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空港で両替を済ませたら、CASA民宿のあるハバナの旧市街(世界遺産)まで行く方法は二つ。キューバ人の一般的な方法は空港から約3キロ歩いてバス停まで行き、そこからバスで1時間かけて街まで。10円ほどで行けるらしい。旅行者はたいていタクシーを利用する。乗合タクシーだと安くなるみたいだけど、私たちは普通に黄色いライセンスタクシーを2人で利用。20 CUC、2000円、そして20分。後で民宿のおばちゃんに聞くとそれはとてもいい値段らしい。メーターはついていないので、値段は常に交渉する。ちなみに、帰りは民宿で車を頼んだら、素敵な1955年のシェビーに乗った、清潔な若いお兄ちゃんで感動した。あまりに早朝すぎてこんな写真しかないのが残念。<br /><br />旧市街を見て回るのに街のいたる所で「タクシー?」「タクシー!」と声を掛けられる。このタクシーは人力タクシー。おじちゃんが自転車を漕いで、最大3人まで人を乗せる。旧市街全体も33℃の炎天下でさえなければ余裕で歩いて観光できるほどの大きさなので、この人力タクシーはかなり重宝した。値段はだいたい5CUC、500円。キューバ人もこの人力タクシーは利用しているので、絶対に価格は観光客用だと分かっているけれど、私たちは紛れもなく観光客。文句はない。炎天下の坂道を汗だくだく、はぁはぁ言いながら、重たいおばちゃんを2人も乗せて走るのだから。<br />人力タクシーのお兄ちゃんの話では早朝5時頃から深夜2時頃まで走っているらしい。私たちが一番遅く乗ったのは、夜10時に、かの有名なBuena Vista Social Dance Clubに行って、帰りも同じお兄ちゃんに待っていてもらい、11時半に店を出た時。そう。キューバは想像とは裏腹に、めちゃくちゃ治安がいいのだ。<br /><br />ハバナから長距離バスを予約してもう一つの世界遺産の街、トリニダードまで6時間。帰りは隣町のシエンフエゴスにも立ち寄った。冷房のガンガン効いた駅長室で、チケット交換が終わって用事はないのに、図々しくもソファに座り込み、たまたま付いていたテレビ「日本VSベルギー」のサッカーを声を張り上げて応援した、おばちゃん2人を暖かく最後まで見守った駅長さん(バスでも言うのか?)に感謝。。。ではなく、ここで書くべきことは外国人用バスとキューバ人用バスの違い。<br /><br />ハバナ~トリニダードまでは25CUC (2500円)。外国人用長距離バスは座席の数だけチケットを販売。番号が付いているので指定席と思いきや、早い者勝ちの自由席。私たちは10分前集合の日本人なので、早々に座席を確保でき問題なし。バスはエアコン付きで快適だけど、中国製であちこち壊れていて、スコールが降ると雨漏りもしちゃうから注意が必要。座席間隔が日本の観光バスより狭いし、前の人がリクライニングをいっぱいまで倒してくると、自分の顔と座席の間が2センチしかない状態になる。隣の席のスコットランド人のお姉ちゃんは前のおっさんとマジ切れ喧嘩をしてた。結局おっさんの粘り勝ちでお姉ちゃんが席を移動したけどー。<br /><br />さて、キューバ人用のバス。ロシア製。待合室からバスターミナルへ続く閉まったままのドアの前にへばりつくように人が群がっている。きちんと並ぶというルールはないらしい。時間が経つにつれて団子のようにどんどん群れが広がっていく。バスが来た。え?輸送用トラック?人間を運ぶ用か?と思われるトラックが到着。駅員がでかい声を張り上げて「順番だからなー。番号呼ぶからなー。」と言っている。どうやらチケットを購入した順に番号札が渡され、順番に乗るらしい。なのに、押し合いへし合いしているのはなぜ・・・?駅員さんが番号を呼んで、客が番号札を駅員さんに渡した瞬間!バスまでの距離約100メートルを猛ダッシュで駆け抜ける。老若男女、全員が走っている。座席を確保して窓を開けるまでの1分間を結構楽しんでいるように見えた。値段は不明だけど、座席がなくなっても、これでもか、これでもか、っていうくらいぎゅうぎゅう詰めになるまで人を入れていた。エアコンはない。みんな何処まで乗っていくのかしらん。<br /><br />最後にこの旅一番お世話になったCOCO(ココ)。運転手はマイケル。彼を気に入ったので二日間お願いした。1日目は交渉して、新市街を写真撮って廻り、旧市街のラム酒工場に戻って来て2時間で20CUC、2000円。猛暑のキューバを風を切って走るので気持ちがいい。マイケルは要所要所で車を止めて歴史を説明してくれたり、新進デザイナーの野外美術館やジョンレノン公園など、私たちがお願いしていない、新しい観光スポットも紹介してくれた。期待していなかったガイドまでしてくれ、時間も延長だったので、30CUCを渡した。<br /><br />2日目は旧市街の歩いて廻り切れなかった場所をぐるりとめぐり、簡単な歴史説明を入れて、私たちのキューバ旅行をより濃いものにしてくれた。特に印象的だったのは、スペイン大使館前の長蛇の列を指し、キューバからスペインに移住したい人が今日も並んでいる。。。というシーンと、キューバの鉄道は全ラテン国で一番先に開通して、なんと植民していたスペインよりも早かった1805年とマイケルは言ったけど、後で調べたら実際開通したのは1837年ともう少し後みたいだが。(イギリスの技術だったので、スペインが鉄道を開通させたより早かったのは間違いない)。キューバは日本の本州とおなじくらいの長さがあり、一番長い中央本線は835km。端から端までのると16時間だそうだ。ちなみに日本で一番長い鉄道は山陰本線らしく677km。青春18きっぷで各駅停車15時間15分だって。まあ新幹線が走ってる日本とは比べ物にならないんだけど。<br />

Cuba (公共交通機関編)

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2018/06/29 - 2018/07/03

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RainbowMiller

RainbowMillerさん

空港で両替を済ませたら、CASA民宿のあるハバナの旧市街(世界遺産)まで行く方法は二つ。キューバ人の一般的な方法は空港から約3キロ歩いてバス停まで行き、そこからバスで1時間かけて街まで。10円ほどで行けるらしい。旅行者はたいていタクシーを利用する。乗合タクシーだと安くなるみたいだけど、私たちは普通に黄色いライセンスタクシーを2人で利用。20 CUC、2000円、そして20分。後で民宿のおばちゃんに聞くとそれはとてもいい値段らしい。メーターはついていないので、値段は常に交渉する。ちなみに、帰りは民宿で車を頼んだら、素敵な1955年のシェビーに乗った、清潔な若いお兄ちゃんで感動した。あまりに早朝すぎてこんな写真しかないのが残念。

旧市街を見て回るのに街のいたる所で「タクシー?」「タクシー!」と声を掛けられる。このタクシーは人力タクシー。おじちゃんが自転車を漕いで、最大3人まで人を乗せる。旧市街全体も33℃の炎天下でさえなければ余裕で歩いて観光できるほどの大きさなので、この人力タクシーはかなり重宝した。値段はだいたい5CUC、500円。キューバ人もこの人力タクシーは利用しているので、絶対に価格は観光客用だと分かっているけれど、私たちは紛れもなく観光客。文句はない。炎天下の坂道を汗だくだく、はぁはぁ言いながら、重たいおばちゃんを2人も乗せて走るのだから。
人力タクシーのお兄ちゃんの話では早朝5時頃から深夜2時頃まで走っているらしい。私たちが一番遅く乗ったのは、夜10時に、かの有名なBuena Vista Social Dance Clubに行って、帰りも同じお兄ちゃんに待っていてもらい、11時半に店を出た時。そう。キューバは想像とは裏腹に、めちゃくちゃ治安がいいのだ。

ハバナから長距離バスを予約してもう一つの世界遺産の街、トリニダードまで6時間。帰りは隣町のシエンフエゴスにも立ち寄った。冷房のガンガン効いた駅長室で、チケット交換が終わって用事はないのに、図々しくもソファに座り込み、たまたま付いていたテレビ「日本VSベルギー」のサッカーを声を張り上げて応援した、おばちゃん2人を暖かく最後まで見守った駅長さん(バスでも言うのか?)に感謝。。。ではなく、ここで書くべきことは外国人用バスとキューバ人用バスの違い。

ハバナ~トリニダードまでは25CUC (2500円)。外国人用長距離バスは座席の数だけチケットを販売。番号が付いているので指定席と思いきや、早い者勝ちの自由席。私たちは10分前集合の日本人なので、早々に座席を確保でき問題なし。バスはエアコン付きで快適だけど、中国製であちこち壊れていて、スコールが降ると雨漏りもしちゃうから注意が必要。座席間隔が日本の観光バスより狭いし、前の人がリクライニングをいっぱいまで倒してくると、自分の顔と座席の間が2センチしかない状態になる。隣の席のスコットランド人のお姉ちゃんは前のおっさんとマジ切れ喧嘩をしてた。結局おっさんの粘り勝ちでお姉ちゃんが席を移動したけどー。

さて、キューバ人用のバス。ロシア製。待合室からバスターミナルへ続く閉まったままのドアの前にへばりつくように人が群がっている。きちんと並ぶというルールはないらしい。時間が経つにつれて団子のようにどんどん群れが広がっていく。バスが来た。え?輸送用トラック?人間を運ぶ用か?と思われるトラックが到着。駅員がでかい声を張り上げて「順番だからなー。番号呼ぶからなー。」と言っている。どうやらチケットを購入した順に番号札が渡され、順番に乗るらしい。なのに、押し合いへし合いしているのはなぜ・・・?駅員さんが番号を呼んで、客が番号札を駅員さんに渡した瞬間!バスまでの距離約100メートルを猛ダッシュで駆け抜ける。老若男女、全員が走っている。座席を確保して窓を開けるまでの1分間を結構楽しんでいるように見えた。値段は不明だけど、座席がなくなっても、これでもか、これでもか、っていうくらいぎゅうぎゅう詰めになるまで人を入れていた。エアコンはない。みんな何処まで乗っていくのかしらん。

最後にこの旅一番お世話になったCOCO(ココ)。運転手はマイケル。彼を気に入ったので二日間お願いした。1日目は交渉して、新市街を写真撮って廻り、旧市街のラム酒工場に戻って来て2時間で20CUC、2000円。猛暑のキューバを風を切って走るので気持ちがいい。マイケルは要所要所で車を止めて歴史を説明してくれたり、新進デザイナーの野外美術館やジョンレノン公園など、私たちがお願いしていない、新しい観光スポットも紹介してくれた。期待していなかったガイドまでしてくれ、時間も延長だったので、30CUCを渡した。

2日目は旧市街の歩いて廻り切れなかった場所をぐるりとめぐり、簡単な歴史説明を入れて、私たちのキューバ旅行をより濃いものにしてくれた。特に印象的だったのは、スペイン大使館前の長蛇の列を指し、キューバからスペインに移住したい人が今日も並んでいる。。。というシーンと、キューバの鉄道は全ラテン国で一番先に開通して、なんと植民していたスペインよりも早かった1805年とマイケルは言ったけど、後で調べたら実際開通したのは1837年ともう少し後みたいだが。(イギリスの技術だったので、スペインが鉄道を開通させたより早かったのは間違いない)。キューバは日本の本州とおなじくらいの長さがあり、一番長い中央本線は835km。端から端までのると16時間だそうだ。ちなみに日本で一番長い鉄道は山陰本線らしく677km。青春18きっぷで各駅停車15時間15分だって。まあ新幹線が走ってる日本とは比べ物にならないんだけど。

同行者
友人
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
高速・路線バス タクシー 徒歩 バイク
旅行の手配内容
個別手配
  • 旧市街の人力タクシー

    旧市街の人力タクシー

  • COCOタクシー

    COCOタクシー

  • キューバ人用バス。こういうのじゃない四角いバスもあるけれど、ぎゅうぎゅうづめでエアコンなしは間違いない。

    キューバ人用バス。こういうのじゃない四角いバスもあるけれど、ぎゅうぎゅうづめでエアコンなしは間違いない。

  • 外国人用 メイドイン中国

    外国人用 メイドイン中国

  • クラシックカー1

    クラシックカー1

  • クラシックカー2

    クラシックカー2

  • ブエナビスタカレークラブ。音楽もインド料理も店員さんも好きでした。

    ブエナビスタカレークラブ。音楽もインド料理も店員さんも好きでした。

  • どの博物館にもチェ、カストロ、シエンフエゴスの3人は必ずいます。

    どの博物館にもチェ、カストロ、シエンフエゴスの3人は必ずいます。

  • シエンフエゴスの湾内

    シエンフエゴスの湾内

  • クラシックカー3

    クラシックカー3

  • ハバナの旧市街には壁画がたくさん

    ハバナの旧市街には壁画がたくさん

  • トリニーダのレストランからの眺め

    トリニーダのレストランからの眺め

  • ヘミングウェイゆかりのバーフロリディータ

    ヘミングウェイゆかりのバーフロリディータ

  • ハバナ旧市街

    ハバナ旧市街

  • ハバナ旧市街

    ハバナ旧市街

  • トリニーダの街並み

    トリニーダの街並み

  • ブエナビスタソシアルダンスクラブ<br />おしゃれだけど、店員さんはイマイチ<br />カレークラブの方が好き

    ブエナビスタソシアルダンスクラブ
    おしゃれだけど、店員さんはイマイチ
    カレークラブの方が好き

  • 200円のアイスクリーム。2人でもでかすぎた。

    200円のアイスクリーム。2人でもでかすぎた。

  • 駅近室で、まさかのベルギー戦!

    駅近室で、まさかのベルギー戦!

  • 乗り物と言えば馬車もありました。

    乗り物と言えば馬車もありました。

  • 旧市街の街並みとcoco タクシー

    旧市街の街並みとcoco タクシー

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