今年こそマンゴー三昧の旅をめざしてー台中から台北までー

2018/07/06 - 2018/07/07

昨年マンゴーを求めて台湾を縦断したoneone夫婦でしたが、第一目的の玉井には行けず、リベンジの旅として計画した今回の台湾旅です。玉井のマンゴー市場にたどり着けるといいけど・・・。
暑さを覚悟してのマンゴー最盛期の７月に乗り込みます。久しぶりにいつもの旅仲間Ｙ夫婦、Ａ夫婦を誘って３家族での旅の始まりです。しかし計画途中でＹ夫婦の都合がつかず２夫婦の旅となりました。３夫婦での旅は来年への宿題です。期待しましょう。
アジア路線では初めてLCCに挑戦します。ジジ・ババですので、早朝、深夜の発着便を避けてタイガーエアに決定です。
７/　４　　　成田発１１：３５発ー高雄着１４：４５　高雄泊
７/　５　　　台南泊
７/　６　　　台中泊
７/　７－９　台北泊
７/１０　台北発１４：２４発ー成田着１８：５０

初訪問の台中では、高美湿地の夕日と彩虹眷村が目的です。
それ以外は全く検索してませんので、現地についてからの情報収集です。
毎度のことですが。
天候が今一つはっきりしないのが心配です。

エリア 台中(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: スクート
• 旅行の手配内容: 個別手配

ロシアンルーレットのドキドキを体験して、何とか台中駅に到着しました。

今夜の宿は駅前の「５３HOTEL」
朝食付きでツイン１泊2,160TWD。約8,000円です。
何とも意味不明の名前ですが、駅前でリーズナブルで評価もよかったので決めました。

台中駅に降りてビックリ。駅が新幹線の駅のようにとっても近代的。マップを見てもいまいち現在位置が把握できません。近代的な駅舎の隣に旧駅舎がありましたが、現在使用してませんでした。趣のある駅舎です。
それでもインフォメーションを探し当てたどり着きました。旧駅舎からだと徒歩２分もかからない立地です。

到着時は写真を撮る余裕もなく、翌日、タクシーの中からカメラにおさめた新駅舎と旧駅舎のツーショット。
すっぽり消えている到着時から翌朝までの画像です。
帰国して無意識に削除してしまったようです。

「５３HOTEL」
口コミ通りスタッフの気配りがすばらしいです。
無料のランドリーがあり洗濯をしてこれからしばらくさっぱりと旅を続けられます。
さて待望の「高美湿地」の夕日ツアーです。
タクシーをお願いして出発の予定が、夕方から雷雨の天気予報。
夢は消えました。
また、来年の宿題が一つ増えました。
夕食は近くのレストラン「沁園春」を紹介してもらって滞在三日目にしてようやく中華らしい満足の夕食でした。地元の人でにぎわう人気店のようです。若いスタッフがオーナーの陣頭指揮のもと、てきぱきとサービスして目配り、気配りを感じるレストランでした。消えてしまって画像なしです。
帰り道、早々にホテルに帰ったかき氷に興味のない夫以外で、初のかき氷に挑戦。行き当たりばったりのお店だったのでフワフワかき氷じゃなっかた。明日台北でね。

恒例の朝食前の散歩です。
昨晩レストランからの帰り道、ライトアップされた川沿いの道と昨日webで見つけた「春水堂」の場所が気になり散策開始です。
用水路のようです。

こんなインフォメーションがありました。
整備して市民の憩いの場になったのでしょうか？

「春水堂」探しはあきらめて用水路沿いの散策開始となりました。

うろうろしていると、地元の早起きのおじいさんやおばあさんがいろいろ話しかけてくれます。

こいのぼりでしょうか？
お魚が泳いでいます。

水草が涼しげです。
蚊がいないのか気になるけど。

ここが水路の源。
ここから暗渠になります。

そして早起きの果物屋さん発見。
7:00前です。
マンゴーとライチを手に入れます。
ホテルの朝食には出てこないけど、街にはマンゴーがあふれています。

昔ながらのベランダに柵を張って外部からの侵入を防いでいるビルがあります。

ベランダいっぱいの観葉植物。

路地は早起きです。
もうお店が開いています。

ホテルに戻ってきました。
ホテルの真ん前が「宮原眼科」です。
眼科と言っても日本統治時代に眼科だった建物を再生利用したスイーツのお店ですです。

予定では、出発前にここで軽くお茶のつもりですがどうなることやら。

宮原眼科 お土産店

朝食を終え、ただ今９：００。今日の日程の作戦会議が始まりました。
まず、チェックアウトの12:00にタクシーを、「彩虹眷村（レインボーヴィレッジ）」「台中国家歌劇団」「東海大学」を経由して高鐵の台中駅までの2時間を予約しました。一時間８００TWD（約3,000円）です。
それまでの3時間をどうしましょう。
「宮原眼科」でのスイーツ案はやっぱり却下されました。
では、どこかお茶をゆっくり飲めるところはとフロントのお姉さんに尋ねたら「無為草堂」を勧められました。そこに決定！！
夫は「民俗公園」に行きたがっていたけど。
タクシーで乗り付けました。
「？」門は閉まっていて草ぼうぼう。「単なる廃墟？つぶれちゃった？」「お庭はきれいよ」
近くのバス停でバスを待つ女学生に聞きました。
「やってますよ」
開店時間も確かめずにやってきたのでした。
運転手さんがいろいろ調べてくれてます。
１０：００開店
「あと２０分くらい。じゃあしばらく待ちましょうか？」
しばらくして運転手さんが中の従業員と連絡が取れたらしく１０：３０開店。
ここで、「無為草堂」案も却下されました。
待つのが嫌いな男たちです。
ドライバーさんは心配そうに待ってくれています。
そして「民俗公園」行きが決定！！！
男性軍の勝利となりました。

運転手さん、よろしくお願いします。

紆余曲折があってようやくたどり着いた「台中民俗公園」です。
台湾の歴史を感じさせる建物が出迎えてくれます。

瓢箪から駒

全員満足の民俗公園でした。

民俗公園 広場・公園

情報がないまま、歴史を感じさせる建物を楽しみながら進みます。
公園の中に「台湾民俗文物館」とレストランや土産物屋が入る商業施設が共存しているようです。

土曜日のせいなのか、入場券を購入する窓口も見つからずそのままの入場となりましたが、ここが「博物館」なのか、「商業施設」なのか。

民俗公園 広場・公園

どうも博物館ではなさそうです。
土曜日の午前中。
訪れる人もなく、ひっそりとしています。
しかし、明日は若い演奏家による「古楽器」の演奏会があるようです。

レストランもあります。

この辺りは、移築というよりテーマパークっぽい造りになってます。
oneonekukiko的には小金井公園の民家園と言ったところでしょうか？

丸窓から誰が現れるのでしょうね。

映画のセットのようです。

現代とのコラボ。

ゆっくりしすぎて、ホテルで１２：００に予約した観光のタクシーを待たせてしまいました。
この２０分おまけしてくれるのかな？

あわててタクシーに乗り込み、昨日撮らなかった「台中駅」を車窓から撮ります。
新駅舎と旧駅舎。

さてこれからの日程は、当初日本の建築家が設計したという「台中国家歌劇団」を入れていたのですが、ドライバーさんに２時間では回りきれないと言われ「どっちがお勧め？」と尋ねたら、「東海大学」のチャペルを選びました。
ホテルのフロントのお姉さんも強く勧めます。
行ってみますか？
東海大学。
日本にある東海大学の台湾校ではありません。

東海大学 散歩・街歩き

広い広い構内ですが、時間の制約がありますので急いでお勧めのチャペルに向かいます。
広場にぽつんと建ってます。
斬新なデザインだけど、このためにここまで来るのはどうかな？

中に入ろうと思ったら、クリスチャンの勉強会があるようで、扉を閉められました。

遮る木陰がなく、カフェを探して一息入れました。
マンゴージュースがおいしかったです。マンゴーをその場で剥いてジュースにしてくれました。

牧場もある広い広いキャンパスですので、家族連れで一日楽しむのはいいかな？家族連れや、小学生の団体がたくさん来ていました。
学校なのに出入りは全く自由です。

さて、今回の台中訪問の二つ目の目的「彩紅眷村」にやってきました。ヴィレッジとはいえ狭いエリアですので30分もあればぐるりと回れます。
色鮮やかに描かれた外壁や道路に圧倒されます。
子供が無邪気に描いた絵のようで、「楽しんで描いているんだだな」と作者のおじいさんに会いたくなってきましたが、この日はいませんでした。
台湾の7月は暑いです。

彩虹眷村 散歩・街歩き

奔放な色使いは、まねできません。

ついついシャッターを押してしまいます。

一枚。

また、一枚。

もう一枚。

地面にもありました。

ワクワクする楽しい色彩いっぱいのRainbow Villageでした。
お待たせしました。

お約束の２時間を過ぎてしまいました。

おまけはなかった。ヤッパリ。

高鐵台中駅に到着。
暑い日差しの中ウロウロしたので、食欲も失せ、コンビニで買ったサンドイッチとコーヒーの遅めの昼食を車内でいただきました。
今度はちゃんと指定席を手に入れて、ゆったりと台北へ向かうことができました。

そして着いた台北駅。
タクシー乗り場が昨年よりとても分かりやすく、表示通りに進んだらいとも簡単にたどり着きました。地下になっていました。
昨年は、雨の中グルグル迷ってやっとたどり着いたタクシー乗り場でしたので、覚悟していたのでした。
暑い一日でしたので、ホテルに着いたら一休み。
出かける元気もなく、まずは市場で買った果物で満たされました。マンゴー、ライチ、重いそして腰を上げて出かけました。「鼎泰豐」
さんざん迷った挙句、たどり着いたのはＳＯＧＯの地下にある支店でした。
何と90分待ち。すぐに却下になりました。並ぶの大嫌いな男たちです。土曜日の雨の夕方は、デパ地下が人気なわけですね。
ホテルに戻り、ホテルのドアマンのお勧めレストランを聞いて、ホテル周辺をうろついたら、お持ち帰りの餃子屋さん発見。みんな並んで求めています。
ここに決まり！！
見れば、奥にテーブルもあります。
焼き餃子、水餃子、汁麺をオーダーします。丸い札を渡され、出来上がるとブルブル鳴ります。ビールを頼んだら、「コンビニで買ってきて」こんなお店初めてでした。
いろいろ名店はあるのにね。
お店の名前は忘れたけれど、次回も行きたい餃子屋さんでした。

男性はもうホテルへ戻ります。
J子さんとかき氷を食べに双連近くの「冰讃」へ足を延ばしてマンゴーは生をたくさん食べたので今回は「氷あずき」を食べて〆としました。
画像なし。
土曜日でにぎわう「寧夏夜市」をのぞいてホテルに戻ります。

たくさんの人で活気があります。
かき氷は食べるけど、夜市は見るだけのoneonekukikoです。
いつか挑戦したいと思っています。

台北３泊をもって今回の台湾旅も終了です。
明日は十分、九分を回ります。
お天気はどうでしょうね。
A氏は夕暮れの九分を楽しみにしています。