的大きな、鳩のような鳥が死んでいた。このようなことは日常的とは言わないが、時々あることだ。周りに鳥の羽根が散乱することも無く、傷らしいところもないので、自然に死んだように見えた。庭の隅に土を掘って埋めた。
庭の植物が全体的に大きくなってきたので、庭職人に手入れをお願いした。
想定していた以上に短く刈られてしまったけど、タイ語が出来ないので、文句も言えない。
庭がスッキリしたので、少し模様替えをしよう、とカムティアン植木市場に行った。
日本ではマンション住まいだったので、こういうところに行くことはなかった。
日本のTVでバドミントンの試合が中継されたのは自分が子供の頃の記憶しかないが、タイではとても人気のあるスポーツだ。中国南京で開かれたバドミントンW杯の男子シングルスで桃田賢斗が決勝戦で中国の選手を破って優勝した。日本人選手がこの競技で一位になったのは史上初らしい。
彼が違法カジノ賭博で無期限出場停止処分を受ける前からのファンだったので、より強くなって再起してくれたことがとてもうれしい。彼は、相手を力でねじ伏せるのでなく、相手のウィニングショットまでもしなやかに受け止めてしまい、隙をついて攻め込む、というプレースタイルで多くの観客を魅了していた。
2か月前にジョギングコースで蚊にさされてデング熱（？）に罹ってから、ここのところジョギングコースから遠ざかっている。
暇なときはユーチューブで日本の映画（古いものが多い）を見ているが、最近ユーチューバーという職業（？）があるくらい、ユーチューブでは様々な人々が、様々な趣味趣向の番組を作っていて、それを見るのも楽しみになってしまった。
旅行が好きで海外からライブで放送する人や、外食しながら食レポをする人、自ら小屋を建てて暮らす若者、政治的な過激な発言をする人等々、まさに千差万別でいろいろな世界を垣間見ることが出来る。マスメディアが作るテレビよりはずっとずっと面白い。
色々趣味趣向の違うユーチューバーだが、一つだけ皆に共通するものがある。それはコンピューターに詳しい、ということだ。動画編集だけでなく、コンピューター上の様々なアクシデントに素早く対応出来るだけのスキルが必要とされるのだろう。
それにしても、インターネットが出現して以来、世界は大きく変わった。自分は2000年頃から、バックパックの一人旅を始めたが、それまでは、海外旅行といえば、旅行会社に手数料を払ってエアチケットやホテルを手配してもらっていた。旅慣れた人でも、電話とFAX でのやり取りがほとんどだったのではないか。
バックパックに嵌まっていたころはインターネットカフェが全盛で、宿にたどり着いたら、まずネットカフェだった。
それまでは、日本と連絡をとるには国際電話で、貧乏旅行をしている身には余程の緊急事態でしか利用出来なかったが、しばらくすると、インターネット電話が始まった。インターネット環境もどんどん整備されてきて、今では全て自分で手配して海外旅行が出来るようになっている。
wifiさえ繋がっていれば、日本の知人と電話や会話はフリーだし、ニュースや様々な情報もオンタイムで手に入る。言葉を話せない自分がこうして海外で曲りなりにも生活出来るのもインターネットがあればこそだ。
パッタイ
夜明け、起きるとまず東の空と西の空の空模様をチェックするのが日課になっている。今月は雲で覆われた日が多かった。
いつも利用しているビューティショップ。少なくなった髪を切ってもらうのに、初めのころはああだこうだと注文を出していたが、ここ数年は一切口出ししなくなった。店の人が自分の好みを理解してくれているのもあるが、タイの田舎で生活するのに、細かいこだわりは無用だということがわかってきたことも大きいのだろう。
ネットで、MAYAショッピングモールの近くに日本食堂があることを知り、行ってみた。「おかあさん」という名の小さな店。
タイ人のオーナーシェフがやっている店だが、タイ人相手にしては本格的で日本の味に近かった。日本人やヨーロッパ人の客も見かけた。
ここのシェフ（70才くらいか）は9人兄弟の長男で、バンコクで日本料理を習って独立し成功した。それから弟や妹を全て店で働かせて、今では全ての兄弟が独立して各地（一人はヨーロッパと言っていた）で日本食のレストランをやっているそうだ。この長男シェフは2年前にリタイアしようとしたが、一番下の妹がこのチェンマイの店を始めるにあたり、手伝ってほしい、と頼まれて、今は経営は妹任せで、気楽に料理だけを受け持っている、と言っていた。
牛丼は日本の吉野家の方が美味しいが、タイの吉野家よりは美味しかった。
ざるそば、今までタイで食べたソバの中で一番美味しかった。
美味しかったので、2週連続で食べに行った。
ちらし寿司。
豚カツ定食。
くちなしの花、とても甘いいい匂いがする。
この花は美しいが、この写真のように真っ白である時間はとても短い。
蕾から花びらが開き始めている間にも虫に食われてしまうことも多いし、運よく綺麗に開花しても、翌日には花びらの淵から茶色になっていく。儚い花だ。、、生きものは全て儚いか、、。
ウチから車で５分ほどのところにセカンドショップがあることを知り、行ってみた。
体育館のような広いスペースに、日本やアメリカの中古衣料がぎっしり並んでいる。
もともとタイは衣料品が安いが、ここでは更に安く、辛抱強く探せば、気に入ったものが、2～300円で手に入る。
この季節、とても珍しいうろこ雲。
車の1年定期点検でHONDAのサービスセンターに行った。
外も広く、解放感がある。
居心地が良くて、待ち時間の２時間があっという間に過ぎてしまった。
スーパーマーケットの鮮魚コーナー。
床下からライティング？
肉のコーナー。
牛肉は無い。
この雨季の季節、北タイはデング熱が流行する。
地方自治体は何とか流行を食い止めようと試みているようだ。
住宅地ごとに、一昨年自分がデング熱に罹った時と同じように消毒に回っている。
落ち葉などに溜まった雨水が蚊の発生元になっているらしいので、植木の多いウチは他所の家以上に丁寧に消毒してもらった。
パープルリースが花開いた。
ウチから車で3分ほどの近所に今年オープンしたアヒル料理の店があることを知ったので、行ってみた。
各地のホテルで中華料理のシェフとしてやってきたオーナーが、ここに店を構えたらしい。
もう一つウチの近所にアヒルの美味しい店があるのだが、そこと比べても、味がまろやかというか上品な味で、手作りの麺も腰があって美味しかった。
シュウマイも、、、
肉まんも、しっかりした中華レストランの味だった。
ランチだけの店だが、これから利用することになりそうだ。
メーリムはエレファントキャンプとかシリキット植物園とか、観光スポットが沢山あり多くの観光客が訪れる地域だが、今回はそのメーリムの一番奥まったところに行ってみた。
それでもチェンマイ市内から車で1時間程で行けてしまう。おおむね道は整備されていて走りやすいが、最後の10分ほどは狭くて急な坂道だった。
目的地の Eden Vineyards に着いた。
晴れたら来ようと思っていたが、何時までたっても晴れの日が来ないので、しびれを切らして曇りの日に来てしまった。
奥にホテルが見える。
ガーデンには花が多く植えられていた。
ブドウ園を中心にした観光農園という感じ。
収穫の季節は更に多くの観光客が訪れるのだろう。
コテージ風の宿泊施設もあった。
景色を見ながらランチ。
食後、すぐ近くにある見晴らしのいい Mon Chaem という処までいった。
段々畑。
帰り道にあった、Onsen@Moncham　に寄って、施設を見せてもらった。
今年オープンしたらしい。タイ人のオーナーが、金持ちの旅行客を当て込んで建てたようだ。
タイのプミポン国王夫妻が描かれた掛け軸。
Onsenと言っても、ホットスプリングではなく、地下から汲み上げたミネラル水を沸かしている。
部屋も見せてもらった。この部屋が12,000バーツ（41,000円）。このホテルで一番安い部屋だそうだ。
メーリムに行ったら必ず立ち寄るコーヒーショップに。
ケーキを買って帰った。
夜明け前、雲の多い日が続く。
国民の無関心をいいことに、現政権の横暴は留まるところを知らない。公文書改ざん、法案提出のデータ捏造、あれだけの法律違反、憲法違反を繰り返しながらも、総裁選の3選確実だと云われていることが不思議でならない。機能不全の現政権に今後の3年を任せて、日本の更なる衰退を見なければいけないのだろうか。まさか、そうはならないことを願うばかりだ。