はちみつ色の島をのんびり歩く マルタその1

2018/07/15 - 2018/07/20

2018年の夏休みはマルタへ行ってきました。
毎年夏休みの旅行は8日間程度で計画するのですが、今年は諸事情で少し短くなり、短期間で回れそうなところと言うことでマルタが浮上しました。
調べてみると、前から一度乗ってみたかったエミレーツ航空で行けることがわかり、トントン拍子に日程を決めました。

マルタ島内の観光は公共交通機関を使い、お昼寝などのんびりしながらも行きたかったところはほぼ制覇することが出来ました。
ゴゾ島、コミノ島は行けなかったので、また機会があれば行ってみたいです。

2018/07/15　成田発
2018/07/16　ドバイ→(キプロス)→マルタ着
2018/07/17　ヴァレッタ、マルサシュロック
2018/07/18　ブルーグロット、イムディーナ・ラバト
2018/07/19　スリーシティーズ　　マルタ発
2018/07/20　(キプロス)→ドバイ→羽田着

ホテル：La Falconeria Hotel(ヴァレッタ)　3泊

最高気温32度　最低気温24度：日差しはかなり強いが、日陰に入って風が吹くと心地よい

エリア マルタ

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

2018年7月15日

せっかくエミレーツに乗るので移動時間が長いこともあり、ビジネスにしてみました。
機内食は普通かな。

成田国際空港 空港

2018年7月16日

ドバイには夜中3時半頃に到着。
成田からの便はターミナル3のゲートAに着いたので、マルタ発が出るゲートBまでシャトルで移動しました。
保安検査場はとても空いていて案内表示もわかりやすく、少し心配していた乗り継ぎは全く問題なかったです。
ラウンジでシャワー浴びたりしてゆっくり過ごしました。

ドバイ国際空港 (DXB) 空港

搭乗口からバスに乗って延々と移動し、やっと飛行機にたどり着きました。
移動のバスもビジネスクラス専用でした。

本日3回目の朝ご飯です。
(1回目は成田からの飛行機の中、2回目はラウンジ)

フレンチトーストにしてみました。

キプロスに寄り道して、1時間ほど駐機した後、再出発です。
キプロスでもたくさん人が降りたのでビックリしました。
どんな国なのかな。

ランチはチキンにしました。

私の見たガイドブックには、マルタの入国審査では指紋の読み取りなどがあると書いてありましたが、実際はパスポートを提出するだけでした。
(指紋認証の器械は置いてあったけど･･･)


エミレーツのショーファーサービスを利用したので、空港の出口にお迎えの人が待っていてくれました。
車で20－30分程度でヴァレッタのホテルに到着。
楽ちんで良かったです！

15時半ころホテルにチェックイン

バスタブがないのは残念だったけど、綺麗なお部屋でした。
ヴァレッタのホテルはどこもそうみたいですが、シャワーの水圧はかなり弱かったです。

部屋から見えるこの景色に満足して、この日はそのまま寝ちゃいました。
(軟弱すぎる･･･)

2018年7月17日

たっぷり寝たので、朝早く散歩に出かけました。
ホテルを出てすぐの通りがOld Bakery通りで、マルタ特有の飛び出したバルコニーが美しい！

オールド ベーカリー通り 散歩・街歩き

地図を持たずに出たので、この時はどこかわかりませんでしたが、Republic通りの聖ヨハネ大聖堂前です。

お祭りの後だったようで、通りの至る所にこのような像が置いてありました。電飾も付いていたから、夜は綺麗だったのかな。

どこを見ても絵になるので、同じような写真がたくさん。

マルタの国旗を発見。

白い部分についている紋章は第二次世界大戦中にマルタ国民の勇敢な行動に対してイギリスより贈られた勲章ジョージ・クロスだそう。

馬車も朝の準備をしてました。

アッパー・バラッカ・ガーデンに来ました。
(ここは滞在中に何度も訪れました)

アッパーバラッカガーデン 広場・公園

ここは猫スポットとしても有名です。
朝の時間帯は猫も活動的で、みんなすぐに近寄ってきました。
とっても人懐っこかったです。

アッパーバラッカガーデン 広場・公園

ホテルへ戻る途中の街並み。

7時過ぎにホテルに戻って、朝ご飯を食べました。
こちらのホテルはブッフェではなく、オーダー式のでした。
この日はサーモンのエッグベネディクトを注文しました。

ホテルから坂を下って、スリーマへ向かうフェリー乗り場に来ました。
その日のうちに往復する場合は、2.8ユーロで往復できます。
船内にいる料金係からチケットを購入しました。

スリーマ フェリー バス系

船内からヴァレッタの町を振り返って。
あのトンネルを抜けてフェリー乗り場まで降りて来ました。

スリーマからみるヴァレッタ旧市街。
この景色に憧れてマルタに来たいと思ったので、まのあたりにして大感動！

景色を堪能した後は、さっさとヴァレッタへ戻ります。

ヴァレッタの目抜き通りであるリパブリック通りにもお祭りの飾りが。

リパブリック通り 散歩・街歩き

10時前に聖ヨハネ大聖堂に来ました。
9時半openなので空いていましたが、出てきたときには入り口に行列が出来ていました。

聖ヨハネ大聖堂 寺院・教会

日本語のオーディオガイドを借りて中に入ります。
(オーディガイドの料金は入場料に含まれています)

質素な外観と違って、中はとっても豪華な造りです。
元は外観と同様に質素だったものを後からこのように造り替えたようです。

聖ヨハネ大聖堂 寺院・教会

身廊の両側には各国騎士団の礼拝堂が並んでいます。
それぞれ個性があって、とっても見応えがありました。

こちらはプロヴァンスの礼拝堂。

聖ヨハネ大聖堂 寺院・教会

付属美術館にはカラバッジオの｢洗礼者ヨハネの斬首｣と｢聖ヒエロニムス｣が展示してあります。

｢洗礼者ヨハネの斬首｣はこんなに大きい作品だと思わなかったので、迫力に圧倒されました。
カラバッジオが唯一サインを残した作品だそうです。

聖ヨハネ大聖堂美術館 博物館・美術館・ギャラリー

聖ヨハネ大聖堂の出口です。

こちらにも聖人？が並んでいました。

騎士団長の宮殿に来ました。
この正面からは中に入れず、建物横の入り口から入りました。

騎士団長の宮殿(ステイトルーム) 城・宮殿

中庭です。

宮殿と武器庫は建物は一緒ですが、入り口は別になっています。
チケット売り場のお兄さんが丁寧に案内してくれて、最後は日本語で｢たのしんで！｣と言ってくれました。
マルタの人やさしい♪

ズラッと甲冑が並んでいます。

日本語オーディオガイドなし。

騎士団長の宮殿(ステイトルーム) 城・宮殿

ネプチューンの中庭。
水飲み場だった場所だそうです。中央にネプチューン像。

騎士団長の宮殿(ステイトルーム) 城・宮殿

武器庫はあんまり興味がなかったので、サラッとみて終了。

騎士団長の宮殿(ステイトルーム) 城・宮殿

お昼を過ぎたので、リパブリック通りにあるAmorinoでジェラートを食べることにしました。

アモリーノ (マルタ店) スイーツ

コーンかカップ、サイズを選ぶと、ジェラートの種類はいくつでも選び放題。
私は、ピスタチオ、ストロベリー、ココナッツにしました。
可愛いお花型にしてくれますが、気温が高いのであっという間に溶けてしまいました･･･。

かなり暑くて疲れてきたので、休憩がてらマルタ5Dに行ってみることにしました。
マルタの歴史を勉強できたら良いなと思ったのですが、アトラクション的要素が強く、私には少し(かなり？)物足りない感じでした。
もう一つのマルタエクスペリエンスの方が良かったのかな。

もちろん冷房が効いていて涼しいし、待合室でソフトドリンクが無料なので、休憩するには良いかもしれません。

日本語あり。

更にホテルで小一時間ほど休憩した後、バスで移動することにしました。

ヴァレッタの入り口シティ・ゲートを入ってすぐある国会議事堂。
かっこいい建物！

シティ ゲート 史跡・遺跡

ヴァレッタのバスターミナル。
ここからマルタ島内のどこへでも行けるのでとっても便利。

マルタに行く前は観光バス(ホップオン・ポップオフ・バス)を使うか迷っていたのですが、今回は路線バスのみの使用で全く不便は感じませんでした。
(私はあまり待ち時間などが苦にならないこともあり)

ヴァレッタのバスターミナルA6から81番のバスで40分ほどかけてマルサシュロックへ来ました。
車内はまあまあ混んでいましたが、ヴァレッタは始発なので座れました。

バスを降りるとすぐ目の前にマルサシュロック湾が広がっています。
猫と息子が漁師のパパをお出迎えかな。

マルサシュロック湾 海岸・海

ルッツと呼ばれる小型漁船が湾内にたくさん浮かんでいて、とっても素敵な景色！

日曜日にはマーケットが開かれ混み合うようですが、この日は火曜日の夕方ということもあり落ち着いた雰囲気でした。

マルサシュロック湾 海岸・海

ルッツの先端には魔除けとなる目が描かれています。

ポンペイの聖母教会。
屋根の上にはルッツに乗った聖母像があります。

マルサシュロック教区教会 寺院・教会

こんなカラフルなお家も。
それぞれに表札が出ていたので、普通に暮らしているみたいです。
こんな家だと毎日が楽しくなりそう。

再びバスに乗ってヴァレッタへ帰ってきました。

バスは2時間以内の乗り継ぎだと無料なので、往復2ユーロでマルサシュロックへ行くことが出来ました。

シティ ゲート 史跡・遺跡

夕食はシティ･ゲートを入ってすぐにあるRampilaで。
この赤い屋根のところを地下に降りていくと入り口があります。

マルタ名物のアリオッタと呼ばれる漁師スープ。

とっても美味しかったです。

もう一皿もマルタ名物のウサギ肉の蒸し煮。

味は良かったですが、小さい骨がたくさんあって食べにくかったです。

ひとり旅だとなかなかちゃんとしたレストランに入らないので、マルタ名物を一気に食べ過ぎちゃいました。

その後、またアッパー・バラッカ・ガーデンに猫を見に行きました。
丸まってて可愛い！

ここは、ヨーロッパのガーデンを想像して行くと、かなり小さいお庭でびっくりします。
マルタは国自体も小さいし、どこもこぢんまりとしていました。
その分、観光もしやすかったです。

アッパーバラッカガーデン 広場・公園

街を少しブラブラして、この日は終了です。
大満足の一日でした！