慌ただしく回る アテネ・サントリーニ・ベネチア⑤イアの観光とフィラ最後の夜

2018/07/11 - 2018/07/19

サントリーニ島とベネチアで眺めのいい部屋に泊まってウロウロするのが目的です。
今回の旅行でやりたかったのは、
1.アテネ（アクロポリス）観光
2.サントリーニ島をバギーで周る
3.サントリーニ島のフィラとイアの街歩き
4.ベネチアのブラーノ島観光
5.ベネチアの街歩き
あとはサントリーニ島とベネチアでホテルから景色を楽しみたいと思って行ってきました。

おおまかな日程
　1日目：ターキッシュエアライン夜便で成田からアテネへ
　2日目：アテネ観光
　3日目：サントリーニ島に移動、フィラの街歩き
　4日目：バギーを借りて島を周る
　5日目：イアの街とホテルでゆっくり
　6日目：ベネチアに移動、街歩き
　7日目：ブラーノ島に行ってみる
　8日目：夜発の便でベネチア発
　9日目：夜成田着

エリア サントリーニ島(ギリシャ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

サントリーニ３日目の朝。
６時前に目が覚めてしまったので、朝のフィラの街をウロウロします。

鳥たちがちょうど飛び立つ時間のようです。

夕日の時間は人でごった返すカテドラル前も、ほとんど誰もいません。
明け方まで営業しているバーの後片付けか、僕みたいに朝目が覚めたからウロウロしている人が、わずかに歩いているだけです。

大聖堂 寺院・教会

歩いていると遠くからカッポカッポ音がしてきました。

何かと思ったらロバが歩いてきました。

ゴミを満載したこのロバ、勝手にゴミ捨て場まで歩いていきます。
賢い。
このロバから少し遅れてもう一頭来ました。
そちらにはお兄さんがついています。
写真撮ろうとしたら「ノーフォト！」って怒られた。

朝食。昨日と同じメニュー。
ホテルに言えばもちろん変えられますが、めんどいのでそのままです。

この日はバスに乗ってイアの街に行ってみます。
停まってるホテル、パンテリアスーツはバスターミナルにも近くて便利でした。

バスには電光掲示板もありましたが、バスの前でおじさんが「イアー！イアー！」って大声で言っているので、どのバスに乗ったらいいのかすぐわかりました。
料金はバスが動き出してから、料金係のおじさんが回ってくるので、その人に支払います。
片道1.8ユーロでした。
僕は小銭で払いましたが、料金係のおじさんはお釣りもきちんと持っているので、5や10ユーロ札で払うぐらいなら問題ない様でした。

バス バス系

30分ほどでイアに到着。
レンタルしたバギーで来ても良かったのですが、事前に調べたときに
「フィラ・イア間の道は狭くて交通量多いからバギーはやめた方が良い」
ってのを見たのでバスにしました。
実際バギーにはつらい道だったと思います。この区間だけはバスにして正解でした。

写真でバスが停まっているところがイアのバス停になります。
バス停の表示は何にもなく、脇のスーパーの壁に時刻表が１枚ペラッと貼ってあるだけでした。

バスターミナルから人の流れについていきます。

まだ１０時半ぐらいなので、あまり人がいません。

眺めのいい場所に出ました。

同じカルデラでも、泊まっているフィラとはまた違った景色です。

街もまた違った感じがして面白いです。

どんどん歩いていくと風車がありました。
どうやらここが街のはずれなようなので、引き返します。
帰りは違う道を戻ります。

歩いているとイアの城跡が見えてきました。
てきとーに歩いていたので、かなり行き過ぎていたようです。

イア城跡 史跡・遺跡

城跡から撮ったイアの街。
個人的感想ですが、フィラに比べて色のついた建物が多い気がします。

イアの街その２。
城跡は日影がなく暑かったので、バスターミナル方面に戻っていきます。

戻る途中に有名なイアのブルードームがありました。
パンフレットとかには、よくこれをどっかの方向から撮った写真が載っています。

途中でジェラートを買いました。
味は正直いまいち。値段も高めでした。

日影でジェラートを食べていると、目の前をロバの集団が通過。
ロバの出勤時間のようです。6～7頭はいたでしょうか。
１１時ぐらいになって人出も多くなってきました。

役所だか教会だかの広場で、おしゃれなイスラムっぽい服を着た美人さんが撮影をしています。
着ている服も、頭が青で体が白のサントリーニカラーです。
カメラマンの持ち物からしてたぶんプロの撮影。
中東向けのパンフレットにでも使うのかな？

バスでフィラに戻ります。
バスは満員でした。

フィラのバスターミナルの近くにある考古学博物館を見学します。
この博物館、営業時間が午後３時までと短く、初日にも１回来たのですが、入れませんでした。

道路沿いの門から入って、奥にある写真の建物でチケットを買います。
この建物は受付のみで、博物館は建物の前を左に行った奥です。

新先史期博物館 博物館・美術館・ギャラリー

チケット売り場と展示場入口の間に自動改札がありましたが、
完全に壊れています。
一応チケットをかざしましたが、何の反応もせず、ずっとピーピーなっています。
見てのとおり脇からいくらでも通れるので、かまわず進みます。
実際の改札は、展示場入口から入ったところでお姉さんがチケット見せてとやってました。

展示場はこんな感じ。
ほとんどギリシャ語でしか書いてないのでよくわからない。
アクロティリや古代ティラから出土したものらしい。

これは何だかわかった。
「バスタブ」って書いてありました。

アクロティリから持ってきた壁画。カラフルです。

こちらは猿の絵。サントリーニに猿がいたの？
これは英語の説明があったのですが、絵の内容については「猿の絵」と。

この博物館、アテネのアクロポリス博物館に比べて、規模ははるかに小さいですが、展示の内容はけっこう面白かったです。
見学している人もじっくりゆっくり見ている人がほとんどでした。
写真はノーフラッシュならOKです。

博物館から島の西側に向かって。かなりいい景色でした。

ホテルに戻ってプールに飛び込んで、体を冷まします。
滞在中、暑い中街歩き等をしてプールにドボンってのにすっかりハマりました。

パンテリア スイーツ ホテル

ホテルのプールは手入れが行き届いていてとてもきれいでした。
プールバーはありませんが、部屋から好きな物持ってくるか、買って来ればいいですし、タオルは各ベッドに置いてあります。
プールの深さは140ｃｍぐらいとけっこう深いです。
小さなホテルですし、客層的にもプールでバカ騒ぎするような人はいませんでした。
そのそも自分たちを含めても、プールエリアに5人以上いるのを見ませんでした。
ほぼほぼ貸し切りで利用できます。

体も冷えたので昼食を食べに行きました。
ペリカン キポスというお店です。
海は見えませんが、屋外席の周りには木や花がたくさん植えられています。
これはこれでいい感じのお店です。

ペリカン キポス 地元の料理

飲み物は、僕はフルーツのシェイクを、

連れはベリーニを注文しました。

前菜代わりにサラダを注文。
お店の名前が付いたキポサラダ。フルーツや鶏肉が入ったサラダです。
今回の旅行で食べたサラダの中で、これが一番美味しかった。

連れの注文したエビのグリル。
付け合せのライスもおいしかったです。

僕の注文したカジキマグロのソテー。
本日のおすすめってあったので注文しました。
ここの店はぜんぶおいしかったです。

昼食の後、ロバ見物とお土産買いを兼ねてフィラのケーブルカーの駅まで歩いて行ってみました。

あいにくロバは崖の上にはおらず、下のほうで働いているのが見えました。

ホテルに戻り、またプールで休憩。

この素晴らしい景色が後一晩でお別れかと思うと残念です。
このまま夕方までダラダラしました。

サントリーニ最後の夕食は、予約しておいたレストラン、ボルケーノブルーに行きました。
メールで予約する際に、眺めのいい席をお願いしておいたので、夕陽ばっちりの席でした。
このレストラン、予約した日の２日前までにリコンファームする必要があったのですが、それをすっかり忘れていて、当日の午後に慌てて電話しました。
電話したらあっさりとＯＫだったのですが、行ったときに受付のおじさんに「リコンファームの連絡来ないから心配したよ」と言われる。すいませんでした。

連れの頼んだマルガリータと

僕の頼んだモヒート。
美味しゅうございました。

グリーンサラダを頼んだら、乗っているマッシュルームが超デカい。
デカいマッシュルーム食べたのは初めてでしたが、おいしかったです。

今回はカラマリも頼んでシェアして食べました。
昨日食べたのは小さなイカを使っていましたが、今日のは大きい。
味も全然違いましたが、どっちもうまい。

ご飯を食べていると、隣の建物の屋根から子猫がちょこちょこ乱入。
お客さんにモテモテ。
さすがに店員さんはそっと追い返していました。

サントリーニ最後のサンセット。３泊して３日とも夕陽が見れてよかったです。

連れが頼んだ豚ヒレ肉のソテーヴィンサントワインソース。
ヴィンサントワインが豚肉によく合います。

僕の注文したエビのパスタ。
明日からイタリアだというのに、美味しそうだったのでパスタを注文しました。
大きなエビがパスタが見えないくらい乗ってってとてもおいしかったでです。

こちらのお店お会計を頼むと、女性とアルコールを頼まなかった男性にはリキュール（デザートワイン？）を、お酒頼んだ男性には島のお酒（ＵＺＯ？）のショットをサービスしてくれるようです。
店が混んでて僕らのお会計が遅れてしまったら、店員さんが「本日はよく来てくれました。一緒にショットをしましょう」と。お互いに名前を言って飲みました。
料理もおいしいし、面白いお店でした。

レストランを出て、ホテルまでフラフラ歩いて帰ります。
まだ１０時ぐらいなので、バーやレストランは大賑わい。

この夜景も最後かと思うと残念でした。

翌日は朝ベネチアに移動するので、荷造りをして就寝。
悪評高い繁忙期のサントリーニ空港の移動に備えます。