2014/07/15 - 2014/07/27
222位(同エリア418件中)
ちーばんさん
シャモニー(2泊)→モンペリエ(2泊)⇆セテ→マドリード(2泊)→アルヘシラス(3泊)→タンジェ→カサブランカ(3泊) - (機中泊) →成田
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シャモニーからモンペリエへ列車移動。
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モンブラン!
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エスカルゴ!
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スマートなウェイターさん。
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氷河展望台から見える氷河がこんなに遠くなっている。昔はずっと近かったそうだ。アルプスの氷河も確実に縮小している。
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ビールを飲みながら2時間ほど景色を堪能。
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これで小学生だそう。真ん中の子などもう既に(アブなげな)大人の女の表情をしている。
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出張で以前2回来たことのあるモンペリエ。18世紀に造られた水道橋です。モンペリエ植物園もよかった。
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日本のカミさんに宛てた絵葉書を投函しようとして「ひょっとしてゴミ箱?」と躊躇し、結局は投函OKだった郵便ポスト。
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前述のモノが郵便ポストか否か尋ねたカフェのご主人。
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そのカフェで働く日本人のトモミさん。
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そのトモミさんに勧められて行ったセテ。旅は時により偶然の連続です。偶然に流されるのもまた個人旅行の醍醐味、なんちゃって。セテはモンペリエから電車で30分。目の前に地中海が広がった。
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モンペリエのホテルでフロント勤務のドブルイニンさん。以前福岡でフランス語を教えていらしたそう。「これって日本の人がよくやるポーズですよね?」
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モンペリエ駅からバルセロナ駅で乗り継いでマドリードへ。バルセロナ駅の一等車乗客用ラウンジはビールが飲み放題でつまみもあり。空港の国際線ラウンジみたい。2時間滞在でいい気分。
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バルセロナ駅で立ち話した中国は杭州から個人旅行で来ている若夫婦。いずれかのシェンゲン協定批准国のビザを取りその国に到着すれば、90日間を上限に批准国全てを自由に動き回れるそうだ。
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バルセロナ駅の男性用小便器にはハエの絵が描かれていて、便器が汚れぬよう男性の狩猟本能をうまく利用している。アイコン指向、オブジェクト指向?ですな。「あなたのBig Johnはあなたが思っているほど長くない」というアメリカでたまに見る注意書きもセンスがよい。日本の「もう一歩前へ」とか「いつもきれいにお使いいただきありがとうございます」など面白くも何ともない。
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プラド美術館の絵を見学後、昼食に近くにレストランでパエリアとグラスの白ワインを注文した。出てきたのはボトルの白ワイン。「グラスワインって言いましたよね。」と抗議すると、「いえ、それはパエリアに付いてるヤツで...」と訳が分からぬウェイターの返事。ま、いいかとひとくち口に含んだら、それがおいしいのなんのって。結局酔っ払ってホテルで4時間寝てしまい、ソフィア王妃美術館と王立植物園を身損ねた。北京からマドリードまで来て、ユーラシア大陸鉄道横断の旅がほぼ完了したことによる気の緩みがあったのか、単にカラッとした空気によく冷えた白ワインがぴったり合ったのでグイグイやっちゃったのか...
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マドリードからジブラルタル海峡に面した港町アルヘシラスへ到着。
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中華料理店でカニサラダを注文。酸味といい、カニの新鮮さといい最高!
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アルヘシラスからバスで30分のイギリス飛び領土ジブラルタルへ。
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1時間待ちのロープウェイの終点から少し登った展望台から見下ろすジブラルタルの港町。
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スペインに隣接しているけれどイギリス領だから通りの名前も当然英語。ウィンストン・チャーチル通りです。スペインはジブラルタルの返還要求をイギリスに対して出しているようだが、スペインもスペインでモロッコに隣接する飛び領土セウタを領有している。当時の国同士の力関係や、地理的軍事的経済的な背景が分かりやすい飛び領土というのは面白い。
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イギリス名物フィッシュ・アンド・チップス。イギリス本土では何も言わないとよく常温のビールが出てきたりするので、「すっごく冷やしたビール!」と念を押した。アツアツのタラとのコンビネーションが素晴らしかった。
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ジブラルタルの山 The Rockを歩いて下りる坂道から。向こうに霞むはアフリカ大陸。明日はあそこへ渡ります。
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スペイン⇆ジブラルタルの行き来に際しては、2ヶ国とも日本人はパスポートを入出国管理官にチラッと見せるだけ。
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アフリカはもう目の前という雰囲気を感じさせるアルヘシラスのナツメヤシの並木道。
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アルヘシラスからタンジェへ渡るフェリーの切符は前日にアルヘシラス港の切符売り場で購入。写真はフェリー搭乗後に話しかけてきたモロッコ人でベルギー留学中のウォーリーさん21歳とその妹ヤスさん16歳。ウォーリーさんは日本のアニメを見て育ったそうで、「上履き」という日本語を知っていた。
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モロッコへの入国カードは船内でもらい記入・提出の必要がある。フェリーがタンジェに到着した後も、徒歩つまり車なしの乗客はすぐには下船できず、車乗り降り用の船のドアが開いてからやっとそこから下船できる。それが分からず一苦労した。
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フェリー発着港からタンジェ駅までのバスに乗ったが、なぜか駅近くで全員降ろされた。そこからタクシー5分でタンジェ駅へ。バスとタクシーの運転手がつるんでいるに違いない。タンジェ駅からこの列車で5時間かけカサブランカへ。
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カサブランカのハイアット・リージェンシー・ホテルの自部屋から眺めたカサブランカ中心部の広場=ムハンマド5世広場。3泊目がイスラム教のラマダン明けと重なり、明け方までめちゃくちゃうるさかった。建物の白さが旧宗主国の首都パリに似ている。ちなみにカサブランカとは現地語で「白い街」という意味だそう。
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モロッコ料理クスクス。上半分はとても美味だが、下半分は粉で食べつけない。
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チキンのタジン鍋。これはおいしい!
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イスラム教のラマダン中であり、かつ店外の通りに面したテーブルに座ったため、カサブランカ・ビールはご覧のように衣をまとわされてしまった。
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テキパキとし、かつサービス精神に満ちたベテランのウェイターさん。イカす!
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カサブランカの街のタクシーにはクラシックなドイツ車が多く使われている。メンテナンスはちゃんとできてるんだろうか?運転手さん、路はあまりご存知でなかった。
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タクシーでホテルへ戻る途中、助手席にどっかと女性が乗り込んで来た。聞けばマラケシュの高校で英語を教えてらっしゃるとか。「あら、ごめんなさい。あなたがいるなんて知らなかったわ。」と平謝り。貧富の差が小さい日本が好きだそうです。
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帰りはエミレーツ航空でカサブランカ→ドバイ→成田で帰国。ユーラシア大陸というものが存在する事をわが身で感じた33日間の旅でした。快く送り出し(これはカンタン)、快く迎えてくれた(これが難しい)カミさんに感謝!
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