2018/06/24 - 2018/06/30
762位(同エリア2120件中)
mahaさん
年々歩けなくなっていく母ですが、旅行に行きたい気持ちは伝わってきます。
しかし、国内旅行、近場の温泉でも連れて行くには私の負担が大きいのが目に見えています。荷物も持たなきゃならないし、旅行代だって少額なら出してとは言いにくいし、食事だ入場料だのという二人分支払うのは結局私のカード払いになるので、あとから請求しにくい・・・。ならばいっそのこと、クルーズに乗せてしまおう! それなら荷物を持ち運ぶこともないし、少々まとまった金額になるので、一緒に郵便局に行って下せば母も文句ないだろう。
という訳でクルーズを探したのですが、春の東北のコースは1000組待ち!(某トラピ○○○)だったり、値段が高かったりでかなり迷いました。コスタは以前に乗船したヴィクトリアが良くなかったので、乗るつもりはなかったのですが、ヴィクトリアの時利用したクルーズ専門会社から安い値段が出たので、コース的にも値段的にもこれならいいかと東京、神戸、釜山、済州島、鹿児島、福岡というコースを選びました。クルーズ代金に港湾税+チップとかかりますが、日数や諸々を考慮したら高齢者を連れて行く旅行にしては安上がりで楽な楽しい旅だと思います。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- タクシー スカイマーク 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東京晴海ふ頭からの出港です。スーツケースは自宅からSGムービングという(佐川のクルーズ用なのでしょうか)会社が船まで2500円で請け負っていました。当初それを利用するつもりでいたのですが、家人が休みで晴海まで車で送ってくれることになったので、直接晴海まで持参しました。スーツケースなど大きな荷物は晴海客船ターミナル建物入り口で預け、乗船後に部屋の前に置いて行ってくれますので、チェックイン後は飛行機と同じく手荷物だけです。内側の部屋で申し込んでいたのですが、海側の部屋になっていました。
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コスタヴィクトリアより多少良さそうです。携帯の充電のためコンセントを探しましたが、220V用のしか見つかりません。大変大変、変圧器持ってきてないのよ・・・と、旅行中の写真を撮るのはあきらめました。
ただ後で落ち着いて考えてみると、こんなにたくさんの乗船客…高齢の方たちが皆変圧器を持って乗船しているとは考えられない。よく探してみると、下のほうに一か所日本の形状のAタイプのコンセントがありました。なぁんだ、良かった。無いと書かれていたスリッパもコスタの文字が色違いで2足あり、洗面所も狭いなりに使いやすかったです。 -
一度写真を撮ることをあきらめたせいで、晴海ふ頭から出港した際の写真がありません。楽隊の演奏と皆さんのお見送りを受け、レインボーブリッジの下を通り、左にお台場を見ながら右に羽田に降りる飛行機を見つつ、歓迎の船上パーティー。ほんとにほんとに、一番素敵だったのにそれらの写真がありません泣
避難訓練の後、右手に富士山と思われる山がみえました -
東京湾を出て陸に沿って航行していますから、時間的にみて富士山だろうと思います。
2年前に日本海を航行した時はほとんど揺れなかったのですが、今回は東京湾からすでに揺れています。歩くと一寸よろっとするくらい。横になってしまえばほとんど気にならない程度です。
夕食の「ボッティチェッリ」レストランで隣のテーブルでご一緒になったご夫妻は「こんなのはたいしたことないですよ」と笑い飛ばしていました。昨年に、乗船したとのことなのですが、「台風が停滞していて済州に行くコースが釜山に変更になり、博多には行けず、そのまま日本海を北上して津軽海峡を通って東京迄、どこもよらずにクルーズしたんです。尚且つ、波が高いという理由で東京湾には入れず、静まるまで東京湾の入口で揺れるまま待機していました。それを考えたらこんな揺れ、どうってことないですよ」と・・・・
はぁ~~~すごい!!! 「今回はリベンジです」と笑っていらっしゃいましたが、また乗船しようと思うことも、すごいと感心しました。 -
6月25日
朝食はブッフェにしました。
今日は神戸に着くのが午後4時の予定なので、朝食もゆっくりとれます。
朝食もレストランとブッフェ両方選べますが、ブッフェのほうが外が見られて開放的なのと自分で選べるので、朝はブッフェで食べることが多かったです。日本料理っぽいものはありますが、期待してはいけません。後日のスタッフ紹介の時、アジア料理の料理長は韓国人でしたので、韓国料理は少しましでした。 -
デッキでゆっくり読書などして過ごします。
プールは小さいですが、泳いでいる方もいました。私たちは小さい子が身近にいないので、あえて夏休みなどの時期を外して大人の多いだろう時期を選択しました。夏休みになれば、ここも子供たちでにぎわうのでしょうね。 -
神戸到着です。
16時の到着予定でしたが、15時30分には外に出られました。
まずは行きたかった生田神社で旅の無事を祈願し、ご朱印をいただいてからループバスに乗りました -
元町でバスを降り、近くにあった森谷商店でコロッケを食べてみました。1個を半分づつに分けて。ごく普通のコロッケで、ある意味びっくりしました。何故有名? コロッケじゃないものを選べば良かった?
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中華街へ行きました。月曜日なのでお休みの店も多く、少々閑散としていました。横浜の中華街位かと想像していたので、あまりに小ぶりな中華街にびっくりしました。老祥記がお休みなので、その向かいにある曹家包子館で豚まんを購入し、イートインスペースで食べました。3個からの購入でしたので、1個余ってしまいました。
個人の好みですが神戸中華街、行かなくても良かったな・・・ -
外で何か食べよう、ステーキは多すぎるからお刺身なんかどう?…という私に、「こんなに暑いのに、お刺身なんて大丈夫?」という母。「?! 何?じゃあ貴女は夏の間中お寿司も食べないんかい!!!」と、心の中で毒づいて、じゃぁ帰ろうかとポートライナーで帰船しました。本当は何か食べながらビールでも飲みたかったのですが、仕方ないので三宮の駅のコンビニで缶サワーを買って、ポートライナーの中で慌てて飲み干しました。なんか普段よりも悲しいな・・・
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神戸港出港
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神戸港
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6月26日
この日は釜山に向けて、一日航海です。
午前中にピザづくりのショーがあり、「ピザ ナポリ」もこの日は昼もやっていたので、昼食はピザにしました。コスタの船の中で、唯一ピザ釜を持っているというのがネオロマンチカの売りです。 -
2人で1枚でお腹いっぱいなくらいの大きさです。
味は…普通かな?
窓際に置いてあるのが、買ったばかりの杖です。
1週間ほど前、ひざが痛くて歩けない、旅行行けるかしらと母から電話がありました。ひざ関節症だと思うので、病院に行って痛み止めを処置してもらうよう伝え、「1度使い始めたら、ずっと頼ってしまいそうだから使わない」と渋る母にネットで杖を購入して送ったところ、柄がいいわ~色も素敵ね~楽だわ~と、打って変った態度になりました。便利なものは拒否しないで使ったほうがいいよ。
少々揺れる船の中を歩くときは、とても頼りになりました。 -
今夜のエンターテイメントは、イタリア人歌手のファビオ・バレンティさんの歌
いい声・・素晴らしい歌の数々でした。 -
部屋へ戻ってシャワーを浴びてゆっくり寝る支度をしていたら、何やら廊下で放送がありました。関門海峡を通過すると言っているみたい(部屋には放送が入らないので聞こえにくいのです)…と、急いで着替えてデッキに向かいました。ちょうど関門橋の下を通過したところでした。
右に本州、左に九州を見ながら進みます。九州側のほうがずっと明かりが続いていました。関門海峡のところは揺れると放送されていましたが、思っていたほどは揺れず、むしろ釜山に近づいたところのほうが揺れました。こんな狭いところを大型船も通る難所ですよね。
この時かどうか忘れましたが、船長からの放送の時、揺れることが予想されるのでその時はスタビライザーを出します…ということでした。 -
6月27日釜山
天気悪いです。
以前に来たときは、コンビニも免税店もあり関釜フェリーも発着するターミナルに着いたのですが、今回はその横にある小さなターミナルでした。タクシーもいないし、バスもまだ動いていない。釜山駅まですぐ近くですと言われても、この雨の中歩けないです。どうにか釜山駅行の無料バスに乗りました。
釜山駅から見たコスタです。真正面で、直線なら本当に近い距離なのがわかります。 -
釜山駅から見た山側の市街
個人的には韓国、特に釜山…好きじゃないです。韓流が流行する以前はたまにソウルに韓国料理を食べに来たりしていましたが、例の像の一件などを騒ぎ出してからは本当に嫌です。ちょっと静まった感があった2年ほど前だったかに、近場ということで母を連れてソウルに来、ヴィクトリアで釜山に来ましたが、もう2度と来たくないと思っていました。 -
前回の残っていたウオンに、ATMで5000円分だけ引き出して現金しか使えないところに当てます。韓国コスメを購入するのが目的の釜山です。
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この方たちはコスタの専属です。
ネオロマンチカは中型船なので、ショーの場所も狭いし、エンターテイナーも少ないので、3~4日ごとに同じ方が登場します。でも、毎回内容が違うので飽きることはありません。このチームの男性ダンサーのうちの一人のダンスが、毎回素晴らしかった。
食事も好きな時に好きなように食べられて、毎晩ショーも見られて、あいだに様々なイベントもあり、ほんと、クルーズは夢の世界に近いわ~
もっともっと夜中までイベントは続くのですが、母と同じ行動なのでショーが終わったら部屋へ戻ります。 -
6月28日済州島
また雨です。しかも、かなり激しそう -
明日の日本入国の関係で、今日は全員下船後、2時間は船に戻れません。
どしゃ降りに加えて雷も鳴っていましたが、仕方ないので昨日15ドルで購入しておいた送迎バスに乗って中心街に行きます。1時間弱で中心街に着きましたが、どこへも歩けないほどのどしゃ降りで、ほうほうのていでロッテの免税店ビルに入りました。免税店でほしいものもなく、ロッテデパートを聞いても中国語で案内する人しかおらず、昼食も食べず、そのまま船に戻りました。後で聞くと、ロッテデパートはまったく違う場所にあるようです。昼食を取りにブッフェに行くと、初めて見た混みよう。皆さん済州では昼食も取れなかったようです。 -
夕食時のレストラン「ボッティチェリ」
今夜は船長主催のスタッフ紹介のパーティーでした。レストランでは、食事や、部屋を担当しているスタッフ達も出てきてくれました。 -
イタリアの船なので、イタリア人の上級スタッフが多いかと思いきや、多国籍でした。
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6月29日
大隅半島あたりでしょうか
ここら辺では晴れていましたが、鹿児島に着いたときは雨降りでした。
鹿児島の港から市街地へは、ちょっと大変だったです。タクシーしかないので行列ができており、市街地までは3000円ほどかかるとのことで、一番近い路面電車の駅から電車に乗り換えました。安いし楽しいけど、時間がかかるのが玉にきずでした。 -
マリンポート鹿児島の中の回転ずしで、昼食。東京ではあまり見かけないネタに母は大喜びしていました。おいおい、神戸で暑いときに生ものなんか大丈夫なの?…といっていたのは、何だよ!と、心の中で吐き出す。
美味しかったです。船の食事に飽きていたので、アーやっぱり日本人はこれよね…って、つくづく思いました。
タクシーと路面電車を乗り継いで天文館通りにやってきましたが、帰りはタクシーで楽ちんでした。でも、2600円もしたんだよね、往復タクシー使うのはちょっときついな・・・ -
桜島
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鹿児島出港
上から見るとしょぼっと見えますが、他の皆様も手を振ってくださり、船ごとにこんな素敵な見送りをしてくださるんだな…と、暖かな気持ちになりました。
数時間しかいられなかったけど、鹿児島、すごくいいところでした。
また来たいです。
でも、クルーズ船の港から市街地、離れ過ぎ~!
もう少し、交通の種類を増やしてほしいですね -
船から見た桜島
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鹿児島市街地方面
演奏が終わったら、サーっと岸壁から離れていく…のがスマートな出港ですが、なかなか動きださなくて、お互い間が持たない感じ。動き出したときは、ちょっとほっとしましたW -
この旅最後の夕日
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今夜はラテンダンス
動きが激しくて、素敵 -
6月30日博多
下船後母の荷物はSGムービングで家に送り、博多駅に来ました。荷物宅配は3000円でした。私のスーツケースは博多ではロッカーに預け、自分で持って帰ろうと思っていましたが、ロッカーの空きがなく、結局、駅構内にあるヤマト便で送りました。1500円でした。1500円なら送ってしまって正解でした -
お昼はしらすくじらで。
昼間からおおっぴらに飲んでいます。 -
九州は宝くじが当たる確率高いんだって…と、宝くじを買いたがっていた母が、空港の入口で宝くじ売り場を発見し持っていた杖を売り場の前にかけて…と、私のサンダルのつま先に激痛が走りました。杖が見事に倒れてきて指に直撃しました。足元で悶絶している私には気づかず、「宝くじ当たったら、あなたにも少しあげるわよ」という母。いやいや、私の足が当たっちゃったから、もう他は当たらないよ、お母さん・・・
東京への帰路はスカイマークで。船の後は飛行機にも乗れるのねと母は大喜びしていました。
高齢者との旅行は、思いもよらないことや歯がゆいことが多いですが、荷物を片付けたり運んだりすることがないクルーズは、本人にとっても同行者にとっても非常に楽に過ごせるものでした。
願わくば、飛鳥ツーなどに乗船できればよいのですが、貧乏性でケチな私は一生乗ることはないと思います。来年3月にダイヤモンドプリンセスに乗船する予定でいます。高齢者は、あまり先の予定が立たないのですが、3月までは多分生きていると思いますので。
意外に安い日本航海の外国船、おすすめです。
料金は船室のランクによって違うし、飲み物のパッケージの有無もあるので、同じ航海でも料金はまったく違いますが、今回の私たちは、基本料金+港湾税で一人
¥74800。最後に請求になるチップと飲み物と別料金のレストラン、帰路の航空券、羽田からのリムジン等々で一人10万円弱といったところでした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- salsaladyさん 2019/02/04 14:18:13
- なかなか厳しい親孝行クルーズ!?
- ☆毒舌親子?かと思うほどズバズバとポイントを附くところが似ているな(it's me,too)
☆日本発のクルーズが始まってシニアーには便利だろうなと思いつつ、右も左も日本人ばかりじゃいまいち~と感じそうで遠慮しています。(海外ならサルサを思い切り踊れるので~)でもある意味気楽で脳天気になれそうじゃん?
☆韓国嫌いなのに済州や釜山(確かにbusanと書いてあった、以前添乗員が必ずブサンと訂正してくれて、嫌な気がしたわけ)まで寄航するのはうんざりかもね~
☆近距離クルーズの功罪をしかと発信する心意気は立派です。~see you~
- mahaさん からの返信 2019/02/04 23:12:52
- RE: なかなか厳しい親孝行クルーズ!?
- salsaladyさま
日本発のクルーズ、右も左も日本人ばかりじゃいまいち…というのは、まったくもってごもっとも!
日本発しか乗船していないと何も感じないと思うのですが、salsaladyさまの旅行記を拝見しただけでも、楽しもうの精神のスタート地点からして違う(笑)
いいじゃない、非日常なんだから、人に迷惑をかけない範囲なら思う存分楽しく行こうよ…が、今の高齢者には通じません。
あきらめました。
私たち世代が高齢になったときには、アメリカ人だろうが、アフリカ人だろうが、アジア人だろうがまったく意識せず、楽しくはっちゃけて過ごせるようになっていたいな・・・
進化には時間がかかりますね
maha
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