ドライブat北海道2018～再び北の大地へ～Vol.6

2018/07/14 - 2018/07/21

※北海道胆振東部地震による災害に対し被害に遭われた方々に、心よりお見舞いを申し上げます。
遠く離れた東京の地より私に何ができるかといえば、大好きな北海道の魅力を広く伝えることと考えました。
拙い旅行記ではありますがご覧いただいた皆様が、同地に行かれたことがない方にはぜひ行ってみたいと、また行かれたことのある方には再び行ってみたいと、そう思っていただけるような旅行記にしていきたいと思っています。
どうぞ、宜しくお願いいたします。

しぶちゃん

－－
早めの夏休みを利用して、昨年に引き続き愛車で北海道を巡ってきました。
行程が7泊8日（うち船泊2日）と長期日程のため、今年も数冊に分けて掲載します。

今年の北海道紀行も残すところあと二日となった・・・
この日の自然探訪は日本最大の湿原である「釧路湿原」
眼前・眼下に広がる緑の世界は一見の価値あり！！
相変わらず、生憎の曇り空ではあったが、雨に降られなかっただけでも良かったとするかな！？

それでは北海道紀行第六章（7月19日）
釧路湿原編をご覧ください！！

【第一章】
　東京～新潟～小樽～十勝編（7月14～16日AM）
【第二章】
　網走～サロマ湖編（7月16～17日AM）
【第三章】
　斜里～摩周湖～知床編（7月17日）
【第四章】（変更）
　知床五湖編（7月18日）
【第五章】（変更）
　知床岬クルーズ編（7月18日）
【第六章】
　釧路編（7月19日）
【最終章】
　洞爺湖～ニセコ~余市～小樽～新潟～帰宅編（7月19日夜～21日）

エリア 釧路(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 船 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

街頭の無い漆黒の道を、
釧路湿原方面へひた走る！！
弟子屈（摩周駅付近）

標茶（標茶駅付近）

ここを右折すれば本日の宿なのだが・・・
前巻で書いたとおり、宿の夕食はキャンセルしているので食事を摂るために通過。

釧路湿原沿いに摩周国道をひた走る
釧路市街地まで行かないと食事処は無いだろな・・・

北海道といえばセイコーマート
宿入口からここまで約30分
釧路市街地までまだまだの距離だし、さすがに疲労度MAXなので、
今晩の夕食はコンビニ弁当に決定(^^;

本日の宿に到着
この時点で22:00前・・・(疲)
にもかかわらず、フロントの方には非常に丁寧に対応していただいた。
感謝感謝！！

ちなみにこの日の疲労感はハンパなく、温泉に入る前にドライブレコーダーのデータをPCに移しながら横になっていたら、そのままパンいち姿で(^_^;)朝まで寝落ち・・・

昨晩の分も朝湯にじっくり浸かってからさぁ朝食だ！！
ザ・日本の朝食にホッコリ
落ち着く~~っ！！

かや沼さんの外観

くしろ湿原パーク憩の家　かや沼 宿・ホテル

憩の家の名の通り、畳部屋で寛げた・・・
って前日は寝落ちしとるやんけ！！

出発前に辺りを散歩

この宿はシラルトロ湖湖畔にあります

湖畔の湿原まで降りられます

シラルトロ湖 自然・景勝地

宿の前で一枚撮影し、さぁ出発！！

最寄りの茅沼駅
無人駅です

茅沼駅 駅

茅沼付近を観光マップでアピール！！

と、タイミング良く釧網線が入線してきた！！

無人駅に来ると、母ちゃんの実家があった長野電鉄のローカル駅を思い出す・・・

シラルトロ湖畔にて一枚

シラルトロ沼とも言うらしい

シラルトロ湖 自然・景勝地

湖の名前の由来は不明だがアイヌ語の「川の中の沼の間」という意の説がある・・・らしい

左に見えるは塘路湖

塘路湖 自然・景勝地

サルボ展望台の駐車場！？に到着

この付近の解説分が書かれた看板が駐車場にある

本当に合っているのかと疑ってしまうような茂みの小径に入っていく・・・

でも看板があったので、間違ってないんでしょう！！

さらに森の小径は続く・・・

この展望台は私有地らしいです
ん？
和歌山市って・・・

展望台に到着！！
超~~~~年季の入った案内版

サルボ展望台より塘路湖を見下ろす

サルボ展望台 名所・史跡

サルボ展望台からは他にも、大小いくつかの沼を見下ろせる

さぁ次の展望台へGO！！

右に見えるは、達古武湖

達古武湖 自然・景勝地

車幅1台分ほどの細道を行く・・・

駐車場に到着！！

看板前で一枚

細岡展望台の最寄り駅は釧路湿原駅
駐車場からも徒歩圏内なのでまずは駅へ行ってみよう！！

枯れ枝に覆われたままの標識・・・

車両は進入禁止！？

駅舎が見えてきた！！

ログハウス調で素敵です！！

釧路湿原駅 駅

立て直し間もないのかな？
築年数はまだそんなに経ってなさそう

釧路方面

そして摩周/斜里/網走方面

運賃表を撮影(笑)

そして時刻表を撮影(笑)
1日8便

それでは展望台へGO！！

見渡す限りの大湿原と、合間を蛇行する釧路川のコラボが最高！！

細岡展望台 名所・史跡

晴れていれば申し分なかったのだが・・・

それでもこの大パノラマに感動しながら、暫く佇む

細岡ビジターズラウンジ
喫茶コーナーや土産屋、また湿原の写真展示がある

細岡ビジターズラウンジ 名所・史跡

ラムサール条約登録の証
世界で205番目

付近の案内図

小径をちょっと逸れ、木立の合間を抜けると

そこには細岡駅の駅舎が。
ここも小さな小さな、ログハウス調の駅舎

細岡駅 駅

前夜お世話になった(笑)セコマで水分補充
あんどタバコ休憩(^。^)y~~~

ナビの案内通りに進んだら、
なんと「釧路湿原道路」が通行止め！！！！

迂回して釧路市街地を抜けて

到着！！

釧路市湿原展望台
1Fはショップ＆レストラン
2F（有料）は展示コーナー
3F（有料）は展望エリア

釧路市湿原展望台 名所・史跡

釧路湿原全体の解説と

遊歩道の解説の看板

湿原の中の木道を、自然を感じながら歩いていく

鬱蒼と生い茂った森を抜けると

展望台に到着！！

曇っていて遠くはガスっているが

一面の緑の眺望

この日展望台にはオレ一人

この日本最大の湿地帯を独り占め（＾＾）/

もう一段高い、櫓みたいな台の上から

再び木道を、森の中を通って施設へ戻る

2Fの展示コーナー

イトウ
でかい！！

湿原の成り立ちの変遷

氷河期は海面が低かったのだが、縄文期（一万年前）辺りになると一帯に海水が侵食し、現在の湿地帯一面が海となる

再び4千年前までに潮が引き土砂や泥炭が溜る

そして地盤運動で陸地化が始まり、およそ3千年前に現在の湿原が誕生

3F展望所からの景色
正直ここからの見晴らしは・・・

こんなんありました、タンチョウソフト(笑)
頭頂部の赤い色はイチゴを乗っけ、翼は最中で表現！！

釧路市湿原展望台をバックに1枚

次のエリアへ移動

温根内ビジターセンター
湿原内を散策できることのできる「温根内木道」の拠点

温根内ビジターセンター 名所・史跡

最大で一周約3km
所要時間は約1時間

ビジターセンター内に展示されている地層の標本（本物です！！）
木道をかける際に採取したものだそうだ

「やちぼうず」と言うそうです
色黒で金髪の人に見える・・・(笑)
（コギャル風・・・古っ！！）
あえてこの形で保存してるのでしょうか！？

それでは湿原散策に出発！！
ここは超~~お勧めっす！！

まずは「ハンノキ」の林内の木道を抜けて

低層湿原エリアへ

辺り一面にヨシやスゲが生い茂る！！

カキツバタ
緑一帯の中に、鮮やかなすみれ色！！

時々草原にいるような錯覚に陥るが・・・

ここは湿地帯です(^-^)/

再び「ハンノキ」林を抜け

高層湿原エリアのミズゴケ湿原へ

ここでは、なんだかサバンナにいるような錯覚！？

なんの動物の糞！？
ヒグマさん？
まさか・・・ね

再びハンノキエリア

ここら一帯のハンノキは葉をつけていなかった・・・

パノラマ撮影にて

なんの動物さんの糞！？その２

再びヨシ・シゲのエリア

周遊木道の最後は「鶴居軌道跡遊歩道」
その昔簡易軌道と言われる鉄道！？がとおっていた

散策を終え、今晩の宿泊地の洞爺湖へGO！！

途中、山道を爽快に走り抜け

左折すれば阿寒ICだが敢えて右折し

道の駅でお土産購入タイム！！

到着！！

道の駅 阿寒丹頂の里 道の駅

大きな鶴・・・ではなく丹頂のオブジェ！！

よつ葉乳業さんのソフトクリームで口を潤す
うんまい！！

洞爺湖まではかな～～り距離があるので、
その前に愛車のお食事タイム(^_^)

阿寒から高速に乗り、今から洞爺まで一気に北海道横断！！
去年もそうだったが、最終宿泊地を洞爺にしたのは、帰京時のフェリー出港地（今年は小樽）になるべく近づくため
果たしてホテルの夕食時間と花火開催時刻に間に合うのでしょうか・・・！？

続きは最終章にて！！