2018/07/07 - 2018/07/08
291位(同エリア1721件中)
goemonpさん
- goemonpさんTOP
- 旅行記194冊
- クチコミ680件
- Q&A回答6件
- 300,513アクセス
- フォロワー31人
東京都と一口に言っても結構広いので、八丈島のような離島や雲取山のような高峰など意外な秘境があって驚くことも多いのですが、日原鍾乳洞もその一つかもしれません。
新宿から快速電車で2時間半。ちょっと東京都とは思えない山深い地に古くから山岳信仰の場として知られてきた日原鍾乳洞はあります。今はすっかり観光地化しており、かつての山岳信仰を思わせるものはありませんが、それでもわざわざ訪れる価値のある見ごたえのある鍾乳洞でした。
山歩きで疲れた体を秩父の温泉宿で癒した後、二日目は長瀞や秩父の街を散策し、伝統ある祭りについて学んだり、御寺巡りを楽しんでまいりました。
後編は長瀞・秩父散歩です。
いつもの旅のお供、桜文鳥雛ぬいぐるみのゴエモンも一緒です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
湯の宿「和どう」の客室です。
リノベーション済の部屋をお願いしたので、ベッドの入った和モダンなお部屋になっています。調度なども新しくて気持ちがいいです。 -
椅子とテーブル。
夕食は部屋食で、こちらのテーブルで食事をすることになります。 -
一風呂浴びた後旅のもう一つのお楽しみ、宿の夕食。
こちら先付。食前酒はブルーベリーのお酒。味は梅酒を思わせるお味。 -
本日のお献立。
goemonp達が泊まった通常客室の場合、通常は宿の創作料理が供されますが、goemonp達は一人2千円ほど追加して露天風呂付客室に泊まった人向けの懐石料理にグレードアップしてもらいました。 -
秩父の地酒。
秩父錦 吟醸。なかなか美味。 -
茶碗蒸し、お造りにお魚料理。
日本酒にはぴったり。 -
強肴は牛のすき焼き。
下に茄子が敷いてあって、上にはじゃがいもの餡がかかっている。
これがなかなか美味でした。 -
酒が止まらぬgoemonpは同じく秩父の地酒武甲正宗純米大吟醸を注文。
どちらも美味しいけどこちらの方がすっきりした飲み口でgoemonp好みかな。 -
まだ飲むかの赤ワイン。
秩父ではワインも作っているのでした。味見程度のつもりでしたが、結構飲める味でした。秩父あなどれず。 -
〆のご飯。
なぜか山形の「だし」が。
なかなか美味しかったので、今度家でも作ってみようかしら。 -
翌日の朝食。
飯の友がずらりと並ぶ旅館の朝食はついつい飯を食べすぎます。
今日も朝から三杯飯。 -
サイドメニューには秩父一押しB級グルメ「みそポテト」も。
美味しいけど朝から量を食べられるものではないよね。ビールのつまみにはよさそうだけど。
和どうさん食事もお風呂も良かったし、なかなかいい宿でした。
また機会があったらお世話になりたいな。 -
宿を出て本日の最初の観光地は定番の長瀞から。
-
これまた定番、長瀞にきたらやっぱりライン下りでしょ。
-
送迎バスで船着き場に到着。
-
救命胴衣の着用は必須です。
何があるかはわからないからね。 -
いざ漕ぎ出さん大海原へ。
ゴエモン「ここは川だ。」 -
ラフティングに参加する人たちでしょうか。
結構な人たちが集まっていました。 -
鉄道橋を過ぎるあたりから流れは徐々に急になっていきます。
急流では船の舷側に垂れ下がっているビニールを客が自ら上にあげて水濡れ防御。
幸い今日はそれほど水量もなく、大きな水しぶきは上がりませんでした。 -
こちらは亀に似ているから「亀岩」とか。
-
この辺がコース全体で一番流れが急な「小滝の瀬」。
そこそこスピードも出るので、スリルがあります。 -
特に進行方向左側の人は水しぶきに注意。
-
小滝の瀬を抜け、静かな水面に出てきました。
このように流れているか流れていないかわからないような静かな水面を「瀞」と呼び、このような水面が長く続いているから「長瀞」と呼ぶのだそうです。 -
世界にも珍しいという一枚岩の岩場「石畳」。
水面から眺めるさまと、上から眺めるさまではまた違った趣があります。 -
ほどなく船は船着き場へ。
せっかくなのでさきほどの岩畳の上をしばし散策してみましょう。 -
先ほど船で通ってきた水面を眺めながら散策できますが、何しろ岩なのでごつごつしていて歩きにくい上に滑りやすいところもあるので注意が必要です。
-
ラフティング楽しそうだな。
-
岩畳を抜け、道はいつしか林の中へ。
-
なんと「ミツバチ注意」の張り紙が。
びびりのgoemonp達は直ちにう回路に直行します。 -
埼玉県立自然博物館で一休み。
子供たちで一杯でした。 -
館内には巨大なサメがお出迎え。
といってもこれははるか古代のサメでメガロドンというそうです。
全長は最大で20メートルほどにもなり、まさに史上最大のサメだそうです。
今は山の中の印象のある秩父は、なんと千万年前ほど前には、海の底だったのでした。 -
もう少し時代が近代によってくると、なんと秩父にはゾウがいたのでした。そのほかにも珍しい動物の剥製やら骨格標本やらがいろいろ。
こんなびっくり自然史が学べる施設なのでした。 -
自然博物館から次の目的地に向かう道すがら、面白い植物を発見。
野菜の一種だと思いますが、見てくれはなんだかサボテンみたい。
ゴエモン「青菜の代わりにちょうどよさそうだな。」 -
15分ほど歩いて新井家住宅にたどり着きました。
こちらは秩父の昔の暮らしを知る上で貴重な、国の重要文化財となっています。 -
嫁はボロ家とかいっていましたが、
新井家は代々この地方の名主を務める養蚕農家でした。
当時の農家の姿が良く保存されている点で、貴重な文化財です。
ゴエモン「goemonpの家より断然広いじゃないか。」 -
邸内にはかつての農家で使われていた用具や機織り機などが展示されています。
ゴエモン「昔話によれば鶴は機織りができたそうだから、文鳥にも織れるかも。」
いや無理だろう。 -
お昼時になったので、駅前のそば屋「たじま」さんでそばを食べることにしました。
人気店なのか結構人で一杯でした。 -
天ざるを頼んだのですが、この天ぷらの盛りのよさを見て人気の一端を理解したように思いました。これで普通盛り。
量が多いだけでなく、パプリカやズッキーニなどの西洋野菜、タラの芽などの山菜など少し変わった野菜も使われています。天ぷらだけでお腹いっぱいになり食べきれないほどでした。
この上に特盛というのがあるそうですが、それはどれほどの量なのでしょう。覚悟して注文するべきかもしれません。 -
秩父に戻り、町をぶらぶら散歩。
こちらは目に効くという慈眼寺というお寺。
たまたまこの日は縁日で、屋台などがたくさん出ており、結構な人出で名物の目に効く飴やお茶が飛ぶように売れていました。 -
秩父神社。
欄干の彫り物が見事です。
ちなみにおみくじは夫婦ともに「大吉」でした。
当たるといいな。 -
こちらは秩父神社側面にある名工左甚五郎の手による「つなぎの龍」
さすがは由緒ある神社ですね。 -
次は秩父神社のすぐそばにある秩父まつり会館を訪ねました。
-
館内ではプロジェクションマッピングによる秩父まつりの解説が行われており、なかなか幻想的な光景が繰り広げられていました。
-
さながら秩父まつりに参加しているような臨場感が味わえます。
-
年に一度の夜祭の他にも、一年を通じてさまざまな祭りが秩父では行われているそうで、隣の3Dシアターでの映像も合わせてみると、秩父のお祭りに詳しくなること請け合いです。
いつか機会があったら本物の夜祭にも参加してみたいものです。 -
まつり会館を出たgoemonp達は、さらに羊山公園や他のお寺なども回ろうと思っていたのですが、昨日から歩き詰めだったこともあり、日ごろから運動不足の妻の足がついに悲鳴を上げ、やむなく喫茶店で休んで引きあげることに。
こちら今回訪問した「千茶古」さん。なかなか雰囲気のよい喫茶店でした。 -
コーヒーも美味しかったです。
-
帰りは西武秩父から池袋まで特急レッドアローでたったの一時間半弱。
行きの苦労は何だったのでしょう。
今回秩父は半分くらいしか回れなかったけれど、こんなに近くて遊べる場所もいろいろある観光地に30年以上も足を踏み入れていなかったとは不覚でした。
今回いけなかったところを中心に、また近いうちに再訪してみたいものです。
ゴエモン「また旅の〆はビールかい。」
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
48