2018/06/22 - 2018/06/22
10位(同エリア255件中)
かっちんさん
JR東日本「大人の休日倶楽部パス」の利用期間となり、北海道の道央旅が始まります。
初日は東北・北海道新幹線で移動し、千歳駅から普通列車に乗り、石勝線、夕張支線(新夕張~夕張)を巡ります。
普通列車の車内には冷房設備などなく、窓を開けて風を浴びながらローカル線鉄道旅を楽しみます。
かつて石炭輸送に貢献した夕張支線は、昭和40・50年代の炭鉱閉山とともに利用客が徐々に減少し、来年4月の廃止がJR北海道と夕張市間で合意されました。
平成28年3月に廃止された東追分・十三里駅は各々信号場となり、反対列車との交換に利用されています。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・サントリーCM「金麦 『帰り道』篇 15秒」
・北海道開発局夕張川ダム総合管理事務所「川端ダム」
・北海道企業局「滝の上発電所」
・PUPUPUKAYA WORLD「石勝線夕張支線の普通列車に乗ってみた2」
・中日本建設コンサルタント「トラス橋のお話し」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 新幹線 JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
新函館北斗駅
東京駅朝一番の新幹線に乗り、新函館北斗駅に11時前に到着。
昨日から利用できるようになった大人の休日倶楽部パスの人たちが大勢います。 -
在来線への乗換口(新函館北斗駅)
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特急スーパー北斗(新函館北斗駅)
札幌行きに乗ります。 -
仁山駅(にやまえき)を通過
最初の峠を越えます。 -
駒ヶ岳と小沼
峠を越えると絶景が現れます。
今日の駒ヶ岳は雲がかかっています。 -
小沼
大沼公園の小沼です。 -
カニ飯が名物の長万部駅(おしゃまんべえき)
普通列車のディーゼルカーがとまっています。 -
イチオシ
夏空の牧場(長万部)
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樽前山(社台)
苫小牧に近づいて来ると、樽前山が見えてきます。 -
緑の草原が似合う道南バス(社台)
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泥炭採掘船かな?(社台)
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千歳駅
スーパー北斗を南千歳駅で降り、隣の千歳駅から石勝線の夕張行きに乗ります。
車両は日高線で走っていたキハ40です。 -
夕張行きの車内
夏は扇風機が回ります。 -
JNRのロゴ
国鉄(JNR)時代の扇風機です。 -
途中の追分駅で28分間停車
石勝線特急のすれ違いと追い越しを行います。 -
指が腫れてしまった「モジャくん」
JR北海道マスコットキャラクターの「モジャくん」。
ドアの窓に昔から貼られている注意書きです。 -
夏雲の浮かぶ広大な牧場(東追分)
追分を出発すると、左手に牧場が見えてきます。 -
なだらかな斜面の農地(東追分)
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東丘の上を走るダンプ(東追分)
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東追分信号場に停車
単線なので、札幌行き特急と交換待ちです。 -
在りし日の旧東追分駅(2015-9-24の写真)
平成28年(2016)3月まで東追分駅だったところで、利用者減少のため旅客扱いを廃止し信号場になりました。 -
イチオシ
窓を開けてのんびり景色を眺めています(信号場)
特急では味わえない普通列車ならではの醍醐味です。 -
東丘通り踏切を通過
東追分信号場を出発してすぐの踏切。
2010年 サントリー CMのロケ地になったところです。
金麦『帰り道』篇 15秒 檀れい の映像は下記URLから。
https://www.youtube.com/watch?v=xJOgDIQTfi4 -
東丘の木立(東追分)
-
川端駅に停車
ホーム柵の外に、近くの夕張川に造られた川端ダムのミニチュアがあります。
次の写真が川端ダムですが、本物そっくり。 -
川端ダム
川端駅を出発すると右手に川端ダムが現れます。
昭和37年(1962)に発電用水と由仁・栗山地区のかんがい用水を目的に造られたダムです。 -
夕張川を渡ります
川の上流に美しい渓谷の竜仙峡、千鳥ヶ滝があります。 -
メロン熊の玄関(滝ノ上)
夕張市農協銘産センターですが、店に入るのに勇気がいります(笑) -
イチオシ
赤レンガ造りの「滝ノ上発電所」
北海道炭礦汽船(株)が自家用発電設備として建設したものです。
発電所は通常非公開ですが、例年もみじ祭の時に建物内部を公開しています。 -
ルピナスとアヤメの咲く沼ノ沢駅
新夕張駅で新得方面の石勝線本線と分かれ夕張支線に入ると、一つ目の駅が沼ノ沢。
これらの花は地元の婦人会により栽培されています。
無人駅となった駅舎は、半分(事務室)が地元で人気のレストラン「おーやま」として利用されています。 -
イチオシ
ちょうど見頃のアヤメ(沼ノ沢駅)
奇麗な花に囲まれている駅なので、旅の最終日に再訪することにします。 -
南清水沢駅
夕鉄バスの急行「新さっぽろ駅行き」が停車しています。
夕張支線は2019年4月1日廃止が夕張市とJR北海道で合意されています。
札幌方面への公共交通機関は夕鉄バスに変わります。 -
鉄枠が錆たままの清水沢駅名標
-
広い駅構内(清水沢駅)
かつて三菱石炭鉱業大夕張鉄道の始発駅があり、石炭の積み下ろしで賑わっていた駅です。
腕木式信号機をワイヤーで駆動していた設備が残っています(写真右側)。 -
旧トンネル
夕張支線の清水沢~鹿ノ谷間に大正7年(1918)に完成し、100年経過している稚南部(わかなべ)トンネルがあります。
列車がトンネルを徐行して通り抜けると、隣に旧トンネルを発見。
石炭輸送が盛んな時代に複線化が行われ、使われていたトンネルです。 -
終着駅の夕張駅
ここで列車は折り返します。
別れを惜しみに来た乗客が数人います。 -
十三里信号場
夕張支線を戻り、新夕張駅から追分方面へ向かうと十三里(とみさと)信号場があります。
ここで反対列車と交換待ちしていると、特急が通り過ぎていきました。 -
旧十三里駅(2015-11-8の写真)
平成28年(2016)3月まで十三里駅だったところです。
現在はホームと跨線橋が撤去されています。 -
乳牛が草をついばむ牧場(東追分)
行きの列車で見かけなかった乳牛が、夕方になると牧場に出てきたようです。 -
追分駅に到着
ここで降り、別のホームにいる室蘭本線経由の岩見沢行きに乗り換えます。 -
イチオシ
サボの交換(追分駅)
行先板の「サインボード」の略称を「サボ」と言います。 -
反対側のサボ交換(追分駅)
車内から窓を開けて交換しています。 -
これから岩見沢行きに乗ります(追分駅)
-
駅構内に積まれた木製枕木(追分駅)
-
由仁夕張川橋梁
追分駅を出発し岩見沢へ向かいます。
由仁駅(ゆにえき)を過ぎると、上り線に「ポニーワーレントラス(垂直材あり)」構造の橋梁が見えます。 -
「くり」3兄弟の駅名
栗沢駅、栗丘駅、栗山駅と「栗」が付く駅名が並んでいます。 -
岩見沢駅前交番のパンダ「タンタ」
岩見沢駅に到着し、町なかを散策します。 -
イチオシ
石蔵(岩見沢)
岩見沢駅近くの石蔵ですが、詳細が案内されていません。 -
夕食は麺屋「泰匠(たいしょう)」(岩見沢)
蒸し鶏と筍、焼豚、つくね、味卵に太麺を、鶏と野菜の出汁スープにつけて食べます。
最近できたお店です。 -
綺麗になった夕焼け(岩見沢)
では、岩見沢から特急で旭川へ向かいます。 -
「すみません回送車です」表示のバス(旭川)
旭川のバスは乗客に対して低姿勢です。
今晩は東横インに泊まり、明日は旭岳・天人峡へ行きます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Tagucyanさん 2018/08/02 00:05:26
- キハ40
- かっちんさま
こんばんは。
初夏の爽やかな(たぶん)北海道、いいですね。
車窓からの写真も、まるで道端から撮ったかのようによく撮れていますね。
来年廃止が決定している夕張支線、私も留萌本線の増毛や三江線のような狂騒曲が始まるまえに、もう一度行っておきたいです。
さてその夕張支線でかっちんさんが乗車されたキハ40の358号車ですが、私が19年前に日高本線に乗ったときに乗車した車両でした。見た瞬間にピンときまして…
日高本線は風前の灯火ですが、日高本線仕様の車両はそのままの塗装で健在のようで、なによりです。
https://4travel.jp/travelogue/11283261
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Tagucyan
- かっちんさん からの返信 2018/08/02 08:39:22
- RE: キハ40
- Tagucyanさま
こんにちは。
夕張支線や留萌本線にぜひお出かけください。
キハ40の358号車は元気に走っていました。
19年前の思い出がよみがってきたようですね。
日高線塗装のままずっといて欲しいです。
かっちん
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